DTMを始めたいけどまずはどれから始めたらいいの・・・とりあえずは本で勉強しよう!こう思っていませんか?
DTMの雑誌と言えばサンレコことサウンド&レコーディングですが、初心者の方が見ても専門知識が多すぎて理解しにくいと思います。
DTMに関する参考書においても、ある程度の基礎知識がないと難しいものが多く、また一つの本でDTMに必要な基礎知識を全て得ることは難しいです。
そこで私からオススメするのは「ミュージッククリエイターハンドブック MIDI検定公式ガイド」です。
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この記事では、なぜこの本がDTM初心者にオススメなのかを解説します。
教本などを参考にすることもできますが、作曲ソフトDAWを開発するAbletonというメーカーから以下の基礎知識が学べるウェブサイトが公開されています。
スマホやパソコンを使ってタップやクリック、ドラック&ドロップなどで操作して作曲やシンセサイザーを学ぶことができます。有名曲やジャンルによる特徴など、参考例を多数掲載していますので、分かりやすくためになります。
1. ミュージッククリエイターハンドブック MIDI検定公式ガイドの概要
出版社 | ヤマハミュージックメディア |
価格 | ¥3456 |
ページ数 | 272 |
目次 | CHAPTER1 現代の音楽制作を知る
CHAPTER2 音楽制作ツールとセッティング CHAPTER3 MIDI規格について CHAPTER4 音響学と電子楽器 CHAPTER5 オーディオ機材とツール CHAPTER6 音楽理論とMIDIによる表現方法 CHAPTER7 音楽メディアと著作権 |
発売日 | 2012年2月26日 |
2. 初心者にオススメ3つの理由!
理由1. 音楽(ポピュラー音楽)における知識を広く網羅している
MIDI検定公式ガイドなのでMIDIに関する記述は多いですが、音楽理論や音響学、PCに関する知識まで網羅しております。
一通りの基礎知識を身につけることが可能だと思います。
※MIDI検定とは・・・
4級から1級まである音楽の資格。
主にMIDI(電子楽器やPCのメーカーや機種に関わらず音楽の演奏情報を効率良く伝達するための統一規格)を中心とした問題が出題される。2級2次、1級は実技あり。
理由2. 資格がとれる
※MID検定HP引用
MIDI検定公式ガイドですのでこの本を丸暗記すればMIDI検定3級、MIDI検定2級一次はほぼ通ります。あとはMIDI検定HPの過去問を解いていれば完璧です。
私もこの本と過去問でMIDI検定3級98点、MIDI検定2級一次99点取ることができました。
理由3. 教科書として長く使える
ド忘れした時や、もう一度意味を調べたい時にも大変便利です。
INDEX(索引)がありローマ字順、あいうえお順で用語がまとめられています。
説明の仕方もうまく、今でもたまに開くことがあります。
3. この本の注意点!2つ!
私としては、ぜひオススメしたい一冊なのですが、事前に知っておく注意点も2つあります。
注意点1. 広く浅い
MIDIにおいては深い知識を得ることが可能ですが、他の分野に関してはこの本だけでは深く知ることができない場合もあります。あくまで基礎知識が手に入る本です。
注意点2. 高い
Amazonで3456円と少し高いです。
ただしDTM初心者にとっては払うだけの価値はあると思います。一方で、ある程度知識がある人は知っている箇所が多々あるかもしれません。
まずは、見本をみてみることをオススメします。
4. その他DTM関連の本を買うときに気をつけるべき点
中には、「ミュージッククリエイターハンドブック MIDI検定公式ガイド」以外の本も参考にしたい!という人もいるでしょう!しかし、注意すべき点もあります。
DTM関連の本で一番気をつけるべき点はパラメータなどセッティングに関する記述です。同じ環境、同じ好み、同じ音の重なり方でない限り、エフェクトの設定基準はある程度しか存在しません。
少し難しく思うかもしれませんね。
例えばピアノにはこういうエフェクトをしましょうという記述があるとします。
同じようにしても実際には使っているピアノ音源やエフェクト、重なっている他の音によってこのパラメータは変わってきます。
本や雑誌で取り上げられたエフェクトをそのまま真似するべきとは限らないのです。
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まとめ
「ミュージッククリエイターハンドブック MIDI検定公式ガイド」は、DTMの勉強もでき、資格も取れる一石二鳥の本です。
まだDTMを始めたばかりの方はこれを読んで勉強することで、1~3年DTMをいじっているだけの方より知識がつくと思います。
成長スピードも早いことでしょう!
基礎を学ぶにはぴったりの本ですので初心者の方は是非手にとってみましょう。
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