DTM初心者にオススメの本として「ミュージッククリエイターハンドブック MIDI検定公式ガイド」をあげました。

しかし、これ以外にもまだ本が欲しいという方もいらっしゃると思います。
ここではミュージッククリエイターハンドブック以外にも本を買って勉強したい方に初心者が買うべきではない本の特徴をまとめています。
是非参考にしてください。
1. オススメしない本の特徴3点!
どのような本はオススメしないのでしょうか?
それは下記の特徴がある本です!
- テクニックをたくさん紹介している本
- 派手な音、海苔音源(音圧がありすぎる音源)を推奨する本
- パラメータの説明をしている本
一つ一つ理由を紹介して行きます!
おすすめしない特徴1:テクニックをたくさん紹介している本
DTMで使えるテクニックを紹介している本をよく見かけますが、初心者がまず手を出すべきではないでしょう。
実際に読んでそのテクニックを試したりしたことがありますが、一度試せば満足して終わるパターンが多いです。それをするなら好きな曲を音作り含めカバーしたり分析したり、譜面を買ったりする方が身になります。
制作の裏側を覗きたいのであればGeniusなどのYouTubeチャンネルで海外アーティストの制作動画があがっています。これは見ていてかなり面白いです。こちらを見ながら真似てみるのも有効な方法でしょう。
Genius「The Making of」プレイリスト
おすすめしない特徴2:派手な音、海苔音源(音圧がありすぎる音源)を推奨する本
ジュエルセイバーFREE(http://www.jewel-s.jp/)
現在はストリーミング時代です。
こちらの記事でも紹介していますが、音圧の調整はとても重要です。

つまり、派手な音、海苔音源(音圧がありすぎる音源)を推奨する本は音圧、アレンジともに落ち着いてきているので時代にマッチしてないアレンジ、音作りになってしまう可能性があります。
※しかし、好みですので時代にマッチしていなくてもあなたにマッチしていれば買ってもよいでしょう。
おすすめしない特徴3:パラメータの説明をしている本
これは「ミュージッククリエイターハンドブック MIDI検定公式ガイド」の記事でも説明しましたが、パラメータを説明する本は注意が必要です。
同じ環境、同じ好みでない限り、エフェクトの設定基準はある程度しか存在しません。
例えば、ピアノにはこういうエフェクトをしましょうという記述があるとします。
しかしながら、実際には使っているピアノ音源やエフェクトによってこのパラメータは変わってきます。
大事なことは、本や雑誌で取り上げられたエフェクトをそのまま真似しないようにするということです。
真似して良いのは使用機材がほとんど一緒の場合のみです。
それ以外の場合は全く同じにするのではなくある程度の範囲で調整が必要だということをしっかり認識してください。
2. そもそも本は必要なのか?他にも有効な情報収拾のソースは?
そもそも本は必要なのでしょうか?現在では、サイトやSNSの方が良い情報を発信している場合があります。
無料で学べるLearningシリーズ
教本などを参考にすることもできますが、作曲ソフトDAWを開発するAbletonというメーカーから以下の基礎知識が学べるウェブサイトが公開されています。
スマホやパソコンを使ってタップやクリック、ドラック&ドロップなどで操作して作曲やシンセサイザーを学ぶことができます。有名曲やジャンルによる特徴など、参考例を多数掲載していますので、分かりやすくためになります。


SNSを活用しよう
本ももちろん大事ですが「自分で検索して情報を探すこと」「Twitter」「YouTube」も同じくらい大事です。
まずはググってDAWやプラグイン公式の説明書に必ず目を通しましょう。
パラメータを適当にいじるだけでは手に入らない情報が必ずあります。
Twitterは情報収集はもちろん、有名な方へ質問箱で直接質問することも可能です。
まとめ
へぇーっと思うようなことがたくさんある本は見ていてとても楽しいですが、いっときのもので忘れてしまう情報も多いです。
オススメしている「ミュージッククリエイターハンドブック MIDI検定公式ガイド」はそれに比べると教科書感があってつまらない本かもしれませんが、勉強にはなるのでオススメです。
そのほかの本を購入する際は、上記で取り上げてきた注意点をしっかり考慮した上で選ぶようにしましょう!
質問等ございましたら下部のコメント欄からどうぞ!