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音楽でいうサンプリングとは?サンプル音源の入手法から著作権問題まで徹底解説!

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音楽やDTMに触れていると耳にする言葉「サンプリング」。

サンプリングってぶっちゃけ何?どうやってやるの?こう思っているのでは?

サンプリングとは、音をデータとしてを取り込むこと全般を指していましたが、近年ではサンプリングと聞くと既存曲を再利用する音楽制作の手法とと捉えられることが一般的になりつつあります

この記事では、これからサンプリングを使って音楽制作に取り組みたいと考えている方が最低限知っておくべき情報をまとめました。

ぜひ参考にしてください。

1. 本来の意味でのサンプリングとは?

サンプリング PC 取り込む

本来サンプリングは音をデータとしてを取り込むこと全般を指しています

弊サイトでも記事にしたサンプリングレート(サンプリングする率、割合)がまさにそれを表していますが、音をデータ化したものつまり、DAWなどを利用してパソコンに取り込んだ時点で全てサンプリングということになります。

サンプリングレート 設定 音質サンプリングレート(サンプリング周波数)とは?音質の違いや確認方法!注意すべき設定についても解説!

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2. 現代の一般的なサンプリングの意味とは?

サンプリング 曲 取り込む

現在、サンプリングと言えば主にすでにできている音楽を再利用することを指します。

そして、このサンプリングという手法が徐々に音楽業界で当たり前の手法になってきています。特にアメリカのヒットチャートの多くを占めるヒップホップ、ラップシーンではサンプリングは当たり前のように全員が使う手法です。

DJやヒップホップのアーティストがレコードなどをコレクトする理由の一つもこのサンプリングにあります。

今回はそんなサンプリングについて深く掘り下げていきたいと思います。

3. サンプリングに欠かせない機材だった「サンプラー」とは?

サンプリング サンプラー

サンプラーとはパッドが並んだサンプリングができるハード機材のことです。

サンプリングしたものをパッドに割り当てて押すことでサンプリングした音を鳴らすことができます。またサンプリングする前からプリセットで音色があり、それらを利用することも可能です。

楽曲制作だけでなく、ライブはもちろん演劇やテレビ、ラジオなどの効果音をリアルタイムに合わせて音を出したい場合も利用できます。

しかし、DAWの普及によってDAW内にサンプリングすることが増えたためサンプラーのようなパッドはMIDIでDAW内の音を出すMIDIパッドが増え、ハード機材でサンプリングする必要がなくなってきました

※DAWに関してはこちらを参考にしてください。

DAW DTM 初心者 プロ アーティスト【2019年版】プロからみるDTM初心者のDAWの選び方! あのアーティストが使っているDAWはどれ?

現在ではNative InstrumentsのMACHINEシリーズなど基本DAWなどソフトウェアと連動するドラム、パーカッション等の音源かつMIDIコントローラーとしてのパッドが多いです。(MACHINEは録音できる機種、できない機種があります)

MPCシリーズで有名なAKAIも仕様を変えMACHINEと同じようにソフトウェアと連動や液晶画面をつけることによって一つで曲作りが完結するサンプラーを出しています。

またびっくりするほど小型で録音を自動で切り刻み、面白いエフェクトが多数あるTeenage Engineering PO-33 K.O!などサンプラーも様々な形に進化しています。

サンプリングはDAWで可能とはいえサンプラーならではの質感、音があり今なお人気のものもあります。ビンテージのE-MU SP 1200は現在でも中古で30万円前後します。

一般的なサンプラーの例

一般的なサンプラーで今なおテレビやラジオの裏方など様々な場面でよく見るものはRoland SP-404SXです。

4. 実際サンプリングはどれほど使われいるのか?ヒットチャートに溢れるサンプリングの真実!

feat.Bruno Marsの「Uptown Funk」でご存知の人もいるかもしれませんMark Ronsonによる「サンプリングが音楽を変えた」スピーチがTEDにて公開されています。

ここでは史上5番目に多く547回サンプリングされたというSlick Rick, Doug E. Freshのヒット曲「La Di Da Di」がどう進化していったかを例にあげています。

こちらはNintendoのゲーム音をサンプリングした楽曲をまとめられた動画です。楽曲はもちろん効果音や会話音、自然音など音が鳴れば全てサンプリングの素材となります。

大ヒットを記録したケンドリックラマー「DAMN.」のサンプリング元(元ネタ)を集めた動画です。

サンプリングと言えば古い音源から利用することが一般的ですが、楽曲「LOYALTY.」では2016年に発売したブルーノマーズ「24K Magic」からサンプリングするなどかなり新しい楽曲の再利用もされています。(動画1:20~)

このように現在、特にアメリカではサンプリングによる音楽制作は、当たり前のように使われる手法となっています。

検索することでサンプリング元がわかるWho Sampledというサイトもあります。Who Sampledはアプリも出しており音声認識や自分のApple Music、Spotifyライブラリからスキャンして調べることも可能です。

サンプリング Who Sampled

5. サンプル(サンプリング元)の入手方法

サンプリング 音源 パック

サンプリングという手法が使われるようになって新しいサービスが生まれました。

上記動画にあるケンドリックラマーの「FEEL.」(動画1:05~)から使われているサンプルは販売されているサンプルです。

サンプリングが手法として有名になるにつれ、サンプルをパックなどにまとめて販売するという業者やアーティストが出てきました

しかし、サンプルはパックで売られることが一般的でいらない素材も含めて高値で買わなければいけないという問題があります

そこで生まれたのが次に紹介する、サンプル音源のプラットフォームです。

6. 今後大注目のサンプル音源プラットフォーム!

サンプリング Splice Sounds サブスクリプション

サンプル音源のプラットフォームの代表例としてSplice Soundsが挙げられます。

Splice Soundsではサブスクリプション(月額制)で200万を超える膨大なサンプルから一つ一つ好きなサンプルを使用できるサービスです。また、クリエイターはサンプルを提供する側にもなることができSplice Soundsで稼ぐことも可能となります。

他にもNative InstrumentsのSounds.com(無料と有料あり)やストリーミング配信仲介、自動マスタリングサイトLANDRのLANDR Samples(無料)など次々にサンプルを提供するサイトが出てきています。

チャートの上位にくるような有名アーティストもこれらのサービスを利用しており、またサンプルを提供する側にもなっています。

Splice Splice Sounds Thumbnailサンプルの宝庫Splice Soundsをレビュー!使い方も解説!これぞサンプリングの新たな形!

7. サンプル音源を利用するってぶっちゃけどうなの?

楽器を演奏することを覚えてからDTMを始めた方はサンプリングという手法に違和感を覚える方もいると思います。

しかし、もしあなたの楽曲がサンプルを利用することによってより良い曲になるのであれば利用すべきだと思います。

また今後もどんどん増えてくるであろう手法なので一度は必ずトライしてみましょう。

サンプリングは楽するために利用しているように思いますが、サンプルの選び方、処理の仕方などやってみると意外と奥が深く個性を出すことも可能です。

8. サンプル音源の著作権について

サンプリング 著作権 著作隣接権

サンプリングと著作権に関する問題はもう何年も議論され、幾度となく裁判がおこなわれています。

もちろん他人の曲を許可なく利用することは著作権の侵害です。

演奏家が奏でた音や声は許可が必要で著作隣接権としての録音権により、演奏した音のサンプリングを禁止することができます。

もちろんアーティストの中にはサンプリングを一切許可していない方も存在します。

しかし、ドラムの音一つで著作権侵害で訴えられるのかと言われると答えはほぼNOとなってしまうでしょう。

サンプリングをされた側もサンプリングされたと気づくことが大変難しく、そこに対する問題点もあります。

重要なのは創作性のあるサンプルであるかどうかです。

サンプルに明らかな創作性がない限りはドラムの音一つで裁判沙汰になることはほぼないでしょうし、インディーズでかつ他の国の音源であればなおさらです。

しかし許可なく創作性のあるサンプルを使うことは著作権の侵害ですので、上記にあげたサンプル音源のプラットフォームを利用することをオススメします。

またアメリカにはサンプリングの許可をサンプリング・クリアランス・エージェンシーと呼ばれるスペシャリストが存在します。

詳しくはHIPHOP DNAさんの「サンプリングの許可を取るスペシャリストが語る。サンプル使用許可のフロー、許可を出さないアーティスト、エミネムやドレイクの例など」をご覧ください。

日本ではあまり考えられないですが、それほどアメリカの音楽業界においてサンプリングは中心となっている手法である表れでしょう。

サンプリング問題を題材にしたドキュメンタリー

「コピーライト・クリミナルズ〜音楽は誰のもの?」

まとめ

サンプリングについて解説しました。

サンプリングとは音をデータとしてを取り込むこと全般を指していましたが、現在では楽曲を再利用することを主に指します。

Splice Soundsなど画期的なプラットフォームが登場しているので、サンプリングを利用した音楽制作はより主流となっていくでしょう。

今後とも、サンプリングとうまく付き合いながら、あなたの音楽作成をアップデートしていってくださいね。

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