DTM初心者の方がまずはじめに買うソフトといえばDAW。
しかし、DAWは種類がいっぱいあるので、どれを買えば良いのかわかりませんよね。
基本的には使い勝手や仕様など細かくみて選んだ方が良いですが、私は単純に自分の好きなアーティストが使っているものを選べば良いと思っています。
というのも好きなアーティストの曲が作られているDAWですので、あなた好みの曲を作れる可能性があるからです。少なからず自分の好きなジャンルの人がたくさん使っているDAWであれば、大きな失敗はないでしょう。
そこで、各DAWを使うプロのアーティストを参考にそれぞれの特徴を紹介!
この記事を参考にあなたに合ったDAWを厳選しましょう。
1. DAWとは?
DAWはパソコンで音楽制作ができる作曲ソフトウェアを指します。
Digital Audio Workstationの略で読み方はそのまま「ダウ」もしくは「ディー・エー・ダブリュー」と呼ばれることが多いです。
初心者の方はDTMとDAW何が違うの?とお思いかもしれませんが、DTMはパソコンを使った音楽制作全体を指し、DAWは音楽制作をするソフトウェアを指します。
DAWには主に4つの機能があります。
音源機能
DAWには付属のたくさんの音源やエフェクトが付いてきます。ピアノ、ギター、シンセサイザー、ドラム、ベースなど付属のもので楽曲を作ることが可能です。
しかし、もっとクオリティの高い音源を作るに、別途で音源やエフェクトを買う方も多いです。それが作曲ソフトDAWの拡張機能VST、AU(Audio Unit)、AAXなどのプラグインです。プラグインには無料と有料のものがあり弊サイトでもおすすめを紹介しています。
無料プラグインでも質の良いものはありますが、さらに上級者を目指そうと思うなら有料の方が基本的には性能が高い場合が多いです。
オーディオ録音機能
録音する機能があります。
DAWに音を入力するためには、『楽器やマイク→オーディオインターフェイス→パソコン』とつなぐことでパソコン内部の作曲ソフトDAWに音を録音できます。

MIDIシーケンス機能
MIDIとはMusical Instrument Digital Interfaceの略で演奏情報を伝達するための世界共通の規格です。演奏情報を音ではなくデータで送ります。
例えば「1小節1拍目にドの音」という情報データ(MIDIデータ)を作るとします。そのデータをそのままシンセサイザーなどに送ると勝手に演奏してくれますし、そのデータにソフトウェアの音源を差し込むと差し込んだ音でドの音が鳴ります。
簡単に言うと「MIDIは読み込んで勝手に演奏してくれる楽譜」といったところでしょうか。MIDIのすごいところは弾くことが不可能な演奏もできることです。なぜなら演奏した情報を作るだけでなく、パソコンのマウスでデータを打ち込んだり修正したりすることが可能だからです。

ミキサー、エフェクト機能
録音したオーディオや音源を差し込んだMIDIそれぞれの音量などバランスやエフェクトを調整する機能です。バランスを整えるだけのようにみえますが、曲の良し悪しをかなり左右するところでもあり一番奥が深いところでもあると思います。
レコーディングを含めミックスをすることを仕事にしているエンジニア(レコーディングエンジニア)と呼ばれる方が専門にいるほど深い知識が必要なところです。

3. DAWの種類と選び方について
下記に主要な有料DAWを一覧にまとめました。※価格は税込(2023年1月更新)
Cubase一覧 |
Cubase Pro 12 ¥54,800 Cubase Pro 12 アカデミック版 ¥39,600 Cubase Artist 12 ¥35,200 Cubase Artist 12 アカデミック版 ¥19,800 Cubase Elements 12 ¥11,890 Cubase Elements 12 アカデミック版 ¥7,700 |
Studio One一覧 |
Studio One 6 Professional ¥52,800 Studio One 6 Professional アカデミック版 ¥26,950 Studio One 6 Artist ¥13,200 Studio One 6 Artist アカデミック版 ¥6,820 |
Logic | Logic Pro X (App Store) ¥31,800 |
Ableton Live一覧 |
Ableton Live 11 Suite ¥80,800 Ableton Live 11 Suite アカデミック版 ¥48,480 Ableton Live 11 Standard ¥48,800 Ableton Live 11 Standard アカデミック版 ¥29,280 Ableton Live 11 Intro ¥10,800 |
Pro Tools一覧 |
Pro Tools 永続ライセンス ¥75,040 Pro Tools 永続ライセンス アカデミック版 ¥36,290 Pro Tools サブスクリプション1年 ¥38,830 Pro Tools サブスクリプション1年 アカデミック版¥12,870 |
FL Studio一覧 |
FL Studio 20 All Plugins Edition ¥65,400 FL Studio 20 Signature Bundle ¥28,620 FL Studio 20 Producer Edition ¥18,320 FL Studio 20 Fruity Edition ¥14,080 |
MOTU Digital Performer一覧 |
MOTU Digital Performer 11 ¥79,200 MOTU Digital Performer 11 アカデミック版 ¥52,800 |
Reason一覧 |
Reason 12 ¥77,387 |
Bitwig Studio一覧 |
Bitwig Studio 4 ¥56,341 Bitwig Studio 16-Track ¥13,979 |
最上級バージョンでもっとも安いもの
- 通常版最安値:Logic Pro X(App Store) ¥31,800
- アカデミック版最安値:Studio One 6 Professional アカデミック版
¥26,950
全バージョンでもっとも安いもの
- 通常版最安値:Ableton Live 11 Intro ¥10,800
- アカデミック版最安値:Studio One 6 Artist アカデミック版 ¥6,820
アカデミック版とは?
教育機関等に所属する学生や教職員等の職員を対象として、格安の価格で提供されるパッケージのことです。
それでは主要なDAWを一つ一つご紹介していきます。
それぞれのDAWによって傾向があり、人気度も日本と海外ではまるで違います。
DAWは人気のものを選ぶより自分に合っているものを選ぶべきです。特に、自分の好きなアーティストの曲が作られているDAWであれば、あなた好みの曲を作れる可能性が高いと思います。なので、少なからず自分の好きなジャンルの人がたくさん使っているDAWであれば、大きな失敗はないでしょう。
※プロの方はDAWを複数持っていたり、最終的にはレコーディングスタジオで録音したりする場合もありますのであくまで本人がプライベートスタジオ等で使用しているものになります。もちろん自宅のDAWで完パケまで持っていくプロの方やそもそも自宅が商用レコーディングスタジオ顔負けのスタジオである場合もあります。
それでは、主要なDAWを下記の順でご紹介します。
<DAW一覧>
- 「Ableton Live」
- 「Logic」
- 「Cubase」
- 「FL Studio」
- 「Pro Tools」
- 「Studio One」
- 「MOTU Digital Performer」
- 「Reason」
- 「Bitwig Studio」
※DAWの名前をタップするとその説明に飛びます。
Ableton Live(現在のバージョンAbleton Live 11)
使用している主な日本人アーティスト
tofubeats、オリジナルラブ、川上洋平([ALEXANDROS])、SKY-HI、Seiho、TeddyLoid・Neetz(KANDYTOWN)、MONJOE(yahyel/DATS)、ものんくる 、80KIDZ、小森茂生
使用している主な海外アーティスト
Grimes、Flying Lotus、Mura Masa、Skrillex、Marshmello、Ludwig Goransson、Diplo、Deadmau5
「Ableton Live」の概要
ベルリンに本社をおき、1999年に設立され2001年に初代バージョンをリリース。AbletonはPushというハードウェアサンプラーも販売しておりPushとAbleton Liveをセットで購入することも可能です。
Ableton Liveの大きな特徴はセッションビューと呼ばれる機能で、その名の通りセッションのようにループされるクリップを操ることができます。これは特にDJなどに好まれる機能で使用しているアーティストもDJやトラックメイカーが多い傾向にあります。ただし、セッションビューとは別に一般的なDAWの仕様である左から右に時間軸、縦にトラック(音の種類)のアレンジメントビューも備えていますので不便な点はありません。
複数のパソコンやアプリなどとリンクすることが可能なAbleton Linkという機能も備わっているためユニットやグループで活動する場合は大変便利です。
iPhoneやiPadなどiOSで利用できるスケッチ用アプリNoteとクラウドAbleton Cloudを使ってデバイスや場所などの制限を取っ払った音楽制作も可能です。
無料で基礎知識が学べるLearning Music、Learning Synthsなど教育にも力を入れています。

バージョンによる主な違い・比較
バージョン | Intro | Standard | Suite |
オーディオ・MIDIトラック | 16 | 無制限 | 無制限 |
センド・リターントラック | 2 | 12 | 12 |
オーディオ入力 | 8 | 256 | 256 |
オーディオ出力 | 2 | 256 | 256 |
インストゥルメント | 4 | 6 | 17 |
音源・素材 | 1500+ | 1800+ | 5000+ |
ライブラリの容量 | 5+GB | 10+GB | 70+GB |
オーディオエフェクト | 21 | 37 | 60 |
MIDIエフェクト | 8 | 14 | 16 |
オーディオをMIDIに変換 | × | ◯ | ◯ |
Max for Live | × | × | ◯ |
※詳しい違いは公式の比較をご覧ください。
Suite版では、音源やエフェクトなどのデバイスから、UIまでも自作できるMax for Liveが利用できかなり自由度が高いです。逆に、Intro版は16トラックのみとかなり制限された仕様になっています。
Logic Pro
使用している主な日本人アーティスト
浅倉大介、冨田ラボ、Cornelius、Monkey Majik、Mabanua、Wonk、尾崎雄貴(ex Galileo Galilei)、AZUMA HITOMI、佐藤純一(fhana)、AA=、Deco27
使用している主な海外アーティスト
James Blake、Disclosure、Calvin Harris、David Guetta
「Logic」の概要
こちらはAppleの音楽制作ソフトになります。Macのアップデートでソフトに不備がでることがよくありますが、Logicの場合対応も早く便利です。使用しているアーティストの傾向は少しおしゃれな傾向があるもののバラバラです。ただし全員がMacユーザーであることは間違いないでしょう。
また、MacのパソコンにはGarageBandという無料のDAWがあり、ある程度慣れたあとLogicに移行できます。見た目もほぼ変わらず、またGarageBandのファイルをLogicで開くことも可能ですので大変便利で初心者にも優しいです。
Logic RemoteというiPhone、iPad用の無料iOSアプリもリリースしており、Mac上のLogic ProやGarageBandを部屋のどこからでも制御することができます。例えばボーカルブースなど別の部屋や閉ざされた場所で録音する際に大変便利です。
Steinberg Cubase(現在のバージョンCubase 12)
使用している主な日本人アーティスト
中田ヤスタカ、蔦谷好位置、神前暁、石野卓球、鈴木Daichi秀行、田中隼人、Supercell ryo、DE DE MOUSE、岡崎体育
使用している主な海外アーティスト
Zedd
「Cubase」の概要
Yamahaの子会社であるSteinbergが開発したDAW。説明は省きますが「VST」や「ASIO」などDAWの業界基準を作ったソフトです。おそらく日本で一番人気のDAWです。かなりのシェアを誇りますが、海外で使っている方はあまり見たことがありません。日本の大物プロデューサー、コンポーザーはCubaseが多いと思います。もちろん洋楽よりなこともできますが、邦楽のイメージが強いDAWです。
バージョンによる主な違い・比較
バージョン | Pro | Artist | Elements | AI | LE |
最大サンプリングレート | 192kHz | 192kHz | 192kHz | 192kHz | 96kHz |
MIDIトラック | 無制限 | 無制限 | 64 | 48 | 24 |
オーディオトラック | 無制限 | 無制限 | 48 | 32 | 16 |
VSTiトラック | 無制限 | 無制限 | 24 | 16 | 8 |
VSTインストゥルメント | 4 | 4 | 2 | 2 | 2 |
インストゥルメントサウンド数 | 3000以上 | 2600以上 | 1000以上 | 185以上 | 185以上 |
VSTオーディオエフェクト | 81 | 59 | 45 | 28 | 23 |
VST MIDIエフェクト | 18 | 18 | 0 | 0 | 0 |
最大入出力 | 256 | 32 | 24 | 16 | 8 |
センド・リターントラック | 8・64 | 8・64 | 8・8 | 4・4 | 4・4 |
VCAトラック | 256 | 0 | 0 | 0 | 0 |
※詳しい違いは公式の比較をご覧ください。
<セール情報>

Image-Line FL Studio(現在のバージョンFL Studio 20)
使用している主な日本人アーティスト
DJ Myosuke、Avec Avec
使用している主な海外アーティスト
TM88、Tank Gods、Martin Garrix、Afrojack、Avicii
「FL Studio」の概要
海外でかなりの人気を誇るDAWです。EDMやアメリカで流行っている「トラップ」と呼ばれるジャンルで使われているところをよくみます。リズムマシンのような仕様もあり、ヒップホップ、ラップなどとの相性が良いと思います。音楽知識ゼロでも直感的に使用することが可能です。
バージョンによる主な違い・比較
バージョン | Fruity | Producer | Signature | All Plugins Edition |
オーディオエディット | 0 | 2 | 3 | 3 |
インストゥルメント&エフェクト | 84 | 91 | 99 | 111 |
オーディオレコーディング | × | ◯ | ◯ | ◯ |
※詳しい違いは公式の比較をご覧ください。
Image-Lineは、他のDAWでも使用可能なソフト音源やプラグインエフェクトも開発しており、All Plugins Editionではそれらのプラグインも同梱されています。FL Studioデモ版を無料で試すことも可能です。
Avid Pro Tools
使用している主な日本人アーティスト
小室哲哉、KREVA、北川悠仁(ゆず)、SUGIZO、金子ノブアキ、Ken Ishii、大橋トリオ、YANAGIMAN、STUTS、井上ヨシマサ、BENI
使用している主な海外アーティスト
Benny Sings
「Pro Tools」の概要
こちらはレコーディングスタジオならほぼどこでも導入されているDAWです。あなたの聴いている音楽特にバンドサウンドなどマイク録音が中心の音源はほとんどがこのPro Toolsで編集、ミックスされたものでしょう。ですのでエンジニアさんには必須のDAWになります。
クリエイターからしてもMIDIというよりオーディオ録音に特化しているイメージが強く、生演奏の録音、ミックスで使用されることが多く感じます。
業界標準のDAWでエンジニアさんとのやりとりにも大変便利ですので他のDAWを使用しているプロの方もPro Toolsを所持している場合が多々あります。
サブスクリプション(月額・年額払い)でも利用することができます。
バージョンによる主な違い・比較
バージョン | Intro | Artist | Studio | Ultimate |
オーディオトラック | 8 | 32 | 512 | 2048 |
インストゥルメントトラック | 8 | 32 | 512 | 512 |
MIDIトラック | 8 | 64 | 1024 | 1024 |
AUXトラック | 4 | 32 | 128 | 1024 |
VCAトラック | – | – | 128 | 128 |
マスタートラック | 1 | 1 | 64 | 512 |
付属プラグイン | Intro Bundle | Artist Bundle | Complete Plugin Bundle | Complete Plugin Bundle |
※詳しい違いは公式の比較をご覧ください。
高額で手が出しずらかったPro ToolsですがPro Tools Introというフリーバージョンがあります。また、Artist以上では、定番のピッチ補正ソフトCelemony「Melodyne 5 essential」やInner Circleという様々なソフト音源やプラグインエフェクトの無償特典をもらうことができます。
PreSonus Studio One(現在のバージョンStudio One 6)
使用している主な日本人アーティスト
砂原良徳、Chara、Ampm、浅田祐介、田辺恵二
「Studio One」の概要
最近日本でかなり人気が増しているPreSonusが開発するDAWです。開発者は元Cubaseの開発者。砂原良徳さんなども利用するこのDAWは音が良いという定評があります。
他のDAWを使っている場合もクロスグレードで安価に乗り換えることが可能です。評価の高い今キテルDAWです。
サブスクリプション(月額・年額払い)でも利用することができます。
バージョンによる主な違い・比較
バージョン | Professional | Artist | Prime |
トラック | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
統合されたMelodyne編集機能 | ◯ | 体験版 | × |
オーディオ録音/処理分解能 | 64bit | 32bit | 32bit |
インストゥルメント | 5 | 5 | 1 |
エフェクト | 約46 | 約35 | 約10 |
※詳しい違いは公式の比較をご覧ください。
Studio One Primeというフリーバージョンもあり、無料にも関わらず無制限でオーディオトラック、MIDIトラックなどを利用することができます。Prime以外では、Logic同様に無料のアプリStudio One Remote(iOS・Android・Windows対応)を利用でき、スマホやiPadなどで制御することができます。

Studio OneはSplice Pluginsにて月額払いでも利用可能です。Splice Pluginsに関する詳しい記事はこちらをご覧ください。Splice Pluginsは通常の月額払いと違い、支払いの義務はなくいつでも停止することが可能です。

MOTU Digital Performer(現在のバージョンMOTU Digital Performer 11)
使用している主な日本人アーティスト
TOWA TEI、権藤知彦、織田哲郎
「MOTU Digital Performer」の概要
2019年に4年ぶりの更新でMOTU Digital Performer 10になり、2021年に11となりました。Ableton Liveと同じようなセッションビューが搭載され、見た目はほぼAbleton Live。
しかし旧バージョンから素晴らしいアーティストの方々に愛用されております。当サイトでもご紹介しているINTENSITYを開発しているZynaptiqも携わっているとのこと。
Propellerhead Reason(現在のバージョンReason 12)
「Reason」の概要
海外でごく稀にユーザーがいる程度であまり聞かないソフトかもしれません。DAW内の音源やエフェクトに力を入れており、現在では他のDAWの拡張機能プラグインとして使うこともできます。サブスクリプション(月額・年額払い)でも利用することができます。
Bitwig Studio(現在のバージョンBitwig Studio 4)
「Bitwig Studio」の概要
使っている方はあまり見かけませんが、近年着実に勢力を伸ばし始めているDAWです。カラフルで扱いやすい見た目で、モジュレーターシステムなどモジュールを活用して細かくカスタマイズすることが可能です。
バージョンによる主な違い・比較
バージョン | Bitwig Studio 16-Track | Bitwig Studio |
オーディオ・インストゥルメントトラック | 16 | 無制限 |
エフェクトトラック | 2 | 無制限 |
グループトラック | 2 | 無制限 |
インストゥルメント | 11 | 13 |
エフェクト | 31 | 46 |
※詳しい違いは公式の比較をご覧ください。

4. 無料で利用できるフリーDAW
その他に、無料で利用できるDAWとして以下のような製品もあります。
Zenbeats
2019年9月にRolandから発売された新しいDAW。スマホやiPadでも使用できるアプリ内課金スタイルのDAWです。無料でも利用可能です。
<使い方など詳しい記事>

Soundtrap
Soundtrapは、Spotifyが開発するオンラインで共有しながら音楽制作、ポッドキャスト制作ができるDAWです。
どんなデバイスでも、どこにいても、録音、編集、コラボレーションができます。さらに、プロジェクトはすべてオンラインでクラウドに保存されます。
<使い方など詳しい記事>

Cakewalk by BandLab
元はSONARという有料のDAWでしたが無料になりました。ですので無料のDAWとしてはクオリティが高い製品です。
有料DAWの無料バージョンやトライアル
紹介した有料DAWでも
- GarageBand(Logic無料版)
- Pro Tools Intro(Pro Tools無料版)
- Studio One Prime(Studio One無料版)
- FL Studioデモ版(FL Studio無料版)
などがありますので最終的に有料のものを買うつもりであればこれらの無料版から使い方を覚え、有料版へ移行することをおすすめします。体験版(30日間)等を含めると紹介した全DAW無料で使えますので是非一度ダウンロードして試してみてはいかがでしょうか?
5. DAWに関する口コミ・評判を紹介!
DAWに関する口コミ・評判やプロの意見をまとめました。
音質でいえばStudio Oneが一番評価が高いですが、それぞれ個性があるので自分にあったものを見つけるべきですね。
CubaseとLiveは方向が違うDAWです笑 作りたい音楽に合わせた方が良いかと思います。求める音楽の方向とWindowsならCubaseを選んでおけば問題ないかと思います。 ドラムの雰囲気はドラム叩けるならパッドコントローラーとかあると楽しいかと思いますが、実際Drumの打ち込みはもっと繊細なものなので、MIDIキーボードが大事だと思います。
単純に打ち込みするならCubaseが使いやすくて ミックスするならProtoolsが使いやすいと思うのと DAWの足りない機能にストレスを感じる位なら適材適所でDAWを使い分けるのが良いと思っています。 RECでProtoolsを使うのはHDX環境でシステムを構築しているためです。 ドラム録りやバンド一発録りなど、レイテンシーや録音とモニターの音の差が無く 演奏や録音、ディレクションに集中出来ますから。 ミックスではハードウェアインサートも多用するので。
DAWソフトの音質比較まつりを開催中なんですが、今のところStudio Oneが優勝しています🏆
引用:Twitter
6. DAWの最新セール情報
DAWはブラックフライデーのみならずセールで安い場合があります。上記で紹介した有料DAWは、ほぼ全てセールで安くなる場合があります。
2022年のブラックフライデーでは以下のようなセールが開催されていました。
※()にてセール終了時期を掲載しています。
- 【数量限定】MOTU「Digital Performer」¥39,600
- (11/29)Reason Studios「Reason 12」¥15,286〜
- (11/30)Steinberg「Dorico」42ドル(約¥5,880)〜
- (11/30)Steinberg「Wavelab」50.57ドル(約¥7,079)〜
- (11/30)Ableton Live各種¥8,641〜
- (11/30)Image-Line「FL Studio 20 All Plugins Edition」¥58,300
- (12/1)PreSonus「Studio One 6」¥39,600
- (12/4)Arobas Music「Guitar Pro 8」¥7,993
- (11/20)MAGIX「Samplitude Pro 7シリーズ」¥51,153〜
- (12/2)Tracktion「Waveform Pro 11」¥9,155〜
- (1/10)Bitwig「Bitwig Studio」¥12,284〜
最新のセール情報はこちらの記事をご覧ください。


まとめ
いかがだったでしょうか?お好きなアーティストが使っているDAWはあったでしょうか?
DAW選びはDTM初心者が一番はじめに悩むところですよね。
基本的には、使い勝手や仕様など細かくみて選んだ方が良いですが、私は単純に自分の好きなアーティストが使っているものを選べば良いと思っています。好きなアーティストの曲が作られているDAWですので、あなた好みの曲を作れる可能性が高いからです。
そのため、自分の好きなジャンルの人がたくさん使っているDAWを選べば間違いないでしょう。