- MIDIについて詳しく知りたい!
- 持っている機材にMIDI OUT、MIDI INってあるけどなにができるの?
- MIDIキーボード買ったけど音が出ない!
など悩んでいませんか?
DTMを始めようとする人が一番はじめにぶつかる用語と言えば「MIDI」。
今回は、そんなMIDIについて、DTM初心者の方でもわかりやすいよう解説していきたいと思います。
1. MIDIとは?

MIDIは「ミディ」と呼ばれMusical Instrument Digital Interfaceの略です。
演奏情報を伝達するための規格で、簡単に言うと読み込むと自動演奏するデジタル楽譜みたいなものです。どのタイミングでどの音をどれくらいの強さでどんなエフェクトをかけて演奏したかを信号、データとして扱うことが可能です。
世界共通の規格で今ではほとんどのシンセサイザーなどハード機材がMIDIに対応しています。
2. MIDIに関して知っておくべきワード一覧!
ここからは、MIDIを扱う上で知っておくべきワードについて次の順番で解説していきますね。
- MIDI端子
- MIDIケーブル
- MIDIデータ
- MIDIチャンネル
(1)MIDI端子とは

MIDIに対応する楽器にはMIDI端子(MIDI IN、MIDI OUT、MIDI THRU)がついています。
これらについて順番に解説しますね。
MIDI IN

MIDI信号を受け取るための端子です。
例えばシンセサイザーのMIDI INでMIDI信号を受け取るとそのMIDI信号通りにシンセサイザーが演奏されます。パソコンでMIDI信号を受け取るとパソコン内の音源でそのMIDI信号通りに音が鳴ります。
MIDI OUT

MIDI信号を送り出すための端子です。
例えば「シンセサイザーA」のMIDI OUTで送り出し、別の「シンセサイザーB」のMIDI INで受け取ります。すると、「シンセサイザーA」で演奏したものが「シンセサイザーB」で同じ演奏が「シンセサイザーB」の音色で演奏されます。
MIDI THRU

ミディスルーはその名の通り受け取ったMIDI信号をそのまま送り出します。
例えば「シンセサイザーC」のMIDI INで受け取ったMIDI信号を「シンセサイザーD」でも鳴らしたい場合、MIDI THRUから「シンセサイザーD」のMIDI INにつなぐことで同じMIDI信号を複数送ることが可能です。
(2)MIDIケーブルとは

MIDI端子を接続するためのケーブルです。
MIDIケーブルをつなげる時の注意点!

MIDIケーブルはMIDI INとMIDI INやMIDI OUTとMIDI OUTをつなげてはいけません。
演奏情報を送り出したい機器のMIDI OUTに接続したのであれば受け取る側はMIDI INに接続しましょう。
接続するのはMIDI OUTとMIDI INもしくはMIDI THRUとMIDI INです。
(3)MIDIデータとは

MIDIで作った演奏データのことですが、「MIDIデータください」などのやり取りで出てくるのはスタンダードMIDIファイル(SMF)のことを指すことが一般的です。
スタンダードMIDIファイル(SMF)はMIDIデータを書き出したファイルのことで、パソコン内のDAWソフトであればSMFを書き出すことが可能です。ファイルの拡張子は「.mid」です。
MIDIデータは実際に演奏したデータであるだけでなく編集、修正が可能です。
これはつまり楽器を演奏できない人でも作曲ができるということです。
一切鍵盤など楽器にふれずパソコンで一つ一つ演奏データを作ることも可能でこれが「打ち込み」と呼ばれる所以です。
(4)MIDIチャンネルとは

MIDI情報には実は1~16のチャンネルがあります。MIDI信号を送った側と受け取った側のチャンネルが一致してはじめて送った音が鳴ります。これはつまり16パート別々のMIDI信号を送ることが可能です。
上記で説明したSMFにもマルチトラックデータ(16チャンネル別々のデータ)とシングルトラックデータ(1つのトラックに16チャンネル分のデータ、一対の送受信に対応)があります。
ここからはMIDIで実際なにができるのかMIDIを使った具体例を3つあげて解説していきたいと思います。
3. MIDIでできる3つのこと!
MIDIでできることその1:パソコン内のソフトウェアの音を演奏する

キーボードのMIDI OUTから演奏情報を送りパソコンと接続しているオーディオインターフェイスのMIDI INで受け取ることでパソコン内の音源を演奏することができます。
しかし最近のMIDIキーボードやMIDIパッドなどのMIDIコントローラーはパソコンと直接USB接続できるものやワイヤレスのものもありますのでMIDIケーブルいらずの場合が多いです。
MIDIコントローラー(MIDIキーボード、MIDIパッドなど)とは?
これらは大抵の場合単体では何もできないものが多いです。音も鳴りません。よく初心者の方が間違えてMIDIキーボードを買って音が鳴らないという惨事を耳にします。MIDIキーボードは見た目はシンセサイザーのようですが単体では音が鳴らないものです。ご注意ください。
MIDIキーボードなどのMIDIコントローラーはMIDI信号を送り出すことが主な目的です。パソコン内の音を鳴らしたり、エフェクトをコントロールしたりするために使用します。

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MIDIでできることその2:演奏不可能な超絶テクが作れる

MIDIが音楽を変えたと言っても過言ではないかもしれません。MIDIデータはパソコン内のDAWソフトなどで一切楽器にふれず作成することが可能です。演奏不可能な超絶テクも作れますし、楽器を一切弾けない人でもプロの音楽家になることが可能になりました。
MIDIでできることその3:自動演奏できる

MIDI対応のシンセサイザーなどにMIDIデータを送ることで自動演奏が可能です。
例えばパソコン内で作ったMIDIデータをMIDI OUTから外部シンセサイザーのMIDI INに送ります。するとシンセサイザーが送られたMIDIデータ通り勝手に演奏します。
MIDIデータはエフェクトも扱える

ある程度種類は決まっていますが、MIDIはエフェクトもデータとして作成可能です。
よく使うものを1つだけあげておきます。
・ダンパーペダル(キーボードのペダル)
コントロールナンバー CC#64:0でオフ127でオン
4. MIDIについて詳しく知れる書籍
「ミュージッククリエイターハンドブック MIDI検定公式ガイド」がMIDIを詳しく知るうえではかなりオススメです。
MIDI検定という資格の公式ガイドですのでMIDIに関してはかなり深く知ることができます。
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まとめ
MIDIは、演奏情報を伝達するための規格で、簡単に言うと読み込むと自動演奏するデジタル楽譜みたいなものです。どのタイミングでどの音をどれくらいの強さでどんなエフェクトをかけて演奏したかを信号、データとして扱うことが可能です。
MIDIはまだまだ奥が深いですが、ひとまずDTM初心者がわかる範囲でMIDIについて解説しました。この内容を知っていればDTMにおいてはある程度問題なく作業できると思います。
参考になったのなら幸いです。
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