ソフトシンセ(シンセサイザー音源)とは?
ソフトウェアシンセサイザー略してソフトシンセ(シンセサイザー音源)とは、シンセサイザーをそのままパソコンで使えるようにソフトウェア化したものです。
VST、AU(Audio Unit)、AAXなど作曲ソフトDAWの拡張機能「プラグイン」として利用できますが、スタンドアローン(アプリ単体で起動)できる製品もあります。
シンセサイザーにはたくさんの種類がありますが、ソフトウェアではウェーブテーブルシンセサイザー音源が特に人気です。
おすすめのソフトシンセや選び方!
こちらの記事にて、おすすめのソフトシンセや選び方について解説しています。無料(フリー)のソフトシンセも紹介しています。

おすすめソフトシンセランキングTOP3
1位:u-he「Diva」
DivaはKorgやRoland、Moogなど名機のシンセサイザーをモデルとし、5種類に分かれたオシレーターが搭載されたソフトシンセです。
名機オシレーターやフィルター、エンベロープがモデルとなった各部位を自由に組み合わせて、実機ではできないようなサウンドを作り出すことができます。
<使い方・レビューなど詳しい記事>


2位:SERUM
Xfer Recordsが開発するウェーブテーブル方式のソフトシンセです。
最大の特徴はオシレーター。デフォルトでもたくさんありますが、オシレーターを作成することもできます。
自由度も高く、画面もわかりやすいので初心者から上級者までおすすめできます。
<使い方・レビューなど詳しい記事>

Xfer Records SERUM ▶︎ADSR Sounds ▶︎Plugin Boutique ▶︎Splice Plugins(月額払い)
▶︎SONICWIRE ▶︎楽天 ▶︎Rock oN ▶︎公式
3位:V Collection 9
V Collection 9とはハードウェアシンセサイザーなどで有名なArturiaが開発する鍵盤楽器・ビンテージシンセサイザーのソフト音源集です。名機シンセサイザーだけでなく、ピアノなどの鍵盤楽器もあります。
それぞれのソフト音源は単体でも販売されています。
<レビューなど詳しい記事>



▶︎Plugin Boutique ▶︎ADSR Sounds ▶︎Best Service ▶︎Splice Plugins(月額払い)

おすすめの無料で使えるソフトシンセ
シンセサイザー音源は他の音源に比べて、無料で使える音源がたくさんあります。
無料で使えるおすすめのフリーソフト音源は以下の記事にまとめています。

Vital Audio「Vital」
Vitalは、Matt Tytelが開発するスペクトラルワーピングウェーブテーブルシンセサイザーです。
Vitalは3つのプランとサブスクリプションがあり、Basicプランでは無料で利用することができます。一番高いProプランを購入していますが、Basicプランでも機能の制限はほぼなく十分に利用できます。プリセットやウェーブテーブルが多く無料配布されていますので課金することなく自由に拡張することができます。
よく人気のウェーブテーブルシンセXfer Records「SERUM」と比較され、無料版SERUMとも呼ばれています。そう呼ばれるだけあって仕様も少し似ている印象です。
VST、AUなどDAWの拡張機能プラグインとして利用できる他に、スタンドアローン(単体で起動)にも対応しています。
<レビューや使い方など詳しい記事>


Komplete Start
全ての音源を網羅するパッケージNative InstrumentsのKomplete。
そのKompleteの簡易版Komplete Startが無償でダウンロード可能です。
過去最大級の無料プラグインではないでしょうか?
<レビューなど詳しい記事>

IK Multimedia「Syntronik 2 CS」
Syntronik 2はIK Multimediaが開発するビンテージシンセサイザーをモデルとした音源集です。
Syntronikでは無料で利用可能なFree版と通常版、Deluxe版の3種類ありましたが、新しくバージョン2となり以下の4種類になりました。
- Syntronik 2 CS:100プリセットと容量2.4GBのサウンドコンテンツを持つ無料バージョン
- Syntronik 2 SE:1003プリセットと容量13GBのサウンドコンテンツを持つ11のシンセが収録されたお手頃バージョン
- Syntronik 2:4203プリセットと容量80GBのサウンドコンテンツを持つ22のシンセが収録された通常バージョン
- Syntronik 2 MAX:5710プリセットと容量200GB以上のサウンドコンテンツを持つ33のシンセが収録された最上位バージョン
VST、AUなどDAWの拡張機能プラグインとして利用できる他に、スタンドアローン(単体で起動)にも対応しています。
<レビューや使い方など詳しい記事>


Output「SIGNAL Free」
SIGNALはOutputが開発する2つのエンジン、4つのリズムジェネレーターが搭載された音源です。
アナログシンセから生楽器までサウンドソース50種類(有料版の場合)から選択し、それらを組み合わせてリズムジェネレーターで動きある音を奏でることができます。
フリーバージョンでは、4つの音源と25種類のプリセットを利用することができます。
フリーバージョンは数がかなり少ないので注意が必要ですが、音源以外の部分で大きな制限はなくシンセの太い音に生楽器のリアルなサウンドを重ねることができ、生々しく荒々しい音を奏でることができます。
Native Instruments「Kontakt」で起動する音源で、フルバージョンは無料の「Kontakt Player」でも利用することができます。
<レビューや使い方など詳しい記事>


u-he「Zebralette」
Zebraletteは有料のZebra 2から取り出した単一のオシレーターを、シンプルで習得しやすいフレームワークに移植したウェーブテーブルシンセサイザーです。
高評価Zebra2のオシレーター、LFO、MSEG、エフェクトを取り出してシンプルに利用できます。
多様なルーティングができるZebra 2に比べるとシンプルなフローですが、十分音作りができるパラメータが備わっておりZebra 2ゆずりの音を鳴らすことができます。
u-heには他にもPodolski、Triple Cheeseなど無料のソフトシンセやプラグインエフェクトを多数開発しています。
<レビューや使い方など詳しい記事>

ソフトシンセに関するセール情報
ソフトシンセはブラックフライデーのみならずセールで安い場合があります。
最新のセール情報や無料で使えるフリーソフトシンセ一覧はこちらの記事をご覧ください。

ソフトシンセのサブスクリプション
ソフトシンセはNative Instruments、Universal Audio、Kilohearts、Slate Digital、Plugin Allianceなどのサブスクリプション(月額・年額払い)でも利用できます。サブスクリプションに関する詳しい記事は以下をご覧ください。


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