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Roland Cloudをレビュー!公式ソフトシンセ買い切り価格やセールPlay 4 Life、Managerの日本語化も解説!

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  • Roland Cloudについて知りたい!
  • 公式をみたけどなんか難しそうでわからない・・・
  • Roland Cloudの口コミがイマイチだけど実際はどうなの?

このような疑問を抱えてこの記事を開いたのでは?

Roland Cloudは、Roland本家が出しているサブスクで利用できるソフト音源・ハードシンセ拡張・プラグインエフェクト・AI作曲支援ツールのサービス。

このサービスを実際利用してレビューしたいと思います。

結論から言うと、このサービス自体はかなり革新的で、今後のプラグインやハードシンセのあり方を変える可能性も秘めていると思います。80年代、90年代のRolandシンセをまとめて使いたい方、実機はビンテージで高いし買えないという方にはおすすめです。

しかしながら、以前は料金やスペック等問題点があり、あまり評価は高くありませんでした。

そんなRoland Cloudが日本でも展開されるようになり、無料プラン・買い切り・AIツールMelody Flipの追加など仕様も変わってかなり良くなっています!

先に総評として、使い方の結論をまとめておきます。

【総評】Roland Cloudおすすめの使い方

  • STEP1 まず試したい:無料プランでZENOLOGY Lite・Melody Flipを使う(登録だけでOK)
  • STEP2 名機を1〜2本だけ使いたい:Lifetime Keyで買い切り(無料プランのまま使い続けられる)
  • STEP3 まとめて使いたい:Ultimate年間プランをPlay 4 Lifeで契約(サブスク中は全部使え、終了時に名機2本が手元に残る)
  • ZEN-Coreハードを持っている:Core以上でサウンドパックとZENOLOGYをハードと共有

この記事では、この結論に至った理由としてRoland Cloudのメリットやデメリット・評判などを解説。

ぜひ、参考にしてください。

ソフトシンセに関するまとめ記事はこちらをご覧ください。

synthesizer-thumbnails-2022 【随時更新】ソフトシンセおすすめ最新12選と比較!最強はどれ?人気プラグインの使い方まで解説

 

1. Roland Cloudとは?

Roland Cloudとは、Roland本家が出しているサブスクリプションサービスです。Rolandといえば、シンセなどハードの名機が有名ですが、それをパソコンでも使えるようにソフトウェア化されています。作曲ソフトDAWの拡張機能VST、AUプラグインとして利用できるソフト音源やプラグインエフェクトの他に、Rolandのハードウェアシンセを拡張する音源、AI作曲支援ツールもあります。利用にはRoland Account(無料)と専用アプリ「Roland Cloud Manager」が必要です。

こんな人には特におすすめ!
  • Rolandのシンセやリズムマシン大好き
  • ハードPCM音源大好き
  • FANTOMやJUPITER-XなどZEN-Core対応ハードを持っている

プランの違い・買い切り(Lifetime Key)

2020年5月12日Roland Cloudが日本での展開とともに仕様がガラッと変わり、その後も製品が追加され続けています。

月額もしくは年額で利用できますが

  • 無料でも利用できる
  • 買い切り(Lifetime Key)購入可能
  • ハードウェアシンセサイザーの拡張音源も利用できる
  • AI作曲支援ツールMelody Flipが無料プランでも使える

など大幅にパワーアップしています。

ポイント

  • 無料プランでもZENOLOGY Lite・Zenbeats・Melody Flipが使え、Lifetime Key(買い切り)も購入できる
  • 新規の有料プランは30日間Ultimate無料トライアル付き(Play 4 Life・3ヶ月Ultimateプランは対象外)
  • 価格はUSD表記。決済時は現地通貨+税で表示される

重要だと思う違いは以下です。

機能 / プランFreeCoreProUltimate
月額 / 年額無料$2.99 / $29.99$9.99 / $99$19.99 / $199
ZENOLOGY Lite〇↑上位版↑上位版↑上位版
ZENOLOGY×〇↑上位版↑上位版
ZENOLOGY Pro××〇〇
ZENOLOGY FX×〇〇〇
Melody Flip〇〇〇〇
Zenbeats〇MAXMAXMAX
サウンドパック(SDZ/ZEZ/EXZ)×〇〇〇
Model Expansion××〇(全種)〇(全種)
Legendary音源××同時に2つまですべて
プラグインエフェクト(BOSS Pedals / JC-120等)×××すべて
GALAXIAS×××〇
Lifetime Key購入〇〇〇〇

各プランのまとめ

Free(無料):ZENOLOGY Lite、Zenbeats、Melody Flip、対応Rolandハードウェア用のサウンドパック・コンパニオンアプリ。Lifetime Keyの購入が可能。
Core:ZENOLOGY(Liteから昇格)、ZENOLOGY FX、ZEN-Coreサウンドパック(SDZ/ZEZ/EXZ)、Zenbeats MAX(Zenbeats・Zentracker・Beat Sync Maker・4XCAMERA・4XCamera Makerのフル機能)。
Pro:Coreの全内容+ZENOLOGY Pro、全Model Expansion、Pro SelectorでLegendary音源を同時に2つまで利用(いつでも入れ替え可)、Legendary用のサウンドパック・サンプル・Jam Tracks、Patches & Patterns。
Ultimate:Proの全内容+全Legendary音源、GALAXIAS、全プラグインエフェクト(BOSS Effects Pedals・JC-120含む)、全ソフト音源・サウンド、一部製品の先行アクセス(Ultimate Early Access)。

補足説明

  • ZENOLOGY Pro:ZENOLOGYの上位版。Pro以上で利用可。
  • ZENOLOGY FX:エフェクトモジュール。Core以上で利用可能。
  • Melody Flip:AIメロディ生成プラグイン。無料プランを含む全プランで利用可。サブスク専用でLifetime Key販売なし。
  • Model Expansion:ZENOLOGY Pro用の追加音源モデル(JUNO-106、JUPITER-8、JX-8P、SH-101、JD-800)。Pro以上で全種利用可。
  • Legendary音源:JUPITER-8、TR-808など往年の名機。Proで同時2つ、Ultimateはすべて。
  • GALAXIAS:Ultimate限定の「Super Instrument」。サブスク専用でLifetime Key販売なし。
  • Lifetime Key:買い切り型ライセンス。Roland Accountが有効な限り、無料プランでも使い続けられる(30日ごとの認証は必要)。
  • Zenbeats MAX:Zenbeatsの全機能解放。Core以上対象。

詳しい違いに関してはRoland Cloud公式をご覧ください。

Ultimateが以前のRoland Cloud同様の全てが使えるプランになっています。

無料プランがあり、買い切り(Lifetime Key)も可能です。アカウントがある限り、月額料金を払わず、好きなプラグインやハードウェアシンセの拡張音源を購入して使い続けることができます。買い切り価格の確認や購入は、管理ソフトRoland Cloud ManagerまたはRoland Cloud Shopから行えます。新規の有料プランにはUltimate30日間無料トライアルが付きますので、無料トライアルで気に入った製品を買い切ることができます。

※GALAXIAS・Melody Flipなど一部単体購入ができないものもあります。

「ZENOLOGY」とは?

ZENOLOGYはFANTOMやJupiter-Xに搭載されているZEN-Core Synthesis SystemをDAWでも使用できるようにしたソフトウェアシンセサイザーです。

これにより、ZEN-Core対応ハードウェアシンセサイザーとDAWをシームレスに行き来することができます。

ZENOLOGYは名機シンセサイザーのモデル拡張「Model Expansion」も搭載されています。(Pro以上のプランで利用可能)

無料プランで使えるLite版については、こちらの記事で詳しく解説しています。

roland-zenology-lite-thumbnails 【無料】Roland「ZENOLOGY Lite」無償配布中!Roland Cloudフリープランで利用できるハード連携するソフトシンセライト版

AI作曲支援ツール「Melody Flip」とは?

Melody Flipは、Sony CSL(ソニーコンピュータサイエンス研究所)の研究をもとにRolandが開発したメロディ生成プラグインです。オーディオファイルを読み込むと構成・BPM・キー・コード進行・ジャンル・ムードを解析し、メロディ・コード・ベース・ドラムのアイデアを生成。オーディオ/MIDIでDAWに書き出せます。

無料プランを含む全プランで利用できるので、Roland Cloudのアカウントを作るだけで試せます。

melody-flip-thumbnail 【無料】Roland「Melody Flip」無償配布!250種類以上のパレットから新たな提案をする作曲支援プラグイン

2. Roland Cloudを導入するメリット

Roland Cloudを利用するメリットは主に次の4つが挙げられます。

  • 名機をはじめかなり多くのソフト音源を使用できる
  • 無料でも利用可能!
  • サブスクリプションに登録せず、買い切り購入できる
  • ZEN-Core対応ハードと音色を共有できる

名機をはじめかなり多くのソフト音源を使用できる

以前のRoland Cloud同様にたくさんのシンセサイザー音源があります。特にオールインワンシンセ系の音は十分すぎるくらいあるでしょう。

現在ラインナップされている主な製品

  • アナログ系名機:JUNO-60 / JUNO-106 / JUPITER-4 / JUPITER-8 / JX-3P / SH-101 / SH-2 / SYSTEM-100 / PROMARS
  • デジタル系名機:D-50 / JD-800 / SYSTEM-1 / SYSTEM-8
  • PCM音源:JV-1080 / XV-5080 / ZENOLOGY Pro
  • ドラムマシン・ベース:TR-808 / TR-909 / TR-606 / TR-707 / TR-727 / CR-78 / TB-303
  • アコースティック系:EARTH Piano / EARTH Electric Piano / DW Soundworks
  • SRXシリーズ:ORCHESTRA / STRINGS / BRASS / KEYBOARDS / PIANO I / PIANO II / ELECTRIC PIANO / DANCE TRAX / STUDIO / WORLD
  • エフェクト:JC-120 Jazz Chorus / RE-201 Space Echo / JUNO-60 CHORUS / BOSS Effects Pedals
  • 大型音源・ツール:GALAXIAS / Melody Flip / ZENOLOGY GX(デスクトップ・iPad)

Rolandの名機が次々とソフト音源で蘇っています。

無料でも利用可能!

free Roland cloud

Roland Cloudにはフリープランがあります。

ZENOLOGY Lite・Zenbeats・Melody Flipが利用でき、ハードウェア用のサウンドパックはZEN-Core対応のシンセサイザーでも利用可能です。

また、新規の有料プランには一番上のプランUltimateの30日間無料トライアルが付くので、じっくり利用してどのプランに登録するか、それとも買い切りで購入するか検討することが可能です。

サブスクリプションに登録せず、買い切り購入できる

名機モデルのLEGENDARYシリーズやSRX、エフェクト、ハードシンセ拡張などを単体で購入できます。

月額料金を常に払うことなく利用できるのでこれはかなり良いですね。Lifetime Keyはアカウントが有効な限り使え、無料プランに戻しても消えません。

ZEN-Core対応ハードと音色を共有できる

ZENOLOGYで作った音色やサウンドパック・Model Expansionは、FANTOMやJUPITER-XなどZEN-Core対応ハードウェアでも使えます。Roland Cloud ManagerからハードへのサウンドやAIRA SYSTEM-8用PLUG-OUTの転送も行えるので、ソフトとハードを同じ音色で行き来できるのがRoland Cloudならではの強みです。

3. 利用する前に知っておきたい注意点・デメリット

しかし、実際に使っていて、ここはちょっとなぁ・・・と思った(思っていた)点をご紹介します!

  • 重い
  • 高い
  • 30日ごとの認証が必要

重い

Roland CloudのJUNO-106が異常なCPU利用率な件、原因がわかった。てか原因というか、そもそもRoland Cloudのプラグインはめちゃくそ重い。Skylake世代のi7使ってるが、8個(+FX少々)立ち上げただけでもういっぱいいっぱい。今時そんなプラグインあるか・・・

引用:Twitter

「重い」という検索がかなり見受けられます。問題なのが一番需要のありそうな「LEGENDARY」で、普通に利用すると重いです。

しかし、Optionから「Optimize for Lower CPU Usage」にチェックを入れるとだいぶ軽くなります。

ここを知らずに利用するととても重いものがいくつかあります。

高い

以前のRoland Cloudは月額2190円、年間払いで21820円のみでした。

サブスクリプション型のソフト音源はあまりないので比べにくいですが、使えば使うほど出費が増えるのはお財布に優しくありませんでした。

しかし、無料プランなど複数プランを用意したことや単体での購入が可能になったためこのデメリットは解消されたと思います!

30日ごとの認証が必要

Lifetime Keyで買い切った音源も、公式サポートによると30日ごとにRoland Cloud Managerでの認証が必要です。完全オフライン環境で使い続けることはできない点は覚えておきましょう。

4. 口コミ・評判を紹介!

以前のRoland Cloudは、賛否両論でまだまだ認知度は低く、伸びるかどうかは今後のアップデート次第だと思っていました。

そしてついに大型のアップデートとともに日本での展開により再評価され始めています。

Roland Cloud引き続き、使ってみてますがめっちゃ音がいい!!! どうせ昔の音圧ない感じだろ〜とか思ってた自分がアホすぎる、土下座して謝りたいくらいだ。全体的にちゃんと回路感がすごくてJUPITER8も高音が綺麗だしTBもSHも音が太い、XV系もオケヒ、声ネタ(笑)が最高。レイヤーの必要がない音
Roland Cloudの攻勢を感じますね!
元々音源モジュールで実積ある音源なので、民族楽器使いDTMerにとってはかなり助かりますね!
まぁRoland Cloudにハァハァ言うのはハード音源世代というか、JVとかのハードPCM音源好きかな。月間2,000円以上出すのは相当好きじゃないと超えないハードルだろう。808とかのエミュは今更感あるし他にも替えはたくさんあるし。あとはJP-8000の登場を待つばかり。

引用:Twitter

5. お得に使えるキャンペーンPlay 4 Lifeとは?

Roland Cloudには、年間プランを継続すると買い切りライセンスがもらえる「Play 4 Life」というキャンペーンがあります。

Play 4 Lifeキャンペーンとは?

Play 4 Lifeは、年間プランのProまたはUltimateを「Play 4 Life」メンバーシップとして購入すると、年間メンバーシップ終了時にLegendary音源のLifetime Key(買い切り)がもらえる仕組みです。

  • Pro年間プラン:Lifetime Keyを1つ/年
  • Ultimate年間プラン:Lifetime Keyを2つ/年
  • 更新は初回購入後最大4回まで(Ultimateなら最大10本、Proなら最大5本)
  • 加入直後から音源を選べ、メンバーシップ期間中は変更可。期間終了時に確定
  • 既存メンバーも差額精算でPlay 4 Lifeに移行可能
  • 対象はLegendary音源。バンドル製品、SoundWorks、ZENOLOGY Proは対象外
  • Play 4 Lifeプランには30日無料トライアルは付かない

1年使い続ける前提なら、Ultimateの年間プランをPlay 4 Lifeで契約するのが一番お得です。サブスク中はすべての音源を使え、終了時に好きな名機2本を手元に残せます。

セール情報

Roland Cloudでは買い切り製品のセールも行われています。最新の情報は以下の記事を参考にしてください。

【随時更新】Rolandプラグインセールまとめ!本家開発の名機モデル買い切り&サブスクリプションRoland Cloudも解説

6. Roland Cloud Managerの日本語化

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Roland Cloudの管理ソフト「Roland Cloud Manager」は、デフォルトでは英語になっていますが、日本語に対応しています。

右上Settings→PreferencesからLanguageを日本語に変更できます。英語で使い方がわからないという方もこれでわかりやすく利用できると思います。

まとめ:Roland Cloudおすすめの使い方

新しいRoland Cloudは無料プランもあるので、利用するべきでしょう。評判が悪かった点ががっつり解消されていて本当に素晴らしいと思いました。

実際に使ってみた結論として、おすすめの使い方は次のステップです。

【総評】Roland Cloudおすすめの使い方

  • STEP1 まず試したい:無料プランでZENOLOGY Lite・Melody Flipを使う(登録だけでOK)
  • STEP2 名機を1〜2本だけ使いたい:Lifetime Keyで買い切り(無料プランのまま使い続けられる)
  • STEP3 まとめて使いたい:Ultimate年間プランをPlay 4 Lifeで契約(サブスク中は全部使え、終了時に名機2本が手元に残る)
  • ZEN-Coreハードを持っている:Core以上でサウンドパックとZENOLOGYをハードと共有

無料→買い切り→年間プランと、使い込むほど次のステップに進める設計になっているので、まずは無料プランで登録して、気に入った名機が出てきたら買い切るかPlay 4 Lifeに進むのが失敗しない使い方です。

80年代、90年代のRolandシンセをまとめて使いたい方、実機はビンテージで高いし買えないという方には特におすすめです。

また、ZEN-Core対応のハードウェアシンセサイザーをお持ちの方は間違いなく使うべきでしょう。

この記事が参考になれば幸いです。

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