Softube 「American Class A」について解説します!
2019年1月27日放送のテレビ朝日「関ジャム 完全燃SHOW」 にてアジアンカンフージェネレーションのGotchさんがAPI1608、ゆずのプロデュースなどで有名な寺岡呼人さんがAPIのビンテージコンソールを持っていることが紹介されました。
APIはいいですよね。僕はAPI1608の卓を持ってるんです。550Bをいつも使ってます。去年買ったんですよ。8ottoの新譜は古賀くんとAPIでミックスしてます。ローは僕もときどき煽ります。笑
— Gotch (@gotch_akg) June 20, 2018
API1608は約800万円、ビンテージのAPIコンソールは日本に数台という驚愕の機材ですが、もちろんソフトでエミュレートされています。
Softube 「American Class A」がその一つです。
実際使っていますが、APIについてよく知らない人でもコンソールのエミュレートは一つで複数エフェクトできるので便利ですし、名機に似た質感を知ることができます。
口コミもかなりよくオススメです。
この記事では、Softube 「American Class A」の概要と、エフェクトや使い方、プロの意見をご紹介。
ぜひ、参考にしてください。
1. American Class Aとは?
Softube「American Class A」は、APIコンソールをエミュレートしたプラグインになります。
Softubeには他にも「British Class A」や「Solid State Logic XL 900 K」など様々な名機のエミュレートがありますが、これらはConsole1というハード機材が必要となります。
それに比べると「American Class A」はConsole1なしでも使用でき、安価で購入できるためオススメです。
今までAPIの実機やエミュレートしたものを触れたことがない人にもオススメできます!
<American Class Aの概要>
開発会社 | Softube |
価格(定価) | ¥30,453 |

2. American Class Aのエフェクトと使い方を解説!
American Class Aには主に3つのエフェクトが搭載されております。
- SHAPE
- EQUALIZER
- COMPRESSOR
(1)SHAPE
こちらはゲートとトランジェントシェイパーの両方の役割があります。
GATEを上げていくと音が短くなります。
GATE RELEASEでゲートのリリースを調整、SUSTAINで音の長さのボリュームを調整
PUNCHでアタック感が調整できます。
このSHAPEのエフェクトだけでもアナログの質感を出すことが可能です。
(2)EQUALIZER
4バンドのEQになります。
大胆に低音域や高音域をカットしたい場合は一番左にあるLP(ローパスフィルター)、HP(ハイパスフィルター)も使えます。
FREQでカットもしくはブーストしたい帯域を選びGAINで調整します。
またGAIN MULT.でGAINをあげる度合いを調整できます。
GAIN×GAIN MULT.の割合がGAINをあげる量になります。
一番低域と一番広域はEQのタイプをBell、Cut、Shelfの3種類から選べます。
真ん中の二つはBellタイプになります。
ORDERでEQをどの順番でかけるか設定できます。
Fionatichさんがピアノの高域をがっつり上げるEQとしておすすめされています。
(3)COMPRESSOR
コンプレッサーは一般的なコンプレッサーのパラメータに加え、NEW TYPEというボタンがあります。通常はオールドタイプです。
さらに一番右にはDRIVEのパラメータがあります。DRIVE CHARACTERは左に回すと暖かく、右に回すとクランチ気味になります。

3. American Class Aの口コミと評判を紹介!
高評価している方々が、一流のエンジニアの方々ばかりなので間違いなさそうです!
最近色々買ったプラグインの中でSoftubeのamerican class Aは特に良かった!https://t.co/I745yXJv9D
— D.O.I. (@doiidp) July 27, 2018
Softube – American Class A
今日一日mixで使ってみたのだが何とPlugin versionが付属していたのだった!
昨日はグリグリしてて気が付かなかったのだった笑
恐るべしSoftube、Console1無しでも使えるので当たり前だけど使いやすい。音は抜群に良い。
Console1を挿せば今までどおりグリグリ使えるしね pic.twitter.com/upfMXS4J5Q— Fionatich (@fionatching) June 20, 2018
PA : bx_console N, SSL 4000 E,G
Softube : American Class A, Console 1
Slate Digital : VMR
UAD : SSL E Channel Strip
FLUX : Evo Channel
Acoustica : お好みで各種取り揃ってますが、今年出てるのはどれもお薦めです。#peing #質問箱 https://t.co/M6LKh7hOmp— Fionatich (@fionatching) October 18, 2018
Softube American Class A遅ればせながら導入! Console1シリーズのものがProtoolsでも使えるのは有難い。噂は聞いておりましたが雲の1つ上のモノを操れる優れもの。これは他にはないので重宝します! pic.twitter.com/9bEWUMtyXp
— illicit tsuboi (@modulo2008) July 18, 2018
まとめ
コンソールのエミュレートは一つで複数エフェクトできるので便利ですし、名機に似た質感を知ることができます。
さらに名機コンソールの質感に似たものが手に入ります。
しかし、APIをエミュレートしたものはたくさんあるので選ぶことが難しいと思います。
口コミを見てもとっても評価が高く、質は間違いないと思いますが、デモってから買うことをオススメします。
他にもAcustica AudioのPink 2もかなり評価の高いAPIをエミュレートしたチャンネルストリップなのでそちらもチェックしてみてはいかがでしょうか?Acustica AudioのPink2はSOS(SOUND ON SOUND)Gear Of The Year 2018に選ばれています。
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