- 間違えてKontakt音源を買ってしまった!
- 無料と有料の違いがわからない…
- 使い方がややこしい…
などなど、DTM初心者に立ちはだかるNative Instruments「Kontakt」。
そして、そもそも有料版を持っておくべきなのか?無料版Playerとの違いや簡単に要点をまとめた使い方、また無料のKontakt音源も一覧にまとめています。
是非参考にしてください。
1. Native Instruments「Kontakt 7」とは?
Native Instruments「Kontakt 7」は業界標準のサンプリングプラットフォームです。
数多くのメーカーが、このKontaktで使用できるKontakt音源をリリースしています。
Kontaktには無料のPlayerとフルバージョンがあり、Kontaktで起動する音源はそれぞれ製品によってPlayer対応のものとフルバージョンのみで利用可能なものがあります。
また、〜7までのアップデートによっても対応が変わります。最新の製品であればKontakt 7以上のみ対応(Kontakt 6以下は非対応)のものも発売されています。現状では、Kontakt 5もしくは6以上対応の製品が多い印象です。
作曲ソフトDAWの拡張機能VST3、AU、AAXプラグインだけでなくスタンドアローン(単体で起動)にも対応しており単体での購入はもちろん、あらゆる音源を網羅したKOMPLETE 14 Standard以上にも含まれる製品です。
ほとんどの場合はKontakt音源を使うプラットフォームとしてのみ利用されることが多いですが内蔵エフェクトやエディター機能などを利用することもでき、音源開発のプラットフォームとしても利用されています。Kontakt 7を購入すると、あらゆる音源が搭載されたFactory Libraryも付属します。
- 新規購入フルバージョン:¥42,900
- クロスグレード:¥28,600(Kontakt Playerで動作する対象製品の登録ユーザーのみ購入可能)
- アップデート:¥14,200(Kontakt 1〜6のユーザーが対象)
クロスグレード対象の製品はこちらからご確認ください。
Kontakt 7が含まれるバンドル
KOMPLETE 14 STANDARD
定価価格(為替の影響で変更される場合があります)
- 単体購入:¥85,900
- アップデート:¥28,600(KOMPLETE 2〜13対象)
- Collectionsからアップグレード:¥71,500(KOMPLETE AUDIO 6 Collection、KOMPLETE KONTROL A-SERIES Collection、MASCHINE MIKRO Mk3 Collection、KOMPLETE CLASSICS Collection、KOMPLETE FUTURE CLASSICS Collectionのユーザーの方が対象)
- SELECTおよびKontaktからアップグレード:¥57,200(KOMPLETE SELECT (KOMPLETE KONTROL SシリーズキーボードとMASCHINE 2 ソフトウェアが付属するMASCHINEハードウェア、MIKRO MK3は除く)、KONTAKT 1〜7、SYMPHONY SERIES – COLLECTION、SYMPHONY ESSENTIALS – COLLECTIONのユーザーの方が対象)
※Native Instrumentsウェブストアで利用できる¥3,300のE-バウチャーが1つ、 Plugin Allianceウェブストアで利用できる$29.99のE-バウチャーが1つ付属します。
KOMPLETE 14 ULTIMATE
定価価格(為替の影響で変更される場合があります)
- 単体購入¥171,800
- アップデート:¥57,200(KOMPLETE 8〜13 ULTIMATE対象)
- SELECTからアップグレード:¥143,200(KOMPLETE SELECT (KOMPLETE KONTROL SシリーズキーボードとMASCHINE 2 ソフトウェアが付属するMASCHINEハードウェア、MIKRO MK3は除く)、KONTAKT 1〜7、SYMPHONY SERIES – COLLECTION、SYMPHONY ESSENTIALS – COLLECTIONのユーザーの方が対象)
- KOMPLETE 8〜14からアップグレード:¥85,900(KOMPLETE 8〜14対象)
※Native Instrumentsウェブストアで利用できる¥3,300のE-バウチャーが1つ、 Plugin Allianceウェブストアで利用できる$29.99のE-バウチャーが1つ付属します。
KOMPLETE 14 COLLECTOR’S EDITION
定価価格(為替の影響で変更される場合があります)
- 単体購入:¥257,800
- アップデート:¥71,500(KOMPLETE 12〜13 ULTIMATE COLLECTOR’S EDITION対象)
- KOMPLETE8〜14からアップグレード:¥171,800(KOMPLETE 8〜14対象)
- ULTIMATE8〜14からアップグレード:¥85,900(KOMPLETE 8〜14 ULTIMATE対象)
※Native Instrumentsウェブストアで利用できる¥3,300のE-バウチャーが1つ、 Plugin Allianceウェブストアで利用できる$29.99のE-バウチャーが1つ付属します。

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2. Kontakt 7の新機能や6との違いは?
Kontakt 7の新機能として主に以下のような点が挙げられます。
Factory Libraryの拡張
KONTAKT 7ではFactory Libraryが刷新され音質も量も向上しています。さらに、HiDPI(高画素密度)インターフェイスが搭載され、大きい画面でフラッグシップのサンプラーを操作できるようになりました。
新しいブラウザ
すべてのサウンドをオープンにし、新しいブラウジングが可能となりました。コレクションから個々のサウンドを検索、フィルタリング、試聴、プリセットのプロパティを表示したり、タグを編集したりできるほか、インディーのライブラリや自作の音源をインポートすることもできます。
新しいエフェクトやアルゴリズムのアップデートなど
サンプルをドラッグするだけで独自のインストゥルメントを作成することも可能で、複雑なインストゥルメントの作成に取り組むこともできます。さらに、GUITAR RIG 6の新しいPsyche DelayとRing Modulatorエフェクトが搭載され、タイムストレッチアルゴリズムがアップデートされています。

3. Kontakt 7に付属する音源
Kontakt 7には、以下のような音源が収録されています。
ORCHESTRAL.
オーケストラ音源を開発するOrchestral Toolsによって収録されている弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器のコレクションです。すべてOrchestral Toolsの主力製品であるThe Berlin Seriesからサンプリングされたものです。ベルリンのTeldex Scoring Stageにおいて一流ミュージシャンを起用してレコーディングされたこれらのライブラリは、大作映画やメディア、ゲームの作曲家に利用されています。
ACOUSTIC
フルート、ダルシマー、リコーダー、バグパイプ、フィドル、ハーディガーディ、編集可能なMIDIパターンを備えた多種多様なゴングやパーカッションサウンドが共に収録されています。丁寧に録音された60種類の楽器が収録され、楽曲にユニークな個性を加えることができます。アイルランド、トルコ、日本、キューバ、アルメニアなど、国境や大陸を越えた様々な場所で録音された本格的なサウンドを活用できます。
BAND
ロック、ファンク、ジャズ、ソウルなど、様々なジャンルに対応するアコースティックサウンドとエレクトリックサウンドが収録されています。新たに加わったギター、ベース、オルガン、ホーン、エレピなどのコレクションで本格的なサウンドを見つけることができます。また、プリセットのグルーヴをMIDIのドラッグ&ドロップで書き出せるドラムキットも収録されています。
BEATS
BEATSコレクションは一新され、90種類のキットに含まれる288のGrooveから選択したり、キーボードやパッドを使って自由にリズムを演奏することができます。MIDIドラッグ&ドロップでGrooveパターンをDAWに書き出して編集したり、コーラス、フランジャー、リバーブ、ディレイなどエフェクトを使ってドラムサウンドをさらにカスタマイズすることも可能です。
CHOIR
ソプラノ、アルト、テナー、バスの各音域のコーラスボーカルを収録したコレクションです。Aah、Eh、I、Ooh、Uh、Mmmなどの母音や、サスティン、マルカート、スタッカート、スタッカーティシモなどのアーティキュレーションを含む高品質なパッチを収録しています。
SYNTHS
パッド、リード、アルペジオ、ベースなど必要なサウンドが全て揃っています。新たにSoundscapeカテゴリが追加され、動きのあるシネマティックテクスチャーを収録しています。初期のビンテージ機材からSFに適したFMやモジュラーまで、幅広いエレクトロニックサウンドが収録されています。また、スイープフィルター、エコーディレイ、広々としたリバーブを設定できるエフェクトも搭載しています。
VINTAGE
アナログシンセシス、チューブコンプレッション、テープサチュレーションの色褪せることのない温かみを丁寧に捉えた292の電子楽器のコレクションです。希少価値の高いシンセ、ドラムマシン、クラシック機材のサウンドを利用できます。
PLAY SERIES
3つのPlay Series音源
- ANALOG DREAMS
- ETHEREAL EARTH
- HYBRID KEYS
が付属します。これらのライブラリにはKontaktのウェーブテーブルシンセシスエンジンが使われ、モーフィング可能な2つのサウンドレイヤーを組み合わせ、ハイブリッドテクスチャーを作り出します。 Play Series音源はすべて、8つのコントロールを備え、数多くのパラメータを調整できるように入念に設定されています。NIハードウェアに自動的にマッピングされた効率的なインターフェイスで、パワフルな演奏や編集が可能になります。
RETRO MACHINES
シンプルで洗練されたインターフェイスに、アルペジエーターとコードジェネレーターを搭載した16種類のクラシックなシンセサイザーとキーボードです。
これらの通常では有料の製品以外にも、無料のバンドルKomplete Startなど1,000種類ものインストゥルメントも利用できます。

3. 無料版Playerとフルバージョンの違い
実際に何ができて何ができないのか?無料版Playerとフルバージョンの違いを解説します。
詳しい違いは、こちらの公式ページをご覧ください。主な違いは以下になります。
Kontakt 7 Player | Konktakt 7 | |
価格 | 無償 | フルバージョン:¥42,900 クロスグレード:¥28,600 アップデート:¥14,200 |
付属音源 | 57インストゥルメント +無償音源KONTAKT FACTORY SELECTION(6.9GB以上) | 1,000インストゥルメント 51GB以上のサウンド |
クリエイターツール | × | ○ |
ライセンスなしライブラリ | × | ○ |
インストゥルメントの広範囲な編集 | × | ○ |
ループ、スライス、編集が可能な波形エディター | × | ○ |
内蔵サンプル・エディター | ×(15分デモモード) | ○ |
Kontakt Script Processorの編集 | ×(15分デモモード) | ○ |
インストゥルメントの編集:フルバージョンではEffects、Filters、Modulation、Sourceモジュールを含むインストゥルメントの編集とルーティングのオプションが追加されています。
KSP(Kontakt Script Processor):フルバージョンには独自のKontaktインストゥルメントを作成することができるインストゥルメントビルディングツールが含まれています。
DEMO:Playerでは、いくつかの機能でインターフェイス上のDEMOテキストで示されるDemo Modeで15分間だけ利用可能な場合があり、Time Outすると使えなくなる機能があります。
まとめるとこのような感じで、編集機能や内蔵エフェクトなどに制限がありますが、Player対応のものであれば特に問題はありません。
ただし、一番大きな違いはライセンスなしのライブラリでしょう。
ライセンスされていないライブラリ(一部の無料配布されているKontakt音源など)と一部のサードパーティのライブラリは、Kontakt Playerと互換性がないためKontaktフルバージョンが必要です。
4. Kontakt 7に関するセール情報
Kontaktは、単体でもバンドルのKOMPLETEでもセールになる場合があります。
半額まで値段が落ちることがありますので、セールでの購入がおすすめです。
最新のセール情報は以下の記事を参考にしてください。


5. Kontakt無料ソフト音源ライブラリ一覧
Kontakt 7で利用できる無料のソフト音源ライブラリをまとめてご紹介します。
おそらくまだまだたくさんあると思いますが見つけ次第、以下の記事にて追記しています。

フリーソフトシンセ(シンセサイザー音源)など
フリー鍵盤楽器・ピアノ音源など
- 詳細Strezov Sampling「The Creative ToolboX Steinway Grand Piano」スタインウェイグランドピアノKontakt音源
- 詳細Strezov Sampling「The Felt Seiler Free Edition」シンセ/サウンドデザインレイヤーピアノKontakt音源
- 詳細Heavyocity「FOUNDATIONS Piano」シネマティックピアノKontakt音源
- 詳細Soniccouture「Hammersmith Free」スタインウェイピアノKontakt音源
- 詳細Soniccouture「RMI Rocksichord」RMI RocksichordキーボードKontakt音源
- 詳細Cinesamples「Accent Pianos」パーカッシブでハーモニー豊かなピアノKontakt音源
- Sonuscore「Pipe Organ」パイプオルガンKontakt音源
- ZAK Sound「Morining Coffe Piano」アコースティックピアノKontakt音源
- PastToFutureReverbs「Hohner Pianet T」AKAIサンプラーでサンプリングしたピアネットKontakt音源
- Premier Sound Factory「Wyrly Premier G」エレクトリックピアノKontakt音源
- Wavesfactory「Freelodica」鍵盤ハーモニカKontakt音源
フリードラム・パーカッション音源など
- 詳細Soniccouture「Thunder Drum」サンダードラムKontakt音源
- 詳細Strezov Sampling「THUNDER X3M Taiko Freebie」太鼓Kontakt音源
- 詳細Strezov Sampling「The Creative ToolboX」ドラム&パーカッションKontakt音源
- Fracture Sounds「Sleigh Bells」スレイベルKontakt音源
- borth audio「Sticky Rain」レインスティックKontakt音源
- 8Dio「Mini」オブジェクトサウンドKontakt音源
- 「LM-Free」LINN DRUM Kontakt音源
- Splash Soundパーカッション各種Kontakt音源
- Fracture Sounds「Sleigh Bells」クリスマスベルKontakt音源
- Sample Logic「Taste the Fury」シネマティックドラムKontakt音源
- Impact Soundworks「Heritage Percussion」パーカッションコレクションKontakt音源
- Impact Soundworks「Cinematic Synthetic Drums」シネマティックシンセドラムKontakt音源
フリーギター・ベース音源など
- 詳細Witch Pig「Ambient Axe」Fractal Axe FX2の9つのアンビエントFXチェーンに通したSchecter JL7 7弦ギターKontakt音源
- 詳細Impact Soundworks「Shreddage 3 Stratus FREE」エレキギターKontakt音源
- 詳細Impact Soundworks「Shreddage 3 Precision FREE」エレキベースKontakt音源
- Heavyocity「FOUNDATIONS Nylon Guitar」ナイロンギターKontakt音源
- borth audio「Grate Bass」エレキベース・ベーススクラッチKontakt音源
- 8Dio「Post-Apocalyptic Guitar」ポストロックギターKontakt音源
- 8Dio「Songwriting Guitar」アコースティック/エレキギターKontakt音源
- oomindstudio「HARDY BASS」エレキベースKontakt音源
フリーストリングス・オーケストラ音源など
- 詳細Heavyocity「Staccato Brass」リズミカルでエネルギッシュなスタッカートブラス&テクスチャーKontakt音源
- 詳細Strezov Sampling「Minimalist Violins Legato」最上級ストリングスAfflatus Stringsの中で提供されるヴァイオリンレガートKontakt音源
- 詳細VGTrumpets「Northern Trumpets」ジャズトランペット音源(Kontakt or SFZ)
- 詳細Sonixinema「Brute Flute Freebie」コントラバスフルートテクスチャーKontakt音源
- 詳細Sonixinema「Saxophone – Explorations Freebie」サックスとモジュラーエフェクトを組み合わせたテクスチャーKontakt音源
- 詳細ProjectSam「The Free Orchestra 2.0」オーケストラKontakt音源
- Heavyocity「FOUNDATIONS Staccato Strings」スタッカートストリングスKontakt音源
- Performance Samples「Chamber Violins – Classical Shorts」チェンバーヴァイオリンKontakt音源
- Red Room Audio「Palette」オーケストラKontakt音源
- Alejandro Magaña Martinez「Remote Violin」バイオリンKontakt音源
- Sonuscore「Free Orchestra Chords」オーケストラKontakt音源
- Impact Soundworks「The Stroh Violin」バイオリンKontakt音源
- Splash Sound「Wooden Xylophone」木琴Kontakt音源
- Splash Sound「Concert Vibraphone」ビブラフォンKontakt音源
- Riot Audio「Bionic Plucks and Mallets Lite」マレット/PluckKontakt音源
- Fluffy Audio「Simple Flute」フルートKontakt音源
フリーボーカル・クワイア音源など
無料複数種類音源・サンプラー・バンドルなど
- 詳細Cinematique Instruments「Korn」グラニュラーサンプラーKontakt音源
- 詳細Arvera Music「WHEEL OF FORTUNE」60プリセットアンビエント/アトモスフェリックパッドKontakt音源
- 詳細Arvera Music「EXPOSURE」52プリセットアンビエントサウンドKontakt音源
- 詳細Soundprops「Jam Pack」ギター/ベース/ドラムなど6つの楽器Kontakt音源
- 詳細Strezov Sampling「Diamond Jazz Trio Freebie」ピアノ/サックス/アップライトベースジャズトリオKontakt音源
- 詳細Pianobook 500をこえる音源ライブラリ
- SoundShaperz「Submerged Genesis」71プリセットインストゥルメントKontakt音源
- 8Dio「Free You」テクスチャーサウンドKontakt音源
- 8Dio「Free Radicals」ダークワイルドサウンドデザインKontakt音源
- 8Dio「Free ASMR」ASMRコンテンツKontakt音源
- 8Dio「Free Angels」アートサウンドKontakt音源
- Heavyocity「Play It Forward」ループライブラリKontakt音源
- Fluffy Audio「AURORROR」シネマティックサウンドスケープライブラリKontakt音源
- Jon Meyer Sounds Kontakt音源など
- AnyDayLongサンプル/Kontakt音源など
その他無料ソフト音源
- 詳細Audio Imperia「Otamatone」オタマトーンKontakt音源
- 詳細Soniccouture「Music Boxes」オルゴールKontakt音源
- 詳細Cinesamples「Tongue Drum」鉄製タングドラムKontakt音源
- 詳細Cinesamples「Twisted Psaltry」弓で奏でるホラーサウンドプサルタリーKontakt音源
- 詳細Cinesamples「Toy Xylo」おもちゃのシロフォンKontakt音源
- 詳細Cinesamples「Kalimba」カリンバKontakt音源
- 詳細Soundiron「Rainsong」雨などの自然音&アンビエントパッドKontakt音源
- 詳細Strezov Sampling「JADE Ethnix Orchestra Xiao Freebie」中国の管楽器ショウKontakt音源
- 詳細Strezov Sampling「BALKAN Ethnic Orchestra Duduk Freebie」アルメニアの管楽器ドゥトゥクKontakt音源
- Fracture Sounds「Pumpkin Patch」カボチャで作られたパーカッションKontakt音源
- Fracture Sounds「Desk Bell」呼び鈴Kontakt音源
- borth audio「Typewriter」タイプライターサウンドKontakt音源
- Fluffy Audio「Koto」箏Kontakt音源
- Fluffy Audio「Bamboo Xaxophone」竹で作られたサクソフォンKontakt音源
- Fluffy Audio「My Log Drum」ログドラムKontakt音源
- 8Dio「Glass Marimba」グラスマリンバKontakt音源
- 8Dio「Smiley Drum」金属ドラムKontakt音源
- 8Dio「The New Propanium」金属ドラムKontakt音源
- 8Dio「The New Copperphone」銅製パイプ楽器Kontakt音源
- Ocean Swift「Shruti Box」インド楽器にインスパイアされたドローンKontakt音源
- Splash Sound「Music Box」オルゴールKontakt音源
- Wavesfactory「Clock」時計の音Kontakt音源
- Wavesfactory「Music Box」オルゴールKontakt音源
- Wavesfactory「Typewriter」タイプライターKontakt音源
- Soundiron「Desk Bell」デスクベルを元にしたインストゥルメントKontakt音源
- Soundiron「Snack」猫の鳴き声などを元にしたインストゥルメントKontakt音源
- Rast Sound「Beat Box」ヒューマンビートボックスKontakt音源&WAV
6. インストール・アクティベーション方法
KontaktやKontakt音源のインストール、オーソライズは以下の4STEPで完了する場合がありますが、異なる場合も多々あります。Kontaktを開いてダウンロードしたファイルを直接ロードする必要がある製品も多いです。
- Native Instrumentsにてアカウント登録
- Native Access 2をダウンロード・インストール、起動してログイン
- 左下「Add Serial」からシリアルコードを入力
- 製品をインストール
7. 使い方を要点だけ簡単にまとめて解説!
Kontaktは開発用ツールでもあり、できることはかなり多いです。この記事では、一般的に利用するエリアのみに限定して、簡単に使い方を解説します。
詳しく知りたい方は、Kontakt 7の公式マニュアルをご確認ください。
Kontakt 7にアップデートされ、全く新しいライブラリブラウザで分かりやすく表示できるようになりました。左上メニューから旧ブラウザを含めた表示変更や、保存機能などを選択できます。左から順に以下のようなメニューがあります。
- 本棚マーク:起動時に開く新しいライブラリブラウザです。全てのKontakt音源とプリセットをまとめて表示でき、ソートすることも可能です。
- フロッピーマーク:保存や読み込みなどファイルメニューを選択できます。
- 設定マーク:シンセエンジンの動作など全体のグローバルな設定ができます。
- 3つに分かれたブラウザマーク:各パネルを表示、非表示設定できます。
- 2つの四角マーク:表示を最小化して、起動しているKontakt音源の画面のみを表示できます。
ライブラリブラウザ
ライブラリブラウザは、一覧で表示されるKontakt音源と以下からプリセットを探すことができます。右上のバツマークから削除すると旧ブラウザと同じ画面にすることができます。
Search:プリセットを検索できます。
Sound Type / Character:様々なカテゴリでソートすることができます。
また、右下Show 〇〇 Presetsからプリセットをまとめて表示することができます。各プリセットは星マークからお気に入り登録することも可能です。お気に入りは、Searchの右側にある星マークから一覧で表示できます。
Kontakt音源の追加方法
左下の設定マークからKontakt音源を読み込むフォルダを設定できます。Addから追加、Removeから削除、Rescanから再度読み込みができます。
フロッピーマーク
フロッピーマークからは新しいファイルの読み込みや保存などができます。
New Instruments:マルチに新しい音源を追加します。
New Instruments Bank:マルチに空の音源バンクを追加できます。
Load…:新しい音源をファイルからロードできます。
Load recent:最近ロードしたファイルを選択できます。
New Instruments From Quick Load:クイックロードから新しい音源を選択できます。
New Instruments Bank From Quick Load:クイックロードから新しい音源バンクを選択できます。
Save multi as:マルチを保存します。
Save as default multi :デフォルトのマルチとして保存します。
Batch re-save:ファイルを移動した際など、もう一度保存する際に利用できます。これを選択しておくことで読み込みをかなり速くできます。
Collect samples / Batch compress:複数の場所のサンプルを参照している場合、またはライブラリのサンプルを圧縮したい場合、この機能で1ヶ所にまとめることが可能です。
Grobal purge:メモリを削除、更新してデータをリセットできます。
ラックインストゥルメントモード
前回バージョンと同じような旧ブラウザモードです。左側には、LibrariesなどKontaktに関連のあるファイルの選択、管理できる機能があります。.nkiファイルをダブルクリックして右側のラックにインストゥルメントをロードします。右側Multiでは、ラック上部4つ(1〜16 / 17〜32 / 33〜48 / 49〜64)に分かれだ最大64個のインストゥルメントを自由に統合することができます。
読み込まれたインストゥルメントのヘッダーでは、アウトプット(Output)やMIDIチャンネル(MIDI Ch)などの設定やパンニング、音量、ピッチなど基本的な調整ができます。右上バツボタンでインストゥルメントを削除できます。
ヘッダーにあるカメラマークから、インストゥルメントのパラメータ設定を簡単に保存できます。ディスクマークで保存、ゴミ箱マークで削除でき、下の段の左端▼からロードできます。
左上の3つに分かれたブラウザマークから以下の各パネルを表示、非表示設定できます。
- Info:ブラウザの下で現在選択されているインストゥルメントファイルの詳細を表示します。最上部の設定マーク→Interfaceから詳細を日本語に設定することができます。
- Outputs:設定された各アウトプットと4つのAuxチ ャンネルを表示します。
- Master:ボリュームやピッチが搭載されたマスターを表示します。
- Keyboard:鍵盤を表示します。
- Quick load:ファイルに素早くアクセスできるQuick-loadメニューを表示します。
- Side Panel:左側のライブラリなどを表示します。
ファイルから選択する
左側Fileからインストゥルメントファイルを選択できますが、上部のViewを選択することで、Quick-Jumpに最近ロードされたディレクトリを選択できます。一番下部にあるlock current quickjumpを選択することでこれらロードされたディレクトリをロックして固定できます。
クリックロード
表示、非表示可能なパネルQuick loadは、すぐにインストゥルメント、バンク、マルチをロードできる便利な機能です。右クリックして新しいフォルダを作成でき、左側から選択したインストゥルメントをドラッグ&ドロップします。消したい場合は、右クリックしてDelete from Quick Loadから削除できます。
クイックロードにまとめておくとかなり便利です。インストゥルメントのヘッダー名前の左端にある▼でクイックロード一覧から選択することができます。
オートメーション
左側Automationでは、ホスト(DAW)に対応するパラメータリストとMIDI CCでコントロールできるリストがあります。それぞれ右側インストゥルメントのパラメータにドラッグ&ドロップすることでアサインできます。MIDI CCでのコントロールは、パラメータを右クリックしてLearn MIDI CC# Automationを選択してから動かしたMIDIで制御することも可能です。
アウトプット・パラアウト
表示、非表示可能なパネルOutputsでは、上部からチャンネルの追加(+)、チャンネルを選択して削除(-)ができます。Preset / Batch Configurationからプリセットなど一括でアウトプットの処理ができます。
+ボタンからチャンネルを増やす際に
- Quantity:追加する量
- Number of channels:チャンネルの数(モノラル・ステレオ・サラウンドなど)
- Host output:リンクさせるDAWのアウトプット
を設定することでアウトプットを追加できます。
各チャンネルはエフェクトスロット(右端上拡大マークを選択して表示)もあり、最下部ではアウトプット(画像「1/2」の部分)の設定ができます。クリックして出てきたポップアップのアウトプットリストをクリックして変更できます。右上Audio Channelの数字をドラッグしてチャンネルのアウトプットリストを増減します。
AUX1〜4に送る量は、ヘッダーの右端に小さくあるAUXボタンを選択してインストゥルメント下部にあらわれる4つのフェーダーを調整します。
キーレンジ・ベロシティレンジ
ヘッダーの左上ボタンからアクセスできるエディットページでは様々な編集が可能ですが、エディットページ左上のInstrument Optionsからキーレンジとベロシティレンジを変更することが可能です。

▶︎Plugin Boutique ▶︎サウンドハウス ▶︎Best Service ▶︎楽天 ▶︎Amazon ▶︎Rock oN ▶︎公式
まとめ
Kontaktは、単なる音源プラットフォームではなく開発プラットフォームとしてかなり幅広い機能を持ち合わせています。
この記事では紹介しきれていない様々な機能がありますので、詳しく知りたい方は公式のマニュアルを参考にしてください。
ただし、上記の点だけ知っておけば使用する上で特に問題はないと思います。
この記事が参考になれば幸いです。