- 「自分の制作に最適なソフトシンセはどれだろう?」
- 「DTM初心者でも扱いやすいソフトシンセは?」
- 「種類が多すぎて、どうやって選べばいいのかわからない…」
- 「そもそもソフトシンセごとにどんな違いがあるの?」
このように、ソフトシンセ選びに頭を悩ませている方は少なくないでしょう。実際、ソフトウェア音源の中でもシンセサイザーの種類は非常に豊富で、どれを選ぶべきか迷うのは当然です。
特に初心者の方にとっては、どれを最初に選べばよいのか分からず、購入に踏み切れないことも多いはず。また、「すでにいくつか持っているけど、次はどれを選べばいいのか知りたい」という方もいらっしゃるかもしれません。
そこで本記事では、おすすめのソフトシンセを「無料」「有料」のカテゴリに分け、それぞれの特徴やメリットを詳しく解説します。実際に使用したレビューや使い方記事へのリンクも掲載していますので、より具体的な情報を得たい方はぜひ参考にしてください。
この記事を読むことで、自分に合ったソフトシンセがきっと見つかるはずです。失敗しない選び方のヒントを得たい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください!
※この記事は、新たに良い製品が見つかり次第、随時更新していきます。2026年5月更新
ソフトシンセ(シンセサイザー音源)プラグインとは?

ソフトウェアシンセサイザー略してソフトシンセ(シンセサイザー音源)とは、シンセサイザーをパソコンで使えるようにソフトウェア化したものです。
VST、AU(Audio Unit)、AAXなど作曲ソフトDAWの拡張機能「プラグイン」として利用できますが、単体で起動できる製品(スタンドアローン/スタンドアロン)もあります。単体で起動できる製品は、DAWを立ち上げる必要がありませんのでライブなどでもMIDIキーボードを活用して利用しやすいです。
ソフトシンセ(シンセサイザー音源)は主にこのプラグインとして利用できる製品のことを指すことが多いです。
前提知識:VSTプラグインとは?
DTMにおけるプラグインとは、作曲ソフトDAWの拡張機能です。プラグインはいくつか規格があり、現在の主流は以下3つです。
- VST(VSTi、VSTインストゥルメント、VST2、VST3)
- Audio Units(AU)
- AAX ※Pro Toolsで利用可能なフォーマット
Audio UnitsはMacのみ対応しており、VSTやAAXはMac、Windowsどちらも対応しています。プラグインは主に音に変化を与える「プラグインエフェクト」、楽器などの音源である「ソフト(ソフトウェア)音源」の2種類があります。エフェクトは一般的にプラグインエフェクトと呼ばれ、ソフト(ソフトウェア)音源はそのまま呼ぶ以外にインストゥルメントと呼ばれたりします。
ソフトシンセとハードシンセの違いは?
ソフトシンセは、パソコン上で起動するソフトウェアであるのに対して、一般的な実機のシンセサイザーは、まとめてハードシンセと呼ばれる場合があります。鍵盤が付いている実機のシンセサイザーはもちろん、鍵盤が付いていない実機の音源モジュールもあります。年々進化しているソフトシンセですが、それでもアナログのハードシンセは他では出せない素晴らしいサウンドを出すことができます。
ソフトシンセはライブで利用できる?
ソフトシンセは、ライブでもMIDIキーボードなどを活用して利用できます。単体で起動できるスタンドアロン対応製品であれば、DAWを起動する必要なく利用することができます。ただし、パソコンのスペックの問題や遅延などによって不安定になることがあるので、注意が必要です。
※プラグインであってもDAWを起動する必要なくライブなどで簡単に利用できるプラグインホストソフトもあります。
どれを買うべき?ソフトシンセの選び方
まだひとつもソフトシンセのプラグインを持っていない初心者の方が、選ぶ際に特にみるべきポイントとして以下の点が挙げられます。
- シンセサイザーの基本機能を確認しよう
- 実機がモデルのものかオリジナルのものか
- Mac、Windowsの対応などシステム要件を確認しよう
シンセサイザーの基本機能を確認しよう
シンセサイザーはいくつかの機能を組み合わせて音作りします。以下の各部分はどのソフトシンセにも搭載されていることの多い、もしくは必須の機能になりますのでそれぞれどういったタイプのものか確認、比較しておきましょう。
オシレーター(OSC:Oscillator)

オシレーターとは発信回路、発信器を意味する部分で
- ノコギリ波:sawtooth
- サイン波(正弦波):sine
- 矩形波(方形波):square
- 三角波:triangle
など音そのものを発信する重要な部分です。これらの基礎的な波形だけでなく、様々なサンプル波形や複雑な波形など元となる音は無限大で、ソフトシンセによっては自分のオーディオファイルをオシレーター波形として利用できるものもあります。
また、これらの波形をどのように料理するか、合成方式(シンセシス)も様々なタイプがあります。
- 波形を合成させ複数の波形形状を含むテーブルを使用するウェーブテーブル
- 波形を掛け合わせて周波数を変調するFM(Frequency Modulation)
- 粒状にサンプリングするグラニュラー
- 倍音を削るサブトラクティブ(減算方式)
- 倍音を含まないサイン波を足していくアディティブ(加算方式)
などあり、これらの方式を複数持つソフトシンセも多いです。
フィルター(Filter)

周波数をカットして音色を曇らせたり、明るくさせたり変化できるフィルターは初心者の方でも比較的わかりやすい部分だと思います。
ローパスフィルター、ハイパスフィルターなど多くのタイプがありますが、同じフィルタータイプであれば全く一緒というわけではなくMoogのラダーフィルターなど実機をモデルにしたフィルターも存在します。
見落としがちですが、フィルターによっても音の太さや聴こえ方が全然変わる場合があります。
モジュレーション(Modulation)
モジュレーションは、ソフトシンセにおいて創造性が高く一番クリエイティブになれる部分かもしれません。様々なモジュレーションソースを活用してあらゆるパラメータを時間軸に応じて変化させることができます。
ほとんどのソフトシンセには以下のようなモジュレーションソースがありますが、他にもステップシーケンサーやXYコントロールなど製品によってはかなり充実したモジュレーションソースが搭載されている場合もあります。

エンベロープジェネレーター(EG:Envelope Generator):音量を時間軸で変化させるアンプエンベロープでお馴染みですが、他のパラメータも同じように時間軸で変化させることができます。立ち上がりを調整するAttack(アタックタイム)、Sustainのレベル(サスティンレベル)に達するまでの時間を表すDecay(ディケイタイム)、鍵盤から手を離してから音が消えるまでの時間を表すRelease(リリースタイム)から構成されている場合が多いです。

LFO(エルエフオー):Low Frequency Oscillatorの略で、波形による周期的なモジュレーションを加えることができます。ビブラートやトレモロとして利用できます。
同時発音数
ほとんどのソフトシンセでは、一緒に発音できる音の数は調整できますが、モノフォニック(1ボイス)のものや8ボイスなど制限がある場合があります。
また、発音数が多くなるとパソコンへの負荷が高くなり、重くなる場合もあるので注意しましょう。
実機がモデルのものかオリジナルのものか
ソフトウェアのシンセサイザーは大雑把に分けると主に以下の2種類あります。
- ソフトウェアオリジナルのシンセサイザー
- 実機を再現したシンセサイザー
ソフトウェアオリジナルのシンセサイザー(ウェーブテーブルなど)

人気ソフトシンセの多くはソフトウェアオリジナルのウェーブテーブルを中心としたシンセサイザーです。
自分のオーディオファイルを取り込んだり波形であればなんでも料理できるソフトもあり、波形そのものを細かく編集でき、幅広い音作りができます。ウェーブテーブルを中心としたものが多く、デジタルよりなサウンドでEDMなどで使用される場合が多いです。
実機を再現したシンセサイザー

オリジナルではなく、ビンテージの名機シンセサイザーをソフトウェア化して再現した音源もあります。実機のシンセサイザーは様々な種類がありますが、特にアナログシンセサイザーをモデルとしたソフトウェアが多いでしょう。
アナログシンセサイザーをモデルとした音源は、幅広い音色を鳴らすことは難しいですがそれぞれ個性のある唯一無二の太いサウンドを奏でることができます。
デジタル感が薄いので、オーディオ録音のものとも比較的に合わせやすい傾向があります。
他にも、実機のデジタルシンセサイザー(ウェーブテーブル、FM、PCMなど)をモデルとした音源もあります。こちらの場合は比較的幅広い音色がありますが、アナログシンセサイザーをモデルとした音源と同じく、実機の個性あるサウンドが魅力でソフトウェア化されています。
これら実機を再現したシンセサイザー音源をはじめて手に入れる場合は、様々な名機の音源がまとめて手に入るパッケージ品(バンドル)もあります。
例外はもちろんありますが、これらを踏まえた上で
- EDMなどのジャンル、デジタルなサウンドが欲しい方、波形そのものを細かく編集したい方はウェーブテーブルなどソフトウェアオリジナルのシンセサイザー
- ビンテージ感、音の厚みが欲しい方や、オーディオ録音が多い方は実機を再現したシンセサイザー
を選んでおくと失敗する可能性は少なくなるでしょう。
Mac、Windowsの対応などシステム要件を確認しよう
基本的には、ほとんどのソフトシンセがMacとWindowsどちらにも対応していますが、バージョンや容量などシステム要件を確認しておきましょう。アップデートなどで更新されますので記事には記載しておりませんが、販売サイトや公式サイトにて記載されていますので購入前に必ずチェックしておきましょう。
多くのメーカーは、推奨パソコンスペックも記載していますので、自分のパソコンでスムーズに起動できるかどうかの基準にもなります。
厳選おすすめソフトシンセ12選
ここからは数あるソフトシンセの中から、厳選12製品を紹介します。EDM・エレクトロのモダンな音作りから、名機モデルの太いアナログサウンド、鍵盤楽器をまとめて手に入るバンドルまで、用途別に必要なものを揃えています。
「迷ったらカテゴリで選ぶ」「個別の詳細はジャンプ」と読み方を選べるように構成しています。
12選 クイックインデックス
気になる製品から読みたい方は、下のリンクからジャンプしてください。カテゴリ別に色分けしています。
3つのカテゴリで選ぶ
「自分はどのタイプを選ぶべき?」という方は、まずはこの3つのカテゴリでざっくり当たりをつけましょう。
🎛️ モダン/ハイブリッド系 EDM・ベース・モダンポップに最適。デジタルなサウンドと幅広い音作り。1本でなんでも作れる多機能型もここ。 Serum 2 / Pigments 7 / Avenger 2 / Falcon 2026 / Omnisphere 3 / Nexus 5 / Zebra 3 | 🎹 名機モデル系 ビンテージシンセを忠実に再現。アナログの太さや個性ある音色が欲しい方、オーディオ録音中心の方に。 Diva / OB-X / Mariana | 📦 バンドル系 1パッケージで複数の音源が手に入る。コスパ重視、初心者でこれから一気に揃えたい方向け。 V Collection 11 / Vintage Vault 5 |
12選 一覧比較表
表は横にスクロールできます▼
| # | 製品名 / メーカー | カテゴリ | 主な特徴 | 価格(定価) | 詳細 |
|---|---|---|---|---|---|
| 01 | Serum 2 Xfer Records | モダン | 定番ウェーブテーブル+5種オシレーター | $249 月額払いOK | 詳細▼ |
| 02 | Pigments 7 Arturia | モダン | 6種エンジン・直感UI・1700+プリセット | $199 月額払いOK | 詳細▼ |
| 03 | VPS Avenger 2 Vengeance Sound | モダン | 10種オシレーター・音の良さに定評 | $249 €225 / £199 | 詳細▼ |
| 04 | Falcon 2026 UVI | モダン | 24オシレーター・UVI製品の総合母艦 | $299 | 詳細▼ |
| 05 | Omnisphere 3 Spectrasonics | モダン | プロ定番・圧倒的なサウンド量 | $499 | 詳細▼ |
| 06 | Nexus 5 reFX | モダン | 5,400+プリセット・即戦力ワークステーション | Starter $249 Complete $5,099 | 詳細▼ |
| 07 | Zebra 3 u-he | モダン | 2026年新登場・モジュラー的な深い音作り | €249 | 詳細▼ |
| 08 | Diva u-he | 名機モデル | Moog/Roland/Korg等の各パーツを自由に組合せ | €179 | 詳細▼ |
| 09 | OB-X GForce Software | 名機モデル | 世界初公式Oberheim OB-Xエミュレーション | $119 | 詳細▼ |
| 10 | Mariana Moog | 名機モデル | Moog本家のデュアルレイヤー極太ベース | $99 iOS $29.99 | 詳細▼ |
| 11 | V Collection 11 Arturia | バンドル | 鍵盤楽器・シンセを網羅した定番バンドル | Pro €699 Intro €199 | 詳細▼ |
| 12 | Vintage Vault 5 UVI | バンドル | 2026年新登場・43製品・18,000+プリセット・1Mサンプル | $499 | 詳細▼ |
01. Xfer Records「Serum 2」 モダン
基本情報
- 開発会社:Xfer Records
- 主な仕様:ハイブリッドシンセ(ウェーブテーブル / マルチサンプル / サンプル / グラニュラー / スペクトラルの5種オシレーター)
- プリセット:626+ / wavetables 288
- 価格(定価):249ドル or Splice Plugins 9.99ドル×25ヶ月
Serum 2はXfer Recordsが開発する大人気のソフトシンセ。デジタルなサウンドが特徴で、自由度が高いのに操作画面がわかりやすく、初心者から上級者までおすすめできる1本です。
バージョン2となり、ウェーブテーブルに加えマルチサンプル/サンプル/グラニュラー/スペクトラルの計5種のオシレーターを搭載し、アコースティックなサウンドまで奏でることが可能になりました。各プリセットには再生例のMIDIクリップやアルペジエイターが用意されており、プリセットを呼ぶだけですぐに使えるサウンドが手に入ります。Serum 1ユーザーはVersion 2に無料でアップグレードできる太っ腹仕様。
こんな人におすすめ
デジタルなサウンドながら、他とは一線を画す主役級の音作りができるシンセ。一発でヒキを作るような存在感ある音が欲しい人、自由度をフル活用したい人におすすめ。
<レビュー・セール情報>
Xfer Records「Serum 2」の口コミ・評判
引用:X
02. Arturia「Pigments 7」 モダン
基本情報
- 開発会社:Arturia
- 主な仕様:6種のシンセエンジン(Modal / Granular / Wavetable / Sample / Harmonic / Virtual Analog)+ユーティリティエンジン
- プリセット:1,700+
- フィルター/FX:19種(68モード)/20種
- 価格(定価):199ドル or Splice Plugins 9.99ドル×20ヶ月
Pigments 7はArturiaが開発する次世代のオールインワン・シンセ。Modal(物理モデリング)/Granular/Wavetable/Sample/Harmonic(加算)/Virtual Analogの6種のエンジンに加え、ユーティリティエンジンを搭載。色分けされた視覚的なUIとドラッグ&ドロップのモジュレーションで、誰でも複雑なサウンドデザインを直感的に行えます。
Version 7では新フィルター、Corroderエフェクト、リデザインされたPlay View、拡張されたサウンドストア等が追加。既存ユーザーは無料アップデートで利用可能。V Collection譲りのアナログモデリングやFX Collectionのエフェクトも内蔵され、太く豊かなサウンドを実現します。
こんな人におすすめ
アバンギャルドやアンビエントなどの音作りにも対応できる柔軟さと、わかりやすいUIを両立した扱いやすいシンセ。幅広い音作りに対応できる「主力1本」を扱いやすさ優先で選びたい人におすすめ。
<レビュー・セール情報>
Arturia「Pigments 7」の口コミ・評判
引用:X
Arturia Pigments 7
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03. Vengeance Sound「VPS Avenger 2」 モダン
基本情報
- 開発会社:Vengeance Sound
- 主な仕様:10種のオシレーター方式・47種のフィルター・34種のエフェクト
- プリセット:1,180+
- サンプル:735マルチサンプル / 230特殊サンプル / 182ドラムキット / 1,500ドラムループ / 610ウェーブテーブル / 243グラニュラー / 55ギターマルチループ
- 価格(定価):249ドル / 225ユーロ / 199ポンド
VPS Avenger 2はVengeance Soundが開発する音の良さに定評があるフラッグシップシンセ。ウェーブテーブル/バーチャルアナログ/フリーフォーム/グラニュラー/長尺サンプル/ドラムなど合計10種類のオシレーター、47種のフィルター、34種のエフェクトで幅広い音色を生み出すことが可能です。
新たに搭載されたSpectral Granularモジュールやドラムループモジュール(1,500ループ収録)、ARP用ラチェットや並列フィルタリングなど、Version 2でも大幅進化。使いこなしには学習が必要ですが、その分「これさえあれば何でもできる」万能型です。
こんな人におすすめ
Serum同様に多機能でありながら、Serumよりデジタル感が薄く音に力強さがあるのが特徴。多機能を深く使い倒したい人、力強いサウンドが欲しい人におすすめ。
<使い方・レビュー・セール情報>
Vengeance Sound「VPS Avenger 2」の口コミ・評判
引用:X
04. UVI「Falcon 2026」 モダン
基本情報
- 開発会社:UVI
- 主な仕様:24種のオシレーター方式 / 100+エフェクト
- プリセット:1,600+
- 価格(定価):299ドル
Falcon 2026はUVIが開発するアナログ、FM、グラニュラー、ウェーブテーブル、サンプラーなど24種類のオシレーター方式に100種類以上のエフェクトを搭載したソフトシンセ。シンセサイザーの枠にとらわれず、サンプラーとしてもドラムキットとしても利用できる超多機能万能音源です。
下記で紹介するVintage Vault 5などのUVI製品や他社メーカー製品もFalcon内でコントロール可能で、総合プラットフォームとして活用できます。Falconだけで曲が完成してしまうレベルの万能音源。
こんな人におすすめ
これこそ「何でも屋」。シンセというより、UVI音源を束ねるプラットフォーム的なイメージ。UVI音源を複数持っていて母艦として束ねたい人、合成方式を1本で網羅したい人におすすめ。
<使い方・レビュー・セール情報>
UVI「Falcon 2026」の口コミ・評判
引用:X
05. Spectrasonics「Omnisphere 3」 モダン
基本情報
- 開発会社:Spectrasonics
- 主な仕様:フラッグシップ総合シンセ音源
- 新機能(v3):Vintage Oscillator Drift / 拡張音色 / Sonic Extensions対応
- 連携:Trilian / Keyscape(拡張機能としてOmnisphere内で制御可)
- 価格(定価):499ドル
高クオリティ大容量の音源を数々開発するSpectrasonicsのフラッグシップ・シンセサイザー。シンセサイザーの枠にはおさまっておらず、一般的な楽器から民族楽器、環境音まで他とは桁違いの音色で、Spectrasonicsらしい深い音を鳴らすことが可能です。
2025年10月にバージョン3が登場し、新たなVintage Oscillator Drift(アナログ的な揺らぎ)などの新機能を搭載。同社のベース音源Trilian、鍵盤楽器を網羅したKeyscapeはOmnisphereの拡張機能としてコントロール可能。さらにSonic Extensionsという拡張音源シリーズで進化を続けています。
こんな人におすすめ
Spectrasonicsらしい深いサウンドが最大の魅力。映画音楽・劇伴・シネマティック系を制作する人にはめちゃくちゃ刺さるはず。
Spectrasonics「Omnisphere 3」の口コミ・評判
引用:X
06. reFX「Nexus 5」 モダン
基本情報
- 開発会社:reFX
- 主な仕様:8種のジェネレーター(Virtual Analog / Sampler / Wavetable / Time Stretcher / Retro Sampler / Grain / Cloud / FM)
- プリセット:Starter 5,454 / Complete 33,352
- サンプル容量:Starter 約47GB / Complete 約292GB
- 価格(定価):Starter $249 / Bundle Builder $269〜 / Complete $5,099
Nexus 5はreFXが開発する人気のワークステーション系ソフトシンセ。Virtual Analog/Sampler/Wavetable/Time Stretcher/Retro Sampler/Grain/Cloud/FMの8種のジェネレーターを搭載しつつ、サンプルベースのサウンドが大量に詰め込まれた即戦力プリセット集として人気です。
エディションはStarter / Bundle Builder(好きなExpansionを5/10/15個選択)/ Completeの3種類。最安のStarterでも5,454ものプリセットが搭載されており、ジャンルを問わずすぐに曲が形になります。
こんな人におすすめ
とにかく「即戦力」系のシンセ。プリセットを呼んだ瞬間に曲が動くようなシンセを求める人におすすめ。
reFX「Nexus 5」の口コミ・評判
引用:X
07. u-he「Zebra 3」 モダン
基本情報
- 開発会社:u-he
- 主な仕様:アナログ・物理モデリング・デジタル統合のディープシンセ
- プリセット:1,200+
- モジュレーション:4×ADSR Envelope / 4×LFO / 4×MSEG
- 価格(定価):249ユーロ
Zebra 3はu-heの「ディープ・ワークホースシンセ」の完全再設計版。2026年4月にリリースされた最新作で、アナログモデリング・物理モデリング・純デジタルシンセシスを最先端の技術でゼロから作り直しました。
スプラインベースのモーフィング・オシレーター、Through-Zero FM、2Dパレットから選べる多数の新フィルターモデル、モーダルレゾネーターやコム、フリケンシーシフター付きリングモジュレーター、ポリフォニックEQ/レゾネーターなど、パワフルな新モジュールが洗練されたモダンUIに収まっています。1,200以上のファクトリープリセットを搭載。
こんな人におすすめ
u-heらしい滑らかで良いサウンドに、Zebra系特有の柔軟性を兼ね備えた1本。u-heの音色感が好きで、柔軟な音作りも求める人におすすめ。
u-he「Zebra 3」の口コミ・評判
引用:X
08. u-he「Diva」 名機モデル
基本情報
- 開発会社:u-he
- モデル:Moog Minimoog Model D / Roland Jupiter 6 / Roland Jupiter 8 / Roland Alpha Juno 2 / Roland Juno 60 / Korg MS-20 / Roland JP-8000 / Oberheim SEM
- ボイス:最大16
- プリセット:1,200+
- 価格(定価):179ユーロ
Divaはu-heの名機モデルソフトシンセの代表格。Minimoog Model D / Jupiter 6/8 / Alpha Juno 2 / Juno 60 / MS-20 / JP-8000 / Oberheim SEMなど、複数の名機オシレーター・フィルター・エンベロープを自由に組み合わせて使えるのが最大の特徴です。
実機ではあり得ない組み合わせも可能で、幅広い音作りができるのに「アナログの太さ」は名機由来の本物。質の高さに定評があります。ただし負荷が高めで、現代のマシンでも重く感じる場面はあるので注意。
こんな人におすすめ
自由に名機のパーツを組み合わせられる楽しさが魅力。これもu-heらしい素晴らしいサウンド。アナログ名機の音色を1本で網羅したい人におすすめ。
<使い方・レビュー・セール情報>
u-he「Diva」の口コミ・評判
引用:X
09. GForce Software「OB-X」 名機モデル
基本情報
- 開発会社:GForce Software
- モデル:Oberheim OB-X
- ボイス:最大16
- プリセット:400+
- 価格(定価):$119
OB-XはGForce Softwareから登場した世界初の公式Oberheim OB-Xエミュレーション。OB-Eが多機能ゆえに初心者には難しかったのに対し、OB-Xはノブも整理されて圧倒的に使いやすく、それでいてOB-X由来の分厚いサウンドを奏でることができます。
ボイス数も最大16あり、複雑なパッドやコードでも問題なく対応可能。Tom Oberheim本人公認のクオリティで、低価格ながらOberheim系の音が欲しい時の決定版です。
こんな人におすすめ
Oberheim公認なだけあって、かなり良い分厚い音がする1本。Oberheim系の分厚いサウンドが欲しい人におすすめ。
<最新のセール情報>
GForce Software「OB-X」の口コミ・評判
引用:X
GForce Software OB-X
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10. Moog「Mariana」 名機モデル
基本情報
- 開発会社:Moog
- 主な仕様:デュアルレイヤー・ベース特化シンセ(モノフォニック / デュオフォニック可)
- プリセット:200+
- 価格(定価):$99(iOS版 $29.99)
MarianaはMoog本家によるベース特化のソフトシンセ。デュアルオシレーター+サブオシレーター+ノイズを搭載したシンセを2レイヤー別々で調整して、極太のベースサウンドを作ることができます。Minimoog Model D/Taurus Bass Pedals/Minitaurの系譜を受け継ぐ正統派Moogベース。
Mariana本体は3つのLFO、3つのエンベロープ、2つのランダムジェネレーターをレイヤーごとに搭載。深いモジュレーション・エディターで時間的に変化する複雑なベース・サウンドが構築可能です。プラグイン/スタンドアロン/iPadアプリとして利用でき、$99というMoogプラグインとしてはかなりリーズナブルな価格。
こんな人におすすめ
ベース専用機ですがマジで太い。Moogならではのベースの存在感を狙いたい人におすすめ。
<使い方・レビュー・セール情報>
Moog「Mariana」の口コミ・評判
引用:X
11. Arturia「V Collection 11」 バンドル
基本情報
- 開発会社:Arturia
- 主な仕様:名機シンセ+ピアノ・エレピ・オルガン等の鍵盤楽器を網羅したソフト音源バンドル
- プリセット:10,000+
- 価格(定価):Pro €699 / Intro €199 or Splice Plugins 月額払い対応
V Collection 11はArturiaの鍵盤楽器・シンセソフト音源バンドル。名機と呼ばれるシンセサイザー、ピアノ、エレクトリックピアノ、オルガンなどの主要な鍵盤楽器を網羅しており、まだプラグインソフト音源を一つも持っていない方はこれ一つで鍵盤楽器を網羅できるので特におすすめです。
サンプリングやウェーブテーブルベースではなく独自の技術でエミュレートされており、機能性が高く生き生きとした太いサウンドを奏でます。エディションは網羅的なV Collection 11 Pro(€699)と、エッセンシャル版のV Collection 11 Intro(€199)の2種類。Splice PluginsでRent-to-Own払いも可能。
こんな人におすすめ
お腹いっぱいすぎるバンドル。サンプル中心のVintage Vault 5と比べると、個々の製品が多機能で音作りの幅が広いのが特徴。
<使い方・レビュー・セール情報>
Arturia「V Collection 11」の口コミ・評判
引用:X
Arturia V Collection 11
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12. UVI「Vintage Vault 5」 バンドル
基本情報
- 開発会社:UVI
- 主な仕様:43のUVI製品をまとめたビンテージシンセサイザー・コレクション
- 収録製品数:43
- プリセット:18,000+
- サンプル数:100万(1Million)
- サンプリング機種数:271
- 価格(定価):$499
Vintage Vault 5はUVIのビンテージシンセサイザー・リズムマシンを集めたソフト音源バンドル。43ものUVI製品、18,000+プリセット、100万サンプルを1つにまとめた、シンセ量で圧倒する超弩級コレクション。
271機種の名機ハードウェアをサンプリング・モデリングしており、Casio CZ/Oberheim/Sequential Prophet/Yamaha CS/Roland Jupiter/Mellotron/Synclavier/Mini Moog/Korg PS/PPG Waveなどマニアックな機種まで網羅。各製品は単体購入も可能ですが、バンドルで購入すれば単品合計より約$4,227お得。UVI Workstation(無料)もしくはUVI Falcon内で起動します。
こんな人におすすめ
量だけで言ったら圧倒的。実機の音がそのまま欲しいのであれば、サンプリングしているこれが正解。
<使い方・レビュー・セール情報>
UVI「Vintage Vault 5」の口コミ・評判
引用:X
ソフトシンセ最新セール情報まとめ
ソフトシンセはブラックフライデーのみならず、年間を通じて様々なタイミングでセールが開催されます。製品によってセールの頻度や割引率が大きく異なるので、お目当ての製品の傾向を把握しておくと安く手に入れやすくなります。
※セール価格は為替やキャンペーンの影響で常に変化します。最安値が更新される場合もありますのでご注意ください。
12製品のセール傾向 早見表
表は横にスクロールできます▼
| # | 製品名 | セール頻度 | 最大割引 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 01 | Serum 2 Xfer Records | ✕ ほぼなし | — | 月額払い(Rent-to-Own)対応 |
| 02 | Pigments 7 Arturia | ◯ あり | 50% | クロスグレード可 |
| 03 | VPS Avenger 2 Vengeance Sound | ◯ あり | 50% | Rent-to-Own可 |
| 04 | Falcon 2026 UVI | ◯ あり | 50%+ | UPG/クロスグレード価格あり |
| 05 | Omnisphere 3 Spectrasonics | △ 稀 | — | 発売後徐々に値段が下がる傾向 |
| 06 | Nexus 5 reFX | ◯ あり | ~30% | ホリデー期間中心・全エディション対象 |
| 07 | Zebra 3 u-he | △ 稀 | €70 OFF | プリオーダーセールで €70 OFF 実績 |
| 08 | Diva u-he | △ 稀 | — | タイミングを逃さない |
| 09 | OB-X GForce Software | ◯ あり | 40% | ブラックフライデーで40%実績 |
| 10 | Mariana Moog | ◯ あり | 60% | 割と頻繁にセール・半額以下になることも |
| 11 | V Collection 11 Arturia | ◯ あり | 50% | クロスグレード可・単体音源も対象 |
| 12 | Vintage Vault 5 UVI | ◯ あり | 50%+ | UPG/クロスグレード価格あり |
◯ あり= 年に何度かセール対象になる /
△ 稀= ほぼ価格据え置きで稀にセール /
✕ ほぼなし= セールはまずしない
Xfer Records「Serum 2」セール情報
セール頻度 ✕ ほぼなし | 最大割引 なし | 代替手段 月額払いOK |
Serumは他のソフトシンセに比べると、ブラックフライデーなどのセール時期も含めてセールをすることがほぼありません。バージョン2は通常価格$249で販売中です。
セールではなく月額払いで導入したい方は、Splice Pluginsの月額払い(Rent-to-Own)が便利です。
Splice Plugins Rent-to-Own 概要
- 月額 $9.99(約1,000円)× 25ヶ月 で利用可能
- 通常の月額制と違い、支払いの義務はなくいつでも停止可能
- 全額支払い完了で自分のライセンスとして恒久利用可
Vengeance Sound「VPS Avenger 2」セール情報
セール頻度 ◯ あり | 最大割引 50% OFF | 代替手段 Rent-to-Own可 |
Vengeance Soundは年に何度かセールをおこないます。VPS Avenger 2もセール対象になることがあり、最大で半額(50% OFF)で購入できる場合があります。
Plugin Boutiqueでは通常購入のほかに、いつでも停止可能な月額払い(Rent-to-Own)でも導入できます。
Arturia「Pigments 7」「V Collection 11」セール情報
セール頻度 ◯ あり | 最大割引 50% OFF | 割引手段 クロスグレード可 |
Arturia製品は、年に何度かセールをおこないます。割引率もそこそこ高く、半額になる場合もあります。
V Collection 11は、各種単体音源もセールの対象になることがあります。クロスグレードでの購入も可能で、Arturia公式にログインして「MY ACCOUNT」にクロスグレード・アップグレード価格が記載されている場合があります。
UVI「Falcon 2026」「Vintage Vault 5」セール情報
セール頻度 ◯ あり | 最大割引 50%+ OFF | 割引手段 UPG/クロスグレード価格 |
UVI製品は年に何度かセールをおこないます。50%以上割引される時期もあります。
また、公式サイトにてアップグレードやクロスグレード価格で購入できる場合もあります。すでに単体製品を持っている方は、Vintage Vault 5へのアップグレードでさらに割引される可能性があるのでチェックしましょう。
Spectrasonics「Omnisphere 3」セール情報
セール頻度 △ 稀 | 最大割引 販売店次第 | 攻略法 販売店を比較 |
Spectrasonics製品は、販売店によってはセール価格で提供する場合があります。ブラックフライデーなどセール時期に大きく割引するというより、発売後、徐々に値段が下がっていく印象です。
複数販売店の価格を比較して、最も安いところで購入するのが基本戦略です。
reFX「Nexus 5」セール情報
セール頻度 ◯ あり | 最大割引 ~30% OFF | 狙い目 ホリデー期間 |
Nexus 5はブラックフライデーやクリスマスなどホリデー期間にセールを行う可能性が高いです。
Starter、Bundle Builder、Completeすべてのエディションが対象となり、およそ30%OFF程度で購入できます。Expansion単体(通常$60)も同様にホリデー期間中はセール対象です。
u-he「Diva」「Zebra 3」セール情報
セール頻度 △ 稀 | 割引実績 Zebra 3: €70 OFF | 注意点 タイミング限定 |
u-he製品は、頻繁にセールを行うメーカーではありません。セール開催のタイミングは限られているので、その時を逃さないようにしましょう。
Zebra 3は2026年4月リリースの新作ですが、プリオーダー期間中に €70 OFFのセールがおこなわれました(定価€249 → 約€179)。今後のu-he全体セール時に再びZebra 3が対象になる可能性があります。Divaは過去にも稀にセールが行われています。
GForce Software「OB-X」セール情報
セール頻度 ◯ あり | 最大割引 40% OFF | 狙い目 ブラックフライデー |
Gforce Software製品は、ブラックフライデーなどでセールをおこないます。
過去のブラックフライデーでは、OB-Xが40%OFFで購入できたケースがあります。$119の定価から考えると、$70台で手に入る計算になります。
Moog「Mariana」セール情報
セール頻度 ◯ あり | 最大割引 60% OFF | 特記 割と頻繁にセールになる |
Moogプラグインは、割と頻繁にセールを行います。Marianaもセールの対象になる場合があり、最大で60%OFFまで割引されることがあります。
定価$99から60%OFFで$40を切る価格まで下がる計算で、Moog本家のソフトシンセとしては破格の安さです。
おすすめの無料で使えるフリーソフトシンセまとめ
他にも完全無料で利用できるおすすめフリーソフトシンセがあります。
フリーソフトシンセ一覧やおすすめ
無料で使えるおすすめのフリーソフトシンセ音源は以下の記事にまとめています。
まとめ
ソフトシンセはここで紹介したもの以外にも、山のようにあります。
たくさんある中で選ぶことが難しいですが、あなたが作る音楽のジャンルに合った音のものを選択するべきだと思います。
ただし、すでにソフトシンセやハードシンセをいくつか持っている方は、逆に持っていないような音源を手に入れるのも一つの手だと思います。例えば、デジタルよりなサウンドのものをすでに持っている場合は、アナログよりなサウンドのものを購入するなどすると音のバリエーションを持つことができ、使い分けできます。
この記事が参考になれば幸いです。
🔥 最新セール情報(随時更新)
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