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ソフトシンセ「VPS Avenger 2」使い方やレビュー!インストールやアクティベーション方法まで解説!

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音の評価が高いソフトシンセAvengerのバージョン2がリリースされました!

音の評価が高いだけでなく、かなり多機能な幅広いサウンドを奏でるレイヤーシンセで複数の波形形状を含むテーブルを使用して音を作る定番のウェーブテーブル方式のみならず様々な方式やモジュレーション、シーケンサーなどのアレンジ機能、ドラムなどシンセ以外の音のための機能もあります。

この記事ではそんなAvenger 2をレビューします。この記事を読めば、導入するメリットや注意点、インストールやアクティベーション方法まで理解できます。

是非参考にしてください。

ソフトシンセに関するまとめ記事はこちらをご覧ください。

synthesizer-thumbnails-2022 【随時更新】ソフトシンセプラグインおすすめ最新23選と比較!最強はどれ?人気製品の使い方まで解説

1. Vengeance Sound「VPS Avenger 2」とは?

VPS(Vengeance Producer Suite) Avenger 2は、Vengeance Soundが開発するソフトウェアシンセサイザーです。

最大の特徴は

  • ウェーブテーブル
  • クラシックなバーチャルアナログ
  • 自由に波形をカスタマイズできるフリーフォームやオシレーターシェイプ
  • グラニュラー
  • 長い尺のサンプルやドラム

など合計10種類のオシレーターや、47種類ものフィルタータイプ、34種類ものエフェクトなどで幅広い音を出すことが可能で、パラメータも多い点です。使いこなせれば、何でもできるソフトシンセと言えます。また、音が良いとの定評があります。ただその分、全てを使いこなすのが少々難しいので注意しましょう。

拡張パックExpansion(エキスパンション)も多く販売しており、プリセットだけでなくオシレーターも追加することが可能でおすすめです。

作曲ソフトDAWの拡張機能VST2、VST3、AU(Audio Unit)、AAXプラグインとして利用できます。

バージョン2の主な新機能・違い

バージョン2となり、主に以下のような新機能があります。

  • 比類ないサウンドマニピュレーションを可能にするスペクトラルグラニュラーモジュール
  • 1500種類の新しいドラムループのライブラリが付属
  • 複雑でダイナミックなパターン作成が可能なアルペジオ用ラチェット
  • より正確なサウンドスカルプティングが可能なパラレルフィルタリング
  • モジュラースタイルのランダムなメロディー生成が可能なピッチクオンタイザーとARPランダマイザー
  • 音の可能性を広げる革新的なクリエイティブエフェクトとリバーブ

Rent to Own(RTO)開始!

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Plugin Boutiqueにて、月額払いRent to Ownでの販売が開始されました。Rent to Ownは、月額料金を払うことでプラグインを利用できます。指定された月数支払うことで最終的には自分のものとなります。ただし、いつでも途中で辞めることが可能です。詳しくは下記のページをご確認ください。

<Avenger 2の概要>

開発会社Vengeance Sound
操作画面vengeance-sound-avenger-2-overview
製品名VPS Avenger 2
オシレーター・サンプル735マルチサンプル / 154リサンプラーウェーブ
230スペシャルサンプル(アタック,ノイズなど)
182ドラムキット / 182ドラムシーケンス
610ウェーブテーブル / 243グラニュラーサンプル
55ギターマルチループ
プリセット1180以上
価格(定価)249ドル
225ユーロ
199ポンド

2. 導入するメリット

では、実際にAvenger 2を導入するとどのようなメリットがあるのでしょうか?導入するメリットは主に以下の3点が考えられます。

  • 幅広いサウンド&多機能で曲の大部分を作成できる
  • プリセットが選びやすい
  • 音が良いと定評がある

幅広いサウンド&多機能で曲の大部分を作成できる

Avenger 2は、一般的なソフトシンセと異なり長い尺のサンプルやドラムサンプルなどウェーブテーブルやバーチャルアナログオシレーター以外の幅広い音が出せます。

標準のプリセットでもドラムやギター、ボーカルなど一般的なシンセサイザーサウンドではないサンプルを操ることが可能で、ドラムには専用のパラメータもあります。また、自分のサンプルを入れ操作することも可能です。設定も多く、何でもできるといった印象です。Xfer Records「Serum」Reveal Sound「Spire」などよりもっと幅広い機能を搭載したソフトシンセで、多機能という面において近い仕様としてはUVI「Falcon 3」が挙げられると思います。

音をレイヤーして複数のサウンドを同時に操ることが可能で、Avenger 2一つで曲の大部分を作成することができます。ファクトリープリセットの中には、すでにレイヤーされ鍵盤一つ押すだけで様々なサウンドを奏でるものもたくさんあります。

プリセットが選びやすい

factory-presets-avenger-2

Avenger 2になり、プリセットをロードする前にサウンドを確認できるようになりました。もちろん、拡張パックやファクトリープリセット、ジャンルごとにも分かれています。これはかなり便利だなと感じました。キーボードの下矢印を押して次々とプリセットをプレビューできます。

redownload-avenger-2

ただし、前回バージョンAvengerのプリセットはプレビューできない場合があります。その場合は、V-Managerで右クリックしてRedownloadを選択し、再度ダウンロードしましょう。

音が良いと定評がある

音が良いという声をよく聞きます。

私が実際に触った感想としては他のシンセと比べて力強さ、深さがあると感じました。力強く主役になる音を奏でることができるでしょう。ただ、個人的には好みが分かれるシンセだとも感じます。もちろんプリセットや音作りによりますが、王道なEDM・ダンスミュージックのイメージが強い印象があります。

3. 利用する前に知っておきたい注意点・デメリット

しかしながら、Avenger 2を利用する前に知っておくべき注意点・デメリットも3点考えられます。

  • 使いこなすのが大変
  • 重い

使いこなすのが大変

かなり色んなことができ、特に初心者の方が使いこなすのは一苦労でしょう。

使いこなすことができれば何でもできるくらい良いシンセですのでトライしてみる価値はあります

ただし、単純にウェーブテーブルシンセを求めている方はXfer Records「Serum」Reveal Sound「SPIRE」の方が使いやすいですし、同じようにサンプルおよびグラニュラーにも対応したもので使いやすいソフトシンセとしてはArturia「Pigments」もあげられます。まずはそちらから試してみるのも良いでしょう。

重い

機能が多いこともあってか重いという声をよく聞きます。

オシレーターを増やしたり、細かな設定をすればするほど重くなるでしょう。ただし、最近のパソコンは性能が上がっているため最新の高スペックなものであれば、問題なく使用できます。

4. 口コミ・評判を紹介!

Avengerの口コミ・評判をまとめました。

プリセットプレビューを評価する声やファクトリープリセットの作り込みに驚く声がありました。

鍵盤1つ押さえるだけで曲になってて、歌まで入ってる笑

Avengerでプリセット選ぶのがやりづらい感あったけど、これでかなり改善されてる感ある。

M2MaxのMacbook ProでAvenger2を150トラック再生できてます!
しかもバッファサイズ128というすごさ^^;
マジでパワフルだ〜!

引用:Twitter

5. Avengerに関するセール情報

Vengeance Sound製品は、ブラックフライデーのみならずセールをおこないます。

Avengerもセールの対象になることが多いです。

Avengerの最新のセール情報はこちらの記事をご覧ください。

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6. インストール・アクティベーション方法

Avengerは、以前かなり面倒オーソライズ方法でしたが、かなり簡単になりました。以下の5STEPで完了します。

STEP 1. ユーザー登録

login-vps-avenger

まずは、https://register.vps-avenger.com/loginでユーザー登録をします。

左側Registerから

  • Name:名前
  • E-Mail Address:メールアドレス
  • Password / Confirm Password:パスワード×2

を入力して登録します。

すでにアカウントを持っている方はLoginからメールアドレス、パスワードでログインします。

STEP 2. プロダクトコード(シリアルナンバー)で製品を追加

code-avenger-2022

ログイン後、Add New Productからプロダクトコードを入力してLook upを選択します。

プロダクトコードは、ライセンスを購入した販売サイトなどでもらえるコード(シリアルナンバー)です。

vps-avenger-2-upgrade-code

注意:アップグレードの場合は、左側のVPS Avengerを選択してenter upgrade codeにプロダクトコードを入力します。

STEP 3. V-ManagerとVPS Avengerをダウンロード・インストール

avenger-download-2022

https://register.vps-avenger.com/detailsからV-ManagerとVPS Avengerをダウンロード、インストールします。

STEP 4. V-Managerを起動してKeyfileとFactory Contentをダウンロード

v-manager-avenger-2022

V-Managerを起動してログインし、右上Download Keyfileを選択し、アクティベートを完了します。

続いて、Factory Contentをクリックしてダウンロードします。

Factory Contentは、上部のContent Locationから場所を設定できます。

redownload-avenger-2

Avenger 2にアップグレードした場合は、右クリックからRedownloadして再ダウンロードすることでAvenger 2に対応したプリセットになります。

STEP 5. DAWでAvengerを起動してログイン

DAWでAvengerを起動して、Vengeance Soundのアカウントでログインして完了です。

※Factory Contentを設定する

factory-library-avenger

Factory Contentが見つからず、MISSING FACTORY LIBLARY!と出てくる場合があります。もし表示されたら、NextからSelect content file…でダウンロードしたFactory Contentを選びます。最後に保存するフォルダを設定して、STARTを選択します。最後のSTARTボタンは押して反応がないと思っても少し待ってください。少し待つとウィンドウの下側に読み込みのオレンジ色のメーターが現れます。

7. 使い方を解説!

使い方については順に記事を公開していますので、見たい項目をクリックしてしてください。

※一部バージョン1の内容ですが、近日中にバージョン2に更新する予定です。

vengeance-sound-vps-avenger-how-to-use-thumbnails-1 VPS Avenger 2の使い方①:Vengeance Sound人気ソフトシンセオシレーター編 avenger-vengeance-sound-editor-thumbnails ソフトシンセVengeance Sound「Avenger」使い方②:エディター編 avenger-how-to-use-3-thumbnails ソフトシンセVengeance Sound「Avenger」使い方③:ドラム/シーケンサー/モジュレーション編

まとめ

Avenger 2シンセサイザーとしては申し分ない素晴らしいものです。

ただし、操作できることが多すぎたりと初心者の方には優しくない側面があります。プリセットをそのまま使う分には問題ありませんが、一から自分で作りたい場合は、使い方をマスターする必要があるでしょう。

この記事が参考になったのなら幸いです。

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