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Arturiaのソフトシンセサイザー「Pigments 2」をレビュー!使い方やインストール、アクティベーション方法も解説!

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Arturiaが開発するソフトシンセPigments v2がリリース!

Pigmentsはもともとアナログとウェーブテーブルを組み合わせたシンセサイザーでしたが、Pigments 2からはさらにサンプルも加わり幅広い音を出すことが可能になりました。

この記事では、Pigmentsが他のウェーブテーブルシンセサイザーとどう違うのかをレビューします。また、導入するメリットや注意点、インストールやアクティベーション方法、使い方も解説。

この記事を読めば、Pigmentsに関する基本的な情報は全てを揃いますので、ぜひ参考にしてください。

同じくArturiaのアナログシンセを含む鍵盤楽器を網羅した音源「V Collection 7」に関してはこちらの記事を参考にしてください。

arturia v collection 7 thumbnailArturiaのソフト音源「V Collection 7」を全て使ってレビュー!重いの?導入するメリットと注意点まで解説!

1. Arturia「Pigments 2」とは?

Arturiaが開発するシンセサイザーPigmentsのVersion 2です。

v1はアナログとウェーブテーブルをかけ合わせたハイブリットシンセサイザーで、アナログシンセのオシレーターだけでなくフィルターなどもエミュレートしたシンセサイザーでした。

そんなPigmentsがv2となり新たにサンプルが追加され、さらに幅広い音を出すことが可能となりました。

開発会社 Arturia
値段(定価) $199
主な仕様 アナログ/ウェーブテーブル/サンプルシンセサイザー

Pigments 2はSplice Pluginsにて月額払いでも利用可能です。Splice Pluginsに関する詳しい記事はこちらをご覧ください。

splice-plugins月額で欲しいプラグインを買えるSplice Pluginsを解説!無料トライアルの登録方法や買い方、利用するメリットも!
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2. 導入するメリット

実際に使ってみて次のようなメリットがあると考えます。

  1. 使いやすい
  2. 普通のウェーブテーブルシンセサイザーと違いアナログ感も出せる
  3. サンプルのGRANULARやシーケンサーなど変化する音も魅力

(1)使いやすい

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SERUMやMassive、Avengerなどのシンセサイザーを使っている方は初見でも使いやすいでしょう。

PigmentsはLFOやENVELOPE部分が特にわかりやすく、発音するとリアルタイムで動くので、どのパラメータがどこにアサインされているか一目でわかるでしょう。

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また、Pigmentsを起動して左上から7つのTutorialもありますので、英語ですが操作しながらチュートリアルをうけることが可能です。

(2)普通のウェーブテーブルシンセサイザーと違いアナログ感も出せる

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アナログのオシレーターがあることはもちろん、フィルターなどにも同社ArturiaのV Collectionシリーズで培ったアナログシンセのエミュレートが活かされています。

もちろんデジタルなサウンドも出せますが、味のあるアナログよりなサウンドを出すことも可能です。

(3)サンプルのGRANULARやシーケンサーなど変化する音も魅力

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常に分散して変化するGRANULARやシーケンサーなど、変化する音も魅力の一つです。

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シーケンサーにはサイコロのマークがあり、ランダム性をパーセンテージでコントロールできます。シーケンサーはどうしてもループ感が出てしまいますが、この機能でランダム性を持たすことが可能です。

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3. 利用する前に知っておきたい注意点・デメリット

しかし導入前に知っておくべき注意点が2点あります。

  1. 重い
  2. 定番ではない

注意点1. 重い

設定によりますが、使い方次第ではかなり重たくなります。

注意点2. 定番ではない

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同じくサンプル、GRANULARにも対応したウェーブテーブルシンセサイザーとしてAvengerが挙げられます。

他と差別化したい場合はPigmentsをおすすめできますが、定番の音(特にEDM系)を鳴らすのであればAvengerの方が良いかもしれません。

vengeance-sound-avenger thumbnailsVengeance Soundのソフトシンセ「Avenger」をレビュー!インストールやアクティベーション方法まで解説!

4. 口コミ・評判を紹介!

Pigments 2の口コミ・評判をまとめました。

v1はそこまで評価の高いシンセサイザーではありませんでしたが、v2になり評価はうなぎのぼりです。

5. Arturia製品のインストール・アクティベーション方法

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Plugin Boutiqueにてインストール方法が解説されています。

  1. まずはArturiaにてアカウントを作成します。
  2. ログインしてRegister My ProductからSN(シリアルナンバー)、UC(アンロックコード)を入力して登録します。
  3. Arturia Software Centerをダウンロードし、製品をアクティベートして完了です。Software CenterからをPigmentsなどをインストールできます。

6. 使い方を簡単に解説!

ここからは実際にPigments 2の使い方を簡単に解説していきます。

公式の日本語のマニュアルが出ていますので、がっつり知りたい方はこちらをご覧ください。

Pigments 公式マニュアル

※ただし、v1の説明書のためSampleなどの説明がありません。

synth-fx-seq-pigments

Pigmentsは上部にプリセット、上部右側からSynth、FX、Seqの3つの項目に別れています。

音作りの中心となるシンセサイザー部分であるSynthから解説します

ENGINE

engine-osc-pigments-arturia

左上ENGINE部分にENGINE1、ENGINE2のオシレーターがあります。それぞれ電源部分でオンオフ、コピーマークでもう一方のENGINEにコピー、with modulationsでモジュレーションごとコピーします。

ENGINEのタイプはAnalog、Wavetable、Sampleの3つがあります。

Analog

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3つのオシレーターからなるアナログシンセサイザーのエミュレートです。

OSC 1

SyncでOSC 2とハードシンクします。4つの波形(サイン波、三角波、ノコギリ波、矩形を)から選択、Coarseで半音ごとにキーを調整でき、Widthで三角波、矩形波のパルス幅を調整できます。

OSC2・OSC3

OSC2とOSC3のパラメータは一緒です。

Keyで音程を反映させ、Coarseの他にFineでもキーを調整できます。

OUTPUT

Filter MixでFILTER1、2どちらに反映させるかをパーセンテージで決め、VolumeでENGINE全体の音量を調整します。

NOISE

Red、White、Blueからなるノイズカラーを調整、Volumeでノイズレベルを決めます。

MODULATION

OSC1、2のみにかかるモジュレーションです。Amountで量、SourceでモジュレーションソースをOSC3もしくはNOISEにでき、ブレンドも可能です。

Wavetable

engine-wavetable-pigments

左上からプリセットのWaveformを選択できます。Importedで自分の波形をインポートすることも可能です。右側2D、3Dで波形の表示を変更します。

上部の「Morph」はモーフィング機能でオンの場合ウェーブテーブル間をスムーズに移動します。

右側のOUTPUTはAnalogと同じ仕様で、その下のWAVETABLEにあるPositionでテーブルの位置を調整します。これは3D波形にするとわかりやすいです。

ここからは下部のモジュレーション部分に解説しますが、これらは2Dにすることで波形の変化がよくわかります。

FREQ MOD(FM)

FM(Frequency Modulation)はリニア(Linear)とエクスポネンシャル(Exponential)から選びます。リニアの方が基音が動かずどちらかと言うとナチュラルなのに対してエクスポネンシャルは基音ごとアバンギャルドに変化します。

PHASE MOD

4種類の設定ができる位相モジュレーションです。

Key:MIDIノートでウェーブテーブルの位相がリセット

Mod Osc:モジュレーターの位相が0にリセットするたびウェーブテーブルもリセット

Self:メインのCoarse、Fineに従って位相がリセット

Random:MIDIノートでウェーブテーブルの位相がランダムにリセット

PHASE DISTORTION

6種類のTARGET波形から選択し、その波形に応じてソース波形がねじ曲がります。

WAVEFOLDING

波形のピークを折りたたむようにして変化させます。3つの曲げ方(FOLD SHAPE)があります。

MODULATOR

上記の波形加工するMODへのモジュレーションソースとして機能します。10の波形から選択できます。

Sample

sample-granular-pigments-2-arturia

v2で新たに追加されたSampleはA〜Fまで6つのスロットがあります。

それぞれを選択し、Wavetable同様に左上からサンプルを変更できます。

MAIN(GRANULAR)

MAINには下部にGRANULARがあります。電源ボタンをオンにすることでサンプルが分散して発音されます。真ん中Shapeで分散した発音を変形させます。

Densityで分散させる速さを決めます。Hertzでヘルツ、SyncでBPMに合わせた速さです。Densで密度を調整し、Directionで方向、Pitchでピッチの分散を設定できます。Startはスタート位置が変更されます。右側真ん中にある開始位置を決めるStartノブが基準となります。

Sizeで分散させる長さを決めます。その他Width(広がり)やPan、VolumeそしてLimitで分散させる量を制限できます。

EDIT

ここからサンプルをエディットできます。範囲やチューニング、リバース、ループなど設定可能です。

MAP

ここでA〜Fまで複数サンプルをどう発音するか設定できます。

ランダムや順番に発音したり、 キーマップなど設定可能です。

TUNE

tune-pigments-arturia

左側にTUNE、UNISONがあります。

Coarseは半音ごと、Fineは半音の1000分の1単位でキーを変えます。

鍵盤マークで音程が反映され、Qはクオンタイズモードです。クオンタイズモードではモジュレーションにアサインしたキーを制限して発音されるようになります。鉛筆マークからその音程を設定できます。いらない音程をクリックして消します。

UNISON

unison-pigments-2-arturia

Classic、Chord、Super3つのモードからなるUNISONです。Voice数(最大8)、Detune、Stereoを調整できます。このUNISON部分はオシレーターがSampleの場合のみResonator、BitCrush、Modulationに変えることが可能です。

FILTER

filter-pigments-arturia

フィルターは2つありそれぞれのバンドのタイプを選べるだけでなく、SEM、Matrix 12、Mini MoogなどV Collectionでエミュレートされた名機のフィルターがあります。

AMP MOD

ソースを選択してAMPにモジュレーションすることが可能です。ここは通常ベロシティが選択されており、これによりベロシティによって音量が変わることになります。

Voice Pan

全体のPanです。

Send Level

エフェクト(FX)にあるSEND BUSに送る量です。

FX

send-bus-fx-pigments

エフェクトはBUS A、BUS B、SEND BUSの3つに分かれており、それぞれ3つまで計9つのエフェクトが可能です。13種類のエフェクトがあります。

BUS A、Bの送り方は右上Routingから選択可能です。その下INSERTでBUS A、BのレベルとSENDでSEND BUSに送る量(Send)、出力量(Return)を調整できます。

Seq(Sequencer)

arp-seq-pigments-2

シーケンサー、アルペジエーターを設定するエリアです。

左上からSeq(シーケンサー)、Arp(アルペジエーター)もしくはOffにします。どこが再生されているかもわかりやすく、初見でも十分に設定できる機能です。

モジュレーションアサイン方法

lfo-mod-pigments

真ん中にあるENVやLFOなどにパラメータをアサインするには、まずENVやLFOなど名前の部分をクリックします。次にアサインしたいノブにカーソルを合わせると、それぞれの色(LFOなら黄色、FUNCTIONなら緑など)に光りますので、上下にドラッグして量を設定します。

アサインされているものをみる場合も同じく名前のところクリックし、その下にあるリアルタイムで動いている部分をクリックすることでそれぞれの細かな設定ができます。

まとめ

Pigmentsはv2になりかなり進化しました。v1は評価も高くなく、薄い音の印象だったので大幅なアップグレードです。評価もかなり上げました。

個人的にはアバンギャルドな音をたくさん作りたくなるシンセだと思いました。

この記事が参考になれば幸いです。

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