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ハードウェアシンセコレクションUVI「Synth Anthology 2」レビュー!使い方やVintage Vault 3との違いも解説

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UVIの実機をモデルとしたシンセサイザー音源といえば「Vintage Vault」がありますが、別途で販売されている「Synth Anthology」もあります。

Synth Anthologyは値段も安くVintage Vaultの簡易版のように思いますが、実際は収録されているシンセも少し異なる音源になります。

この記事では、そんなSynth Anthology 2をレビュー、メリットや注意点・デメリットから使い方まで解説します。

是非参考にしてください。

ソフトシンセに関するまとめ記事はこちらをご覧ください。

software-synthesizer-2020-free【2020年随時更新】ソフトシンセ(フリーも含む)おすすめと比較!最強はどれ?選び方も解説!

1. UVI「Synth Anthology 2」とは?

Synth Anthology 2は、UVIが開発するシンセサイザーコレクション音源です。

名機ハードウェアシンセサイザーをたくさん収録しつつ、全ての音源を同じパラメータで操作可能な使い勝手の良い音源です。

「Synth Anthology 3」リリース!

Synth Anthology 3がリリースされました。Synth Anthology 2との主な違い、アップデート点は以下になります。

  • 55モデルのハードシンセサウンドが新たに仲間入り

Arp 2600, Behringer DeepMind 12、Casio HZ-600とVZ1、Cavagnolo Exagone、Clavia NordLead 3、Crumar Spirit、Davoli Davolisint、Dotcom Modular、EML ElectroComp 101、SynKeyとSynthi AKS、JEN SX1000、Kawai Synthesizer-100F、Korg PS3100、MS-50、01RW、M3、Prologue、Polysix、800DVとX3R、M-Liberation、M-One、M-Subsequent 37、M-Modular 3pとM-Sonic Six、Novation Peak、Oberheim Matrix-12とSEM、Powertran Transcendent 2000、PPG 1020とModular、RLD D-110、RLD Fantom-G6、RLD J-6、RLD SH-5、RLD JD-990、RLD System-100とRLD System-700、RSF BlackBoxとModular、Sequential Circuits Six-trak、Studiologic Sledge、Teenage Engineering OP-1、OP-Z、PO-14とPO-16、Vermona Synthesizer、Waldorf Pulse 2、WaveとQuantum、Yamaha SY-2とV50、Yusynth

  • 追加のハードウェアから生み出した542波形を装備
  • ユーザーインターフェイスの更新
  • EQを含むFXセクションの更新
  • ChordとPhraseモードを含むアルペジエーターの更新
  • 新ファクトリープリセットを1000+追加

表は横にスクロールできます▼

開発会社UVI
操作画面synth-anthology-ui
製品名Synth Antology 2
モデルAccess Virus C • Akai AX80 • Alesis Andromeda • Alesis Fusion • ARP Chroma Polaris • ARP Odyssey
ARP Quadra • Casio CZ-1 • Casio VZ-1 • Clavia NordLead • Dave Smith Prophet 6 • Elka EK44 • Elka Synthex
Emu Emax • E-MU Emulator 2 • Ensoniq ESQ-M • Ensoniq Fizmo • Ensoniq SQ80 • Ensoniq VFX • Fairlight CMI IIx
Formanta Polivoks • Kawai K3 • Kawai K4R • Kawai K5000 • Korg DS8 • Korg DSS1 • Korg DW8000
Korg Minilogue • Korg MS20 • Korg M1 • Korg PS-3200 • Korg Triton • Korg Wavestation • Mellotron M400
M-Memory • M-Mini • M-Poly • M-Source • M-37 • NED Synclavier 2 • Novation Basstation 2
Novation Nova • Novation Ultranova • Oberheim Matrix 6 • Oberheim OB6 • Oberheim OB-X • Oberheim Xpander
OSC OSCar • PPG Wave 2.3 • RLD D-Fifty • RLD JD800 • RLD J 60 • RLD J 106 • RLD Jup 4
RLD Jup 8 • RLD JX8P • RLD 3o3 • RLD VP330 • RSF Kobol • SCI Prophet 5 • SCI Prophet VS
Seiko DS301 • Siel DK80 • Studio Electronics ATC • Studio Electronics Boomstar 5089 • Yamaha AN1X • Yamaha CS-80
Yamaha CS20m • Yamaha DX7 • Yamaha DX100 • Yamaha FS1R • Yamaha SY77 • Yamaha SY22 • Vermona Tiracon 6V
Waldorf MicrowaveXT • Waldorf Pulse • Waldorf Q
サンプル/プリセット20395サンプル/2518プリセット
容量8.22GB(FLACロスレス圧縮済、非圧縮WAVサイズは15.7GB)
価格(定価)149ドル
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2. UVI「Vintage Vault 3」との違い

UVIのビンテージシンセサイザーを網羅した音源と言えば「Vintage Vault 3」が挙げられます。

vintage-vault-3-thumbnailsUVIのソフト音源「Vintage Vault 3」は使えるのか?レビューしました!ビンテージシンセサイザーを網羅した音源の実力とは?

Vintage Vaultは一つ一つのシンセからインスパイアされた独立した操作画面を持つ複数の音源ですが、Synth Anthologyは一つの画面同じパラメータで操作する音源になります。

Vintage Vaultはリズムマシンなども収録されており、一つ一つ単体でも販売される充実したパッケージ音源です。

ただし、Synth AnthologyにはVintage Vaultに収録されていないシンセサイザーがいくつかあり、今でも手に入る近年のシンセNordLeadやProphet 6、MiniLogue、Tritonなども収録されている点が特徴です。

ですので、

  • Vintage Vaultはビンテージシンセコレクション
  • Synth Anthologyはハードウェアシンセコレクション

とされています。

収録モデル一覧
  • Access: Virus C
  • Akai: AX80
  • Alesis: Andromeda, Fusion
  • ARP: Chroma Polaris, ARP Odissey, Quadra
  • Casio: CZ-1, VZ-1
  • Clavia: NordLead
  • Dave Smith: Prophet 6
  • Elka EK44: Synthex
  • Emu: Emax, Emulator 2
  • Ensoniq ESQ-M, Fizmo, SQ80, VFX
  • Fairlight: CMI IIx
  • Formenta: Polivoks
  • Kawai: K3, K4R, K5000
  • Korg: DS8, DSS1, DW8000, Minilogue, MS20, M1, PS-3200, Triton, Wavestation
  • Mellotron: M400
  • M-Memory, M-Mini, M-Poly, M-Source, M-37
  • NED: Synclavier 2
  • Novation: Basstation 2, Nova, Ultranova
  • Oberheim: Matrix 6, OB6, OB-X, Xpander
  • OSC: OSCar
  • PPG: Wave 2.3
  • RLD: D-Fifty, JD800, J 60, J 106, Jup 4, Jup 8, JX8P, 3o3, VP330 • RSF: Kobol
  • SCI: Prophet 5, Prophet VS
  • Seiko: DS301
  • Siel: DK80
  • Studio Electronics: ATC, Boomstar 5089
  • Yamaha: AN1X, CS-80, CS20m, DX7, DX100, FS1R, SY77, SY22
  • Vermona: Tiracon 6V
  • Waldorf: Microwave XT, Pulse, Q

日本語マニュアル引用

2. 導入するメリット

Synth Anthology 2を導入するメリットは主に以下のような点が考えられます。

  • 安い
  • 同じ操作画面で簡単に操作できる

安い

シンセサイザーを網羅した音源の中では、一二を争う安さです。

他の音源では倍以上かかる場合もあるでしょう。

同じ操作画面で簡単に操作できる

これがVintage Vaultとの最大の違いであり、Synth Anthologyの魅力だと思います。

Vintage Vaultは一つ一つのシンセからインスパイアされた独立した操作画面を持っていますが、Synth Anthologyはモデルを超えて素早く操作できます。

パラメータが統一されているので、初心者の方でも簡単に操作できるでしょう。

4. 利用する前に知っておくべき注意点デメリット

しかしながら、利用する前に知っておくべき注意点・デメリットもあります。

  • 他の製品が良い場合も...
  • iLokアカウント(USBは無くてOK)+UVI Workstationで起動する

他の製品が良い場合も...

▼表は横にスクロールできます▼

メーカーArturiaUVIUVIIK MultimediaIK MultimediaNative Instruments
製品名v-collection-7-table

V Collection 7

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Vintage Vault 3

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Synth Anthology 3

syntronik-table

Syntronik

st4-table

Sampletank 4

komplete-13-table

Komplete 13

価格¥40,700¥66,000¥16,500¥35,990(通常盤)¥35,990(通常盤)¥72,400(通常盤)
収録内容鍵盤楽器(ピアノ/エレピ/オルガンなど)・ビンテージシンセビンテージシンセ・リズムマシンビンテージ〜近年のシンセビンテージシンセほぼ全ての音源を網羅ほぼ全ての音源を網羅
個々の音源のパラメータ独立__________________________________独立__________________________________共通__________________________________共通__________________________________共通__________________________________独立__________________________________
補足シンセサイザーは独自のものがほとんど
詳細詳細記事 詳細記事 詳細記事詳細記事

※価格は2020/09/12調べ。変動することがあります。

注意点として、Vintage Vaultなど他の音源も必ずチェックしておきましょう。

Synth Anthologyは安くて使い勝手が良い点が魅力ですが、同社のVintage Vaultと比べるとビンテージシンセの内容やパラメータは劣ります。さらにVintage Vaultには、Synth Anthologyのリズムマシン版とも言える「Beatbox Anthology」も含まれており一つ一つのシンセサイザーが独立しているだけでなくリズムマシンも数多く収録されています。

個人的には実機を触っている気分になれるパラメータがあるVintage Vaultの方が好きです。

また、他社のライバル製品も数多くあるので、自分に合ったものを見つけてから購入することをおすすめします。

プラグインソフト音源集やビンテージシンセ収録音源は以下のようなものがあります。

    • Arturia「V Collection 7」
      鍵盤楽器(ピアノ、エレピ、オルガンなど)、ビンテージシンセ
    • UVI「Vintage Vault 3」
      ビンテージシンセ、リズムマシン
    • UVI「Synth Anthology 2」
      ビンテージシンセ〜近年のシンセ。一つのプラグイン共通パラメータでコントロールする音源。
    • IK Multimedia「Syntronik」
      ビンテージシンセ。一つのプラグイン共通パラメータでコントロールする音源。
    • Native Instruments「Komplete 13」
      ほぼ全ての音源を網羅。ただしシンセサイザーは独自のものがほとんどで、ビンテージシンセがモデルのものは少ない。
    • IK Multimedia「SampleTank 4」
      ほぼ全ての音源を網羅。一つのプラグイン共通パラメータでコントロールする音源。

arturia v collection 7 thumbnailArturiaのソフト音源「V Collection 7」を全て使ってレビュー!重いの?導入するメリットと注意点まで解説!syntronik-IK-Multimedia-thumbnailsビンテージシンセを網羅IK Multimedia「Syntronik」をレビュー!Free/通常版/Deluxeの違いや使い方も解説ik-multimedia-sampletank-4-thumbnails楽器を網羅する音源IK Multimedia「SampleTank 4」をレビュー!Custom Shop・SE・通常版・MAXの違いや使い方も解説

iLokアカウント+UVI Workstationで起動する

Vintage Vaultと同じく、iLokアカウント(USBは持っていなくても大丈夫です)でのアクティベートが必要かつ、UVI Workstation(無料)もしくはUVI Falconで起動する音源ですので、初心者の方は使えるようになるまでで戸惑う可能性があります。

下記のインストール・アクティベーション方法を参考にしてください。

5. 口コミ・評判を紹介

Synth Anthologyの口コミ・評判をまとめました。

評価は高く、初心者の方にはVintage VaultよりSynth Anthologyをすすめている方もいます。

6. Synth Anthology 2に関するセール情報

UVIは頻繁にセールを行います。

Synth Anthology 2もセール対象になり、価格が9,900円まで下がる場合があります。

セールに関する詳しい記事は以下をご覧ください。

【2020年12月毎日更新】セール中のおすすめプラグイン・DTM機材一覧(無料あり)

7. UVI製品のインストール・アクティベーション方法

UVIの製品はiLokアカウントが必要となります。(USBは無くても大丈夫です。)

iLokに関する詳しい記事は以下をご覧ください。

ilok-license-manager-cloud-thumbnailsiLokとは?USBは必ず購入すべき?使い方やiLok License ManagerやiLok Cloudも解説!
iLokアカウント作成後は以下の5STEPで完了します。

  1. UVIでアカウント作成
  2. UVI Portalをダウンロード・インストール・ログイン
  3. UVI PortalのProduct Registrationからシリアルナンバーを入力
  4. UVI Portalで製品をインストール
  5. iLok License Managerでアクティベート

※Synth Anthology 2はUVI Workstationで起動する製品です。UVI Workstationもインストールする必要があります。

8. 使い方を解説!

Synth Anthology 2は公式の日本語マニュアルがありますので、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

ここではいくつかの画像で簡単に使い方を解説します。

synth-anthlogy-2-presets

Synth Anthology 2はUVI Workstationで起動する音源です。シンセサイザーの種類を選び、音の種類を選択してプリセットを選択します。

OSC/EDITパネル

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左側から6つのパネルに分かれています。OSCパネルでは基本的なオシレーターやフィルターのセッティングを行います。オシレーターはMAINとSUBに分かれています。

EDITパネルでは、ピッチやステレオをコントロールするパラメータがあります。

STEP/LFOパネル

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STEPパネルでは時間によって変化するステップを利用したモジュレーションを適応することが可能です。

LFOの波形選択にある「サンプル&ホールド」はランダムのような仕様のLFOです。

FX/ARPパネル

fx-arp-synth-anthology-2

エフェクトは

  • ビットクラッシャー
  • コーラス
  • フェイザー
  • 歪み
  • リバーブ
  • ディレイ

があり、コーラスはTHORUS、リバーブはSPARKVERBなど同社の単体で販売されているプラグインエフェクト譲りのエフェクトがあります。

最後のARPパネルはMAINとSUBそれぞれにアルペジエーターをかけることが可能です。

まとめ

Synth Anthology 2はVintage Vaultの簡易版のように思うかもしれませんが、他の製品ではあまり見ない近年のシンセサイザーも収録された使い勝手も良い音源です。

しかし、個人的にはVintage Vaultの方がそれぞれの独自パラメータが充実しているせいもあってか音も良いと感じています。

シンセサイザーを網羅した音源はたくさんありますので、他の製品も比べてみてあなたに合った一番良い製品をみつけることをおすすめします。

この記事が参考になれば幸いです。

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