2019年一二を争う話題のプラグインかもしれません。
世界に数台しかないFocusriteのコンソールをエミュレート。
Focusriteといえば、オーディオインターフェイスや復刻版のISA Oneなどのプリアンプが先に思い浮かぶ方も多いかもしれませんが、Brainworx bx_console Focusrite SCは復刻版ではなくオールドのコンソールをエミュレートしたプラグインです。
ひとまずトライアルで試してみましたが、私は、即購入を決断しました。ひかえめに言ってもめちゃくちゃ良いです。
この記事ではBrainworx bx_console Focusrite SCをレビュー、使い方も解説していきます。
ぜひ参考にしてくださいね。
Plugin Alliance製品のまとめ記事は以下を参考にしてください。
1. Brainworx bx_console Focusrite SCとは?
Plugin Allianceのbx_consoleシリーズは、NeveやSSLなど数々の名機コンソールをエミュレートしているシリーズです。そんなbx_consoleシリーズにこの度、「Focusrite」が登場しました。
主なエフェクトはコンプレッサー、ゲート、ディエッサー/エキサイター、イコライザーです。
<Brainworx bx_console Focusrite SCの概要>
| 開発会社 | Plugin Alliance |
| 操作画面 | ![]() |
| モデル | Focusrite Studio Console |
| 価格(定価) | 349ドル |
| 主な仕様 | コンソールエミュレート コンプレッサー/ゲート/ディエッサー/エキサイター/イコライザー |
Brainworx bx_console Focusrite SCはPlugin Allianceのサブスクリプションに登録することで使うことも可能です。
2. Focusrite Studio Consoleとは?
ここで改めてFocusrite Studio Consoleについて解説します。
まずは、こちらのドキュメンタリーをご覧ください。
つまり、世界に10台しか製造されていないスタジオコンソールです。Focusriteは5人目のビートルズとして知られるGeorge Martinの要望でRupert Neveによって開発されました。
そしてできたISA-110、130を元にFocusrite Studio Consoleが作られました。10台のうち数台は壊れたり分解されたりしましたが、日本にまだ2台現役であります。(Crescente StudioとStudio Jive)
3. 導入するメリット
実際に使ってメリットだと感じたのは次の2点です。
- 分厚いサウンドが手に入る
- 使い勝手良い
それぞれ順番に見ていきましょう。
メリット1. 分厚いサウンドが手に入る
Focusrite Studio Consoleのドキュメンタリーではセクシーでデンジャラス、女性的なふくよかなラインを描くイメージという表現が出てきますが、Brainworx bx_console Focusrite SCでもその分厚いサウンドが手に入ります。
本物には当然敵わないと思いますが、素晴らしいサウンドが手に入ることは間違いありません。
メリット2. 使い勝手良い

Plugin AllianceのチャンネルストリップにあるTMTやTHDといったパラメータが使い勝手良いです。
Brainworx bx_console Focusrite SCが気に入った場合は他のコンソールのエミュレートも試してみてはいかがでしょうか?TMTやTHDについては使い方の項目にて解説いたします。
その他bx_consoleシリーズ
- bx_console N(Neve VXSのエミュレート)
- bx_console SSL 4000 E(SSL 4000 Eのエミュレート)
- bx_console SSL 4000 G(SSL 4000 Gのエミュレート)
- Lindell Audio 80 Series(Neve 80 Series コンソール)
※追記
Focusrite SCの後に発売したLindell Audio 80 SeriesはFocusrite以上に評価の高いプラグインです。私自身も愛用しています。
4. 利用する前に知っておきたい注意点・デメリット
しかしながら、利用する上で2つの注意点があります。
- 初心者の方にはおすすめできないかも?
- わかりにくいが重要なパラメータがある
それぞれ順番に見ていきましょう!
注意点1. 初心者の方にはおすすめできないかも?

初心者の方にとっては、もしかするとBrainworx bx_console Focusrite SCの良さに気づけない可能性があります。
必ずデモって良いと思った場合のみ、買うことをおすすめします。絶賛されているからといって違いや特性をわからず使用しないようにしましょう。
注意点2. わかりにくいが重要なパラメータがある

みたらわかるノブ部分の他にネジのような部分(THD)など思いもよらぬところに重要なパラメータがあります。ぜひ使い方の項目にてチェックしてください。
5. 口コミ・評判を紹介!
さて、実際に使っている方がPlugin Alliance「Brainworx bx_console Focusrite SC」をどのように評価しているのかなど気になりますよね?
ここでは、Twitterでの口コミや評判を集めてみましたのでご覧ください。
評価は凄まじく良いですが、復刻版ISAとオールドの違いがわからない方も見受けられました。
Brainworx bx_console Focusrite SC
疑っててごめんなさい
素晴らしいの一言
”あの”音がするんですよ、あなた!
Focusrite Consoleの厚くて前に座ると暑いとしか言えない音
もはやそれだけでも嬉しいし、細部もそのまま笑
これをLatencyZeroで作るBrainworxはやはりトンデモナイ集団だ笑
bxコンソールforcusriteやっと試しました。いやー滅茶苦茶良い!オールド以外自分的嫌いなforcursiteですがこれは別格。THD含む細かい設定で欲しい音が太くジェントルに来てくれる。これは問答無用で買います。やったー^^
Plugin Allianceからfocusrite Consoleがリリースされてから音が復刻版のISA OneやISA430mk2に似てる!ってよく見るけど、オールドのISAと復刻のISAとでは全然音違うよなーとも思いつつ…。でもPAがモデルとしてるのはオールドの方だよなと。
どちらに似てるのか早く検証してみたい。笑
bx_consoleのfocusriteためしてみた!
めっちゃデリシャスジューシーで積極的に上質さを演出できそうな感じだとおもったっ!
濃い味でちょっとムチュっとした音色で、深みがやばそうな印象をうけたかも!お値段は300ドルオーバーかなぁ??
引用:Twitter
6. Plugin Alliance製品のインストール・アクティベーション方法
Plugin Alliance製品のインストール・オーソライズ方法は主に以下の3STEPです。
- Plugin Allianceでアカウント作成、製品を購入
- Plugin Alliance Installation Managerをダウンロードして起動、ログイン
- VST、AU など左下から選択して製品を選択。右下からダウンロード&インストール

7. 使い方を解説!
ここからはPlugin Alliance「Brainworx bx_console Focusrite SC」を使用してみようとお考えの方向けに、使い方を簡単にご説明いたします。ぜひ、参考にしてください。
公式の英語マニュアルはこちらをご覧ください。
コンプレッサー

一番左がコンプレッサーになります。Comp Inでコンプレッサーをオン、LinkはLRで同じになるようコンプレッサーがかかります。
その他いじれるパラメータは通常のコンプレッサーとほぼ同様のThreshold、Ratio、Attack、Release、Gain、Mixです。
ディエッサー/エキサイター

Sensitivityは真上でオフとなり、左がディエッサー(DS)、右がエキサイター(EX)の量となります。
Frequencyはディエッサー/エキサイターのバンドパスになります。ディエッサーはDe-Essを押してオンとなりListenを押すことで適応するバンドパス部分のみを聴くことができます。
ゲート

コンプレッサーのとなりがゲートになります。Gate Inでゲートをオン、LinkはLRで同じになるようゲートがかかります。ツマミは一般的なゲートとほぼ同様のThreshold、Hold、Release、Rangeがあります。Rangeはゲートを閉じたときの音量です。
Fast Attackはその名のとおり50μs(0.05ms)の速いアタックになります。ExpandはゲートをExpanderとして機能させ、Thresholdを下回ると信号を一定の比率で減衰させます。
Ext Keyは外部入力を設定することでサイドチェインとして利用できます。

DAWがサポートしている場合利用できます。(Ableton Liveは使えました)Key Listenはサイドチェインに設定している外部入力のみを聴くことができます。
ダイナミックフィルター

ハイパス、ローパス、ピークフィルターをそれぞれコンプレッサー、ゲートの片方もしくは両方またはオーディオにかけます。左側のツマミがハイパス、ローパスフィルターのFrequencyで右側はピークフィルターのゲイン、Frequencyと×10で範囲が10倍になり60〜600から600〜6000Hzに増加します。
フィルター

LPF、HPFのランプをクリックすることでそれぞれハイパス、ローパスフィルターがかかります。ツマミは周波数をコントロールし、それぞれ/3、×3で1.3kHz〜5.3kHzのローパス、60Hz〜990Hzのハイパスに変わります。
イコライザー
HMF/LMF

Band Inを押すことでそれぞれオンになりでかいツマミはGain、黄色いツマミの左がQ、右がFrequencyとなります。それぞれ×3で1.8〜18.0kHzのHMF、120〜1200HzのLMFになります。
HF/LF

同じくBand Inでオン、でかいツマミがGainで右側黄色いツマミがFrequencyとなります。EQ Postはイコライザーセクションの場所を変更します。オンがデフォルトでイコライザー、フィルターはコンプレッサーの後となります。All EQは全てのイコライザーをオンオフします。
マスターセクション

In Gainは入力ゲインですがV Gainはアナログノイズ音になります。ノイズ音を上げる場合はゲートを使用し入力時以外クリーンにすることをおすすめします。
THD

サチュレーション、密度を追加します。デフォルト設定は-60dBです。最大-30まであげることができ、クリーンにしたい場合は-120まで下げれます。
ここの設定はかなり重要かつとても使えると思います。ドラムやギターでガンガン上げてみましょう。
TMT(Tolerance Modeling Technology)

72種類のコンソールチャンネルを切り替えることができます。
ステレオの場合は隣接する2チャンネルが表示され、各チャンネルには独自の異なるキャラクターがあります。これはよりリアルにするために実際のコンソールのように各チャンネル許容誤差をわざと生んでいます。特許出願中の発明らしいです。
Stereo ModeのボタンでAnalogオンの場合は隣接する2種類の異なるキャラクターのチャンネル、Analogオフの場合LRが同じとなります。Random Channelは左のOneでランダムにチャンネルを変え、ALLではマウスを1回クリックするだけで複数立ち上げているものをそれぞれ別のチャンネルに変えます。ミックス完了後にALLをクリックしてキャラクターを変化させ最適なものを見つけるのも面白いと思います。
まとめ
Plugin Allianceの中でもおすすめのチャンネルストリップですが、Plugin Allianceのチャンネルストリップ自体が機能としてとても良いと思います。音の分厚さだけでなくPlugin Allianceの機能も相まって、アナログな音に持っていけるプラグインだと思います。
この記事が参考になれば幸いです。
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質問等ございましたらコメント欄からどうぞ!




すみませんが、困ってしまいまして…
Plugin Allianceに登録をしまして、まずは無料のプラグインをインストールしようとしたのですが、インストール方法が分かりません…。
なんとかしようとGoogle翻訳を使ってみたりしたのですが、いまいちわからなかったです。
Plugin Allianceでのインストール、そしてアクティベーション方法を教えて下さいますでしょうか?
コメントありがとうございます!
Plugin Allianceのアカウントを作成して購入した後に
下記のアプリInstallation managerをダウンロード、起動してログインします。
https://www.plugin-alliance.com/en/installation-manager.html
左下フィルターでAUやVSTなど選択、製品を選択して右下ダウンロード&インストールで完了するかと思います。記事に追記しておきますね。