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DAWの無料無制限クラウドサービス「Splice Studio」とは?プロジェクトの共有やバックアップができるサービス

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Spliceといえば

の他にSplice Studioというクラウドサービスも展開しています。

他のサービスと違いSplice Studioは無料で利用することが可能ですので、利用を検討してみてはいかがでしょうか?

ただし、注意点もありますのでその点もまとめています。

是非参考にしてください。

Spliceが提供するサービスに関する記事は以下をご覧ください。

splice-thumbnails 【Splice使い方まとめ】月額サンプルSoundsだけじゃない!Pluginsやアプリなど

1. Splice Studioとは?

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Splice StudioはSpliceが展開するクラウドサービスです。

パソコン内に保存したDAWのプロジェクトをバックアップし、プライベートなコラボレーションや開かれたコミュニティへの投稿をすることができます。

対応しているDAWのプロジェクトはAbleton、Logic、Garageband、Studio Oneがあり、オーディオファイルもプロジェクト内や新しいプロジェクトとして入れることができます。

2. 利用するメリット

Splice Studioを利用するメリットは主に以下のような点が考えられます。

無料で無制限に利用できる

Spliceにサインアップは必要ですが、驚くことに無料で無制限に利用することができます。

こういったものはたいてい容量制限があるイメージですが、無制限は太っ腹ですね。

プライベートなコラボレーションやコミュニティで共有・参加できる

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ユーザーを指定して共有することでプラベートなコラボレーションをしたり、開かれたコミュニティSplice Communityで、共有することも可能です。

リミックスコンテストなども開催されており、世界中のアーティストと繋がることが可能です。

また、様々なアーティストのDAW画面を見ることで勉強にもなります。

アプリやウェブからプロジェクトを開くことができる

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バックアップのとれたプロジェクトは、パソコン用アプリSplice Appやウェブ上のSplice Studioから開くことができます。

更新前のバックアップも取れているのでバージョンをさかのぼることも可能です。

3. 利用する前に知っておくべき注意点

しかしながら、利用する前に知っておくべき注意点もあります。

コラボレーションの使い勝手に注意

プロジェクトをそのままアップロードすると、内部のオーディオトラックのみ表示されます。また、プレビューはプレビュー用のファイルを別途アップロードする必要があり、ウェブ上では基本的にオーディオにする必要があります。

コメントを入れたり、互いに共有しながらオーディオを追加することはできますが、わざわざSplice Studioを経由する必要がない場合もあるかと思います。

対応しているDAWに注意

残念ながら、対応しているDAWは全てではありません。

特に日本でユーザーの多いCubaseは対応外となっていますのでご注意ください。

OSX

  • FL Studio 20+
  • Garageband 10+
  • Logic Pro X
  • Ableton Live 8.1+
  • Studio One 4+

Windows

  • FL Studio 11+
  • Ableton Live 8.1+
  • Studio One 4+

4. Splice Studioの使い方

ここからは実際にSplice Studioの使い方を解説します。

Splice Studioは無料ですが、登録が必要になります。

Try freeもしくは右上Sign upからユーザー登録

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右上「Sign up」もしくは「Try free」から

  • ユーザーネーム
  • アーティストネーム
  • メールアドレス
  • パスワード
  • 「I agree to 〜」にチェック

を入力してSpliceにサインアップします。

Splice Appをダウンロード

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サインアップが完了すると、Spliceの右上からログインすることができます。

ログイン後に右上アイコンの「Install」からSplice Appをダウンロードします。

Appを起動してフォルダを設定する

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Appを起動してログインします。Appを右上から拡大して左下の設定マークからSplice Folderの「Set new folder」から同期するフォルダを設定できます。

※Splice Soundsに登録している方はこのフォルダがサンプル保存場所にもなります。

同期はProject Preferencesの

  • Sync from Anywhere:コンピュータ上のプロジェクトをSpliceと同期
  • Sync from Splice folder only:設定したSpliceフォルダ内のプロジェクトのみが同期

から選択できます。

Sync from Anywhereを選択すると、Ignore Folders(無視するフォルダ)、Unsync Projects(共有しないプロジェクト)の設定も可能です。

注意

Sync from Splice folder onlyでうまくシンクしない場合がありました。設定したフォルダがうまく読み込まない場合はSync from Anywhereを選択して、除外したいものを設定する方法をおすすめします。

Splice StudioもしくはSplice Appで管理

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指定したフォルダにプロジェクトを入れるとアプリSplice AppやウェブのSplice Studioに反映されます。

アプリは「Projects」から、バックアップされたプロジェクトを開くことが可能です。

ウェブのSplice Studioでは、バックアップされたプロジェクトの他に右上のNew Projectから空のプロジェクトを作成することもできます。

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プロジェクトを選択して

  • Collborators:ユーザー検索して共有
  • Release:イメージや説明を追加してCommunityに公開

することが可能です。

まとめ

Splice Studioはバックアップとしては無料で制限なく使えるので大変便利です。Splice Communityも海外アーティストと交流したり、様々なアーティストの作品から刺激を受けることができます。

しかし、個人的には知り合い間で共有するのであればSplice Studioを利用する必要はそこまで感じませんでした。

この記事が参考になれば幸いです。

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