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Output「Arcade」のレビューと使い方!サブスクリプション型ループシンセサイザーの実力とは?

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他のソフト音源とは一味違う独特のインストゥルメンツを開発するOutput社。

そんなOutputから出ているサブスクリプション型(月額制)のループシンセサイザーが「Arcade」です。

Arcadeは、鍵盤やパッドなどのMIDIコントローラーを使用し直感操作で作曲ができるので、楽器が弾けない方や音楽理論が分からない方にもおすすめできるソフトです。

この記事では実際にArcadeが使えるのかレビュー、使い方や登録方法まで解説します。

1. Output社の「Arcade」とは?

Outputが運営するサブスクリプション型(月額制)のループシンセサイザー

ループなどを含むキットが常に追加され、好きなものをダウンロードして使用することが可能です。

普通のシンセサイザーではなくループなどがアサインされたキーをコントロールして直感的に操ることができるソフトなので、楽器が弾けない方や音楽理論が分からない方にもおすすめできます。

Arcadeの概要

開発会社 Output
値段 月額 10USD

(30日間無料トライアルあり)

主な仕様 ループシンセサイザー
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2. Arcadeを導入するメリット

Arcadeを音楽制作に導入すると次のようなメリットがあります。

  1. 30日間無料で利用可能
  2. 常に更新、新しいループ、キットが追加される
  3. 楽器を弾けない方でも直感的に扱える
  4. Splice Soundsとの相性抜群オリジナルのキットを作れる

(1)30日間無料で利用可能

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Arcadeは30日間も無料で利用することが可能です。

なので、無料で試しながら、今後も使い続けるかをしっかり吟味できます。

ちなみに、無料で終えるには30日以内に解約する必要があります。解約の仕方については、登録方法の項目にて解説します。

(2)常に更新、新しいキットが追加される

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サブスクリプションという特徴から常に更新され、新しいキットが追加されていきます。

追加されたものはその都度、視聴してダウンロードするか選択できますので、強制ダウンロードによる容量などを気にする必要はありません。

(3)楽器を弾けない方でも直感的に扱える

Arcadeは鍵盤通り弾く(ドを押したらドが鳴るなど)ことはありません。あくまでループなどサンプルをコントロールするトリガーとして鍵盤やパッドなどのMIDIコントローラーを使用します。

ですので、楽器を弾けない方はもちろん、音楽理論を全く知らない方でも直感的に作曲することが可能です。

(4)Splice Soundsとの相性抜群!オリジナルのキットを作れる

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Arcadeはすでにあるプリセットや追加されていくプリセットのみならず、自分のサンプルを扱うことができます。特にSplice Soundsなどのサンプルサービスを利用しているとかなり有効的に使用することが可能でしょう。

サンプルをArcadeに入れて自分のプリセットを作ることが可能です。

Arcadeはサンプルを直感的にエフェクトすることが可能ですので、サンプルをうまく利用できない方でもArcadeに入れて適当にいじるだけで面白いサンプルの使い方ができるでしょう。

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3. Arcadeを利用する前に知っておきたい注意点・デメリット

ただし1点だけ注意点があります。

それは「普通のシンセサイザーのように使用することはできない」という点です。

Arcadeはあくまでループなどをコントロールするものになりますので、普通のシンセンサイザーのように使用することは難しいかつ面倒です。

4. Arcadeの無料トライヤル登録方法

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まずはOutputのArcadeページから「TRY IT FREE」を押します。

メールアドレスを入力。名前、住所、支払い方法(クレジット or PayPal)を入力。

あとはMacかWindowsを選択してダウンロード、起動してログインすれば完了です。

しかし、無料のまま終えるためには30日間以内に解約する必要があります。

<補足>Arcadeの解約方法

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OutputのHPからLOG IN。

MY ACCOUNTの中にあるARCADEを選択。

Cancel Subscriptionを選択して完了です。

5. Arcadeの使い方を解説

まず始めに左上Playで選択されたプリセット、BrowseでKitやLoopを選択します。ここのプリセットは常に更新され、新しいものが追加されていきます。

play-browse-arcade-output

それぞれカーソルを合わせて音量ボタンを押すことで視聴できますので、視聴した上で気に入ったものを「↓」を押してダウンロードしましょう。

すでに標準でダウンロードされているものもあります。選択すればPlayで実際に使えます。

loop-effect-arcade-output

白い鍵盤がループ、黒い鍵盤がループに対して行うエフェクトになります。

arcade-output-c0

右上でキーの設定ができます。ループがアサインされたキーより下に-12〜+12のキーチェンジがアサインされています。例えばCminのキーに設定すると、C0を中心に-12〜+12のキーチェンジがアサインされます。こちらも便利ですので利用しましょう。

その他ボイス数やスピードの設定も右上点3つから可能です。

ループについて

白鍵にカーソルを合わせるとEDITと出てくるのでクリックするとそれぞれのループを細かく設定できます。

arcade-output-filter-main-advanced-sample

FILTER

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フィルターはハイパス、ローパス、バンドパスがそれぞれGRADUAL、STEEPあり、3×2の6種類となります。

サンプル波形

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真ん中にサンプル波形があり、開始、終了位置が設定できます。

ループにした場合、サンプルの開始位置は黒色、ループの開始、終了位置は白色の線で表示されます。

右上にあるGRIDでリズム通りにグリッドもしくはTRANSIENTで波形に合わせたグリッドができます。

SNAP TOを押すことでグリッドに合わせた開始、終了位置に動かすことが可能です。

MAIN

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MAINのエリアで基本的な音量、PAN、ATTACK、RELEASE、CROSSFADEが調整できます。

CROSSFADEはループの開始、終了位置にフェードを適用しアタックノイズを防ぐことが可能です。

ADVANCED

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MODIFIER BLOCKをオンにすると黒鍵のエフェクトを一切反映しないようにできます。

SYNCをオンにすることでDAWのテンポと合った再生をします。

SYNCのエリアにあるBPMやKEYはこのループに関する情報です。自分で入れたループではない場合は設定ができません。

FORMANTで声色を変えることが可能です。

VELOCITY SENSITIVITYはベロシティによる音質の変化をコントロールできます。

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右側にSPEED、TUNEがあります。

SPEEDは1/4、1/2、×1、×2の4種類あり、TUNEは-24〜+24まで設定できます。
TUNEはAUTOボタンがあり、押すことでARCADEの右上に設定しているキーに自動で合わせることが可能です。

その下に4つアイコンがあります。

左から

  • リバース
  • 折り返し(通常再生の場合リバースで折り返す)
  • ループ
  • ホールド(キーを離しても再生が保持される)

です。

FX SENDS

エフェクトのセンドです。このエフェクトの設定に関しては次のミキサーの項目で説明します。

ミキサーについて

画面の左下にあるミキサーマークからミキサーが立ち上がります。

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それぞれ15のループの音量やPANが調整可能です。

ここで二つのSEND 1、SEND 2そしてMASTERのエフェクトを設定できます。

SEND 1、SEND 2はそれぞれ2つずつ、MASTERは4つのエフェクトが設定可能です。

それぞれのエフェクトの設定はエフェクトを右クリックすることで表示されます。

macro

macro-output-arcade

ミキサーの下にあるボタンを押すとmacroの設定ができます。

macroとははじめの画面にある4つの丸みを帯びたフェーダーのことです。

これらmacro4つのエフェクトはそのまま存在するエフェクトではなく、それぞれ設定され作られたエフェクトです。

ミキサーにあるエフェクトはもちろんサンプルの設定などあらゆるパラメータが右クリックすることでmacroにアサインすることが可能です。

macroのフェーダーを動かすことで、それぞれアサインされたものをまとめてコントロールします。

modulation

modulation-output-arcade

macroだけでなく、modulationにもパラメータをアサインすることが可能です。左下の「〜」を押すことでmodulationの設定、アサインされたものを見ることができます。

modulationはSTEP、LFOの2種類あります。

続いて黒鍵部分のエフェクトを1つ1つ解説します。黒鍵部分は3種類のエフェクトがあります。

それぞれ白鍵のサンプルを再生して、押すことでエフェクトされます。

白鍵同様にカーソルを合わせることでEditボタンがあらわれます。

エフェクトは左上にある「▼」で変更可能です。

PLAYHEAD

playhead-output-arcade

こちらは黒鍵エフェクトの中では一番シンプルで、それぞれのループの設定同様に再生箇所や、LOOP、REVERSEを設定できます。

JUMP TO CUE POINTをオンにすると開始したループをPLAYHEADの始まり位置に戻します。

REPEATER

repeater-output-arcade

こちらはその名の通りリピートするエフェクトです。

REPEAT RATEでリピートする速さを決め、GRID SYNCでどのタイミングでリピートするか決めます。

GRID SYNCが1BARなど大きな枠組みの場合ポイントにたどり着くまでリピートされません。

STEP SEQUENCERはオフでもリピートできますが、設定することでリピートにボリュームの表情をつけることが可能です。

Pattern Reverseでパターンは反転、Invest Stepsで値を反転、Randomizeはランダム、Clearで全てのパターンがクリアされます。

Resequence

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個人的に一番おすすめのエフェクトです。

ステップシーケンサーのような仕様でそれぞれの開始位置を設定してスピード(Speed)、長さ(Length)、音量(Volume)、AttackとDecay(Envelope)、リバース(Reverse)が設定できます。

SNAP TO CLOSESTはグリッドの一番近い位置にマーカーが移動します。

自分のループ素材を入れる

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ループ素材をドラッグ&ドロップでArcadeの白鍵に入れるもしくはBrowseのLoops You Addedに入れるだけで完了です。

まとめ

Arcadeは、ループなどがアサインされたキーをコントロールして直感的に操ることができるので、楽器が弾けない方や音楽理論が分からない方にもおすすめできるソフトです。

サンプルが手に入るだけではなく、その活用方法までサポートしてくれるソフトになります。

直感的でさわっていて楽しいソフトですので、一度30日間の無料トライアルをしてみることをオススメします。

この記事が参考になれば幸いです。

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