プラグイン開発について色々調べていると、プラグインが作れるプラグインがあることを知り、実際に購入してみました。
それがBlue Cat Audio「Blue Cat’s Plug’n Script」です。
この記事ではそんなBlue Cat’s Plug’n Scriptを使って実際にプラグインがちゃんと作れるのか?プログラミングに関する能力0でも可能なのか?レビューしたいと思います。
是非参考にしてください。
1. Blue Cat Audio「Blue Cat’s Plug’n Script」とは?
Blue Cat’s Plug’n Scriptは、スタンドアローン、AU、VST、AAXで起動できプラグインを作成することが可能なソフトウェアです。
これ一つでエフェクトやインストゥルメントなどを作成、操作画面(GUI)を編集、最終的にVST、AU、AAXとしてエクスポートするところまで完結できるソフトになります。
Blue Cat’s Plug’n Scriptは、AngelScriptというスクリプト言語が使用されています。
開発会社 | Blue Cat Audio |
操作画面 | ![]() |
価格(定価) | ¥12,500 |
主な仕様 | プラグイン作成ソフトウェア |
2. Blue Cat’s Plug’n Scriptの特徴
Blue Cat’s Plug’n Scriptは主に以下のような特徴があります。
プリセットを利用できる
デフォルトで様々なプリセットが搭載されており、それらを活用することができます。
特にGUIはプリセットの中から簡単にカスタマイズすることができます。GUIプリセットをいじるだけであれば、スクリプト言語も関係なく誰でもカスタマイズ可能です。
プラグインとして起動しながらプラグインを作成できる
スタンドアローンだけでなくプラグインとして利用することができます。
つまり、DAWを起動して実際に試しながらプラグインを作成できます。
いちいちエクスポートしてDAWを立ち上げて確認する必要がないので便利です。
エクスポートまで完結できる
Blue Cat’s Plug’n Scriptは、最終的にVSTやAU、AAXとして書き出すところまでをサポートしています。
ですので基本このソフトウェアのみで自作プラグイン開発を最後まで完結することができます。
3. 利用する前に知っておくべき注意点・デメリット
しかしながら、Blue Cat’s Plug’n Scriptを利用する前に知っておくべき注意点もいくつかあります。
ある程度の学習が必要
誰でも簡単にプラグインが作成できるかと言われると、実際は厳しいと感じました。
GUIはプリセットから簡単にいじることが可能ですが、Angel Scriptをある程度扱わないと、プリセットから大きくカスタマイズすることは難しいでしょう。
JUCEの方がおすすめ
長期的にプラグイン開発を勉強したいと考えている方であれば、C++を扱いJUCEなどを使って開発する方が良いのでは?と個人的には思います。
難易度は上がりますが、JUCEは無料で始められる点もメリットです。JUCEに関する詳しい記事は以下をご覧ください。

4. Blue Cat’s Plug’n Scriptに関するセール情報
Blue Cat Audioはセールを行います。
Blue Cat’s Plug’n Scriptもセールの対象になることがあります。
最新のセール情報は以下をご覧ください。

5. 口コミ・評判を紹介!
Blue Cat’s Plug’n Scriptに関する口コミ・評判をまとめました。
気になっている方は多いですが、使いこなせるかどうか心配している方も見受けられます。
blue cat’s plug’n script欲しいんだけど、使いこなせる気がしない。オーデラなら8000円くらいだけど、フックアップなら+1000円くらいで日本語マニュアルが付いてくる。
Blue Cat’s Plug’n Script、気にはなってた
引用:Twitter
まとめ
Blue Cat’s Plug’n Scriptは色々試しながらプラグインを作成することができます。
DAWを起動したまま調整できるので、簡単に試作する場合にも利用できるかもしれません。
この記事が参考になれば幸いです。
質問等ございましたら下部のコメント欄からどうぞ!