DTMの三種の神器(機材)と言えば、
- DAW:作曲用音楽ソフトウェア
- オーディオインターフェース:パソコン(iPhone・iPad)から音を入出力する機材
- パソコン
です。オーディオインターフェースといえば、DTMなど音楽を専門的にやっている方が利用するイメージでしたが、現在ではDTMのみならず、ボイスチャット、動画配信、Web会議、カラオケ、テレワーク、ゲーム実況などオンライン通信で利用する方も多いです。今回は、そんな初心者の方が特に迷いがちな「オーディオインターフェース」について解説していきます。
オーディオインターフェースとはなんなのか?また、どのようなオーディオインターフェイスがおすすめなのか?安いのは本当に使えるのか?まで徹底解説します。
ぜひ、参考にしてください。
1. オーディオインターフェース(オーディオインターフェイス)とは?
オーディオインターフェースはギターやベース、キーボード、マイクなどの音をパソコンに取り込む、パソコンの音をスピーカーに送るなどパソコンと繋いで音を入出力するためのものです。略して「A I/F」と表記される場合や「オーディオ I/F」もしくは「オーディオ I/O(インプット/アウトプット)」「A I/O」と略される場合もあります。
オーディオインターフェイスと言えば、四角い箱型のハード機材のイメージが強いですが、現在はiPhoneやiPadと繋げるケーブル状のものからミキサーやマイクと一体化したものなど様々な形に変化しています。
つなぎ方
上記画像のようにオーディオインターフェースは、基本的にパソコンとUSBケーブルなどで接続します。マイクや楽器などを入力に、スピーカーやヘッドフォンを出力に接続します。
オーディオインターフェースをパソコンで使用する際、ドライバ(オーディオドライバ ASIOなど)というソフトウェアが必要です。オーディオインターフェース各製品の説明書の手順に従ってインストールしましょう。ただしOSにすでにそのオーディオインターフェースに合ったドライバがある場合など、そのまま使えるものもあります。
配信における必要性は?
DTMでは必須となる機材ですが、配信用などでもオーディオインターフェースを単体で買う必要があるのでしょうか?
音質にこだわりたい方は利用した方が良いですが、配信においては必ずしもオーディオインターフェースが必要というわけでもありません。
ボイスチャット、動画配信、Web会議、カラオケ、テレワーク、ゲーム実況などでは複雑な設定がなくパソコンと接続するだけで使用できるUSBマイクやイヤホンなどのマイク機能で十分な場合もあります。複数の音をリアルタイムで操作する場合は、ミキサーと一体型のオーディオインターフェイスも便利です。ただし、これらは音楽制作においてはあまりおすすめできません。
2. オーディオインターフェースを選ぶ上で注意すべき点!
さて、初心者の方は、どのオーディオインターフェースを選べばいいのか困っている方も多いと思います。
オーディオインターフェース選びは、音楽制作において後々まで響く大事なポイントです。なので、しっかり吟味して選ぶことを推奨します。
まずは、選ぶ上での注意点をご紹介していきます。
- 確認すべき5つの重要な仕様!
- ケーブル状やミキサーと一体化したものはおすすめできない?
- 基本的に安すぎるもの(1万円以下)は買うべきではない?
- しっかりとメーカーを知ってから選ぼう!
- 新しい製品の方が良い場合が多い
順に見ていきましょう!
確認すべき5つの重要な仕様!
オーディオインターフェースを見るときは、主に次の5つの仕様を確認する必要があります。
(1)パソコンとの接続方法
Firewire接続やThunderbolt接続、USB Type-C、USB 2.0、3.0、Lightningなどオーディオインターフェースとパソコンをつなぐ接続方法はたくさんあります。
お持ちのパソコンと接続できるか変換プラグも含めてマストで確認しましょう!
(2)量子化ビット数/サンプリングレート
最低でも24bit/96kHz以上対応しているものを選びましょう。
安価でないかぎりほとんどのオーディオインターフェースが上記には対応していると思います。
量子化ビット数、サンプリングレートに関してはこちらの記事を参考にしてください。
(3)入出力数
入力(INPUT / インプット)、出力(OUTPUT / アウトプット)がどれだけあるか確認しましょう。安いものは入出力数が少ないので気をつけましょう。
また、TS、TRSフォンケーブル(ギターなどで使われるケーブル)、XLRキャノンケーブル(マイクなどで使われるケーブル)どちらの入力がいくつあるか確認しましょう。上の画像にあるようなどちらでも入力できる端子もあります。◯IN / ◯OUTなどの表記で記載されています。
スピーカー出力とは別にヘッドホン出力もあるかどうかも必ず確認しましょう。
(4)MIDI入出力(MIDIインターフェースとしての機能)
MIDI入出力がないと、パソコン内の音源を外部MIDI対応鍵盤・シンセサイザーで弾くことや、パソコン内のMIDI情報を外部MIDI対応鍵盤・シンセサイザーに送り鳴らすことができない場合があります。最近のMIDIキーボード等はUSBでパソコンと直接つなぐことも可能ですが、シンセサイザーなどはMIDIインターフェースがない難しい場合があり、オーディオインターフェースについてある方が便利です。
MIDIとは?
MIDIは「ミディ」と呼ばれMusical Instrument Digital Interfaceの略です。演奏情報を伝達するための規格で、簡単に言うと読み込むと自動演奏するデジタル楽譜みたいなものです。どのタイミングでどの音をどれくらいの強さでどんなエフェクトをかけて演奏したかを信号、データとして扱うことが可能です。世界共通の規格で今ではほとんどのシンセサイザーなどハード機材がMIDIに対応しています。
(5)Hi-Zスイッチ / +48V ファンタム電源
Hi-Zスイッチはエレキギター、エレキベースを直接オーディオインターフェースにさす際に、ファンタム電源はコンデンサーマイクなどファンタム電源が必要な機材を使用する際に必要です。
Hi-Zスイッチとは?
これはハイインピーダンスのものを接続する際に必要なスイッチです。インピーダンスはものすごく簡単に説明すると、どれだけ信号が流れるか(太いホースか細いホースか)です。ハイインピーダンスのもの(太いホース)をローインピーダンス(細いホース)で受けると信号の一部が漏れてしまいます。そのためインピーダンスを下げる機器DI(ダイレクトボックス)というものがあります。Hi-ZスイッチがあればDIを必要としません。ただし、DIを導入した方が音質が向上する場合もあります。
ファンタム電源(+48Vなど)とは?
コンデンサーマイクなどの電源として使用されますが、供給している電源部分が存在しないためファンタム(幽霊)電源と呼ばれています。実際はキャノンケーブルXLRを介して電源が供給されており、こちらも別途でファンタム電源が供給できる機器など多数ありますがインターフェイスに搭載されていると便利です。
ケーブル状やミキサーと一体化したものはおすすめできない?
iPhoneなどで簡易に録音したい場合でない限り、ケーブル状のものやミキサーと一体化したものなどはDTMではおすすめできません。
全てとは言いませんが、録音以外のプラスαが付いてくるオーディオインターフェースは、質が悪いことが多いからです。
ただし、持ち運びやライブ配信等でケーブル状のものやミキサーと一体化したものが良い場合もありますのであくまで音楽制作においてです。
基本的に安すぎるもの(1万円以下)は買うべきではない?
※追記:近年は安価でも質の高いオーディオインターフェースが次々出てきています。もちろん投資すべきところですが、安価な製品もご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
私の経験上ですがオーディオインターフェースは少々高くても投資すべきところだと思っていました。
というのも学生の頃、5万円台のものを音が良いと複数楽器店店員からすすめられ、この価格帯なら音質も大丈夫だろうと思い買って使っていました。しかし、10万円以上のものに変えた瞬間、あまりの音質の違いに衝撃を受けました。『今まで聴いていた音はなんだったんだ…全部ミックスし直したい….』と思うほどに。なので、安いと音質が悪い(良いミックスをしづらい)というのはあながち間違いではないと思いました。入力だけでなくDAWの音はオーディオインターフェースから出力します。なのでオーディオインターフェースの質はモニター(ミックス時確認する音)の質にも繋がる重要なポイントです。
しかし、現在では安価でも音質の高いものが増えており初心者の方であれば、高価格帯のものとあまり変わらないと感じる場合もあると思います。それを差し置いても、最低1万円以上を購入することをおすすめします。
しっかりとメーカーを知ってから選ぼう!
価格だけで選びがちですが、メーカーもみることをおすすめします。というのも大手楽器メーカーとオーディオインターフェースで質が高いメーカーは違うからです。
初心者の方でこのポイントに気づく人はほぼいないと感じています。
しかし、とても重要な点なので、質が高いメーカーをしっかり知っておきましょう!
新しい製品の方が良い場合が多い
オーディオインターフェースは日々進化しています。
もちろん違う場合もありますが、基本的には新しい製品の方が良い場合が多いです。ですので古い型の中古製品はあまりおすすめしません。
同じメーカーでも新しい方を選ぶことをおすすめします。
3. おすすめの高音質オーディオインターフェースメーカー
注意点については、理解できたでしょうか?
ここからは上記を考慮に入れながらおすすめのオーディオインターフェースをメーカー別でご紹介してきます。
現状はこの5メーカーが性能の面でおすすめです。
<オススメのメーカー一覧 >
順番に見ていきましょう!
RME:140,700円〜
オーディオインターフェースをあまり知らない方は聞いたことのないメーカーかもしれませんが質の高いオーディオインターフェースといえばRMEです。
かなりおすすめできますが、高いです。最低でもBaby Face Pro FS(入力12)で税込140,700円します。クリーンで安定したクロックを得るために開発された技術SteadyClockが搭載されています。
また、全てのRMEオーディオインターフェースには専用のミキサーTotalMix FXが搭載されており、ハードウェアの入力、出力チャンネルはもちろん、パソコン内の再生チャンネルも自在にカスタマイズできます。リモートバージョンTotalMix Remoteもあり、TotalMix FX(1.50以降)と組み合わせて使うことで、RMEオーディオインターフェースのすべてのミックス状態、ルーティング、FX設定、そしてレベルメーターをリアルタイムで表示し、イーサネットやWi-Fiを用いて離れた場所からコントロールすることができます。TotalMix RemoteはWindows、MacはもちろんiOSでも利用できます。
クロックとは?
デジタルクロック・クロック周波数(取り込む音のレート)は、常に安定しているわけではありません。また、機材によって異なります。これらの変動(ジッター)を制御する必要があります。プロの制作現場においては、制御するために別途機材マスタークロックジェネレーターを導入する場合もあります。RMEのオーディオインターフェースは、クリーンで安定したクロックを得るために開発された技術SteadyClockが搭載されています。
Universal Audio:17,800円〜
Universal Audioは1999年に再設立されましたが、以前は歴史ある伝説的な名機ハード機材の数々を世に送り出しています。現在では、数々のメーカーと共同開発する高品質なプラグインエフェクト(作曲ソフトDAWの拡張エフェクト)でも有名です。プラグイン、オーディオインターフェースともにプロも使用しています。
- Apolloシリーズ
- Voltシリーズ
の2つのシリーズがあります。
Apolloシリーズ
Apolloシリーズは、プラグイン(作曲ソフトDAWの拡張機能エフェクトや音源)が付いてくる・追加購入で使用できます。Universal Audioのプラグインエフェクトは優秀で、レコーディングスタジオでも導入していることが多いのでおすすめです。また、プラグインはDSP上で実行しているため、パソコンへの負荷を減らすことができます。ハードウェアを通したようなレコーディングを実現するUnison機能やLUNA(Mac専用DAW)も利用できます。
一番安いApollo Solo(入力2)で税込67,520円ほどになります。(Apollo SoloはUSB-C接続とサンダーボルト接続の2種類あります。)
Universal Audioが開発する専用DSP上でアナログエミュレーションを実行するUADプラグインは、ハード機材DSPアクセラレーターやDSPが搭載されているUniversal Audioのオーディオインターフェースがないと利用できませんでした。オーディオインターフェース搭載されているDSPは1基(SOLO)、2基(DUO)、4基(QUAD)、6基(HEXA)、8基(OCTO)など製品によって異なります。それぞれのプラグインによってDSP使用量があります。詳しくは公式のチャートをご覧ください。
プラグインも付いてくる・追加できることを考えるとコスパ良い製品でしたが、Universal Audioから新しくUAD Sparkというサブスクリプションが開始され、またネイティブプラグインの単体での販売も開始しました。
頻繁にセールも行うようになり、パソコンの負荷を減らすことはできますがUADプラグインが使用できるメリットは少なくなっています、、
ネイティブプラグインは、以下の2種類が同梱されている場合と、ネイティブのみの製品があります。
- UAD Native:UAハードウェアを使用せずにMacやWindowsで動作します。
- Apollo Realtime & UAD-2:ApolloオーディオインターフェイスとUAD-2ハードウェアで高速に動作します。
<セール情報について>
<サブスクリプションについて>
<レビューについて>
Universal Audio Apollo付属UADプラグイン
Apollo Soloに付属する “Realtime Analog Classics” UAD パワードプラグインバンドル
- UA 610-B Tube Preamp and EQ *UNISON テクノロジー対応
- Marshall Plexi Classic Guitar Amplifier *UNISON テクノロジー対応
- Ampeg SVT-VR Classic Bass Amplifier *UNISON テクノロジー対応
- Raw Distortion *UNISON テクノロジー対応
- Precision Delay Modulation
- Precision Delay Modulation Long
- Precision Reflection Engine (Room)
- Precision Channel Strip (EQ/Dynamics)
- Pultec EQP-1A Legacy Equalizer
- Realverb Pro Reverb
- Teletronix LA-2A Legacy Limiter
- UA 1176LN? Legacy Limiter
- UA 1176SE Legacy Limiter
- Pultec Pro Legacy Equalizer
Heritage Editionではさらに以下のプラグインが付属します。
- UA 1176 Classic Limiter Collection
- TeletronixLA-2A Classic Leveler Collection
- PultecPassive EQ Collection
- UA 610 Tube Preamp & EQ Collection
- UA Pure Plate Reverb
Voltシリーズ
Universal Audioから新しくDSPを搭載せず、最安でVolt 1(入力1)が税込17,800円とかなり安価でありながら1176タイプコンプレッサーや610チューブアンプなどが搭載されたオーディオインターフェースが発表されました。新製品VoltにはDSPは搭載されていませんが、以下のDAW、ソフト音源、プラグインエフェクトが付属します。
Universal Audio Volt付属製品
- Ableton Live 11 Lite(DAW)
- Relab Development LX480 Essentials(リバーブ)
- Celemony Melodyne Essential(ピッチ補正)
- Softube Marshall Plexi Classic Amp Bundle(アンプシミュレーターなど)
- Plugin Alliance Ampeg® SVT-VR Classic Bass Bundle(ベースアンプシミュレーターなど)
- UJAM Virtual Drummer DEEP(ドラム音源)
- UJAM Virtual Bassist DANDY(ベース音源)
Antelope Audio:54,900円〜
レコーディングスタジオを利用したことがある方はスタジオでシカのマークの機材を見たことがありませんか?そのメーカーがAntelope Audioです。
Antelopeはプロ御用達のオーディオクロックメーカーです。クロックジェネレーターで高い評価を得ているメーカーです。
10万円を切る製品がなかったAntelopeですが、2021年からZEN GO Synergy Core(入力2)が税込54,900円で販売されています。Antelope Audioは新製品「ZEN GO」で不具合が報告されておりAntelope側の対応にたいしても問題視されていました。しかし、製品自体は悪くなく現在では高い評価に回復しています。
Universal Audio同様に、レイテンシーを感じさせないリアルタイムなエフェクト処理を実現するSynergty Coreエフェクトを利用でき、なんと37種類ものエフェクトが付属します。また、同社のビンテージや定番をエミュレートするモデリングマイクやDAW、プラグインなどが付属するキャンペーンも頻繁に開催されています。
Antelopeオーディオインターフェイス付属Synergty Core エフェクト
- Gyraf Gyratec IX (Dual Tube Mic Preamp with HPF)
- VCA160 (VCA Compressor / Limiter)
- Stay-Levin (Vari-Mu Tube Compressor)
- FET-A76 (FET Compressor / Limiting Amplifier)
- VEQ-1A (2-Band Tube EQ)
- VMEQ-5 (3-Band Tube Mid-Range EQ)
- X903 (VCA Compressor / Limiter)
- PowerFFC (Feed-Forward Compressor)
- Clear Q (Parametric EQ)
- Power EX (Expander)
- VEQ-HLF (Tube 2-Band HPF / LPF)
- Auraverb (Reverb)
- BA-31 (Germanium Mic Preamp)
- Power Gate (Noise Gate)
- A-Tuner (Guitar Tuner)
- Plexi 59 (UK) (Tube Guitar Amp)
- Bass SuperTube VR (Tube Guitar Amp)
- Darkface 65 (US) (Tube Guitar Amp)
- Top30 (UK) Bright (Tube Guitar Amp)
- Tweed Deluxe (US) (Tube Guitar Amp)
- Overange 120 (UK) (Tube Guitar Amp)
- BurnSphere (DE) Lead (Tube Guitar Amp)
- Marcus II (US) Lead (Tube Guitar Amp)
- Modern (US) CH3 (Tube Guitar Amp)
- Rock 75 (UK) (Tube Guitar Amp)
- Rock 22.10 (UK) (Tube Guitar Amp)
- Darkface 65 2×12 (2×12 Guitar Cabinet)
- Top30 2×12 (2×12 Guitar Cabinet)
- Modern 4×12 (4×12 Guitar Cabinet)
- Green 2×12 (2×12 Guitar Cabinet)
- Vintage 4×12 (4×12 Guitar Cabinet)
- Green 4×12 (4×12 Guitar Cabinet)
- Caliper 50 1×10 (1×10 Guitar Cabinet)
- Bluelux 1×12 (1×12 Guitar Cabinet)
- Clst 1×12 (1×12 Guitar Cabinet)
- England 4×12 (4×12 Guitar Cabinet)
- Bass Tube 1×15 (1×15 Guitar Cabinet)
MOTU:32,780円〜
MOTUからかなり安価なオーディオインターフェースが登場しました。
M2(入力2)は税込32,780円、M4(入力4)は税込44,000円、M6(入力6)は税込69,300円です。
にも関わらず数十万円クラスのオーディオインターフェースで使用されているESS SABRE32 DACが搭載されています。昔に比べると使っている方は減っている傾向にありましたが、安い価格かつ質の高いMシリーズが発売されて以降、評価はうなぎのぼりです。
またMOTU、Ableton2つのDAWやサンプルがたくさんついてきますので、初心者の方におすすめできます。
MOTU Mシリーズ付属製品
- MOTU Performer Lite(DAW)
- Ableton Live 10 Lite(DAW)
- Big Fish Audio(サンプル)
- LucidSamples(サンプル)
- Loopmasters(サンプル)
- MOTUからの6GBのループとサウンド
APOGEE:24,200円〜
APOGEEは、Universal AudioやAntelope Audio同様にハードウェアDSPを搭載し、レイテンシーを気にすることなくApogeeのプラグインエフェクトを使用可能です。
かなり高額なモデルSymphonyシリーズが有名で、こちらも利用するプロが多数見受けられるメーカーです。高品質なモデルから、iPhoneやiPad向けの簡易なものまで開発しており、あらゆるユーザーに対応できる製品をリリースしている点も特徴です。自宅のDTM用としてはあまりおすすめできませんが、持ち運びに便利でiOSでも利用できるJAM+(入力1)が最安で税込24,200円で販売されています。DSP内蔵のものでも、BOOM(入力2)がハイエンドDAC(MOTU同様のESS SABRE32 DAC)を搭載していながら税込35,200円とリーズナブルな価格で販売されています。
RME同様に専用のミキサーApogee Control 2で調整でき、Apogee Control 2専用のハードウェアコントローラーも販売されています。
4. 口コミ・評判を紹介!
それぞれを比較する口コミ・評判をまとめてみました。
Antelope、一瞬高いと思うけど数値上のスペックだけでも実はコスパ良いことがわかるしRME勢の乗り換え先には充分メリットあると思います。元々クロックが強いって相当推せるし
RMEとAntelopeは全く逆方向向いていて、どっちに向いて自分が作っていくかです。音像か音場か。なので気に入らないなら買い変えるしかないです。僕は自分の作る音楽はまず音像なので、クロック含めてAntelopeを選ぶ事はないのですが、それぞれの考え方なのです。音場表現がよく見えると一瞬は拡がって聞こえるので良く聞こえる事は確かですが、ジャンルによっては音楽的な強さが消えます。逆もまた真なのです。道具はPlugin含めてあなたの求めるビジョンとどう合うかなんです。 評判が良いからと言って万能ではないのです。単体で使いづらくてもチェインの中ではうまくいったりすることも多々ありますから。 色々試行差がしてみてください。
インターフェース色々聴いた結Universal Audio<RME<Antelopeやった。
Apollo別にいいってわけじゃなかったぞ。
機材も音も最高でした。
今回エンディング曲、全楽器、ボーカルmAtsuiさんの録り音がマジで良い!
そして、やっぱねAPOGEE最高よw
MOTUよりRMEの方が思った音になるなぁ
UADは使いやすいけど流行りは過ぎた。MOTUも。RMEは安定だけど買うならbabyface以外がいいな。Antelope好きだけどちゃんと勉強出来る人ならおすすめ。Apogeeもええな。AUDIENTはコスパすごい良い。
引用:Twitter
5. オーディオインターフェースに関するセール情報
オーディオインターフェースはセールで安くなったり、キャンペーンでソフトウェアやマイクなどの付属プレゼントが手に入る場合もあります。
最新のセール情報は、こちらの記事を参考にしてください。
まとめ
オススメのオーディオインターフェースについて解説しました。
オーディオインターフェースは後々の音楽制作の質を大きく左右するので、できれば質の高いものを選ぶことをおすすめします。
オススメのメーカーは、「Universal Audio」「RME」「Antelope Audio」「APOGEE」「MOTU」です。
質のよいオーディオインターフェースを取り入れると音質が変わり、音楽制作がより楽しくなると思いますよ!
満足がいく音であなたの音楽を創作してくださいね。
質問等ございましたら下部のコメント欄からどうぞ!
オーディオインターフェースは値段で音質が全然違うとおっしゃっていますが、具体的にどう違うのでしょうか?また、DTMに求められる音質とは入力と出力ではどのような音質が求められるのでしょうか?
当方、打ち込みでEDMやテクノといった電子音楽の作曲をしており、それまでは録音は全然しない等の理由でSound Blaster X-Fi Go! ProをASIO4ALL経由で通していましたが、そろそろ買い替えたいということで質問した次第です
ご質問ありがとうございます。
オーディオインターフェイスによってスピーカー、ヘッドホン等同様音の特徴も異なります。DTMに求められる音質はフラットで解像度の高いものだと思います。
私の経験上では、質の低いオーディオインターフェイスでは良いミックスは難しいと感じています。
お使いのSound Blaster X-Fi Go! Proは出力24bit/44.1kHz入力16bit/44.1kHzという仕様ですのでDTMをする上では難しい仕様と感じます。サンプリングレート、ビットレートに関してはこちらの記事を参考にしてください。
https://dtmer.info/sample-rate/
初めまして。
ピアノの弾き語りを録音したいと思い、マイクとオーディオインターフェイスを初めて購入しようと思っています。
なにも分からない状態で検索していたらたどり着きました。
ピアノと、マイクが繋げられたら良いかな?と思い、入出力は2つあれば良いのかな?と思いますが、音質は良い方が嬉しいです。パソコンはWindowsです。
予算的に、UR22C、 UR-RT2、M2 だとおもっているのですが、この中でピアノの弾き語りという点でどれがより良いとかあるのでしょうか?
どれもそれほど差はないのでしょうか?
ちなみにどれもiPhoneには対応してますがAndroidに対応はしていないですよね?
勉強不足での質問すみません。
お返事いただけると嬉しいです。
コメントありがとうございます!
この記事で紹介しているオーディオインターフェイスは全てwindowsもしくはMacのパソコンと接続して使用します。スマホには接続しません。
スマホを使いたい場合は、iPhoneとつなぐことができるオーディオインターフェイスもありますので、そちらを調べてみてください。
ピアノの弾き語りを録音する場合は
1. iPhoneやボイスレコーダーなどで録音
2. ピアノをマイクで集音→オーディオインターフェイス→パソコン(パソコン内のDAWなどソフトウェアで録音)
3. 電子ピアノやシンセサイザーからケーブルをつなぐ→オーディオインターフェイス→パソコン(パソコン内のDAWなどソフトウェアで録音)
4. MIDIキーボードなどのコントローラーを使ってパソコン内のピアノ音源を鳴らす
5. レコーディングスタジオで録音、ミックスしてもらう
この辺りが考えられます。
お話を聞くかぎりでは「1」もしくは「3」が良いのでは?と思います。
もちろん「2」でもいけますが、雑音が入ることやマイクのセッティングなど難易度は高いです。
本当にクオリティ面を求めるのであれば「5」です。
参考になれば幸いです。
とても分かりやすいお返事ありがとうございます!
おっしゃった1をしたときに、音質が良くないのでもっと音質をあげたいと思い、色々調べて3に挑戦しようと買うならどれがいいかと悩んでいるところです。
どのサイトを見てもみなさん口を揃えて最初の1台に間違いなしと書いてたのがUR22Cですが、こちらのサイトにきて、私の予算内のUR-RT2、M2を推されていたので音質を考えたときにどちらかの方がより良いのかなと思いまして…
こちらの二者の大きな違いって何でしょうか?
iPhoneとも接続しないのですね。
そこはあまり重要ポイントではないので大丈夫でした。
重ね重ね自分で調べればいいようなことを聞いてしまって申し訳ないです。
本当はお店で相談しながら購入したいのですがこんな時なのでそれができずで…
ご意見いただけると嬉しいです。
はじめまして
エレクトーン、電子ピアノ、三線をオンラインレッスンしています(三線はこれから)
コロナ渦のなか急いで準備したのがタスカムのUS-42です
現在はオーディオインターフェイスもいろいろ選べそうなのですが、オンラインレッスンに向いている機器がありましたら教えていただけると幸いです
ノートパソコンWindows10 、iPad、iPhoneを所有しています
タスカムUS-42について
他の機材と比べた事がないのでわからないのですが、自分が思っている音質よりも低い気がするのです
今の機材をもっと研究した方がよいか。
オススメの機材を購入した方がよいか。
こちらも教えて頂きたいです
よろしくお願いいたします
コメントありがとうございます。
このサイトは音楽制作に関するサイトですので、音楽制作向きの記事になります。
オンラインレッスンでそこまでの性能が必要ではない場合もあると思いますが、あとは個人のこだわり次第かと思います。
上を見たらきりがないですがオーディオインターフェイスだけでなく、繋ぎ方や集音の仕方、プリアンプ、エフェクトなど色々調べてみてください。
何も買わなくても、音質向上できる点を見落としている場合もありますので、ひとまず使いこなすのが先かと思います。