Techivation「M-Leveller」リリースセール！最適なバランスを瞬時に実現するスマートな自動音量調整プラグイン

人気メーカーTechivationから自動レベル調整プラグイン「M-Leveller」がセールで安くなっています！

この記事では、そんなM-Levellerのセール情報や概要、使い方などをご紹介します。

この記事はセールが更新され次第、随時更新してきます。

終了間近のDTMセール情報

１. Techivation「M-Leveller」とは？
- 主な機能・使い方
２. M-Leveller最新セール情報
- M-Levellerリリースセール！：2025年3月31日まで
３. Techivation最新セール情報まとめ

１. Techivation「M-Leveller」とは？

M-Levellerは、Techivationが開発した自動音量調整プラグインです。音声の細かいレベル変化をリアルタイムで検出し、最適な音量に自動調整することで、ミックスのバランスを整えます。通常、オーディオの音量を一定に保つには、手作業でオートメーションを描いたり、コンプレッサーを細かく調整する必要があります。しかし、M-Levellerはこの作業を自動で行い、音の抑揚やダイナミクスを損なうことなく、自然なバランスを維持します。

また、音が鳴る前のタイミングでゲインを調整するため、コンプレッサーと違い、瞬間的な音の変化を潰さずにクリアな仕上がりを実現。ボーカルや楽器のバラつきを整え、ミックス全体をスムーズに聴こえるようにします。コンプレッサーの前処理として使うことで、より安定した入力信号を確保できるため、コンプレッサー本来の役割である「音の質感を整える」作業に集中できます。

主な機能・使い方

Target：音量調整後のピークレベル（dBFS）を設定するメインコントロール。目標とする音量を決めることで、一貫したレベルに自動調整される。
Noise Floor：設定した値より小さい音をレベリングの対象から除外する。バックグラウンドノイズ、ブレス音、不要な漏れ音などがミックスに持ち上げられるのを防ぐ。波形表示を見ながら調整すると効果的。
Display Range：波形表示で確認できる音量範囲を決定する。最大は+3 dBFSで固定されており、最小レベルを-48, -36, -24, -16 dBFSのいずれかに設定可能。
Waveform/diff Display：過去2秒間の入力・出力レベルの履歴を視覚的に表示する。青が入力レベル、金色が出力レベルを示し、処理の影響をリアルタイムで確認できる。
Speed：M-Levellerの動作速度を設定する。数値を高くすると単音やパーカッションのヒットごとに音量を調整し、数値を低くするとフレーズ単位で音量を調整する。
Mix：処理された音量調整の適用度をコントロールする。数値を低くするとオリジナルの音量変化を多く残し、数値を高くすると完全に処理された音になる。
Perceptual Filter Shape：人間の聴覚特性を考慮し、音の周波数ごとの感じ方に基づいて音量補正を行う。高音はより大きく、低音はより小さく聞こえる特性を活用して、より自然なレベリングを実現する。
Peak / Filtered：フィルター補正の強度を設定する。数値が低いと単純なピークレベルに基づいた調整を行い、数値が高いと人間の聴覚に基づいた補正を適用する。
Filter：フィルターの出力のみをモニターできるボタン。設定を微調整する際に使用すると便利。
Match Sidechain：外部の音声信号のレベルに合わせて音量を自動調整する。DAWのサイドチェイン入力を活用し、他のトラックとのバランスを取るのに役立つ。
Mix Assist：3.5秒間のオーディオを分析し、最適なパラメータを自動設定する機能。最も音が密集している部分を再生しながら使用するのがベスト。
Output：最終的なクリーンゲイン（純粋な音量の増減）を調整する。全体の出力レベルを微調整するために使用。
Gain Adjustment Mode：M-Levellerが音量をブースト（増加）、カット（減少）、または両方を行うかを選択できる。