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【随時更新】フリーボコーダープラグインおすすめを厳選!使い方も解説!無料かつMIDIコントロール可能

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この記事では、無料で利用できるボコーダー(ヴォコーダー)・トークボックス系プラグインをまとめてご紹介します。

作曲ソフトDAWの拡張機能(VST・AUなど)プラグインとして使えるフリープラグインです。声をシンセの音色でロボットのように喋らせる「ボコーダー」に加え、同じ使い方ができる「トークボックス」「MIDIピッチ固定(ケロケロ)」系の無料プラグインも合わせて掲載しています。

📌 この記事の見方

無料のボコーダーは数がかなり少ないため、使える製品を一覧でまとめつつ、特におすすめのものもピックアップしています。まず「1. 使い方」でキャリア内蔵タイプとキャリアが必要なタイプの違いを押さえてから、「2. 一覧」の早見表と各製品の解説を見ていただくと選びやすいです。

🔄 この記事は、新しいボコーダープラグインが見つかり次第、随時更新していきます。

🎚️ 同じくピッチをコントロールできる「ピッチシフター」「ピッチ補正」プラグインは、こちらの記事でまとめています👇

free-pitch-shifter-overview 【随時更新】フリーピッチシフタープラグイン無料一覧とおすすめ!ボーカルのハモリなどのキーを操るVSTソフト free-pitch-correction-thumbnails 【随時更新】フリーピッチ補正プラグイン無料一覧とおすすめ!ボーカルを修正するVSTソフト



1. ボコーダープラグインの使い方

ボコーダーには「キャリア」が必要

ボコーダーは「声(モジュレーター)」と「シンセなどの音(キャリア)」の2つの信号を使って音を作るエフェクトです。

声を周波数帯域ごとに分析し、その変化をシンセの音に転写することで、シンセが喋っているようなサウンドになります。そのため、多くのボコーダーでは「声」に加えて「キャリアとなる音」を用意する必要があります。無料プラグインを選ぶときは、このキャリアをどう用意するかで使い勝手が大きく変わります。

🔀 キャリアの用意のしかたは3タイプ
① シンセ内蔵+MIDIで演奏:プラグインの中にキャリア用シンセが入っており、MIDIトラックからノートを送って音程を決めるタイプ(TAL-Vocoder、FBVC、MotTune MIDI)
② キャリア内蔵+声からピッチ検出:ボーカルトラックにインサートして歌うだけで動くタイプ。別トラックもMIDIも不要(PRISM MINI)
③ 外部キャリアをサイドチェイン入力:別トラックのシンセなどをサイドチェインで受けるタイプ(Samplur PROVocoder、TAL-Vocoderのオーディオ入力モードなど)

💡 なお、PRISM MINIは厳密には「ボコーダー」ではなく「トークボックス」です。ボコーダーが声を周波数帯域に分けてその形をシンセに転写するのに対し、トークボックスは1つのキャリア音を口の共鳴(フォルマント)に通して鳴らす方式で、得られるサウンドの方向性は近いものの仕組みが異なります。

プラグインファイルの管理

プラグインは、vstファイル(VSTプラグイン)やcomponentファイル(AUプラグイン)で管理されます。

これらのファイルが適切なフォルダにあることでDAWなどで使用できます。DAW側で読み込むフォルダは変更できますが、Windows・macOSそれぞれ基本的に以下がデフォルトのプラグインフォルダです。

Windows
VST :C:\Program Files\VSTPlugins
VST3:C:\Program Files\Common Files\VST3
macOS
VST :Macintosh HD/Library/Audio/Plug-ins/VST/
VST3:Macintosh HD/Library/Audio/Plug-ins/VST3/
AU :Macintosh HD/Library/Audio/Plug-ins/Components/
⚠️ 自分でファイルを移動する場合があります

通常はインストールすると自動でフォルダに配置されますが、無料プラグインではダウンロード後にvstファイル・componentファイルを自分で移動する必要があることがあります。その場合は、DAWが読み込めるフォルダへ手動で移動しましょう。Macの場合、セキュリティ機能(Gatekeeper)によってブロックされることがあります。許可や解除が必要になることがあります。

MIDIコントローラーで制御する方法

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シンセ内蔵タイプのボコーダーは、MIDIコントローラー(またはMIDIトラック)を使ってピッチをコントロールできます。

DAWによって方法が異なる場合がありますが、Abletonの場合は以下の3STEPで完了します。ボーカルトラックにエフェクトとして挿し、MIDIトラックからプラグインへMIDIをルーティングする、という流れはTAL-Vocoder・FBVC・MotTune MIDIで共通です。

🎹 Ableton での3STEP
  1. ボコーダーを適用したいオーディオトラックに、ボコーダープラグインをインサート
  2. MIDIトラックを作成し、MIDI(MIDI TO)をボコーダープラグインがインサートされたトラックに送る
  3. MIDIコントローラーでMIDIトラックを演奏

💡 MIDI・オーディオの制御方法など詳しい使い方は、各DAWの例とともにTAL-Vocoderの公式マニュアルにも記載されているので参考にしてください。PRISM MINIはMIDIを送らなくても声からピッチを検出して動作しますが、MIDIを送った場合はMIDIが優先されます。

2. フリーボコーダープラグイン一覧とおすすめ

数はかなり少ないですが、無料で利用可能なフリーボコーダー・トークボックス系プラグインをまとめました。まずは早見表で全体を確認してください。

製品タイプキャリアMIDI
PRISM MINI おすすめトークボックス内蔵(声からピッチ検出)対応(任意)
MotTune MIDIピッチ補正+ボコーダー内蔵シンセ(MIDIで演奏)対応
TAL-Vocoder11バンド・ビンテージ系ボコーダー内蔵シンセ(MIDI)/外部サイドチェイン対応
FBVC20バンド・KORG VC-10モデル内蔵トーンジェネレーター(MIDI)対応
Samplur PROVocoder10モード・ボコーダー外部サイドチェイン非対応

これらを含むフリーソフト音源・プラグインエフェクトのおすすめ総まとめは、以下の記事を参考にしてください。

free-instruments 【随時更新】DTM無料ソフト・VSTプラグインまとめ!おすすめフリー音源・エフェクト厳選!入れ方や場所・使い方も解説

Nolvra「PRISM MINI」おすすめ

主な特徴

  • キャリア内蔵のトークボックス。ボーカルトラックにインサートして歌うだけで使える
  • ピッチ検出はMIDI入力→手動設定したキー→声のみ、の優先順で動作
  • 4種のファクトリープリセット(CHEST / CRY / TEETH / TUBE)+ユーザープリセット保存

PRISM MINIは、キャリア(搬送波)シンセを内蔵し、ボーカルトラックにインサートして歌うだけで使えるトークボックスプラグインです。一般的なボコーダー系プラグインのように別トラックにシンセを用意してルーティングする必要がなく、入力された声からピッチを検出して内蔵キャリアを鳴らします。

ピッチの決め方は「MIDIが入力されていればMIDI→手動で設定したキー→声のみ」という固定の優先順で、KEYでルートとメジャー/マイナーを設定しておけば、エンジンが決めるすべてのノートがそのキーの中に収まります。

🎛️ フェイスの10コントロール
FORMANT(口の形状シフト)/GLIDE(次のノートへスライドする時間)/SPEECH(子音ディテールの残し具合)/DRY(トークボックスの下に残す自分の声の量。子音と息の2経路を1つで調整)/OCT(内蔵キャリアの音域をノートで指定)/KEY(ルート+メジャー/マイナー)/VIBRATO(ロングノートの揺れ)/MIX(ドライ声とのバランス)/OUT(出力レベル)+ヘッダーのバイパス

上位版のPRISM PROはハーモニーボイスやキーを自動設定するコード検出などを追加した製品ですが、無料版のPRISM MINI単体でも機能ロックなしで使えます。

<詳しい記事>

prism-mini-3-thumbnail 【無料】Nolvra「PRISM MINI」無償配布!MIDI・手動キー・声の3系統で
ピッチを追うトークボックス

DeeJei.Tokyo「MotTune MIDI」

主な特徴

  • 追加レイテンシー0のリアルタイム・ピッチ補正&ボコーダー
  • A側=内蔵シンセのボコーダー/B側=声そのものをMIDIの音程へ固定(ケロケロ)。Balanceつまみでミックス
  • 録音済みボーカルの編集向けに、先読みを使った高音質のStudioモードも搭載
  • MIDIをルーティングしない場合に使える、一般的な自動ピッチ補正のためのKey/Scaleモードを搭載

MotTune MIDIは、先読みバッファを使わず追加レイテンシーゼロで動作し、歌いながら・弾きながらその場でモニターできるリアルタイム・ピッチ補正&ボコーダープラグインです。ボーカルトラックにエフェクト(Fx/インサート)として挿し、MIDIトラックからプラグインへルーティングすると、鍵盤で弾いた音程の通りに声の音程が動きます。歌ってみた・DTM・トラックメイク・ライブ配信向けとされています。

エフェクトはA側とB側の2つの側面を持ち、A側は音作りパネル付きの内蔵シンセによるクラシックなボコーダー、B側は声のキャラクターを保ったまま入力MIDIノートにピッチをロックする「ケロケロ」で、Balanceつまみで両者をブレンドします。先読みバッファを使わないReal Timeモードに加え、録音済みボーカルの編集向けに先読みを使った高音質のStudioモードも搭載しています。MIDIをルーティングしない場合は、Key/Scaleモードで一般的な自動ピッチ補正としても使えます。モノラルの声に特化した設計です。

公式解説動画

<詳しい記事>

mottune-thumbnail 【無料】DeeJei.Tokyo「MotTune MIDI」無償配布!2つをブレンド可能なピッチ補正&ボコーダープラグイン

TAL Software「TAL-Vocoder」

主な特徴

  • 11バンド搭載ビンテージスタイルボコーダー
  • VCO搭載のキャリア用シンセを内蔵。サイドチェインで外部キャリアの入力も可能
  • MIDIコントロール可能

TAL-Vocoderは、80年代前半のボコーダーのサウンドを再現する11バンド搭載のビンテージスタイルボコーダーです。アナログモデル化された部品とユーザビリティにデジタルアルゴリズムをミックスし、卓越したボコーダーサウンドを作り上げられています。

このプラグインには、クラシックなアナログ波形を作るためのVCOを搭載したシンセが内蔵されています。倍音を多用したキャリア信号を生成することができます。また、柔軟なサイドチェインルーティングにより、外部からキャリア信号をプラグインに供給することもできます。

多くのパラメータが搭載されており、コントロールしやすいボコーダーです。

<詳しい記事>

tal-vocoder-thumbnails 【無料】TAL Software「TAL-Vocoder」無償配布中!アップデートされたビンテージスタイルボコーダープラグイン

Full Bucket Music「FBVC」

主な特徴

  • 20バンド・フルステレオのKORG VC-10 Vocoderシミュレーション
  • 64ボイス・ポリフォニックのトーンジェネレーターを内蔵
  • 全パラメータをMIDIコントローラーで制御可能

FBVCは、1978年製のクラシックなKORG VC-10 Vocoderをシミュレートするプラグインです。20バンドのフルステレオボコーダーで、64ボイス・ポリフォニックのトーンジェネレーター(キャリア用シンセ)を内蔵しています。

アクセントベンディングとビブラート効果、WAVファイルの再生機能(オプション)、細かく調整できるアナリシス/シンセシスセクション、調整可能なアンサンブルエフェクトを搭載。ODDSoundのMTS-ESPによるダイナミックマイクロチューニングにも対応しています。ネイティブC++で書かれており、高パフォーマンス・低CPU負荷をうたっています。

比較的シンセ感が強いボコーダーになります。

Psytrance Plugins「Samplur PROVocoder」

主な特徴

  • 20種のエフェクトが入った無料パック「Samplur PROEffects」に収録
  • 10モード搭載。クロスオーバー、Mid/Side、追加バンドパス、サイドチェイン対応
  • MIDIコントロール不可

Samplur PROVocoderは、20のエフェクトの無料パックSamplur PROEffectsに含まれる製品です。10モードのボコーダーで、クロスオーバー、Mid/Side処理、追加のバンドパス、サイドチェイン入力を備えています。キャリアはサイドチェインで外部から入力するタイプで、MIDIでのコントロールはできませんでした。

<詳しい記事>

psytrance-plugins-samplur-proeffects-thumbnails 【無料】Psytrance Plugins「Samplur PROEffects」無償配布!ボコーダーからアナライザーまで20ものあらゆるエフェクトバンドル

まとめ

✅ 用途別の選び方
とにかく手軽に試したい・別トラックを用意したくない → PRISM MINI(歌うだけで動くトークボックス)
王道のシンセボコーダーが欲しい → TAL-Vocoder(内蔵シンセ+外部サイドチェインの両対応)
ケロケロ系のピッチ固定とボコーダーを混ぜたい・ライブ配信で使いたい → MotTune MIDI(追加レイテンシー0)
実機VC-10のサウンドや細かい調整が欲しい → FBVC
手持ちのシンセをサイドチェインで鳴らしたい → Samplur PROVocoder

ボコーダープラグインの無料配布情報をお届けしました。

弊サイトではボコーダープラグイン以外のプラグイン等の機材の最新セール情報や無料配布情報を随時更新してこちらの最新セールまとめ記事にて掲載しています。

かなりお得なセール情報が見つかるかもしれないので、ぜひ合わせてご覧ください。

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