amateurtoolsによるプラック弦シンセ「Plucks」が無料配布中です!
この記事では、そんなPlucksの無料配布情報や概要などご紹介します。
是非参考にしてください。
無料で手に入るおすすめのフリーソフトシンセ一覧はこちらの記事をご覧ください。

1. amateurtools「Plucks」とは?
Plucksは、Karplus-Strongアルゴリズムをベースにしたレトロなプラック弦シンセサイザーで、LuckyPlucker(SuperRiley64作)からフォークされた派生プロジェクトです。オリジナルの機能に加え、多くの改良や機能追加がなされており、クラシックな音色と現代的な柔軟性を兼ね備えています。
このプラグインは、アコースティックな弦の響きをエミュレートしながらも、細かな音作りができる点が魅力で、表現力豊かな音色生成が可能です。オープンソースとして公開されており、JUCEフレームワークを使って構築・拡張することができます。
主な特徴
- 表現力のあるベロシティ反応:低ベロシティ時には単なる音量の変化ではなく、トーンに影響する「パルス幅」も変化。
- 超ロングディケイ:ディケイは最大60秒まで対応し、特に低音での余韻が豊か。
- SuperRiley64のローパスフィルターを使用したダンピング機構:より自然な減衰を実現。
- リアルなエキサイターカラー制御:スクエア波〜ノイズまで変化する色付けが可能。スルーレートリミッターで滑らかに調整。
- 物理的な再励起(Re-excitation):発音中のノートを再度弾くと、重ねるのではなく、ディレイラインを再励起。CPU負荷を抑えながらピアノのような挙動を再現。
- 補間ディレイラインによる高音チューニング改善:チューニング精度が高く、±100セントの微調整も可能。
- .TUNファイルによるマイクロチューニング対応:カスタムスケールにも柔軟に対応(Linuxでは一部制限あり)。
- ステレオモード搭載:左右のインパルスをランダム化し、広がりのあるステレオ音像を演出。
- ゲートモードとスマートディケイ:ノートの放し方に合わせたスムーズな減衰と音切れのない動作。
2. Plucksのダウンロード・インストール方法
Plucksは、GitHubにて無料配布されています。ReleaseページからWindows、Mac、Linuxから選択してダウンロードできます。ダウンロードしたプラグインファイルは、DAWが読み込むことができる適切なフォルダに移動しましょう。
Windows
- VSTフォルダ:C:\Program Files\VSTPlugins
- VST3フォルダ:C:\Program Files\Common Files\VST3
macOS
- VSTフォルダ:Macintosh HD/Library/Audio/Plug-ins/VST/
- VST3フォルダ:Macintosh HD/Library/Audio/Plug-ins/VST3/
- AUフォルダ:Macintosh HD/Library/Audio/Plug-ins/Components/
Plucksの無料配布情報をお届けしました。
弊サイトではPlucks以外のプラグイン等の機材の最新セール情報や無料配布情報を随時更新してこちらの最新セールまとめ記事にて掲載しています。
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