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Splice Sounds付属ソフトシンセ「Astra Synth」レビューと主な仕様・インストール方法など解説

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Splice Soundsの新しいプランで使用できるソフトシンセAstra Synth。

プランに付属するシンセとは思えない充実した仕様のソフトシンセです。

この記事では、そんなAstra Synthの仕様やインストール方法などご紹介します。

新しいプランを検討している方の参考になれば幸いです。

Splice Sounds新プランの違いやSpliceのサービスまとめなどはこちらの記事を参考にしてください。

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1. Splice「Astra Synth」とは?

Astra Synthは、Splice Soundsの新しいプランCreator以上で利用することができるソフトシンセです。

Creator以上のプランではサンプルやMIDIのダウンロードはもちろん、ドラムサンプラープラグイン「Beatmaker」やプロジェクトファイルがダウンロードできるレッスン動画Splice Skillsも利用することができます。

Astra SynthやBeatmakerのプリセットは、SERUMなど有名ソフトシンセ同様にSplice Soundsから自由に追加することができます。

作曲ソフトDAWの拡張機能AU(Audio Unit)、VST3プラグインとして利用できます。

開発会社Splice
操作画面astra-splice
価格(定価)月額19.99ドル〜
主な仕様5種オシレータータイプソフトシンセ

2. 主な仕様

Astra Synthは主に以下のような特徴があります。

5種類のオシレータータイプ / フィルタータイプ

astra-synth-osc

  • Analog
  • FM
  • Granular
  • Sampler
  • Wavetable

5種類オシレータータイプが搭載されたオシレーター2つとサブオシレーター、ノイズジェネレーターが搭載されています。

filter-astra-synth

  • Comb Filter
  • Ladder Filter
  • Peak Filter
  • SV Filter
  • Sal-K Filter

フィルターはハイパスやローパス、バンドパスなどモード設定が可能な上記5種類のフィルターがあります。

フィルターとオシレーターは付属のシンセとは思えない充実した仕様です。他にもエンベロープジェネレーター(EG1がアンプ用)が2つ、LFOが2つ、サンプル&ホールドも搭載されています。

ただし、個々のオシレータータイプのパラメータは多くはないので、例えばウェーブテーブル特化のソフトシンセなどに比べるとコントロールできる範囲は限られている印象です。

シーケンサー / モジュレーション

macro-note-sequencer-astra-synth

シーケンサーはノートシーケンサーだけでなく、マクロコントロールのシーケンサーも搭載されています。

ノートシーケンサーはピッチ、ベロシティ、ゲートをコントロールするシーケンサーなのに対し、マクロシーケンサーはマクロコントロールのパーセンテージをシーケンサーでコントロールできます。つまり、マクロコントロールにアサインした全てのパラメータを一気にモジュレーションできるシーケンサーです。

macro-modulation-astra

Macroにアサインする方法は、パラメータの名前をドラッグして緑、青、赤、紫それぞれのマクロコントロールノブの上でドロップします。

mod-matrix-astra-synth

モジュレーションは他にもMod Matrixがあり、グラフの左側空白の縦列にドラッグ&ドロップしてパラメータを追加し、デフォルトで記載されてあるLFOやEGなどとのモジュレーション量を調整できます。

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最後、右下には3つのエフェクトが搭載されています。それぞれ以下の10種類から選択できます。

  • Reverb
  • Delay
  • Tempo Delay
  • Chorus
  • Flanger
  • Granular Reverb
  • Compressor
  • Distortion
  • Decimator
  • Ring Mod

3. 利用する前に知っておくべき注意点

Astra Synthは、付属のソフトシンセとしては充実した仕様ですがCreatorプラン以上の登録が必要になります。Creatorプランは、Splice Soundsの下から2番目のプランで月19.99ドル/200クレジットでサンプルなどをそこまで使わない方にとっては不要なプランだと思います。

ですので、Astra SynthをほしいがためにCreatorプランに登録するのは勿体無いと思います。個人的には、単体での販売もしくはSplice Sounds一番下のSounds+プランに入れても良いのでは?と思いました。

4. インストール方法

tools-splice-bridge

Astra Synthは、Creatorプラン以上に登録した後に、Spliceのアプリを起動し横三本線→Toolsからインストールすることができます。

ここからBeatmakerやSplice Bridgeなど他のSpliceプラグインもインストールすることができます。

change-plan-splice

すでにSpliceに登録済みのアカウントはログインして右上アイコンからPlansを選択しChange Plansからプランをアップグレードすることができます。

まとめ

Astra Synthはプリセットを追加できる点も含めてかなり便利なシンセだと思いますが、Creatorプラン以上という制限が厳しいかもしれません。

サンプルやプリセットでばりばりクレジットを消費する方であれば検討しても良いプランだと思います。

この記事が参考になれば幸いです。

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