配信収益の15%を手数料とし、無料で音楽配信できる音楽ディストリビューションAWAL。
最大の特徴は、年会費等の初期費用が一切必要ない代わりに応募者全員が配信可能ではないという点です。
一般的な音楽ディストリビューションサービスとは全く違うクローズドなレーベル型なので注意しましょう。
音楽ディストリビューションというよりオーディションのイメージに近いかもしれませんね。
この記事では、AWALを活用するメリットや注意点などをご紹介。
ぜひ、参考にしてください。
音楽配信代行サービス(音楽ディストリビューション・ディストリビューター)に関するまとめ記事はこちらをご覧ください。
1. 音楽配信代行サービス「AWAL」とは?
AWALは、配信収益の15%を手数料とし、無料で音楽配信できるサービスです。
ただし、誰でも配信できるわけではなく、厳選されたアーティストのみが配信可能です。
配信可能となったアーティストはAWALがプロモーションしてくれます。
完全レーベル型の音楽ディストリビューションになります。
AWALの概要
運営会社 | AWAL |
利用料 | 0円(厳しい審査あり) |
収益率 | 85%(手数料15%) |
2. AWALに楽曲を提出するメリット
AWALに楽曲を提出するメリットとしてあげられる点は
- 数々の有名アーティストがAWALから配信している
という点でしょう。
AWALのアーティスト一覧をみて驚きましたが、
- Tom Misch
- Rex Orange Country
- Gabrielle Aplin
- Deadmau5
- The Kooks
- Steve Lacy
などかなり有名なアーティストがAWALから配信しています。
つまり、AWALから配信しているということはステータスになるでしょう。
是非、日本人からAWALから配信するアーティストが出てほしいなと思います。
3. AWALに楽曲を提出する上での注意点
ただし、AWALから配信可能になるための「審査を通過することはかなり難しい」でしょう。
AWALから配信するにはクオリティはもちろん知名度も必要です。
AWALが求めるアーティストの条件としてクオリティ以外にも強いブランド力、ファンの数、SNSのフォロワー、ライブやツアーでの実績など厳しい条件があります。
もちろんこれらがなくともクオリティのみで配信可能な場合もあるかもしれませんが、ある程度の知名度を求めているようです。
以下の記事からAWALが求めているアーティストについて記載されています。
まとめ
普通の音楽ディストリビューションと勘違いしている方も多いかと思いますが、AWALはどちらかというと海外レーベルになります。
ただし普通のレーベルと違う点は収益の15%をとるだけで、全ての権利はアーティストが持つことが可能な点でしょう。
この点が有名アーティストがAWALから配信している理由ではないでしょうか。
ハードルは高いですが、挑戦する価値はあると思います。
ぜひトライして欲しいと思います。
この記事が参考になれば幸いです。
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