誰でも無料で自分の楽曲を配信できる!しかも収益は100%還元!
そんな夢のような音楽配信代行サービスが『Amuse』です。
今回は、そんな画期的なAmuseのレビューから使い方まで解説します。
ぜひ、参考にしてください。
2022/8/10追記:プランが一新され、3種類のプランから選択できるようになっています。
音楽配信代行サービス(音楽ディストリビューション・ディストリビューター)に関するまとめ記事はこちらをご覧ください。

目次
1. 音楽配信代行サービス「Amuse」とは?
Amuse引用
誰でも無料で自分の楽曲をストリーミング配信できるサービスです。
※大手芸能事務所のAmuseとは別会社です。
グラミー賞も受賞しているBlack Eyed Peasのリーダーでプロデューサーのwill.i.amが共同創業者として参画しています。
Amuseはレーベルでもあり、Amuseから配信された中から有望なアーティストとパートナー契約をし、収益の50%をもらう代わりにマネージメントするビジネスも展開しています。
Black Eyed Peasを含む20組のアーティストがパートナー契約を結んでいます。
Amuseの概要
運営会社 | Amuse |
配信可能な音楽ストリーミング | Spotify Apple Music & iTunes TIDAL Amazon Music Deezer Napstar Google Play Music Shazam YouTube Music |
価格 | 無料 (Amuseとパートナー契約した場合は収益50%) |
2022/08/10追記
新しく月額2ドルのBoostプラン、月額5ドルのProプランが登場しました。プランの違いは以下です。
- 100%ロイヤリティ
- 4週間でリリース
- 年間リリース数12
- YouTubeコンテンツID:なし
- ロイヤリティ分割手数料15%
- 100%ロイヤリティ
- 14日でリリース
- 年間リリース数無制限
- YouTubeコンテンツID:85%
- インスタグラム、TikTokなどにも配信
- リリース日設定可能
- 100%ロイヤリティ
- 10日でリリース
- 年間リリース数無制限
- YouTubeコンテンツID:100%
- インスタグラム、TikTokなどにも配信
- リリース日設定可能

2. Amuseを利用して音楽配信するメリット
音楽配信サイト「Amuse」を活用するには次のようなメリットがあります。
- 全て無料で収益100%還元
- 海外の音楽レーベルと契約できる可能性がある
- アプリで管理できる
- PayPalで収益受け取り可能
全て無料で収益100%還元
音楽配信はなんと無料!
そして、配信によって得られた収益は全てあなたに還元されます。
下記のストリーミングサービスに無料であなたの楽曲を配信できます。
- Spotify
- Apple Music & iTunes
- TIDAL
- Amazon Music
- Deezer
- Napstar
- Google Play Music
- Shazam
- YouTube Music
これにはかなり驚きでした。アーティストファーストで素晴らしいなと思いましたが、正直ビジネスとしてやっていけるのだろうか?と逆に心配になります。
2018年に17億円の資金調達をしていますので運営状況的にしばらく心配はない気はします。
ぜひ、成功してほしいですね。
海外の音楽レーベルと契約できる可能性がある
Amuseと契約しているアーティスト
Black Eyed Peas、Adel、Moxie Raia、Plasi、Imogen Heap、VCATION、Isa Molin、Movits!、Pawl、Marlene Oak、Kirby Forest、Reyn、FrankK、Johnny Gates、Michel Dida、The Endorphins、Telykast、La Bouquet、DUVV、Saving Forever
ストリーミングである程度の実績を出せば、Amuseとパートナー契約を結べるようです。
Amuseとパートナー契約した場合は収益50%を取り分とし、Amuseが初期投資をしてマーケティング、資金調達、ブランディング、PR活動をしてくれます。
50%の申し出にサインする義務はなく、ライセンス契約のため期間をすぎると自分自身に完全な所有権を取り戻せますので、一般的な大手レーベルの契約形態と比べると圧倒的に良心的です。
アプリで管理できる
アプリで日々の再生数や収益を管理することが可能です。
実際にアプリをダウンロードして見ましたが、デザインなどクオリティが高く驚きました。
- 楽曲
- 再生数
- 収益
の3つの項目に別れており、シンプルで分かりやすく使いやすいです。
リアルタイムで情報が見れるのは嬉しいですよね。
PayPalで収益受け取り可能
PayPalでの受け取りが可能ですので、日本からでも簡単に収益を受け取れます。
PayPalは登録しているメールアドレスを教えるだけで入金を受けることが可能です。
収益を自分の口座に入れる流れは以下です。
PayPalアカウントでドルを受け取る
↓
PayPalアカウントで円に変える
↓
自分の口座に送る
ただし、為替手数料があります。
PayPalの登録方法や使い方に関する詳しい記事はこちらを参考にしてください。

3. Amuseを利用する上での注意点やデメリット
しかし、Amuseを利用する上では、多少は注意すべき点があります。
- 英語のみ
- 細かな価格設定はできない
注意点1. 英語のみ
日本語には対応していませんのでご注意ください。
注意点2. 細かな価格設定はできない
サブスクリプション型(月額定額制)のストリーミング配信であれば問題ないですが、曲やアルバム単位で販売する際は平均価格での販売になるようです。
ただしiTunesも無くなり、サブスクリプション型が主流となってきていますので困ることも少なくなると思います。ちなみに、配信までのリリースは最短で3週間後と少し遅めですのでお気をつけください。
4. Amuseの使い方(自分の曲を配信する方法)
ここからは実際にAmuseを利用して音楽配信する方法を簡単な2STEPでご紹介します。
STEP1:ユーザー登録
まずはサイトのRelease Musicをクリックして、ユーザー登録をします。
国を日本に設定すると電話番号が+81になりますので電話番号のはじめの「0」を抜いて入力します。
09012345678→9012345678
メール認証が必要ですが、すぐにメールが送られて来ず少し時間がかかりました。
きたメールの「Verify your email」をクリックして認証を完了します。
STEP2:リリース情報を入力
ログインするとCreate New Releaseからリリースを作成します。
必要なデータを先に準備しておきましょう。
<データの注意点>
- ジャケット
3000×3000px~6000×6000pxのjpegもしくはpng - 楽曲
44.1kHz16bitステレオ
あとはアルバム、シングル名やジャンル、作曲者などの情報を入力していきます。
配信はどの国に配信するか、どの音楽配信で配信するか制限することが可能です。
リリース日は3週間後から選択可能でした。急ぎのリリースは難しいので注意しましょう。
まとめ
Amuseは無料で100%の収益が得られるサービスです。
ただし、まだまだスタートアップで潰れてしまうと配信も止まってしまう可能性もあるでしょう。
海外のレーベルと契約できる機会もあったりと、アーティストにとってメリットの多い音楽ディストリビューションサービスだと思います。