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【2025年モニターヘッドホンおすすめ】安いDTM初心者向けはこれ!普段使いやゲームではダメ?

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  • DTMで使えるモニターヘッドホン(ヘッドフォン)の定番は?どれがおすすめ?
  • 作曲で使ってるやつを普段使いしてOK?
  • 開放型と密閉型の違いは?

これからDTMで作曲を始めたいけどヘッドホンの種類が多すぎて悩んでいる方も多いのではないでしょうか?また、現役のヘッドホンに不満があり、より良いものを求めている方も多いと思います。それだけでなく、普段使いとしてモニターヘッドホンを利用しても大丈夫なのか?デメリットはないのか?心配になっている方もいるでしょう。

モニターヘッドホンは、高いものでは数十万円もしますが、この記事では、なるべく予算をおさえた安いにも関わらず評価の高い定番のおすすめヘッドホンをランキング形式でご紹介します。

結論を言いますと今定番となっているおすすめの安いモニターヘッドホンはYAMAHA HPH-MT8です。そこまで高くないにも関わらずプロも利用し、解像度、バランスともに良い扱いやすいヘッドホンでおすすめです。お値段は24,550円ほどになります。プロも使用している機材としてはかなり安い部類に入ります。他にも、なるべく安いモニターヘッドホンを厳選しましたがどうしても2万円前後はかかってしまいます、、それ以下の製品も実際に利用したり試聴したりしましたが、結局買い換えることになり出費が多くなる可能性があると感じました。

ただし、必ず試聴してから買いましょう。プロが使っているからあなたに合っているとは限りません。ここでは試聴すべきヘッドホンなどを厳選してお届けします。

モニターヘッドホン(ヘッドフォン)とは?いらない?普段使いとの違いは?

ヘッドホン ミックス フラット DTM

まずリスニングなど普段使いで使用するヘッドホンとモニター向けのヘッドホンの違いを解説します。

モニター向けのヘッドホンは、音楽制作などで曲のバランス等を確かめるために使用するヘッドホンです。

つまり、低音域から高音域までバランスのとれた解像度の高いヘッドホンでなければいけません。例えば低音がよく鳴るヘッドホンでバランスを確認すると必要以上に低音が聴こえてくるのであまり低音を上げず、できる音源の低音が薄くなってしまいます。どんな再生環境にも合う音源を作るためのヘッドホンがモニター用ヘッドホンです。

また、音の立ち上がり部分(トランジェント)を確認する際にも、ヘッドホンは重宝します。

そもそもいらない?イヤホンでミックスできる?

最近では、AppleのAirpodsでもミックスできる!という口コミも見受けられました。Airpods Proを所有していますが個人的にはこれでミックスは難しいと感じています。使っているものの特性を理解し、経験を持った方でないと難しいでしょう。ただし、サブの確認用として利用するのは大いにありでしょう。特にAirpodsはたくさんの方が使っているので、どう聞こえるか確認用として持っておくと良いです。

普段使いはできない?音楽鑑賞やゲームでの使用は?

普段使いでも十分に利用することができますが、フラットでナチュラル音を目指していますので重低音など迫力のある音を求める方にとっては物足りない可能性もあります。

ただし、解像度高く、前後左右の位置など定位感がわかりやすい場合が多いため、細かく音楽鑑賞したい方や、音が勝敗を左右するゲームの場合では重宝することもあります。

開放型と密閉型どちらが良い?

ヘッドホンには密閉型、開放型がありそれぞれ大雑把にですが、特徴があります。

密閉型:遮音性が高い、パンチがある音、こもる

 

開放型:音場が広い、音の抜けが良い、音漏れする

開放型を使用する場合は、音漏れするためレコーディング時などと使い分けが必要です。

モニターヘッドホンおすすめランキング!安いものを厳選!DTM初心者向け

ここからは実際におすすめのモニターヘッドホンをランキング形式でご紹介します。なるべく安いかつ長期的に使用でき、最終的にはコスパが良いものを厳選しています。全て密閉型ですので音漏れも少なく利用することができます。

1位:YAMAHA HPH-MT8(密閉型)

YAMAHA HPH-MT8は、今まさに新定番となっているモニターヘッドホンです。お値段は24,550円ほどになります。プロも使用している機材としてはかなり安い部類に入ります。

同価格帯のヘッドホンと比べてもバランスや解像度が良くとても扱いやすいです。また、付け心地がとても良いのもメリットの一つです。DTMの作曲やミキシング作業は、長時間になることも多いので付け心地も重要視するべき項目でしょう。

YAMAHA HPH-MT8の口コミ・評判

900STはハイ上がりで硬い音質なので
聴こえたまま作ってしまうと地味になりがちです
これはモニタースピーカーでも同じような事が起こります
その特徴を掴んで脳内補正が必要だと思います

僕はYAMAHA HPH-MT8を使ってます
新しいFOCALも気になります

ヘッドフォン比較視聴
YAMAHA HPH-MT8
解像度高くて前後左右見やすい。めっちゃいい!これ、ほんと好き。
Sony MDR CD3000
柔らかくて温かい音色で聴き疲れしない。レンジはめちゃくちゃ広い!って感じじゃ無いけど、もう10年以上愛用してる個人的名機。

ヘッドフォンの話。これまでレコーディングスタジオど定番のSONY MDR-900ST使ってたけど、評判のよいYAMAHA HPH-MT8に変更してみたところ・・・確かにイイ!!900ST神話崩壊だな

引用:X

<YAMAHA HPH-MT8の主な仕様>

見た目yamaha-hph-mt8 2024
型式密閉ダイナミック型
最大入力1,600mW
インピーダンス37Ω
出力音圧レベル(1kHz)102dB SPL/mW
再生周波数帯域15~28,000Hz
コード長3.0mストレート / 1.2mコイル
プラグ3.5mmステレオミニ(6.3mmステレオ標準変換プラグ付)
質量約350g

2位:SONY MDR-M1ST(密閉型)

2019年にSONYの新たなスタジオモニターヘッドホン「MDR-M1ST」が発売しました。

価格は28,500円ほどとYAMAHA HPH-MT-8より少し高いですが、こちらも評価が高いヘッドホンになります。SONYらしい音ではありますが、解像度が高くおすすめです。昔定番であったSONY MDR-CD900STを買うのであればこちらを購入することをおすすめします。MDR-900STは、修理できることや安く手に入るというメリットは確かにありますが、壊れやすく硬い音で耳が痛いという理由でおすすめできません。MDR-M1STは、MDR-CD900STに比べて高音域がこもっているように感じるという意見もありますが、刺さるような高音域のMDR-900STより長時間使用しても耳が疲れにくいです。

追記

少しマニアックな話になりますが、プロのエンジニアさんがとても興味深いツイートをしてらっしゃったので参考にしてください。

SONY MDR-CD900STは周波数特性ではなくトランジェントを聴くためのヘッドフォンですね。YAMAHA NS10Mと音の聴くポイントは同じです。EQとCOMPを操作した時の反応の速さこそ、このヘッドフォンの最大の魅力です!

引用:X

痛いと言われる音はトランジェントをとらえるという点では優秀で、そこが魅力だとのことです。

MDR-900STは、ミックスやマスタリングではなく、演奏用モニターなど反応の速さを重要視する作業に使うべきでしょう。

SONY MDR-M1STの口コミ・評判

高音域が刺さらなくなっているという口コミが多いですが、逆にマイルドになりすぎているという意見もありますね。

今日、SONYの新しいモニターヘッドフォンを初めてつかってみたけれど、900STより良かった。ちょっと解像度が高い感じ。欲しいけど、値段が倍以上するんだよなぁ。

SONYのM1STを買いました(*´ω`*)

低域がすごく伸びてて、高域もマイルドに刺さらなくなってますね…!!

好きじゃないみたいな意見も結構見ましたが、俺は聴きやすくて好きでした☺さて今日も朝方まで働くぞい……

ちょっと前に、MDR-M1STを買ったんだよね。数曲これで作曲からマスタリングまでしてみたのだけど、CD900STに馴染みすぎているせいか、どうも高音が聞きづらいと申しますか、こもっているように感じてしまいますな

引用:X

<MDR-M1STの主な仕様>

見た目SONY-MDR-M1ST 2024
型式密閉ダイナミック型
最大入力1,500mW
インピーダンス24Ω
感度103dB/mW
再生周波数帯域5~80,000Hz
コード長2.5m
プラグ6.3mmステレオ標準プラグ
質量約215g

3位:Audio Technica ATH-50X(密閉型)

上記のYAMAHA HPH-MT-8、SONY MDR-M1STよりさらに安い価格で良いヘッドホンがないか探した結果見つかったのが、このAudio Technica ATH-50Xでした。
価格は、¥20,900ほどと3つの中で一番安いです。安いわりには解像度やバランスがまぁまぁ良く、長時間でも疲れないフィット感のヘッドホンです。アメリカでは、こちらのATH-50Xが定番のモニターヘッドホンになっているようです。個人的に1点気になった点が、低音域です。心地良い豊かな低音がありますが、逆にいうと特性をしっかり理解した上で使用しないと調整しづらい、分かりづらい場合もあるかもしれません。上位機種がありますが、それを買うなら上記のYAMAHA HPH-MT-8、SONY MDR-M1STの方がおすすめです。

Audio Technica ATH-50Xの口コミ・評判

ATH-50xの臨場感良き
久しぶりにATH-50xで音楽聴いてるけどチビりそうなくらい音が良いからイヤホンのコスパの悪さに気づいてしまって失神しそう
ふと思ったんだけどオーテクって日本メーカーなのにATH-50xとかまさに海外の現場で使われまくってんのすごいな

引用:X

<ATH-50Xの主な仕様>

見た目Audio-Technica-ATH-50X 2024
型式密閉ダイナミック型
最大入力1,600mW
インピーダンス38Ω
感度99dB/mW
再生周波数帯域15~28,000Hz
コード長1.2mカール(伸長時3m) / 3.0mストレート / 1.2mストレート
プラグ3.5mmステレオミニ(6.3mmステレオ標準変換プラグ付)
質量約285g

本気のおすすめヘッドホン!さらに高みへ!6万円〜8万円台

上記のランキング3製品に比べると価格が高くなってしまいますが、ここからは、6万円〜8万円台でおすすめのヘッドホンをご紹介します。

密閉型のおすすめ:TAGO STUDIO TAKASAKI T3-01

他にもおすすめなヘッドホンとしてTAGO STUDIO TAKASAKI T3-01も挙げられます。

木を使った見た目もデザイン性が高くかなり良いです。解像度が高く定位感もよくナチュラルなサウンドでとても重宝しています。ちなみに、TAGO STUDIOは作曲家の多胡邦夫氏が運営するスタジオです。スガシカオさんをはじめ、有名なアーティストやエンジニアの方々がこのヘッドホンを絶賛しています。

ただし、69,300円ほどしますので初心者の方にとっては高めのヘッドホンになります。

TAGO STUDIO TAKASAKI T3-01の口コミ・評判

このTAGO STUDIO T3-01ってヘッドホン、めちゃいいね
デジタルの高いハイも、シンベとかのスパーローも
程よく見えるしバランスもいい
でも高いなー
プロユースだからしょうがないか…

eイヤホンで色んなの視聴したけどやっぱりこれだったので購入 TAGO STUDIO T3-01

去年の年末Needle Lightのスタジオ作業でコロムビア柏谷さんからこれどうですかと試聴勧められたのがこのヘッドホンTAGO STUDIO T3-01。密閉型なのに音像広くて自然!音の細部が本当に見えやすくてEQとかコンプの違いとか凄くわかる。打てば響く感じ。良いです。出会えてよかった…

TAGO STUDIO T3-01評判高いですよね。6万弱は消耗品であるHPには少々高い気がしますが、どちらも目指している音は同じ方向だと考えます。 HPで大事なのはメインスピーカーで鳴ってるテンポ感と変わらないテンポ感で聞こえる事です。とりあえずMT8は店頭で聞けると思うので聞きに行ってみたらどうでしょう。

引用:X

<TAGO STUDIO TAKASAKI T3-01の主な仕様>

見た目TAGO-STUDIO-TAKASAKI-T3-01-2024
型式密閉ダイナミック型
最大入力1,000mW
インピーダンス70Ω
感度100dB/mW
再生周波数帯域5~40,000Hz
コード長1.8m
プラグ3.5mmステレオミニ(ステレオ標準変換プラグ付)
質量約321g

開放型のおすすめ:AUDEZE MM100

AUDEZEはアメリカの軍事用コミュニケーションシステムも開発するメーカーで、MM100はグラミー賞を18回受賞したエンジニアであるManny Marroquin (マニー・マロキン)監修のもと開発されたヘッドホンです。

平面駆動型のヘッドホンで、音を出す仕組みが普通のヘッドホンとちょっと違います。薄いフィルムに電気を流して、磁石の力で振動させて音を鳴らします。その結果、音がとてもクリアで、細かい音までしっかり聴こえるのが特徴です。付け心地は柔らかすぎず、硬すぎずちょうどよく、ケーブルが編み込みである点も特徴的です。

84,700円と高額ですが、これでもAUDEZEの中では安いヘッドホンになります。10万円前後のヘッドホンをひたすら試しましたが、私はこれを選びメインとして使っています。同じく開放型で同価格帯の話題になっているOLLO Audio X1も試聴しましたが、トランジェント特化な感じがして個人的にはもっと全体像が見えやすいものが欲しかったのでMM100を選択しています。

AUDEZE MM100の口コミ・評判

ヘッドホン新調
AUDEZEのMM-100
広がりがめちゃくちゃあるのに、位相感が分かりやすかった〜

引用:X

<MM100の主な仕様>

見た目audeze-mm100
型式開放型
最大入力5WRMS
インピーダンス18Ω
感度100dB/1mW
周波数特性20〜25,000Hz
コード長編み込みタイプ 約233cm
プラグ標準変換プラグ付き(6.35mm→3.5mm)
質量約475g

まとめ

ヘッドホンはかなり種類が多くどの価格帯のものを選ぶべきか悩むところだと思います。

安い価格帯では、基本的にYAMAHA HPH-MT8をおすすめします。特に初心者の方はこのヘッドホンでほぼ間違いありません。理由は安いかつプロも使用するものだからです。あまり安すぎるものを買っても後々変えることになるでしょう。

ただし、必ず試聴してから買いましょう。プロが使っているからあなたに合っているとは限りません。また初心者の方でこれより高いヘッドホンを買うのであれば他機材にお金を回した方が良い場合もあるかもしれません。

この記事が参考になれば幸いです。

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