世界中から出品され、世界中から購入できる音楽機材版メルカリReverb.com。
日本国内だけでも17000点をこえる出品があり、440000点もの機材を日本から購入可能です。
ミュージシャンは利用すべきサイトでしょう。
そんなReverb.comをレビュー、メリットやデメリットから売り方(出品方法)、買い方(購入方法)まで解説します。
最新のセール情報はこちらの記事を参考にしてください。
1. Reverb.comとは?
世界中から出品され、世界中から購入できるワールドワイドな音楽機材版メルカリです。
ただし中古だけでなく、新品の商品から自社商品、無料のものまでたくさんあります。
メルカリやヤフオクなどと違い音楽機材に特化しており、さらに世界中から出品されているのでほとんどの機材が検索すると見つかります。
運営会社 | Reverb.com |
出品数 | 日本での出品:17000点
日本から購入可能な出品:440000点 ※2020年1月28日現在 |
出品手数料 | Reverb.com 3.5%
PayPal 4.1%+40円 |
2. 利用するメリット
Reverb.comを利用する主なメリットは以下の5つあると思います。
- 世界中から出品されているため豊富でレアなアイテムが多数
- 手数料が安い
- 出品価格が安い場合がある
- 日本語対応
- 無料のものもたくさんある
(1) 世界中から出品されているため豊富でレアなアイテムが多数
世界中から出品されているのでたくさんの音楽機材があり、かなり入手困難なレアなアイテムでも見つかる場合が多いです。
例えば名機ビンテージシンセサイザーJUPITER-8やProphet-5など、到底手に入らないであろうビンテージ機材もReverb.comならあります。
また、有名なアーティストが自身の機材を出品することもあります。
最近ではベン・フォールズの機材やメガデスのデイヴ・ムステインの機材も出品されています。
日本からの出品であっても、海外に向けて売った方がレアな音楽機材は売れる可能性が高いので、ヤフオクやメルカリではなくReverb.comに出品されている方が多いです。
(2)手数料が安い
販売手数料は
- Reverb.comが3.5%
- 振込先のPayPalで4.1%+40円
です。
※Reverb.comは最低0.50USDから最高350USDの手数料(約57円〜39,869円)
合わせても8%もいかないほどです。
メルカリ10%やヤフオク8.8〜10%などに比べると安いです。
またReverb.comの手数料は上限があるため、超高額な機材も安心して出品できます。
(3)出品価格が安い
手数料が安いこともあり、欲しいものが安価に手に入る可能性があります。ただし、海外出品の場合は送料等を含めると結局変わらなかったりもしますのでご注意ください。
(4)日本語対応
世界中の方が利用するサイトですが、しっかり日本語に対応しています。
公式の
があり、サポートも手厚いです。これはありがたいですね。
(5)無料のものもたくさんある
Reverb.comにしかない無料の自社商品などが多数あります。
DTM関連ではプロジェクトやプリセットが無料で配布されています。
特に「Reverb Drum Machines | The Complete Collection」は、大量のドラムマシンサンプルが手に入るのでもらっておきましょう。
3. 利用する前に知っておくべき注意点
しかしながら、Reverb.comを利用する前に以下の2点を確認しておきましょう。
- 海外の出品を購入する場合は送料や関税を必ず確認しよう
- はじめて出品する場合クレジットカードを登録する必要がある
注意点1. 海外の出品を購入する場合は送料や関税を必ず確認しよう
海外から郵送は送料や関税がかかる場合があります。購入を確定する前に必ず確認しましょう。送料に関しては購入時に記載があります。
注意点2. はじめて出品する場合クレジットカードを登録する必要がある
不正行為から購入者を保護するために、はじめての販売者はクレジットカードを登録しなければいけません。これは高額な楽器販売なので不正を防ぐためには仕方がないことかもしれません。
4. 口コミ・評判を紹介
Reverb.comの口コミ・評判をまとめました。
関税がかかってしまったという口コミがある一方、安いというツイートも多く見られました。
特にギターに関するツイートが多かったです。おそらく日本ではギターの売買が一番活発だと思います。
USAなのにめっちゃ安いな
James Tyler Studio Elite HD Arctic Mint Shmear
こういうカラーリング大好きなんですわ。Duvellやすくていいですね?
Mayones Duvell 7 Elite Black Dirty Red Horizon
引用:Twitter
5. 売り方(出品する方法)
ここからは実際に出品する方法について解説します。
Reverb.comは日本語対応していますが、もし日本語になっていない場合はページの一番下フッター左にある地域選択をクリックして日本/日本語/JPYにしましょう。
まずはアカウント作成します。Reverb.comの右上「アカウント作成」から
- 名前(名前、苗字)
- メールアドレス
- パスワード
- 利用規約にチェック
でアカウントを作成します。
届いたメールの「Confirm My Email」をクリックして完了です。
ログイン後に、上部の「売る」をクリックしましょう。
※アカウント作成前でも出品と同時にアカウント作成可能です。
続いてブランドとモデルを入力。ほとんどのものが検索にヒットするはずですが、見つからない場合は「一から出品を始める」をクリックします。
続いて出品情報を入力します。
(1)出品するものの状態・販売価格を設定する
以下から出品するものの状態を選びます。
- 新品
- 美品
- 最良
- とても良い
- 良い
- ほぼ良い
- 不良
- ジャンク
そして販売価格を入力します。
この際に今までの販売データによる適正価格帯が表示されます。また、出品する商品の最近の購入履歴を見ることも可能です。
これはかなり便利です。この履歴や適正価格帯をみた上で出品するかどうか判断するのも良いでしょう。
適正価格帯は価格ガイドからも検索することが可能です。
(2)写真をアップロード
写真をアップロードします。
その他にも販売する商品のYouTube動画URLやSoundCloudのURLも設定できます。
本格的に売りたい場合はYouTubeに動画をアップして販売するのはありですね。
(3)商品の説明を書く
言語選択がありますので日本語で大丈夫ですが、もし海外向けに販売したい場合は英語で書く方が良いかもしれません。その場合はGoogle翻訳を活用しましょう。
(4)配送元の情報・送料を入力
配送元の情報を入力します。こちらも海外に向けて売りたい場合はローマ字表記にしておきましょう。
送料は国によって別々に指定できます。売りたい国と送料を自由に入力可能です。
国際郵便の国別送料はこちらを参考にしてください。
https://www.post.japanpost.jp/int/charge/list/ems_all.html
(5)支払いを受け取る方法
支払いを受け取る方法ですが、PayPalのみになります。
こちらはログイン後右上メニューのショップ設定からも設定できます。
PayPalはアカウントは、登録したメールアドレスのみで支払いを受け取ることが可能です。支払いの際も、受け取りの際も、かなり便利なので登録しておきましょう。受け取る通貨も選べます。
PayPlaの登録方法や使い方に関する詳しい記事はこちらを参考にしてください。
(6)返品ポリシーを設定する
基本的には上の画像にあるReverb.comおすすめの返品ポリシーで良いと思います。
何かしら不都合があればカスタマイズしましょう。
こちらもログイン後右上メニューのショップ設定から変更できます。
入力が完了すると出品商品の保存と確認をクリックします。
最後に不正行為から購入者を保護するために、はじめての販売者はクレジットカードを登録します。
以上で出品完了です。
公式で楽器別の配送ガイド(梱包方法)があります。参考にしてください。
6. 買い方(購入する方法)
続いて購入する方法を解説します。
購入方法はいたって簡単で以下の4STEPでほぼ完了します。
- 欲しい商品をカートに入れる
- 右上カートを選択
- 支払い方法を選択(クレジットカードもしくはPayPal)チェックアウトに進む
- 住所を入力(国際取引の場合はローマ字)
あとは続けるを押して注文を確定させます。
まとめ
Reverb.comは購入側も出品側も利点があるサービスです。音楽機材の出品でメルカリやヤフオクの利用を考えているのであれば、Reverb.comを利用した方が良いでしょう。
ただし、海外に向けて販売したい場合は、多少の英語説明文等が必要かと思います。英語ができない場合はGoogle翻訳などを活用しましょう。
この記事が参考になれば幸いです。
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