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使い勝手抜群サチュレーションFabfilter「Saturn」をレビュー!使い方も解説

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マルチバンドのディストーション・サチュレーションプラグインFabfilter「Saturn」。

FabfilterといえばEQのPro-Q 3が有名ですが、こちらもなり評価の高いおすすめプラグインです。

そんなSaturnをレビュー、メリットやデメリット・注意点、インストール・アクティベーション方法から使い方まで解説します。

是非参考にしてください。

Pro-Q 3に関する詳しい記事はこちらをご覧ください。

pro-q-3-fabfilter-thumbnailsFabfilter「Pro-Q 3」人気のEQをレビュー!使い方からダウンロード・アクティベーション方法まで解説

1. Fabfilter「Saturn」とは?

Fabfilterが開発するマルチバンドディストーション・サチュレーションです。

最大の特徴は繊細でクリーンな暖かみのあるチューブやテープのサチュレーションから、ワイルドなギターアンプのようなエフェクトまでマルチバンドで細かく操作できる点です。

そこまで歪ませず、迫力を出したいだけの場合でも十分に利用できるプラグインです。

開発会社 Fabfilter
値段(定価) 129ユーロ
主な仕様 マルチバンドディストーション・サチュレーション
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2. 導入するメリット

Saturnを導入するメリットは主に以下3つあります。

  • 細かく調整可能でどんな歪みにも対応
  • モジュレーションがかけられる
  • 充実したプリセット

(1)細かく調整可能でどんな歪みにも対応

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これはFabfilter製品全ての特徴とも言えますが、かなり細かく調整可能です。6バンドまで分割でき、16種類のサチュレーションがあります。

一部の帯域だけに適応するほんの少しのサチュレーションから、全体にがっつりかけるディストーションまで対応できます。

(2)モジュレーションがかけられる

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バンドごとにモジュレーションを設定できます。この機能もシンセなみに充実しており、自由にモジュレーションをアサインできるので無限の可能性を感じます。

(3)充実したプリセット

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プリセットがめちゃくちゃあります。Saturnは初心者の方が使いこなすには少し難しいかもしれませんが、これだけ多くのプリセットがあるのであればプリセットから微調整するだけでも十分利用できるでしょう。

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3. 利用する前に知っておきたい注意点・デメリット

しかし利用する前に知っておくべき注意点が一つだけあります。

それはモジュレーションの知識が多少必要だという点です。

シンセサイザーに慣れている方はモジュレーションの使い方などある程度わかると思いますが、シンセサイザーに慣れていない方はモジュレーションの項目がさっぱりわからないかもしれません。モジュレーション抜きでも十分利用できますが、ある程度理解しておく必要があるでしょう。

下記にある使い方の項目で解説していますので参考にしてください。

4. 口コミ・評判を紹介!

Saturnの口コミ・評判をまとめました。

Pro-Q 3の影に隠れていますが、かなり評価が高く絶賛されています。

5. Fabfilter製品のインストール・アクティベーション方法

Plugin Boutiqueにてインストール・アクティベーション方法が解説されています。

Fabfilterのアクティベーションは簡単で以下の3STEPで完了します。

  1. Fabfilterにてユーザー、シリアルコードを登録
  2. 送られてきたメールのライセンスコードをコピー
  3. ダウンロードして起動後、Enter Licenseから貼り付け

6. 使い方を解説!

ここからは実際にSaturnの使い方を解説していきます。英語のマニュアルは以下です。

https://www.fabfilter.com/help/ffsaturn-manual.pdf

fabfilter-saturn-copy-a-b

上部左から

  • 一つ前に戻す/一つ先に戻す
  • A/B比較
  • COPY(A⇄Bにコピー)
  • プリセット
  • Help

となります。

modulation-fabfilter-saturn-plus

最大6バンドまで使用可能で、カーソルをディスプレイに上部に合わせると+ボタンとなり、好きな周波数でクリックすることでバンドが分かれます。

それぞれのバンドは真ん中にLevelボタンがあり、クリックすることそのバンドの細かな設定ができるノブ一覧が下部に表示されます。

ノブはPro-Q 3同様にカーソルを合わせてマウスホイールで調整すると便利です。Shiftを押しながらマウスホイールで調整するとさらに細かく値を決めることが可能です。選択した帯域上でマウスホイールを動かすとDRIVEがコントロールできます。

ダブルクリックすることで値を入力することも可能です。ノブをデフォルトの位置にリセットするには、Ctrlキー(Windows)またはCommandキー(macOS)を押しながらノブを1回クリックします。

各バンド間の周波数はHzを入力する以外にもA4やC2などキーを入力しても反映されます。

各バンドの左上に

  • S:Solo
  • M:Mute

があります。

バンドコントロールノブ

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下部のバンドコントロールノブを左から順に紹介します。

電源ボタン:バンドのオンオフ

ディスクマーク:プリセット

MIX:バンドの未処理(ドライ)信号と処理済み/歪んだ信号のミックスを設定します。

FEEDBACK:バンドのフィードバックのレベルを設定し、処理されたオーディオをバンドの入力にフィードバックします。

FREQ(Frequency):リンギング周波数を設定します。

DYNAMICS:バンド信号をゲートまたは圧縮できます。ノブを右に回すと圧縮が大きくなり、ノブを左に回すとゲーティングが可能になります。

STYLE:信号に適用される歪みのタイプを選択します。以下のタイプがあります。

<STYLE一覧>

Tube系:Clean、Warm、Brokenの3種類あります。

Tape系:Clean、Warm、Oldの3種類あります。

Amp系:Smooth、Crunchy、Lead、Screaming、Powerの5種類あります。

Saturation:Gentle、Heavyの2種類あります。

Smudge:オーディオを汚し、引き伸ばします。ビートリピートの壊れたようなサウンドになります。

Rectify:整流されたサウンド、DCオフセット除去。DRIVEが0でも変化します。

Destroy:ビットクラッシャーのようなエフェクトです。

DRIVE:一番重要な真ん中のノブです。ドライブを増やしている間、出力レベルは自動的に調整され、全体のサウンドレベルが制御不能にならないようにします。

内側がドライブで外側はPANを設定できます。PANを使用すると、ステレオチャンネル間のドライブ量のバランスを変更できます。

TONE:Bass、Mid、Treble、Presenceの4つから歪みアルゴリズムによって生成された倍音を調整できます。これは各バンドで別々に調整可能です。

LEVEL:内側でレベル、外側でPANを調整できます。こちらも各バンドで別々に調整可能です。

右上のバツでバンドを削除します。

MODULATION

ほとんどすべてのパラメーターをモジュレーションできます。

modulation-add-source-fabfilter-saturn

MODULATIONの左にある下矢印からMODULATIONを開き、プラスボタンで新たに加えます。

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モジュレーションをアサインする

プラスボタンで追加したモジュレーション左上を掴みます。するとアサインできるノブなど以外暗くなります。ドラッグ&ドロップすることで線を引いてアサインできます。アサインされたノブは「M」マークがつきます。

saturn-fabfilter-m

「M」をクリックすることで、どのモジュレーションにアサインされているか黄色く表示されます。

modulation-fabfilter-saturn-add

アサインされたもの(スロット)は全て各モジュレーション上部に表示されます。モジュレーション上部にあるプラスボタンからも新たなアサインを作成可能です。この場合は作成後に横メーター右にある「▼」からターゲットを選びます。

アサインしたものは横メーターで、モジュレーション量を調整します。ノブと同様に、Shiftキーを押しながら微調整します。 Altを押して同じソースのすべてのスロットレベルを調整します。 Ctrlキーを押しながらクリック(Windows)またはCommandキーを押しながらクリック(macOS)して、デフォルト値にリセットします。メーターの左+/-ボタンを使用してモジュレーション信号を反転できます。

メーターの左側にカーソルを合わせると、電源ボタンが表示され、オンオフ可能です。スロットを削除するには、メーターの右側にあるバツボタンをクリックします。

ここからは実際にモジュレーションの種類について解説します。

XLFO

xlfo-fabfilter-saturn

なんと16ステップまで作れるLFOです。右上にあるディスクボタンからXLFOセクションのプリセットを選べます。バツボタンは、XLFOを削除します。

FREQ(Frequency)

波形の1サイクルが完了するまでにかかる時間を設定します。このノブはモジュレーションターゲットでもあるため、1つのXLFOで別のXLFOのFrequencyをモジュレーションできます。

Freeでは0.02〜500 Hzの値が許可されるため、最小サイクルは0.002秒です。

GLIDE

LFOの傾斜、形を調整します。

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DAWと同期されたサイクル(16〜1/64)のいずれかを使用すると、FREQノブはOFFSETノブに変わります。DAWのテンポに対するサイクルを、テンポの半分〜2倍に変更できます。ノブの周りのドットをクリックして、同期に合わせた特定のオフセットにジャンプします。

FREQノブ(OFFSETノブ)の外側のリングは、ステップシーケンスの最初と最後の半分の時間バランスを調整します。たとえば、左に回すと、波形の前半は後半よりも速く生成されます。

MIDI Sync

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FREQノブの右上隅でMIDI同期オプションをアクティブにすると、ノートオンMIDIメッセージ(キーを押すなど)により、波形のサイクルが(Phase Offsetで設定されたポイントに)再開されます。

Snap

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この機能により、XLFOをアルペジエーターとして使用できます。スナップを有効にすると、小さな鍵盤が表示され、XLFOの範囲が2オクターブに変わり、ピアノキーボードのノートにスナップします。

Phase Offset

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ステップエディターに表示されている三角形のことです。形状の垂直線は、各サイクルの開始を示します。この三角形を移動して、XLFOサイクルの開始を変更できます。

ステップエディター

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ステップは右端プラスボタンで追加、マイナスボタンで削除されます。それぞれのステップを選択して、ステップエディター内で上下に動かすことによって位置を決めますがこれはVALUEノブでも設定でき、連動して動きます。VALUEの上にあるRandomを選択するとランダムに位置が動きます。

波形は4つから選択でき、各ステップ個別にGlideを設定できます。ただし、左にある全体のGlideノブがマックスだった場合、各ステップのGlideは反映されません。

Envelope Generator

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エンベロープジェネレーター(EG)は、通常のADSRとDelay、Holdが調整可能です。

THRESHOLDノブの上にある3つのボタンからメイン入力、サイドチェーン入力、MIDIノートの3種類の入力によってトリガーできます。 MIDIを選択すると、THRESHOLDノブが非表示になります。

Envelope Follower

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プラグイン入力またはサイドチェーンオーディオレベルに基づいてエンベロープ信号を出力します。上部にある2つのボタンは、メイン入力信号またはサイドチェーン入力です。

MIDI Source

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MIDIキーボードまたはMIDIコントロールノブを使用してさらに制御します。最初にMIDIトラックからSaturnにルーティングする必要があることに注意してください。

XY Controller

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マウスの動きで2つのパラメーターを制御できます。

XYコントローラーには2つの出力があるため、XとY2つのソースをドラッグするボタンがあります。

XYコントローラーをデフォルトの位置にリセットするには、Ctrlキー(Windows)またはCommandキー(macOS)を押しながら1回クリックします。

最後にバーの下部分にあるパラメータについて解説します。

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Channel Mode:Left/Rightの他にMid/Sideに変更できます。

Auto Mute:オーディオ信号がない場合、歪み帯域で使用されるフィードバックを減らします。

HQ:内部歪みアルゴリズムのオーバーサンプリングを制御します。多くのドライブを適用する場合にエイリアシングが発生します。 HQモードを有効にすると、内部サチュレーションセクションを8倍オーバーサンプリングすることにより、CPUパワーをより多く使用し、エイリアシングアーティファクトを削減します。

ヘッドホンマーク:通常の出力信号、入力信号、サイドチェーン信号を聴くことができます。

In・Out:それぞれクリックするとインプット、アウトプットそれぞれのPanとボリュームをコントロールできるノブが表示されます。

Mix:ミックスの量を調整します。

まとめ

Saturnはかなり細かく調整できる万能なサチュレーションです。使える場面はたくさんあるでしょう。

モジュレーションも搭載されているため、可能性は無限大にあります。モジュレーションを使ってアバンギャルドな歪みエフェクトを作ることも可能ですし、アタックだけ付加させたり、逆にリリースから立ち上がる歪みも可能です。

この記事が参考になれば幸いです。

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