ADSR Soundsで何かを購入すると無料でもらえるドラム音源HUSTLE 2。
UJAM Beatmakerシリーズの一つでリズムパターンも内蔵されており簡単操作でドラム全体を作成することができます。ただしトラップやグライム、ダーティーサウス系などに特化した音源ですので人によっては不要な音源かもしれません。
この記事では、そんなHUSTLE 2をもらっておくべきなのか?仕様や使い方など解説します。是非参考にしてください。
ADSR Soundsに関する詳しい記事は以下を参考にしてください。
1. UJAM「HUSTLE 2」とは?
HUSTLE 2は、UJAMが開発するベースの効いたトラップやグライム、ダーティーサウス系などベースミュージックスタイルのためのビートメイカーです。
すで出来上がったプリセットとたくさんのリズムパターンが内蔵されており、瞬時にフルソングのドラムが作成できます。
作曲ソフトDAWの拡張機能VST、AU、AAXプラグインとして利用できます。
開発会社 | UJAM |
操作画面 | |
製品名 | Beatmaker HUSTLE 2 |
価格(定価) | 69ドル |
主な仕様 | トラップ・ダーティーサウス向けドラム音源 |
UJAM Beatmaker HUSTLE 2 ▶︎ADSR Sounds ▶︎Plugin Boutique ▶︎MIオンラインストア ▶︎SONICWIRE ▶︎サウンドハウス ▶︎Rock oN ▶︎公式
2. 導入するメリット
HUSTLE 2を導入するメリット・特徴は主に以下のような点があります。
ベースもコントロールできるビートメイカー
UJAMのビートメイカーは簡単に全ドラムパターン作成ができる音源ですが、HUSTLE 2はベースもコントロールできる音源です。
オートメーションを描く必要がありますが、ベースのピッチがコントロールできドラムと一体化したサブベースを作る際に最適な仕様になっています。
3. 利用する前に知っておくべき注意点
しかしながら、HUSTLE 2を利用する前に知っておくべき注意点もあります。
全体的に激しめのサウンド
全体的に激しめで汚れた音が多く、使い所が限られる場合があると思います。
どのジャンルでも使えるような音源とは言いづらく、特にキックはジャンルを選ぶ音をしているものが多い印象です。
4. 口コミ・評判を紹介!
HUSTLE 2の口コミ・評判をまとめました。
そもそもUJAM製品の操作性、機能が好きかどうかによって必要性が変わるかもしれません。
UJAM沼にハマる
(この1ヶ月の間、IRONとIRON 2とAMBERとSOLIDとROYALとHUSTLEとVOIDが買いました)
UJAMのBEATMAKER HUSTLE 2とVirtual Guitarist CARBONの組合せが極悪EVILサウンドだったので、かわいい動画にしてみた。
UJAM バラで集めちゃったシリーズ
BM Hype
BM Vice
BM Nemesis
BM Kandy
BM Void
BM Hustle
BM IDOL
Beatmakerは、気づいたら集めてた、、、。
さて、BM EDEN 2と、DOPE 2が無いけれど、どうしたものか…🤔
引用:Twitter
5. HUSTLE 2に関するセール情報
HUSTLE 2は、2021年10月現在ADSR Soundsで何かを購入すると無料で手に入れることができます。
ADSR SoundsやUJAM製品に関する最新のセール情報は以下の記事を参考にしてください。
6. UJAM製品のインストール・アクティベーション方法
UJAM製品のオーソライズは以下の4STEPで完了します。
- UJAMでユーザー登録
- https://www.ujam.com/partner-checkout/でシリアルナンバー入力
- 製品をダウンロード・インストール
- 起動してUJAMアカウントでログイン
※新しく管理用アプリUJAM Appがリリースされました。UJAM Appでサインインするだけで、アクティベートが完了します。
7. 使い方を解説!
ここからは実際にHUSTLE 2の使い方を解説します。
他のUJAM Beatmaker製品DOPE、EDEN、VOID、VICE、HYPE、KANDYなどもほとんど同じように使うことができます。
公式のマニュアルはこちらをご覧ください。
上部からカテゴリに分けられたプリセットを選択できます。
Instrument
C1〜D#2まで鍵盤に表記されている個々のドラムが設定されています。それぞれ鍵盤をクリックして下部から音作りできます。
10個の音から選択でき
- Volume:音量
- Decay:ディケイ
- Pitch:ピッチ
- Filter:左ローパスフィルター/右ハイパスフィルター
- S:ソロ
- M:ミュート
を設定できます。
Outputの設定はMaster(マスター)からIndividual(個別)に変更でき、パラアウトすることが可能です。受け取るオーディオトラックを作成することで、個別のドラムトラックを作ることができます。C1から順番にOut 2〜にパラアウトされます。
Style
C3〜A#4はすでに作られたドラムパターンを利用することができます。それぞれ鍵盤に書いてあるパートにあったパターンを一つの鍵盤を押すだけで奏でることができます。それぞれのスタイルには、最適なBPMも記載されています。
鍵盤の上部6つの点からDAWにドラッグ&ドロップすることでMIDIを貼り付けることも可能です。
Latch:ストップボタン(B4)を押すまでパターンが鳴り続けます。
Micro Timing
タイミングの細かな設定ができます。
Play Sync:音が鳴り始めるタイミングをNote On、1/16、1/8、1/4から選択できSong PostionではDAWのポジションに合わせてパターンが鳴り、常に同じ場所で同じパターンが再生されます。
Speed:スピードをDAWのテンポ2倍、1/2に設定できます。
Quantize:右に動かすほどクオンタイズされ正確な拍になり、左に動かすと自然なズレが生じます。
Kit
ドラムセット全体を10種のキットから選択できます。
Bass Tune:Bass(B1)のチューニングを調整できます。
Kick – Snare:このスライダーはピッチベンドと連動しており、スネアとキックの音量をコントロールできます。パターンを鳴らしながら音量コントロールが可能です。
Mix
12種類のミックスプリセットを選択できます。Amountから適用量を調整でき、Beat Intensityはビートの激しさを調整できます。
Master
ステレオ出力を調整できます。
Sweep:左ローパスフィルター/右ハイパスフィルターです。
Saturate:サチュレーション量を調整できます。
Maximize:音を圧縮するマキシマイザー量を調整できます。
Ambience:上部から選択したアンビエンスの量を調整できます。
Volume:全体の音量を調整できます。
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まとめ
UJAMの音源は、DTM初心者や時短したい人にとっては簡単操作で作成できるので便利なプラグインです。
ただし、細かく音作りしたい方やプリセットで満足できない場合は物足りなく感じることもあるでしょう。
また、ジャンルに特化した音源ですので人によっては不要な可能性もあります。
この記事が参考になれば幸いです。
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