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無料でも使えるXLN Audioのドラム音源「Addictive Drums 2」をレビュー!使い方やおすすめのADpakまで解説

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人気のドラム音源と言えばXLN Audio「Addictive Drums 2」です。

さて、実際に「Addictive Drums 2」を導入すべきか?使い心地はどうなのかと気になりますね?

結論を言いますと、簡単に音が変化できるいじりやすいドラムを使いたいという場面には重宝します。

今回は、Addictive Drums 2が本当に使えるのかをレビューします。また、ドラムセットも全てご紹介。

おすすめの買い方や使い方も解説していきますので、ぜひ参考にして音楽制作に導入するかの参考にしてくださいね。

ドラム音源に関するまとめ記事はこちらをご覧ください。

drum-sound-overview【2019年版】ドラム音源のおすすめと比較(フリーも含む)!生ドラムからエレクトロまで、選ぶ際の注意点も

1. Addictive Drums 2とは?

XLN Audio Addictive drums overview

XLN Audioが提供する人気のドラム音源です。

ADpakと呼ばれるドラムセットが全部で21種類あり、その中からいくつかのADpakを選ぶパッケージもしくはADpakがセットになっているパッケージがあります。

自分好みのドラムセットのみ選べるという特徴があるので、本当に必要な音源のみ選べるというメリットがあります。

<Addictive Drums 2の概要>

開発会社 XLN Audio
価格(定価) Complete Collection 699.95USD

Creative Collection 329.95USD

Custom XL 329.95USD

Basic 169.95USD

Custom 169.95USD

Rock & Metal Edition 169.95USD

Beat Producer Edition 169.95USD

主な仕様 ドラム音源

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2. Addictive Drums 2を導入するメリット

私が実際にAddictive Drums 2を利用していてメリットだと感じたのは、次のような点です。

  1. 初心者でも使いやすい
  2. トリガー(Trigger)が搭載されている
  3. 自分の好きなドラムセットのみ選択できる

順番に見ていきましょう。

(1)初心者でも使いやすい

他のドラム音源に比べると、初心者でもまだ使いやすい仕様です。

一般的に、ドラム音源を利用する際は、ドラムレコーディングに関する知識を必要とするものが多い傾向にあります。

Addictive Drums 2は比較的GUI(操作画面)がわかりやすく、ドラムレコーディングに関する知識がない方でも音作りがしやすいと思います。

(2)トリガー(Trigger)が搭載されているのでガツンとくる音にできる

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Addictive Drums 2ではドラムの音に加えてTriggerの音があります。

このため、生ドラムからは少し遠のきますが、ガツンとくる音にすることが可能です。

トリガー(Trigger)とは?

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生ドラムにアタック感や迫力を出したり、色を付け加えたりするためにドラムに付加させる音のことです。

実際の生ドラムレコーディングにおいてもトリガーは利用されます。

また最近ではライブにおいてもトリガーが利用されてきています。

サカナクションもレコーディングやライブの際、トリガーをよく利用しているとのこと。

他のドラム音源を使っている場合もAddictive Triggerというプラグインが別で販売されていますので、トリガーのみ利用、購入可能です。

(3)自分の好きなドラムセットのみ選択できる

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Addictive Drums 2はCustom(3種類)もしくはCustom XL(6種類)というパッケージで好きなドラムセットのみ選択することが可能です。

なので、必要なかったり、好みじゃないドラムセットが付いてきたりすることはありません。自分で好きなもののみ購入できます。

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3. Addictive Drums 2を利用する前に知っておきたい注意点

大変良いドラム音源ですが、、導入する前に知っておくべきことがあります。それは「リアルさを追求することは難しいパラメータ」だという点です。

リアルさを追求することは難しいパラメータ

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どういうことかと言いますと、できるだけリアルなドラム音源がほしい場合はAddictive Drums 2では限界があるということです。。

例えば、シンバル類は同じく人気のドラム音源「BFD 3」の方がトラック分類がなく細かく設定できます。

しかし、リアルさを求めるとなるとそれなりのドラムレコーディングの知識も必要となってきます。

Addictive Drums 2はできるかぎりドラムを生っぽくするというより、生ドラムの音を音作りできる音源というイメージで捉えた方が良いでしょう。

最近の音楽の傾向を考えても、できるかぎり生っぽくするよりもトリガーありの音の方が使える場面があると思います。

FX pansion bfd3 thumbnailドラム音源FXpansion「BFD3」をレビュー!使い方も解説!重いって本当?

4. Addictive Drums 2の買い方!ADpakでおすすめは?

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Addictive Drums 2には全部で21種類のドラムセット(ADpak)があり、それぞれのパッケージによって入っているドラムセットが異なります。

それぞれのパッケージされているドラムセットは以下です。

パッケージ 収録されているADpaks
Complete Collection 699.95USD 全21種類
Creative Collection 329.95USD 6種類

Fairfax Vol.1、2

Session Percussion

Black Velvet

Vintage Dry

Reel Machines

Custom XL 329.95USD 6種類自由に選択
Basic 169.95USD 3種類

Fairfax Vol.1、2

Black Velvet

Custom 169.95USD 3種類自由に選択
Rock & Metal Edition 169.95USD 3種類

Fairfax Vol.1

Studio Rock

Metal

Beat Producer Edition 169.95USD 3種類

Session Percussion

Vintage Dry

Reel Machines

こんなに多いと、どのように選べばいいか迷いますよね?

まんべんなく網羅しているなと思うパッケージはCreative Collectionですが、CustomもしくはCustom XLで自分好み、自分の作る曲のジャンルに合ったADpakを選ぶことをおすすめします。

もし好みのドラムセットがまとめてパッケージされたものがあればそのパッケージを選びましょう。

どのADpakを選ぶべきかを見極めるためにここからはそれぞれのADpakを紹介します。

基本的にはあなたの作る音楽のジャンルに合わせたADpakを選ぶべきですが、個人的にはUnited Pop、Vintage Dryが良いと思いました。ポップスをかく人やリバイバル感を出したい人には特におすすめです。

ADpakを単体で買う場合はAD2エンジンが搭載されていませんのであくまで拡張機能となります。ご注意ください。

Boutique Mallets

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普通のスティックだけでなくフェルトマレットで叩いた音も出せる音源。映画音楽もしくはジャズなどに適していますが、普通のスティックでの音ありますのでポップスでも使えるでしょう。

United Heavy

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ヘビーなドラムでハードロック、メタルなどもしくはガツンとインパクトがあるドラムが必要な場合おすすめです。

Modern Soul And R&B

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ソウルやR&Bに適したドラムセット。太いサウンドが特徴です。

United Pop

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ポップスに適したドラムセット。数々のポップス名曲を生み出したオーシャンウェイスタジオのスタジオAで録音された音源です。

Fairfax Vol.1

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ロサンゼルスのスタジオFairfax Recordingsでレコーディングされた音源。スタンダードなロックサウンドに向いています。

Fairfax Vol.2

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同じくロサンゼルスのスタジオFairfax Recordingsでレコーディングされた音源。60年代後半のGretschの「Round Badge」ドラムキットを使用された音源です。Vol.1に比べるとオールド感があります。

Funk

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ファンクに適したドラムセットです。ドラムはPearl Referenceドラムキットです。

Vintage Dry

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70年代の乾いたドラムサウンドが特徴です。リバイバルも流行っていますので人によっては使えると思います。

Black Velvet

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スタジアムロック系に適したドラムセットです。ワンオク好きはこれかも!

Session Percussion

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こちらはパーカッションのキットです。

Indie

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アナログテープ、ビンテージマイクなどを使用したドラムセットです。古き良き質感で、割と万能なドラムセットだと思います。

Metal

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その名の通りメタル向きです。KornやSlipknotなど名だたるアーティストの音楽プロデューサーRoss Robinsonがプロデュースしています。

Reel Machines

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名機リズムマシン808や909、Linn Drumや電子ドラムSimmonsをアナログテープで録音した音源です。

Modern Jazz Sticks

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その名の通りジャズ用のスティックで叩かれた音源です。

Premier社Gen-XドラムセットとLudwig Acrolite Snare が収録されています。

Modern Jazz Brushes

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その名の通りジャズ用のブラシで叩かれた音源です。

Retroplex

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70年代のグラムロック、David Bowie や Lou Reedのようなドラムが手に入る音源です。

透明アクリルのVistaliteというドラムセットが収録されており、見た目通りのクリアなサスティンが特徴です。

Blue Oyster

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Led ZeppelinのドラマーJohn Bonhamのようなドラムサウンドを得るために、Ludwig Blue Oysterというドラムセットで収録されています。60年代後半を彷彿とさせるサウンドです。

Black Oyster

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Ludwig Black Oysterというドラムセットで収録されたまさに60年代初期のビートルズサウンドです。

Studio Prog

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プログレッシブロックに適したクリーンでバランスの取れたサウンドの音源です。

Studio Pop

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ポップスに適したクリーンでバランスの取れたサウンドの音源です。

Studio Rock

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ロックに適したクリーンでバランスの取れたサウンドの音源です。

5. 無料版Addictive Drums 2とは?

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Addictive Drums 2はなんと無料でも利用可能です。

無料のデモ版ではFairfax Vol.1のキック、スネア、ハイハット、クラッシュが利用可能です。タム類やライドは利用できません。

6. Addictive Drums 2の使い方を解説!

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Addictive Drums 2の主なパラメータについて解説していきます。

Addictive Drumsは左上からプリセット、右上からKIT、EDIT、FX、BEATSの項目があります。

KIT

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各ドラムを一覧で見れるエリアです。

各ドラムはそれぞれ上部の名前とミキサーの名前が同じものでリンクされています。

Hihat以外のシンバル類(SYM1〜6、RIDE1〜2)は個別のミキサーが下部にはなく、OHやRoomに反映されます。

OHとは

オーバーヘッドの略でドラム上部からステレオ(2本のマイクLR)で狙われて集音された音

 

Roomとは

その名の通り部屋全体の鳴りを集音した音

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それぞれ下の名前、「L」、「▼」「▲」でドラムを選択できます。

「M」はミュート「S」はソロです。

右側のスライダーがボリューム、「E」でEDITの項目にいきます。

右上にLinkマークがついているものはリンクマークをドラッグ&ドロップすることでドラムがリンクし、リンクマークがついているドラムを鳴らすとリンクしたものも同時に鳴ります。

EDIT

XLN Audio Addictive drums overview

KITPIECE SELECT

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左上でエディットしたいドラムを切り替えることが可能です。

それぞれOH、Roomに反映するレベル、パン(PAN)と広がり(Width)を決めれます。

KITPIECE CONTROLS

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KITPIECE CONTROLSは全て左上のオレンジでオンオフができます。また、まとめて全てオフにすることも可能です。

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RESPONSEはベロシティによって変化するボリューム、フィルター、サンプルの幅をコントロールします。No Altsを押すことで代替のサンプル(リアルな表情をつけるために複数サンプルが変わって再生される)をオフにすることも可能です。

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PITCHはMainで全体を、OH、Roomのみのピッチをコントロールすることも可能です。PITCH ENVELOPEでピッチの時間軸での変化をコントロールすることもできます。

PITCH ENVELOPEはTONE DESIGNERに変えることが可能で、こちらではトーンの変化をコントロールできます。

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VOLUME ENVELOPEはボリュームの時間軸での変化をコントロールでき、その隣のCUTはRangeを調節することでフィルターの役割を担います。

続いて下の段です。

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ミキサー上部の名前をクリックすることでそれぞれにかかっているエフェクト等が表示されます。

左端にドラムの絵があります。コントロールできるドラムは限られており以下3つです。

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スネア:Top/Bottomのバランス、Snare Buzz(スナッピー)の共振する音量
キック:Beater/Frontのバランス
ルーム:Distance距離感

下の段の残りは全てに共通するエフェクトです。

各トラック以外にもBUS、MASTERにも同じエフェクトがあります。

BUSトラックはクリックすることでそれぞれのトラックを送る量がミキサー上部に表示されます。

NOISE

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その名の通りノイズを付加するエフェクトです。8種類ありDecay、Levelをコントロールできます。

<ノイズ一覧>

  • Tube U47 & Tape
  • JB White Noise
  • DC Noise & Hum
  • Muff Stompbox
  • Vinyl
  • Tape 7.5ips
  • Tape 15ips
  • Fairfax Noise

TAPE & SHAPE

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TAPEでアナログテープの質感、歪みを加え、SHAPEはアタック、サスティンを強調、抑制させます。

SATはサチュレーションリミッターです。

COMP & DIST

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コンプレッサーとディストーションです。

ディストーションは7種類あり、Amount、Mix、反映させる帯域を設定できます。

<ディストーション一覧>

  • TubePair
  • IronTransformer
  • AirPressure
  • Crush
  • Zap
  • Heavy
  • BitCrush

TAPE & SHAPEとCOMP & DISTは右上「◀︎ ▶︎」で切り替え可能です。

EQ

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ハイパス、ローパスとその他4バンドあるイコライザーです。

FX

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リバーブとディレイを合わせ持つエフェクトを2つまで使用可能です。

FXを押すと各トラックのミキサー上部にどれだけ送るかパラメータが表示されます。

Amb、Room、Hall、Plateの4種類のリバーブとディレイをどれくらいの割合で出すかコントロールできます。

BEATS

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プリセットのドラムパターンです。

そのままドラッグ&ドロップでDAWにパターンを持ってくることが可能です。

TRANSFORMでタイミングやベロシティ、アクセントなどをコントロールすることも可能です。

パラアウト

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ドラム音源の場合各ドラムが別々のトラックになっていないため、個別にエフェクトすることができず大変不便です。

そのため個別のトラックで書き出す必要があります。これがパラアウトです。

パラアウトはミキサー左下「↓」からできます。

Pre Faderはミキサーの音量調整を反映しないパラアウト、Post Faderはミキサーの調整が反映されます。

各トラックパラアウトの設定が完了したら、DAW側で新しいオーディオトラックを立ち上げてAddictive Drums 2のアウトを受け取ります。

まとめ

Addictive Drums 2は初心者でも使いやすく簡単に音が変化できるので初めてのドラム音源としておすすめです。

またADpakで自分好みのドラムセットを選ぶことができるので、必要なドラムのみ買うことができます

しかし、BFD 3と比べると細かく設定できない部分などリアルさを追求しづらいので注意が必要です。

メリットと注意点を照らし合わせながら、音楽制作に取り入れるかを検討してみてくださいね。

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