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ドラム音源FXpansion「BFD3」をレビュー!使い方も解説!重いって本当?

FX pansion bfd3 thumbnail

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  • P生ドラム音源として買うべきはどれ?
  • できるだけリアルなドラム音源がほしいけどどれがいいの?

このような悩みを抱えてこの記事をみていますね。そんなあなたにBFD3はぴったりかもしれません。

リアルな生ドラム音源といえばBFD3。定番の生ドラム音源です。

しかし、初心者の方には使い方がわかりにくいとも感じます。

そこでこの記事では初心者の方が押さえるべき使い方のポイントを紹介し、ドラムやドラムのレコーディングについてもふれていきたいと思います。

ぜひ、参考にしてください。

ドラム音源に関するまとめ記事はこちらをご覧ください。

drum-sound-overview【2019年版】ドラム音源のおすすめと比較(フリーも含む)!生ドラムからエレクトロまで、選ぶ際の注意点も

1. BFD3とは?

BFD3 FXpansion

BFD3は、よりリアルなドラムを目指した音源になります。実際にドラムをレコーディングしたかのような音を再現するために、かなり多機能になっています。

生ドラムっぽい音が欲しい場合はBFD3はおすすめできます。特にシンバル類が素晴らしい印象です。

しかし、初心者の方にとっては使いこなすことが難しいかもしれません。

なぜなら、BFD3を使いこなすにはドラムやドラムのレコーディングについて知る必要があるからです。この記事では、その知識についてもふれながら初心者でもわかりやすくBFD3について解説していきたいと思います。

<BFD3の概要>

開発会社 FXpansion
価格 ¥19,900
デフォルトドラムセット数 Kick 8種類
Snare 13種類
Hihat 6種類
<Tom類>
Floor Tom 18種類
High Tom 17種類
Mid Tom 17種類
<Cymbal類>
Accent 3種類
China 4種類
Crash 15種類
Ride 7種類
Splash 4種類
Percussion類 9種類
(Cabasa、Tambourine、Cowbell、Clapなど)
発売日 2013年10月7日

こんな人には特にオススメ!

・リアルなドラム音源がほしい

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2. BFD3を使う上で必要なドラムレコーディングの知識

まずは、ドラムレコーディングの知識について解説します。

そもそも、ドラムのレコーディングにはたくさんのマイクが使われます。

Kick、Snare、Hihatなどそれぞれの打楽器一つ一つにマイクをたてる他に、左右の上から全体をとるOH(Over Head)や離して部屋全体をとるRoomなどがあります。

BFD3では主に以下のマイクで録音されたように再現することができることが主な特徴です。

fxpansion bfd3 drum

ドラムセットは左上にあるAudience or Drummerボタンでオーディエンスからみた配置、ドラマーからみた配置のどちらか選択できます。

Kick マイク3本

fxpansion bfd3 kick in out sub

※Kick、Snareが一つのトラックにまとめられていますが、ボリュームフェーダーの上にある「▼」を押すことでKick、Snareグループ内の3つのマイクを開くことができます。

・Kick In
アタック感のある音です。Kickの穴の中に突っ込んで集音されるマイクになります。

・Kcik Out
Kick Inよりこもった音でKickの外側から音圧、低音感を集音します。

・Kick Sub
さらにこもった音で音圧、低音感を足すことができます。

Snare マイク3本

fxpansion bfd3 snare bottom top sub

・Snare Top
Snareの上から狙うマイク

・Snare Bottom
Snareの下からスナッピーの音を集音します。

・Snare Rim
RimはSnareの縁の部分を指します。横からSnareを狙ったマイクです。

・Hihat

fxpansion bfd3 hihat

・Floor Tom

fxpansion bfd3 floor tom
・Mid Tom

fxpansion bfd3 mid tom
・High Tom

fxpansion bfd3 high tom
・Crash

fxpansion bfd3 crash
・Cymbal

fxpansion bfd3 cymbal
・Ride 1

fxpansion bfd3 ride
・Perc(Percussion)

fxpansion bfd3 precussion

Ambient Mics

fxpansion bfd3 ambient mic amb3 room comp mono

※こちらもAmbMixフェーダーの上にある「▼」を押すことでグループ内のマイクを開くことができます。
・OH(ステレオ、マイク2本)
・Room(ステレオ、マイク2本)
・Amb3(ステレオ、マイク2本)
・Mono1、Mono2、Mono3
・Comp1、Comp2

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3. BFD3の使い方を解説!

ここからは実際のBFD3の使い方を下記の順番で解説して行きます。

  • プリセット編
  • 音作り編
  • 書き出し編

プリセット編

ドラムセット

fxpansion bfd3 presets

Presets
プリセットはKitとともにMixやGroove、Keymap、Automation、Globalをロードできます。それぞれの項目をクリックして青い状態にすることでロードします。つまりロードするものを選択することが可能です。

Kits
Kitsはドラムセットのみをロードします。

Drums
Drumsはそれぞれ個別にドラムを選択します。

Grooves

fxpansion bfd3 grooves

Groovesではすでに作られたグルーヴを使用したり、修正、一から作ることも可能です。グルーヴをキーに割り当てることでそのキーをおすことでそのグルーヴが再生されます。

音作り編

共通のパラメータ(Ambient Mics以外)

AMG

fxpansion bfd3 dashboard amg

上側のDashboard内にあるAMGは必ずOnにしましょう。AMGはAnti MachineGun Modeの略で同じベロシティで連続して音を鳴らした場合もリアルに聞こえるように鳴るサンプルにばらつきがでます。Loudでバリエーションの量、Toneで同じベロシティで呼ぶサンプルの範囲を決めます。また全体のベロシティ調整をDyn、Tuneでキーの調整もできます。

Tweaks

fxpansion bfd3 tweaks

※グループになっているSnare、Kickはまとめて調整されます。

TweaksでTune(キー)Trim(音量)Damp(余韻、タイトさ)が調整できますがより細かな調整はトラックを選択して右側のTech、Modelを選択しましょう。

Tech

fxpansion bfd3 tech

Greneral(音量やPan)、Tuning(キー)の他に主に3つの項目があります。

Bleed

fxpansion bfd3 bleed

ドラムを録音するときにSnareやKickのマイクで集音しているものはそれぞれSnare、 Kickの音だけではありません。当然、他の音例えばTomを鳴らせば、KickやSnareのマイクにも音が入ってしまいます。そのような集音する目的以外の音が入ってしまう状況を再現した機能がBleedです。

KickとSnareのマイクに漏れた音を入れる設定でき、OnOffの他にDir(ダイレクト)の設定があります。ダイレクトの設定は漏れた音をKickやSnareに出すのではなく、そのトラック自身に追加されます。例えばTomのBleedでKickをOnにします。するとKickで遠目のTomの音が鳴りますが、それをKickのトラックではなくTomのトラックにブレンドすることができるのがDir(ダイレクト)の機能です。

Loudness

fxpansion bfd3 loudness

音量のコントロールができます。例えば小さくMIDIキーボード等を叩いたのに必要以上にボリュームが出てしまっている場合や音量差がでかすぎる、小さすぎる場合などに使います。

Ambient Mics

fxpansion bfd3 ambient mics

それぞれのAmbient Micにトラックの音をどれだけ集音させるか、集音しないか設定することができます。例えばAmbient MicのうちRoomにSnareの音を入れたくないのでOffにするなど生ドラムでは不可能な設定も可能です。

Model

fxpansion bfd3 model

Damping

bfd3 fxpansion damping

余韻、タイトさを調整します。Amountはどのくらい切るかの量、Frequencyは周波数調整。右にふるほど低音が無くなります。Amb RatioはAmbient Micsのタイトさを調整します。

Cymbal Swell(Cymbal類のみ)

fxpansion bfd3 cymbal swell

シンバルのリアルさを追求するために連打などの際自然な表情を与える機能です。毎回強めなアタックが出なくなり、VUメーターの戻り具合に応じてアタック感が変わります。Rideなど連打する場合に便利です。

Articulations

fxpansion bfd3 articulations

VelocityによってPitchやタイトさなどを変わるようにできます。

Tom Resonance

fxpansion bfd3 tom resonance

実際にドラムを叩くときTom以外のものを叩いても、Tom類が共振してブォーンという音が鳴ります。それを再現したのがこの機能です。

Ambient Mics

fxpansion bfd3 width distance

Ambient MicのパラメータはTweaksの2種類(モノラルのものは1種類)になります。

Distance

これはドラムセットとの距離を表します。パラメータを弄るとマイクの位置が変化します。

Width

これはステレオのもの(LRで集音しているもの)だけですが、Widthで左右のマイクの距離(広がり)を調整できます。

書き出し編

パラアウト

fxpansion bfd3 書き出し

BFD3はこのままであると各トラックに別々に外部エフェクトをかけることができません。ですのでパラアウトする(各トラック別々のアウトにする)必要があります。

BFD3内の各トラックのアウトからMono(Stereoの場合Stereo)を一つ一つ選択することもできますが、BFD3の全トラックを選択してAuto-assign Outputs(Direct)を選択すると勝手に全トラックパラアウトの設定になります。

後はDAW側でオーディオトラックのインプットをBFD3 Mono1、 Mono2・・・などに設定すると完了です。

Export

fxpansion bfd3 export

もう一つの方法としてExportがあります。書き出すトラックを選択し、Bit Depthを選択。

File Prefixはファイルの頭に入れる文字です。書き出し方はHost Syncをおすすめします。再生と同じタイミングでファイルを書き出し、停止と同じタイミングまでのファイルを作成します。

4. BFD3は重いって聞くけど本当?軽くする方法は?

よくBFD3は重いと言われますが、確かに初期設定で軽いとは言えません。しかし、対策は可能です。

BFD3は音のアタック部分をメモリ(RAM)で読み込み、残りをストレージ(SSD、HDDなど)で読み込む仕様になっています。メモリとストレージで読み込む割合、負担を設定することが可能です。

fxpansion bfd3 engine buffer

Tool→Show preferences→EngineからStream Bufferがストレージ、RAM Bufferがメモリの負担を表し値が大きいほど負担が大きくなります。設定後Restart engineをクリックして完了です。メモリに自信がある場合はメモリの負担を大きくストレージを小さく、ストレージに自信がある人はストレージの負担を大きくメモリを小さくしましょう。

fxpansion bfd3 unload articulation

もっと軽くしたい場合はBFD3で使わないドラムデータをアンロードすることもできます。打楽器を右クリックして使わない演奏法のものをUnload Articulationからアンロードできます。もしくはShow preferences→EngineからLoad on demandを使うものに応じてロードすることが可能です。

まとめ

リアルなドラム音源BFD3について説明しました。

生ドラムっぽい音源が欲しい方はBFD3がおすすめだと思います。

この記事では、紹介仕切れていない機能もありますが、この記事で紹介した使い方をマスターすれば、とりあえずは問題なく使えるでしょう。

ちなみに、そろそろBFD4がきそうな気がしているので、今のうちにBFD3を利用してマスターしておくと良いかもしれませんね!

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