- 作曲初心者で何から始めたらいいかわからない!
- 楽器なんて弾けないから作曲なんて無理だよね・・・
- 音楽理論とか難しすぎて挫折しそう・・・
- 鼻歌で作曲できたらなぁ・・・
このような悩みは、作曲初心者なら誰でも抱えますよね。

そんなあなたとっては朗報かもしれません。2020年現在、ギターやピアノなど楽器を習って音楽理論を勉強して曲を作る時代ではなくなってきています。
誰でも簡単に曲が作れる時代なのです。
実際に、楽器が一切弾けないプロの方は存在します。
この記事では、そんな何から始めたらいいかわからない作曲初心者向けに、どうやって曲を作っていけばいいのか?そのやり方を解説していきたいと思います。
1. 知識も経験もなしから作曲するには?

結論から言いますと「作曲したいならまずは、DAWを手に入れろ!」これにつきます。
クオリティの高い楽曲を作りたいのであれば絶対DAWが必要になります。
DAWの存在が全く音楽のできない人が楽器が超絶うまい人よりクオリティが高い曲を作れることを可能にしました。
2. 作曲の必需品、DAWとは?

DAWは、パソコンで音楽制作ができるソフトウェアを指します。Digital Audio Workstationの略で読み方はそのまま「ダウ」もしくは「ディー・エー・ダブリュー」と呼ばれることが多いです。
初心者の方はDTMとDAW何が違うの?と思うかもしれませんが、DTMはパソコンを使った音楽制作全体を指し、DAWは音楽制作をするソフトウェアを指します。
DAWには主に音源機能、オーディオ録音機能、MIDIシーケンス機能、ミキサーエフェクト機能の4つの機能があります。
DAWについて詳しく知りたい方は「DAWソフトおすすめや最新セールまとめ!フリー(無料)や比較、初心者の注意点、ブラックフライデーも解説」をご覧ください。
3. DAWで作曲するメリット・デメリット
DAWについて簡単にご紹介しました。
ここからはDAWで作曲するメリットやデメリットについて解説していきたいと思います。
メリット
ここでは、ざっくりとDAWを利用する上でできることをご紹介します。
- 楽器を一切使わず作曲できる
- ありえない演奏、難しい演奏も作曲できる
- 編集、修正ができる
- ファイルとして書き出し、ストリーミング配信やCDにすることができる
- 機能、エフェクトや音源が追加できる
(1)楽器を一切使わず作曲できる

MIDIとよばれる演奏情報を伝える規格を使うことで楽器を一切使わずに作曲することが可能です。
DAWを活用すれば、このタイミングでこの音をこの強さで演奏するといった情報をパソコンのマウスのみで作ることが可能です。
あとはDAWの音源機能で音を差し込めはその音で作ったMIDIの演奏情報通り自動で演奏されます。
このようにパソコンでカチカチMIDIの演奏情報を作っていくことからパソコンで作ったものが「打ち込み」と呼ばれるようになりました。
MIDIについて詳しく知りたい方は「MIDIとは?DTMerが知っておくべきMIDIについての知識」をご覧ください。
(2)ありえない演奏、難しい演奏も作曲できる

マウスで演奏が作れるので、自分が楽器で弾けない高度なフレーズをMIDIで作成してありえない演奏や難しい演奏も簡単に作ることが可能です。
実際、有名な楽曲の中には再現不可能な演奏が入っていたりします。
(3)編集、修正ができる

DAWでの作曲ならば、もし間違った演奏情報を作ってしまっても修正、編集ができます。
また、クオンタイズという機能があり、リズムをいっぺんに補正することも可能です。
さらに別途のエフェクトを追加するとピッチ補正も可能で、下手な歌をぴったりの音程にすることができます。アイドルなどでよく使われますが、現代においてピッチ補正の性能は極めて高く補正がかかっているか聴いて判断することが難しいほどです。
(4)ファイルとして書き出し、ストリーミング配信やCDにすることができる

DAWはmp3やWAVなどのファイルとして書き出すことが可能です。そのままストリーミング配信やCDにできる音源ファイルを作ることが可能です。
今ストリーミング配信は誰でもできる時代です。DAWさえあれば、音楽配信仲介サービス(音楽ディストリビューション)を経由して、誰でもApple MusicやSpotifyに自分の音源を配信することが可能です。
(5)機能、エフェクトや音源が追加できる

DAWにはプラグインと呼ばれる追加機能があります。一般的にはエフェクトや音源が有名ですが、中には人工知能による作曲支援やコードなど音楽理論の補助をしてくれるソフトもあります。
コード進行作成ソフト「Scaler 2」に関する詳しい記事は下記をご覧ください。
DAWのデメリット
一方でDAW独特のデメリットもあります。それはパソコンが必要だという点です。
DAWはパソコン用のソフトウェアですのでパソコンが必ず必要になります。
4. DAWを活用した初心者向け作曲方法!
ここまでではMIDIで演奏情報を作る時に音楽知識必要じゃないか!と思いましたか?
ここからは、作曲について右も左も分からないという方のために、音楽知識ゼロでDAWを活用したオススメの作曲方法を解説していきます。
具体的には、次の2つのアプローチがあります。
- DAWを活用してサンプリングで作曲
- DAWを活用して鼻歌で作曲
DAWを活用してサンプリングで作曲
サンプリングには多様な意味が含まれますが、ここでいうサンプリングはすでにできたフレーズや曲を利用する方法です。
サンプリングについて詳しく知りたい方は「音楽でいうサンプリングとは?サンプル音源の入手法から著作権問題まで徹底解説!」をご覧ください。
え?誰かが作った音源を使ってもいいの?と思いますよね。
もちろん許可なく他人の楽曲を利用してはいけません。
しかし、現在は著作権フリーで利用可能なサンプルサービスが多数あります。
有名なものではSplice Sounds、無料でも利用可能なLoopcloudなどありますが、作曲初心者の方に一番おすすめできるものはOutput「Arcade」でしょう。
Arcadeは音楽の知識がない方でも簡単に作曲できます。
実際にサンプリングから作曲する手順ですが、手に入れたオーディオを切り貼りして組み合わせたり、リバース、キーチェンジ、エフェクトなどで加工して曲にしていきます。
またSpice SoundsではMIDI(演奏情報)も手に入れることが可能です。手に入れたMIDIに好きな音源を差し込むだけでフレーズが完成します。
DAWを活用して鼻歌で作曲

誰しも考える鼻歌での作曲。鼻歌がそのままあなたの曲になったらいいですよね。
その方法があります。DAWでは(Ableton Liveの場合)オーディオをMIDIに変換することが可能です。
また、Spotifyが開発する簡単にオーディオをMIDI変換できるサイト「Basic Pitch」を利用してMIDIファイルを作成し、DAWに入れ込むことも可能です。
キーのずれが多少出てきたりしますがMIDIですので修正可能です。
また、手に入れたサンプルオーディオをMIDI変換することもできます。
5. 実践編!実際にサンプルリングとオーディオのMIDI変換だけで作曲してみた!
- サンプルを手に入れる
- オーディオをMIDIに変換
この二つを使えば、音楽知識も楽器もなしでクオリティの高い楽曲にすることが可能です。
下記が簡単な実践動画です。
これまで、楽器、音楽理論なしで作曲するを解説してきましたが、楽器、iPhone等のアプリ、ボイスレコーダーなど作曲する方法は他にもあります。ここではその方法もご紹介。
上記で解説した方法と合わせてトライしてみることで作曲能力の向上が狙えますよ。
6. DAWを活用せずに作曲する方法の一例!
ここでは、DAWを活用せずに作曲する方法もご紹介します。
- 楽器のみで作曲
- iPhone等のアプリで作曲する
楽器で作曲

その名の通り、楽器で作曲します。具体的には下記のようなメリットやデメリットがあります。
メリット
・楽器の練習とともに音楽の知識が手に入る
→楽器を練習するには曲を練習する必要があります。それは作曲された曲を知ることに繋がります。どのようなコードをどのように展開しているのか楽器を練習することは作曲にとってはプラスに働くでしょう。
しかし、次のようなデメリットがあります。
デメリット
・時間がかかる
→楽器を上手くなろうと思うとかなりの時間を要します。また人によってその速さはまちまちで一向に上手くならない場合もあるでしょう。
・録音するものが必要
→スマホで録音可能ですが、楽器だけでは録音物にすることはできません。
・編集、修正ができない
→もし音源にできるボイスレコーダー等を利用したとしてもDAWでなければ編集、修正は難しいでしょう。
iPhone等のアプリで作曲する

今は、テクノロジーの発展により、スマートフォンでも作曲することが可能です。具体的には下記のようなメリットやデメリットがあります。
メリット
・スマホのみで完結
→スマホのみで完結するので大変便利です。
・楽器を一切使わず作曲できる
→スマホのみなので楽器を使う必要がありません。
デメリット
・現在は、DAWの劣化版
→正直、スマホのアプリはパソコンで稼働するDAWの劣化版とみてよいでしょう。ただし今後スマホでもクオリティの高い音源が作れる時代がくるかもしれません。ただし今現在はプラグインと呼ばれる外部ソフトウェアを組み合わせることが可能な面も含めDAWの方が圧倒的にクオリティが高いです。スマホ用作曲アプリであるGarageBand、FL Studio MobileはともにDAWのアプリバージョンになります。
もし、スマホでの作曲を考えている場合は、Roland「Zenbeats」がおすすめです。
ZenbeatsはパソコンはもちろんスマートフォンやiPadでも利用可能なDAWです。
まとめ
楽器も音楽知識もなしでの作曲について解説しました。
作曲初心者の方は、サンプリングとオーディオのMIDI変換を活用した作曲をまず試してみてはいかがでしょうか?
もちろん楽器や音楽知識はあるに越したことはありません。特に音楽知識は身につけておいた方が良いでしょう。
楽器が弾けないにも関わらず音楽で食べていける人たちは、音楽に関する勉強を凄まじくしている印象があります。
それは理論だけでなく、たくさんの音楽を聴くことも含まれます。
しかし、楽器ができる=良い音楽が創れるではありません。
私は複数の楽器を演奏できますが、楽器を習うとどうしても固定概念が生まれてしまいます。楽器を演奏できない人はそれがないので変わったこと(やってはいけないこともありますが)が生まれやすい傾向もあると思います。
ただし、楽器を演奏できる人はスピーディに作曲でき、音楽理論もともに身につくのでできるにこしたことはないと思います。
この記事が参考になったのなら幸いです。
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