人気メーカーNative Instrumentsからついにサブスクリプションプランが登場しました!
内容をみるかぎり正直ちょっと微妙、、と思いましたが、3ヶ月無料トライアルがありますので定番のBatteryやMassive Xの購入を検討する場合にも利用できます。
また、サブスクは次々に新製品が追加されますので今後に期待できます。
この記事では、そんなNative Instrumentsのサブスクリプションプラン「Komplete Now」の概要、収録製品をご紹介します。
是非参考にしてください。
プラグインサブスクリプションに関するまとめ記事は以下を参考にしてください。

1. Native Instruments「Komplete Now」とは?
Komplete Nowは、Native Instrumentsが提供するサブスクリプションプランです。
- 月額の場合¥1,380
- 年額の場合¥13,800
でNative Instrumentsのソフトシンセ「Massive X」やドラムサンプラー音源「Battery」など一部製品が最新バージョンで利用できます。
他にも新しい製品、機能、サウンドがどんどん追加される予定です。
1月10日までに登録すると、3ヶ月間無料で試すことが可能です。
運営会社 | Native Instruments |
操作画面 | ![]() |
製品名 | Komplete Now |
月額払い | ¥1,380 |
年額払い | ¥13,800 |
無料トライアル | 3ヶ月(1月10日までに登録) |
収録内容(2021年12月現在) | Battery Massive X CLOUD SUPPLY HYBRID KEYS LO-FI GLOW RETRO MACHINES MK2 REPLIKA RAUM |

2. 利用できる製品一覧
2021年12月現在Komplete Nowで利用できる製品は以下のものがあります。
Battery(最新バージョン)
現在バージョン4のBatteryは、定番のドラムサンプラー音源です。
XLN Audio「XO」が徐々に人気になっていますが、Batteryもいまだに人気の高いドラムサンプラー音源です。
パッドが並んだわかりやすい操作画面で、名機サンプラーの質感をエミュレートしたビンテージ仕様にすることも可能です。
<使い方やレビューなど詳しい記事>

Massive X
人気のウェーブテーブルソフトシンセ「Massive」が進化し、別プロダクトとしてリリースされた「Massive X」です。
Massiveほどの人気は正直ありませんが、さらに多くの種類のオシレーターを搭載し見た目もガラッと変わり扱いやすくなりました。
ウェーブテーブルを変化させるバラエティに富んだ音作りが可能で、幅広い音色を奏でることができます。
<使い方やレビューなど詳しい記事>

CLOUD SUPPLY
CLOUD SUPPLYは、トラップのぼんやりと霞んだようなフックや、中毒性のある雰囲気作りを得意とする音源です。
Play Series製品の一つでグラミー賞受賞プロデューサーSnipe Young監修のもと製作されました。
Native Instruments「Kontakt 6.2」以上で起動する製品で無料のKontakt Playerでも使うことができます。
HYBRID KEYS
HYBRID KEYSは、典型的なキーボードではなくサンプリングされたピアノ、シンセサイザー、マレットなどにエフェクトを組み合わせ、その名の通り新しいハイブリッドサウンドを作り出します。
こちらもPlay Series製品の一つで、Native Instruments「Kontakt 6.1」以上で起動する製品で無料のKontakt Playerでも使うことができます。
LO-FI GLOW
LO-FI GLOWはビンテージシンセサイザー、キーボード、オルガン、ギター、ベースを最高のクオリティでレコーディングし、それからエフェクトペダル、テープデッキ、SP-404のようなサンプラーを通して音声処理を行い、劣化したテープサウンドや独特なローファイサウンドを作り出すことができます。
こちらもPlay Series製品の一つで、Native Instruments「Kontakt 6.2」以上で起動する製品で無料のKontakt Playerでも使うことができます。
RETRO MACHINES MK2
RETRO MACHINES MK2は、16個のアナログシンセサイザーとキーボードのコレクションです。
70年代から80年代にかけてのエレクトロニック、ポップミュージックを決定づけた名機を簡単に扱えるようにするために作られました。太く、クリーミーなアナログサウンドを入手することができます。
Native Instruments「Kontakt」以上で起動する製品で無料のKontakt Playerでも使うことができます。
REPLIKA
REPLIKAは、ビンテージ、モダン、ディフュージョン計3つのアルゴリズムを搭載するディレイプラグインエフェクトです。
モダンはハイエンド機の非常にクリアなリピートを再現するデジタルディレイ、ビンテージは初期デジタルスタジオディレイにみられる象徴的な質感を再現し、 ディフュージョンはディレイとリバーブの中間に位置するサウンドを提供します。
さらに音を色付けるレゾナンスフィルター、クラシックフェイザーも搭載されています。
RAUM
RAUMは、万能で独創的なリバーブプラグインエフェクトです。
3つのモードが搭載されており、リアルなルームエコーから、実験的な反響音、サウンドデザインまで、あらゆる空間をカバーします。パッドに深みを加えたり、ワンショットのサンプルから精度の高いテクスチャーを抜き出したい時にも重宝します。

まとめ
Native Instrumentsのサブスクは現状では正直、微妙な感じがします。
ただし、3ヶ月無料で使うことができるので個々の製品を購入検討している方は利用してみても良いでしょう。
今後製品の追加などに期待したいと思います。
できれば、Slate Digitalのように他社製品(Kontakt音源など)も含まれるようになると良くなる可能性はあるかもしれません。
この記事が参考になれば幸いです。