サンプリング音源を活用して作曲がしたいと考えていますか?
そんなあなたにLoopcloud 7は考慮すべきおすすめのサービス。
登録が必要ですが、有料サンプルだけでなく無料のサンプルもあったりと多くのサンプルを活用することができます。現在は、新しいバージョン7がリリースされています。
特に良い点は、セールやクーポンなどの割引、無料特典などがあり、他のサンプルサービスと比べて比較的お得にはじめることができる点です。
この記事では、Loopcloudを利用するメリットや注意点、使い方を解説していきます。
ぜひ、参考にしてください。
以前はあった無料のLoopcloud Freeプランはなくなりましたが
- 14日間無料トライアル
- Loopcloudウェルカム・パック1GB分
- Loopcloud内で100クレジット使用可能なポイント贈呈
- 期間限定の有料プラグイン無料特典
- 期間限定のセール・クーポン
など、様々な無料特典や割引ができる場合があります。Loopcloudの最新クーポン・セール情報、無料特典プラグインは以下の記事を参考にしてください。
1. Loopcloud 7とは?
Loopcloud 7とは、著作権を気にすることなく自分の楽曲に商用利用できる400万を超えるサンプルプラットフォームアプリでサンプルの管理から編集までできます。
サンプルはポイント制となっており、決まったポイントが毎月支給され、それを消費してサンプルをダウンロードします。だいたい1サンプル0〜2ポイントです。月額分のポイントを使い果たした場合は、ポイントを購入して追加することも可能です。ポイントが必要ない無料サンプルもたくさんあります。しかし、それぞれのプランごとに1日にダウンロードできるフリーのサンプル数が決まっています。サンプルは購入前やダウンロード前に、加工したりDAW上で鳴らすこともでき、しっかりと事前にダウンロードするかを吟味した上で購入(ポイント消費)できる点も魅力です。
また、Loopcloud DrumやLoopcloud Playと言ったプラグインが無料で使え、それらのプラグインプリセットもLoopcloud内でポイント購入できます。さらに、プランによって容量が変わりますがクラウドストレージも利用でき、サンプルなどファイルをクラウドに保存することが可能です。
以前はアプリで利用できる仕様でしたが、現在ではウェブサイトでサンプルを選択することも可能です。
Loopcloudで手に入る主なもの
全プラン
- オーディオサンプル:各楽器のワンショットサンプルやループ素材などwav、aiffを中心としたオーディオファイル
- ドラム音源:作曲ソフトDAWで利用できるドラム音源プラグイン「Loopcloud Drum」
- 総合音源:作曲ソフトDAWで利用できる総合音源プラグイン「Loopcloud Play」
- 自社プラグインプリセット:Loopcloud PlayやLoopcloud Drumのプリセット
- クラウドストレージ:プランによって容量が変わるクラウドストレージ
- 無料サンプル:ポイントを使用せずにもらうことができるサンプル(プランによって1日上限あり)
100ポイント贈呈・14日間無料トライアルなど無料特典が数多くあり、時期によっては割引や追加の特典などキャンペーンも頻繁に行っています。
無料トライアルもありますので、まずはこちらからトライしてみましょう!
新しくプラグインで管理可能に!「Loopcloud Sounds」登場
Loopcloud Soundsは、通常デスクトップアプリで管理するLoopcloudをDAWの拡張機能プラグインで利用できるようにしたものです。デスクトップアプリほどの編集機能などは備えていませんが、サンプルを検索、購入、使用するためには最適なツールでかなり便利です。
主な特徴
- Loopcloudサブスクリプションの400万以上のサウンドにアクセス
- DAWまたはその他のプラグインホストでVST/VST3/AU/AAXとして利用可能
- プラグインから購入したサンプルをDAWタイムラインに直接ドラッグできる
- DAWを離れることなく、サンプルを検索、オーディション、購入、ダウンロードできる
- あなたのプロジェクトに間に合うオーディションサンプル
- 「Key Lock」を使用して、プロジェクトのキーに合わせてトーンサンプルを自動的にピッチシフト
※すでにLoopcloudに加入している方はここからLoopcloud Sounds Pluginをダウンロード・インストールすることができます。
Loopcloudが含まれるサブスクサービス「Beatport Studio」
Loopcloudは、別のサブスクサービス「Beatport Studio」でも利用することが可能です。
Beatport Studioは、プラグインやサンプル、DAWをサブスクリプションで利用できるサービスです。プラグインは、常に拡張し続け、毎月最大10個のプラグインを選択してアクセスできます。それとは別にDAWやサンプルサービスLoopcloudのポイントも付与されます。
Beatport Studioで手に入るもの
- 毎月10のプラグインを選択
- サンプルサービスLoopcloudの100サウンド
- DAW(Bitwig Studio 8-Track / Cubase LE)
<使い方など詳しい記事>
運営会社 | Loopmasters |
アプリ操作画面 | |
製品名 | Loopcloud |
月額払い | Artistプラン:月100ポイント ¥795 Studioプラン:月300ポイント ¥1395 Profesionalプラン:月600ポイント ¥2495 |
年額払い | Artistプラン:月100ポイント ¥7,950 Studioプラン:月300ポイント ¥13,950 Profesionalプラン:月600ポイント ¥24,950 |
ポイント追加購入 | 250ポイント:7.99ポンド 500ポイント:14.99ポンド 2000ポイント:49.99ポンド |
クラウド追加購入 | 50GB:月¥349 100GB:月¥599 250GB:月¥999 |
無料トライアル | 14日間 |
付属プラグイン | Loopcloud DRUM(ドラムサンプラープラグイン) Loopcloud PLAY(ソフトシンセプラグイン) NEWLoopcloud Sounds(サンプル管理プラグイン) |
2. プランによる違い
サブスクリプションの具体的な仕様、プランによる違いは上記の表をご覧ください。上記の表を参考に、具体的な違いを3つの点でまとめました。
プランによる違い1:Point数 / 価格
支払いのサイクルで付与されるポイントと価格は
- Artist:月100ポイント¥795 or 年1200ポイント¥7,950
- Studio:月300ポイント¥1,395 or 年3600ポイント¥13,950
- Professional:月600ポイント¥2,495 or 年7200ポイント¥24,950
になります。それぞれ年間払いの場合10ヶ月分の値段で利用することが可能です。
プランによる違い2:Storage
全てのプランでクラウド上のストレージを使用することが可能です。
- Artist:5GB
- Studio:50GB
- Professional:250GB
の容量があります。
プランによる違い3:Free Sounds / Day
「FREE」とタグの付いたポイントを使用しない無料サンプルを1日以内にダウンロードできる数もプランによって違います。
- Artist:10サンプル
- Studio:25サンプル
- Profesional:50サンプル
を1日内でダウンロードがすることができます。
全てのプランの利用できる主な仕様
全てのプランで利用できる主な仕様は以下の5点が挙げられます。
- FXなど編集機能
- Multitrack
- loopmasters.com Purchases
- Your Sounds
- プラグイン(Plugin Suite)
FXなど編集機能
エフェクト、ピッチ機能、パターンを保存、複数のトラックなど全てのプランで、かなり細かく編集することが可能です。
Multitrack
8つのサウンドを一度にプレビューして、アプリ上でアレンジを作成できます。Loopcloud内でオケを全て作ることも可能でしょう。
loopmasters.com Purchases
全てのプランにて、loopmasters.com(サンプル販売をしているサイト)で買ったものがLoopcloudアカウントにも自動で表示されます。
Your Sounds
Libraryの右上Add Samplesから自分のサンプルをアプリに入れて管理、編集することが可能な機能で、全てのプランについています。
プラグイン(Loopcloud Drum&Play)
Loopcloudには2つのプラグインが付属します。どちらも全てのプランで無料で使用することができます。プラグインはデフォルトで搭載されているプリセットの他に、Loopcloud内にて拡張パックが販売されています。ポイントを消費することで新しいセットを追加することが可能です。
Loopcloud DRUM
Loopcloud DRUMは、ドラムサンプラープラグインです。単体プラグインとしての販売も開始され、拡張ドラムパックがセットになったいくつかの種類が販売されています。
<使い方やレビューなど詳しい記事>
Loopcloud PLAY
Loopcloud PLAYは、シンセを中心とした様々な音源があります。はじめのプリセットですでに豊富な量あります。こちらも単体プラグインとしての販売も開始され、拡張パックがセットになったいくつかの種類が販売されています。
3. 利用するメリット
Loopcloudの概要を見てきましたが、 Loopcloudを利用するメリットはどこにあるのでしょうか?
ズバリ、次のようなメリットがあります。
- 100ポイント贈呈・14日の無料トライアルできる
- 有料プラグイン無料配布やセール、クーポンなどキャンペーンがよく開催される
- ポイント消費前から加工して吟味できる
- クラウドに保存できる
100ポイント贈呈・14日の無料トライアルできる
無料のFreeプランは無くなりましたが、100ポイント贈呈、14日間の無料トライアルは利用可能です。さらに無料登録し、アプリを起動した段階でウェルカムパック(サンプルのまとめパックのこと)があり、すぐにたくさんのサンプルが手に入ります。
つまり、無料でも多くのサンプルをもらうことができます。
以下の特典があります。
- 14日間無料トライアル
- Loopcloudウェルカム・パック1GB分
- Loopcloud内で100クレジット使用可能なポイント贈呈
有料プラグイン無料配布やセール、クーポンなどキャンペーンがよく開催される
上記の特典だけでなく、同社のプラグイン販売サイトであるPlugin Boutiqueで使える有料プラグインの無料引き換えクーポンやセール、割引クーポンなど数々のキャンペーンをよく開催しています。
過去には以下のようなキャンペーンが開催されました。
- 有料プラグインの無料特典
- トライアル期間の延長
- はじめの2ヶ月¥145セール
- 半額セール
登録特典として無料でもらえたプラグイン例
ポイント消費前から加工して吟味できる
サンプルを購入前やダウンロード前に、アプリで加工できその音をDAW上で鳴らすことが可能で、しっかり吟味した上で購入(ポイント消費)できます。
Loopcloudアプリ内には編集だけでなく様々なエフェクトも備わっているので、かなり細かく編集しながら吟味することができます。
クラウドに保存できる
全てのプランでクラウドを持つことが可能です。クラウドを利用すればパソコンの容量を取られないため大変便利ですね。
すでに持っている自分のサンプルをクラウドに入れることも可能です。しかし、クラウド上に入れたサンプルをDAWに貼り付けると当然パソコンにダウンロードされます。クラウド上からDAWなどに貼った場合ダウンロードされるフォルダは以下です。
Macの場合のフォルダの位置
Username→ライブラリ→Loopcloud→library→Cloud Storage
このCloud Storageは他で入手したまだDAWで使っていないサンプルの保存用として活用することをおすすめします。
他にも
- 完成した楽曲で使ったサンプルをまとめて曲名のフォルダを作りクラウド上に保存
- 自分のパソコン上にあるサンプルを削除
上記を行うことで、自分のパソコン容量を減らし、サンプルをクラウド上で保存できます。
ただしその場合、再度楽曲プロジェクトを開く際にいちいちダウンロードする必要があるので、あくまで完成した楽曲で再度開くことの少ないサンプル保存用です。
4. 利用する前に知っておきたい注意点・デメリット
しかしながら、 Loopcloudを利用する上で注意すべき点があります。それは、「他にも月額サンプルサービスがあるのでしっかり比較して利用を検討したい」という点です。
サブスクリプション型のサンプルサービスはSplice SoundsやOutput「Arcade」、LANDRなど他にも有名どころがあります。事前にそれぞれチェックしてどれが自分に一番合っているのかしっかり吟味すべきでしょう。
私は、実際に全て利用しましたが、それぞれ特徴が異なり一概にどれが良いとは言い切れません。
ですので自分に合ったもの事前に調べて選ぶべきでしょう。
Splice SoundsやOutput「Arcade」、LANDRについての記事や比較記事はこちらを参考にしてください。
きっとあなたに最適なサンプルサービスが見つかるはずです。
5. 口コミ・評判を紹介!
Loopcloudに関する口コミ・評判をまとめました!
使い方など人によってはとっつきにくく感じる方もいるようです。格安でサンプルサービスの利用を開始するならLoopcloudは良いですが、その分慣れるまで時間が必要かもしれません。ただし、バージョン7になってかなり使い勝手が良くなっています。
loopcloud使い始めようと登録したものの、使い方わからない。
DTM教室終わりました。受講中LoopCloud使ってる人初めて見たと先生に言われましたw
明日Fコンピ仕上げにかかります。
なあLoopcloud落ちてないか?
引用:Twitter
6. 最新セール&クーポン情報
Loopcloudは、セールやクーポン配布、有料プラグインが付属する場合があります。
最新のセール&クーポン情報は以下の記事を参考にしてください。
7. 無料トライアルの登録方法・無料特典プラグインをもらう方法
Loopcloudは14日間無料トライアルを利用できるので、今後長く使い続けるかを判断するために最初は無料トライアルしてみましょう!
登録方法は以下の公式動画でも解説されています。
STEP1. プランを選択
右上Try Freeをクリックして、プランを選択します。
Monthly(月額)、Annual(年額)を選択して入りたいプランのStart Trialを選択します。
STEP2. アカウント作成 or ログイン
左側のアカウント作成から
- Email:メールアドレス
- Password:パスワード
- Re-type password:パスワード再入力
を設定し、Get Started!を選択し、アカウントを作成します。
※Loopmastersのアカウントをお持ちの方は右側から入力します。
STEP3. 名前・住所・支払い方法・クーポンコードを入力
- First Name:名前
- Last Name:苗字
- Address:市町村より下の住所
- City:市町村
- Postal / zip code:郵便番号
- State / province:都道府県
- Country:国
を入力します。
支払い方法を
- Checkout with PayPal:ペイパル
- Card Number:クレジットカード
どちらかを選択して入力し、I agree〜にチェックしてStart Nowを選択して登録完了です。
クーポンをお持ちの方は、Promo Codeにクーポンコードを入力してApply Codeを選択します。
後はMacもしくはWindowsのアプリをダウンロード、インストールします。
無料特典プラグインをもらう方法
Loopcloudにログインして右上人型マークからYour Accountを選択することで、無料特典プラグインのクーポンコードを確認できます。クーポンコードは、同社のプラグイン販売サイトであるPlugin Boutiqueで使えます。クーポンコードを使う方法は、Plugin Boutiqueの記事を参考にしてください。
8. 解約方法!解約後に残ったポイントはどうなる?
サブスクリプション解除方法はウェブページログイン後に右上人型マークからYour Accountを選択します。続いて、Cancel Subscriptionを選択します。
残ったポイントはどうなる?
残ったポイントを失うことはありませんが、有効なサブスクリプションがなければポイントを使用することはできません。
ポイントはアカウントに残り、再登録時に使用することができます。ただし、LoopcloudやLoopmastersで購入したサンプルは永久に自分のものとなり、LoopcloudウェブサイトのSoundsからサンプルにアクセスすることができます。クラウドストレージに保存されたコンテンツは、最大90日間保存されます。
9. ポイントや容量の追加方法
Loopcloudは、ストレージやポイントを使い切った場合でも、追加購入することが可能です。
ウェブページログイン後に右上人型マークからYour Accountを選択し、Buy Pointsからポイントを追加することも可能で
- 250ポイント:7.99ポンド
- 500ポイント:14.99ポンド
- 2000ポイント:49.99ポンド
で購入できます。
StorageのUpgradeから容量を追加でき
- 50GB:月¥349
- 100GB:月¥599
- 250GB:月¥999
で利用できます。
10. 使い方を解説!
ここからは実際にLoopcloudの使い方を以下の項目から解説します。
公式の日本語マニュアルはありませんが、公式YouTubeチャンネルにて日本語の解説動画がいくつかありますのでそちらも参考にしてください。
<解説する使い方一覧>
- プラグインLoopcloud Soundsを使う
- デスクトップアプリを使いDAWでLoopcloudの音を出す
- デスクトップアプリでLoopcloudのサンプルを購入する
- デスクトップアプリでライブラリで管理する
- デスクトップアプリでLoopcloud内でサンプルを編集する
(1)プラグインLoopcloud Soundsを使う
新しく登場したサンプル管理用プラグイン「Loopcloud Sounds」を利用すれば、簡単にDAW内でサンプルを利用することができます。
Loopcloud Soundsは、通常デスクトップアプリで管理するLoopcloudをDAWの拡張機能プラグインで利用できるようにしたものです。サンプルを検索、購入、使用するために最適なツールでかなり便利です。下記で解説しているデスクトップアプリでの使用方法と同様にワードやタグ、ジャンルでサンプルを検索し、それぞれのサンプルはカーソルを合わせて再生、停止でき、以下の選択が可能です。
- ハートマーク:お気に入り
- プラスマーク:ポイントを消費して購入できます。購入するとコピーマークに変わりDAWにドラッグ&ドロップできます。
- 点三つマーク:Find Similer(似ているサンプルを探す)、Open Finder(フォルダを開く)、Add to Collection(コレクションに追加)を選択できます。
デスクトップアプリほどの編集機能などは備えていませんが、プラグイン下部からは、以下の設定ができます。
- Key Lock:サンプルを指定されたキーに自動的に移調します。
- Sync:サンプルをDAWのテンポと同期させます。
(2)デスクトップアプリを使いDAWでLoopcloudの音を出す
DAWを起動するとプラグインの中に新たにLoopcloudというプラグインがあると思います。
MIDIトラックにそちらをインサートすることでLoopcloudアプリで再生した音は全てDAWのMIDIトラックで再生されます。
当然、MIDIキーボードやパッドなどで再生、キーなどコントロールすることが可能です。
DAWと連携できているかどうかは右下から確認できます。DAWの名前が記載されていると接続できている状態で、Connect to DAWと書かれている場合は、クリックすることで接続できます。ここから接続を解除することも可能です。
(3)デスクトップアプリでLoopcloudのサンプルを購入する
Loopcloudはアップデートされ、より簡単にサンプルを見つけることが可能になりました。
上部メニューのSearchもしくはExploreからサンプルを選ぶことができます。
- Explore:おすすめや新しいサンプルパックなどを見つけることができます。サンプルパックにカーソルを合わせて「i」をクリックするとパックのサンプルが一覧で表示されます。
- Search:検索やカテゴリーを選択して、サンプルを探すことができます。一度検索するとそれに類似した検索ワードタグ候補が表示されるので、さらに深く絞り込むことが可能です。「Free」のタグで検索すると無料のものが表示されます。また、それぞれのサンプルはタグ付けされており、それらのタグをクリックすることでそのタグがついているサンプルを絞ることもできます。
検索やサンプルパックの選択をすると、アプリ内に新しいブラウザが立ち上がりウェブブラウザと同じように複数のブラウザを立ち上げてサンプルを選ぶことができます。
Audio Filters
キーやBPMなど一般的な検索だけでなく、Attack、Decay、Swing、Toneなど音色に関する様々な検索をかけることができます。Loopcloudを立ち上げて、右上のAudio Filtersから利用することができます。パラメータを動かすと自動で検索が更新されます。
AI search
それぞれの購入前サンプルだけでなく自分のライブラリにあるサンプルも右クリックしてAI searchから、似ているサウンドを探すことができます。
自分のライブラリに入れ込んだサンプルはAI機能で自動でタグ付されます。
ハーモニック、リズミック、通常の似ているサウンドを探す3つのマッチング機能があります。
それぞれのサンプル右などにある「P」からも購入できますし、サンプルを選択、加工など試したのちに右下のBUYからも購入可能です。購入するとライブラリに追加されます。
購入するとBUYがExportに変わりをクリックしてコピー、DAWなどに貼り付けることができます。ドラッグ&ドロップでも操作可能です。右側の下矢印からは、エクスポートのオプションなどの設定できます。
- Current Mix:現在のミックス
- Original File:オリジナルファイル
- Processed Current Track:加工後の現在トラック
- Processed Separate Files:加工後の個別ファイル
- Original Separate Files:オリジナルの個別ファイル
から、Exportするファイルの設定が選択できます。
EXPORT TO LOCATION:指定した場所にファイルを保存できます。
Show Loopcloud after drag:ドラッグした後にLoopcloudを表示する設定です。
Advanced Options:Exportするフォルダの設定や、ノーマライズの設定ができます。
(4)デスクトップアプリでライブラリで管理する
上部メニューLibraryから自分のライブラリが見れます。登録した段階ですでにいくつかのサンプルがもらえます。
ライブラリのみにあるものはダウンロードマーク(クリックすることでダウンロード可能)、パソコン内にダウンロードされているものはパソコンマークになります。
ダウンロード前のサンプルであってもライブラリからそのままドラッグ&ドロップでDAWやデスクトップなどに貼ることが可能です。その場合、自動でダウンロードされます。
クラウドへの追加は、ファイルやフォルダをドラッグしてLibraryにあるCloud Storage Usedにドロップします。パソコン内に入れ込む場合は、右クリックしてDownload in backgroundを選択します。
他にも基本的にはドラッグ&ドロップでパソコンからLoopcloudに移動や、Loopcloud内で移動も可能です。
(5)デスクトップアプリでLoopcloud内でサンプルを編集する
必要なサンプルが見つかると波形をクリックすることで下のエディットに入れられます。
最下部+ボタンでトラックを追加しEmpty Trackを選択して8つのサンプルまでエディット、同時再生で確かめることが可能ですので、Loopcloud内でサンプルをエディットしてほぼ完成させることができます。
EDITを選択することで細かな編集機能が表示されます。
- 再生
- 停止
- ループ
- EDIT表示
- ボリューム
とあり、左から順に以下の調整ができます。
Bpm
速さの調整が可能です。2倍、1/2倍ボタンもあります。DAWのMIDIトラックと連動させている場合はDAWのBPMと同じになります。ロックすることも可能です。
Pitch
-12〜+12までピッチが変更可能です。
また、キーを設定しLockを押すことでキーが固定できます。ただし、サンプルにキーの情報が入っている場合のみ適応されますのでご注意ください。
Pattern
サンプルを切り貼りしたパターンがかなりの数あります。設定すると選択したサンプルにパターンが反映されます。
矢印が交差しているマークはランダムでプリセットのパターンから選択されます。
Grid
デフォルトはAUTOですが、好きな拍にグリッドの表示を調整できます。
Zoom
上下にドラッグしてパーセンテージを調整し、波形を拡大・縮小できます。ダブルクリックすることで波形全体を表示できます。
Tools
- Pointer:一般的な選択ツールです。波形をドラッグして移動させたり、右クリックでコピペなどできます。
- Split:波形を切ります。カットして一部移動させたい場合などに利用できます。
- Slip:グリッドの位置は変えずに波形を前後に動かします。
- Mute:ミュートします。
- Reverse:リバースします。
- Pitch:ピッチを変更します。
- Draw:貼り付けする機能で、そのままドラッグすることで貼るグリッドを調整できます。
Fx Edit
Add Effectsからたくさんのエフェクトをかけることが可能です。波形の上にエフェクトはかける範囲が出てくるので端をドラッグして調整、またそれぞれのパラメータのオートメーションもかけることが可能です。左側ではパラメータの種類、右側ではオートメーションのプリセットが選択できます。
まとめ
Loopcloudは、豊富なサンプルから好みのものをダウンロードして利用できるサービス。Loopcloud DrumやLoopcloud Playなどもプラグインも使えます。
サンプルダウンロードまでのプロセス段階でしっかり吟味できるので、無駄なサンプルをダウンロードせずにすむのも良い点です。
基本的には、今後も使い続けるかを判断するために最初は無料トライアルしてみることをおすすめします。
この記事が参考になれば幸いです。
質問等ございましたら下部のコメント欄からどうぞ!
Artistプランに加入していますが、毎月の使用が少なく、ポイントが貯まりすぎてしまいます。
こういう場合はFreeプランに戻し、現状貯まったポイントを使用していくことは可能でしょうか?ポイントが無くなり次第、Artistプラン再契約は出来るのでしょうか?
コメントありがとうございます!現在Freeプランは無くなっており(トライアルのみ)、解約すると残ったポイントは凍結され、有効なサブスクリプションがなければポイントを使用することはできません。ただし再契約するとまた使えるようになります!クラウドストレージに保存されたコンテンツは、最大90日間保存されます。