月額で好きなサンプルをダウンロードして自分の楽曲に使用できるサービスSplice Sounds。
スマホ用アプリも開発しており、そこから自由にサンプルを検索、追加することが可能です。
そのSpliceアプリ「Splice – Music Made」とは別に新しいアプリ「CoSo by Splice」がリリースされました。
AIアシストによってループサンプルを組み合わせたレイヤーを生成するアプリになります。
この記事では、そんなCoSoの仕様や使い方について解説します。是非参考にしてください。
Spliceが提供するサービスについては、以下の記事をご覧ください。

1. CoSo by Spliceとは?
CoSoは、Spliceの膨大なあらゆるサンプルから組み合わせたループレイヤーを生成できるアプリケーションです。
サンプルを検索、ライブラリに追加できるSplice Soundsのスマホアプリ「Splice – Music Made」とは別アプリ「CoSo bt Splice」としてリリースされています。
最大8つのサンプルをレイヤーし、自由に変更したり付け加えたりすることができます。
できたループは固有のURLで共有したり、TikTokに送信することも可能です。
無料でも利用できますがSplice Soundsに登録しているユーザーであれば、選択できるジャンルの幅が増え、レイヤー個々のサンプルをDAWなどで自分の楽曲に利用することができます。

2. 使い方を解説!
ここからは、実際にCoSoの使い方を解説します。
Splice公式から動画も出ていますので参考にしてください。
まずは、iOSもしくはAndroidのアプリ「CoSo by Splice」をダウンロードします。
起動してSpliceのアカウントでログインします。
- Username or email Address:ユーザー名もしくはメールアドレス
- Password:パスワード
もし、まだSpliceのアカウントを持っていない場合は、Sign up for freeからアカウントを作成します。
下部のNew Stackからスタイルを選択します。
- Beats
- Dance
- Hypothesis
- Slot Machine
- Vintage Cassette
- Chill(Spliceサブスク会員のみ)
- Disco/Funk(Spliceサブスク会員のみ)
- Live(Spliceサブスク会員のみ)
- Pop/EDM(Spliceサブスク会員のみ)
- Splice Studios(Spliceサブスク会員のみ)
選択するとループサンプルを組み合わせたレイヤーが生成されます。
それぞれのループは
- 右にスワイプ:新しいループに変更
- 左にスワイプ:削除
- タップ:ミュート
- 長押し:ソロ
- +ボタン:新しいループを楽器などタイプから選択して追加
でコントロールできます。
上部BPMをタップしてテンポを調整でき、それぞれのループ右上点3つから以下を選択できます。
- View sample on Splice:Splice(ウェブ)でサンプルを確認
- Delete Layer:レイヤーを削除
最下部には
- クロス矢印:違うレイヤーを生成
- 再生マーク:再生、停止
- シェアマーク:URLやTikTokで共有
があります。
共有するためにはまず名前つけてセーブする必要があるので、右上Saveもしくはシェアマークを押してから名前をつけてSaveを選択します。
- Send to TikTok:TikTokに送る
- View on Splice:Spliceでサンプルレイヤー一覧を表示
- Export to Ableton Live:Ableton Live(DAW)にエクスポート ※2022年5月現在まだ利用できません
- Share:スマホのシェア機能を使ってLINEやTwitter、Airdrop、メールなどで共有
から選択して、共有します。
もし、また別で新しいループを生成したい場合は左上「<」からStack一覧に戻ってNew Stackから新しく生成できます。

まとめ
CoSoは、サンプルのクレジット消費に困っている時やサンプルの良い組み合わせ方がわからず行き詰まった時などに便利なアプリです。
しかし、Splice Soundsに入っていない方であればサンプルを楽曲に利用するはできませんのでご注意ください。
この記事が参考になれば幸いです。