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【無料】Ample Sound「Ample Guitar M Lite 4」無償配布!使い方も解説!進化したMIDIエディター搭載アコギ音源

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ギターやベース音源を数多く開発するAmple Soundから出ている無料のアコースティックギター音源「Ample Guitar M Lite」。「Ample Guitar M Lite 4(AGML4)」として大型アップデートされ、新MIDIエディター「Riffer 4」の搭載や全く新しいストラミング&コードシステムの採用など、無料とは思えないレベルまで進化しました。

この記事では、そんなAmple Guitar M Lite 4の概要や有料版との違い、使い方を解説します。無料で使えるおすすめのフリーギター音源は以下の記事にまとめています。

free-guitar-instruments-thumbnails 【随時更新】フリーギター音源おすすめを厳選!無料アコギやエレキなどVSTプラグイン最新一覧


1. Ample Sound「Ample Guitar M Lite 4」とは?

Ample Guitar M Lite 4(AGML4)は、Ample Soundが開発するMartin D-41 Acoustic Guitarをモデルとしたフリーアコースティックギター音源です。作曲ソフトDAWの拡張機能VST 2、VST 3、AU、AAXプラグインとして利用できる他に、Ample Soundのスタンドアロンホスト「Rectangles」を使って単体起動することも可能です。

開発会社 Ample Sound
価格(定価) 無料(有料版Ample Guitar M:169ドル)
収録内容 Fingerstyle 1ライブラリ(877MB / 16bit)
音域 E1〜C5(ドロップチューニング対応・最低音D1まで)
対応フォーマット VST2 / VST3 / AU / AAX / スタンドアローン(Rectangles)
対応OS macOS 10.15以降 / Windows 7〜11(64bit)

🆕 バージョン4での主な進化ポイント

  • 新MIDIエディター「Riffer 4」搭載:ピアノロールとタブ譜をリアルタイムに切り替えながらギターフレーズを作成可能
  • 全く新しいストラミング&コードシステム:コード内の複数のサブノートを1つの編集対象として扱う「Strum Note」を搭載
  • 弦の可視化システム:ピアノロール上に弦が表示され、同じ弦での同時発音を防ぎつつ運指を自動割り当て
  • Tab Reader 4搭載:GP3〜Guitar Pro 8のタブ譜ファイルに対応
  • Polyphonic Legato & Slide Smoother:どんな音程間・速さでも自然なレガートを実現

2. 有料版との違いと利用する前に知っておくべき注意点

Ample Guitar M Lite 4は有料版「Ample Guitar M」のライト版として無料配布されています。有料版との違いは以下の通りです。

Ample Guitar M(有料版) Ample Guitar M Lite 4(無料版)
価格 169ドル 無料
容量 / 音質 7.8GB / 24bit 877MB / 16bit
収録ライブラリ Fingerstyle+Strum+Pick Fingerstyleのみ
サンプリング方式 全弦・全フレットを個別収録 音程ごとに収録(別弦の同音は共有)
アーティキュレーション 8種 5種
Riffer 4 フル機能+全リフライブラリ 全編集機能(プリセット制限・64小節まで)

無料版で使えるアーティキュレーションは

  • サスティン
  • ポップ(アクセント)
  • ハンマーオン&プルオフ
  • レガートスライド
  • パームミュート

の5つです。有料版はこれにナチュラルハーモニクス・スライドイン&スライドアウト・スライドギターを加えた8種となっており、通常のアコギバッキングやアルペジオの打ち込みなら無料版である程度できるレベルまでカバーされています。

⚠️ 利用する前に知っておくべき注意点

  • 収録ライブラリは指弾き(Fingerstyle)のみ:有料版に含まれるStrumライブラリ・Pickライブラリは無料版には収録されていません(Strummer機能自体は無料版でも使えます)。
  • ナチュラルハーモニクス・スライドイン&アウト・スライドギターは非対応:これらの奏法が必要な場合は有料版が必要です。
  • 音質・サンプル数は有料版より簡略化:16bit収録で、別の弦の同じ音程は同一サンプルを共有します。
  • Riffer 4は64小節まで:リフライブラリのプリセット数にも制限があります(編集機能自体はフルで使えます)。

また、有料版と共通のエンジンを使用しているため、有料版のアーティキュレーション(ナチュラルハーモニクス・スライドイン&アウト・スライドギター)に割り当てられたキースイッチは、無料版では該当する音が収録されていません。Ample Bass P Lite同様、反応しないキースイッチがあっても不具合ではないのでご注意ください。

3. 基本的な使い方を簡単に解説!

ここからはAmple Guitar M Lite 4の基本的な使い方を画面ごとに簡単に解説します。画面は左上に並ぶ6つのアイコンで「メイン(楽器)」「Riffer(MIDIエディター)」「Strummer」「Tab Reader」「エフェクト」「Settings」に切り替えられます。各ボタンやノブはカーソルを乗せるとツールチップで機能説明が表示されるので、操作に迷ったらまずホバーしてみてください。なお、すべての機能を網羅した完全な解説ではないので、細かい仕様や操作は公式サイトのマニュアルページも併せて参照してください。

メイン画面

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メイン画面はギター本体がそのまま操作パネルになっているのが特徴で、実物のギターを触るように直接クリック・ドラッグして操作します。

チューニング(ペグ):ヘッドにある各弦のペグをドラッグして回すと、弦ごとに最大2半音までチューニングを下げられます。6弦(E1)を2半音下げればドロップDに。スペック上の最低音D1はこの状態を指します。

弦・フレット表示:ネック下の表示(例:String 5, Fret 8, F2)に、鳴っている弦・フレット・音名がリアルタイムで表示されます。

アーティキュレーションボタン:画面左下にある●=サスティン&ポップ(アクセント)、⏸=パームミュート、>=レガートスライド、◀▶=ハンマーオン&プルオフの4ボタンで現在の奏法を切り替えられます(キースイッチC0〜F0と連動)。上にあるグレーの2枠は有料版用のスロットのため、無料版では押せません。

サウンドモード:BODYスライダーの左にあるアイコンから、モノラル / MS1 / MS2 / ABの4つを切り替えられます(デフォルトはMS1)。

音量系スライダー:BODY(ミドルマイク)、ST(サイドマイク)、MASTER(マスターボリューム)、PAN、REL(リリース音)、FX(FX音)、FSA / FSR(フィンガリングノイズ。FSAが指で弦に触れるノイズ、FSRが指を弦から離すノイズ)を個別に調整できます。

DOUBLE:左右2本のギターがそれぞれ別のサンプルを鳴らすダブリング機能です。ノブで2本のギター間のステレオ幅を調整でき、隣の電源スイッチでオンオフを切り替えられます。

RES / RES.TIME:アコースティックギターらしさに欠かせない共鳴音(レゾナンス)のゲインとリリースタイムを調整できます。

右側の4つのボタン:左上がプレイモード切替、右上がオープンストリングファースト、左下がオートレガート切替、右下がストロークノイズのトグルです(各モードの違いは次項)。

バーチャルキーボード:画面下部の鍵盤は、色分けされたゾーンがキースイッチに対応しています。

演奏モードについて

インストゥルメントモード:同じ弦の2音を同時に鳴らせないなど、実際のギター演奏と同じ制限がかかるモードです。リアルな挙動を優先するならこちら。

キーボードモード:実際の楽器のルールに縛られず自由に発音できるモードです。鍵盤感覚で打ち込みたい場合に便利です。

ソロモード:単音のみ発音するモードです。なお、キーボードモードとソロモードではオートレガートが無効になります。

パワーコード(5th)モード:ルート音と5度を同時に発音します。

オクターブモード:ルート音とオクターブ上を同時に発音します。

オートレガートモード:自動スライド / 自動ハンマーオン&プルオフ / オフの3モードを切り替えられます。キースイッチD#6でも切替可能で、高ベロシティ=自動スライド、低ベロシティ=自動ハンマーオン&プルオフになります。ボタンのアイコンは選択中のモードによって変化します。

オープンストリングファースト:オンにするとE1・A1・D2・G2・B2・E3の6音が開放弦で鳴ります。キースイッチG#6でも切替可能で、高ベロシティでオン、低ベロシティでオフになります。

ストロークノイズ:ポリフォニックな音に対しては、かき鳴らした音が自動的に生成されます。

ビブラート:デフォルトはオートビブラートモードです。ビブラートの深さや速さといったパラメータはSettingsで調整でき、Settings上のビブラート深度を0.75以上にするとビブラートノイズも発音されます。

HOLD PEDAL:オンにすると音が切れず伸ばしたままになります。

アーティキュレーションとキースイッチ

アーティキュレーション キースイッチ 内容
サスティン&ポップ(アクセント) C0 基本の指弾き。ベロシティをかなり高くするとポップ(アクセント)で発音されます(発音域E1〜C5)。
パームミュート D0 刻みフレーズに使えるミュート音。ベロシティが低いほどミュートが深くなります(発音域E1〜C5)。
レガートスライド E0 E0を押した状態で、同じ弦の上で2つのノートを重ねて入力するとスライドで繋がります。スライド後は自動で直前のアーティキュレーションに戻ります。2フレット以上のスライドでは移動先ノートのベロシティが速いほどスライドも速くなります(Slide Smoother)。E0を高ベロシティで押すとポジションも変更されます(発音域F1〜C5)。
ハンマーオン&プルオフ F0 F0を押した状態で、同じ弦の上で2つのノートを重ねて入力すると、音を滑らかに繋げて演奏します。実行後は自動で元のアーティキュレーションに戻り、F0を高ベロシティで押すとポジションも変更されます(発音域E1〜C5)。

補足として、C0とD0を同時に押すと混合モードになり、高ベロシティ=サスティン/低ベロシティ=パームミュートとベロシティで奏法を弾き分けられます。またレガートスライドとハンマーオン&プルオフはPoly Legato対応で、コードを鳴らした状態から目的コードの最高音または最低音だけを弾くと、鳴っている全ての音が同じ音程差でレガートします。

💡 公式もマニュアル内で案内していますが、アーティキュレーションやレガートの操作に迷ったら、キースイッチを覚えるよりRiffer 4で打ち込んでDAWにドラッグする方が簡単です。

FXサウンドと便利なキースイッチ

アーティキュレーション以外にも、リアルさを足すためのFXサウンドや便利機能がキースイッチに割り当てられています。

キースイッチ 内容
F5 / F#5 スクラッチ / スラップ
G5 / G#5 ミュート / ストラムミュート
A5 / A#5 ダウンストロークノイズ1 / アップストロークノイズ1
B5 / C6 ダウンストロークノイズ2 / アップストロークノイズ2
F6 / F#6 / G6 ヒットトップ(オープン) / ヒットトップ(ミュート) / ヒットリム
G0〜C1 演奏する弦を指定します(G0〜C1が6弦〜1弦に対応)。高ベロシティで押すとフレットポジションにも影響し、低ベロシティでは影響しません。
C#1 →E1〜G#2 フレットポジションの手動切替。C#1を押すと黄色いラインが表示され、続けてE1〜G#2を押すとそのポジションに切り替わります。
G#6 / D#6 オープンストリングファースト(高=オン / 低=オフ) / オートレガートモード切替(高=自動スライド / 低=自動ハンマーオン&プルオフ)
D6 演奏中のノートをリピート(複数ノート対応)

なお、有料版のアーティキュレーションであるナチュラルハーモニクス(C#0)・スライドイン&スライドアウト(D#0)・スライドギター(F#0)のキースイッチは、無料版には該当する音が収録されていません。

Riffer 4(MIDIエディター)画面

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今回のアップデート最大の目玉が、撥弦楽器専用に設計されたMIDIエディター「Riffer 4」です。主な機能は以下の通りです。

  • デュアルビュー:ピアノロールとタブ譜をリアルタイムに切り替えながら編集できます。鍵盤に慣れている人もギタリストも、自分の見やすい画面でフレーズを確認できます。
  • 弦の可視化システム:ピアノロール上に弦が表示され、同じ弦での同時発音を自動的に防ぎ、運指も自動で割り当ててくれます。実際に弾ける形のMIDIになるため、打ち込み臭さが出にくいのが特徴です。
  • ストラミング&コードシステム(Strum Note):コード内の複数のサブノートを1つの編集可能なオブジェクトとして扱い、ストラムタイム・ベロシティの勾配・レガートのパラメータをまとめて操作できます。
  • MIDIインポート/エクスポート完全対応:外部MIDIの読み込みも、Riffer上で作ったフレーズのDAWへの書き出しも、再生結果が一致した状態でやり取りできます。
  • 奏法の直接編集:運指・アーティキュレーション・レガート・表情付けをノートごとに指定でき、面倒なキースイッチやMIDI CCの打ち込みは不要です。
  • 新MIDI CC / ベロシティエディター:複数のCCレーンを色分け・透明度を変えて同時表示・編集でき、ワンクリックのカーブプリセットも用意されています。
  • リフライブラリ:ギターリフのプリセットを読み込んでそのまま使ったり、編集して自分のフレーズに作り替えたりできます(無料版は収録数と64小節の制限あり)。

📍 Riffer画面右上の6つのアイコン

初見では分かりにくいですが、Rifferパネル右上には6つのアイコンが並んでいて、左から順に「ピアノロール/タブ譜切替」「カラーテーマ」「インストゥルメントパネル表示」「右サイドバー表示」「CCパネル表示」「パネルのリサイズ」です。ピアノロール⇔タブ譜の切替は一番左のボタンで行います。

画面の見方としては、小節バー下の帯がコードトラック(ダブルクリックでコードを追加、コードをダブルクリックで編集)、その下のエリアがノートエディターです。左端にはE3 / B2 / G2 / D2 / A1 / E1 の6本の弦が色分けされたドット付きで並んでおり、このドットをクリックするとその弦上のノートを全選択できます。画面下部にはベロシティやMOD(Bend / 1.Mod / Velocity / 64.Hold / 7.Volume)を色分けして重ねて表示するCCエディター(目のアイコンで表示切替)と、スクラッチなどの単発FX音を置くFXレーンがあります。右サイドバーには編集履歴のほか、Dice(フレーズの自動生成)、MIDIヒューマナイズ、タイムストレッチ、クオンタイズスウィングといったMIDI加工機能がまとまっています。

📝 編集の基本は「ノートを選択→上部のプロパティバー」

Rifferで最初に迷いやすいポイントですが、奏法の変更は右クリックメニューではなく、ノートを選択すると画面上部に表示されるプロパティバーのドロップダウンから行います。

  • アーティキュレーション:Sustain(C0) / Pop(C0) / Palm Mute(D0)から選択できます。Natural Harmonic(C#0)・Slide In(D#0)・Slide Guitarなど有料版専用の奏法もリストに表示されますが、グレーアウトしていて選択できません。
  • レガート:スライドとハンマリングはアーティキュレーション欄ではなく、隣のレガート欄で「No Legato」「Legato Slide」「Legato HP」から指定します。
  • 弦:1〜6のドロップダウンで演奏する弦を変更できます。
  • その他:開始位置・終了位置・音程・ノートオンベロシティ・ノートオフベロシティも同じバーで数値指定できます。

コード編集ダイアログ

ギター音源ならではの部分として、コードトラックのコードをダブルクリックすると専用のコード編集ダイアログが開きます。ここではコードを5つの列から組み立てられます。

  • Root:ルート音(C〜B)
  • Type:コードタイプ(Maj / min / sus2 / sus4 / aug / dim / 5 / oct / user)
  • Extension:テンション(7 / Maj7 / add9 / 6)
  • Alteration:オルタード系(b5 / b9 / 9 / #9 / 11 / add11 / add#11 / add13)
  • Bass:ベース音(オンコードを作る際に指定)

ダイアログ上部のフレットボード図には実際の押さえ方(ボイシング)が表示され、右上の1・2・3…の番号でポジション違いのボイシングに切り替えられます。下部のTransposeではコードをまとめて移調でき、組み立てたコードは「Aadd9」のようにコードネームと構成音(A1 C#3 B2 E3)で確認できます。コードタイプによっては選べないテンションがグレーアウトするので、成立するコードだけを選べるようになっています。

Strum Note関連の操作

ノートを右クリックすると、コピー・削除・クオンタイズといった通常の編集コマンドに加えて、ギター固有の項目として「Ungroup Strum」(ストラムのグループを解除して個々のノートに戻す)と「Sync the Strum and the associated chord」(ストラムと対応するコードを同期させる)が用意されています。Strum Noteで作ったストラムを個別に調整したいときや、コードトラックを編集した後にストラムを追従させたいときに使います。

リフの保存・読み込みやMIDIの入出力は、Riffer左下のファイルメニュー(書類アイコン)にまとまっています。New(新規リフ) / Load / Save / Save Asのほか、Import MIDI / Export MIDI / Export Audioが用意されていて、作ったフレーズをMIDIだけでなくオーディオファイルとして書き出すことも可能です。DAWへの書き出しは「Drag MIDI to Host」アイコンからドラッグ&ドロップで行えます。

Strummer(ストラマー)画面

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Strummerは、設定したコードとシーケンサーを使ってバッキングを作成できる機能です。コードの設定・SEQの打ち込み・各種パラメータがすべて1画面にまとまっているのが特徴で、画面左下の電源ボタン、またはキースイッチC#6でオン/オフを切り替えられます。

STRUM TIME:コード内の最初のサブノートの発音開始から、最後のサブノートの発音開始までの時間を指します。キースイッチC#5でもコントロールでき、ベロシティが高いほどストラムタイムは短くなります。隣の格子ボタンでEach / Allを切り替えられ、Strum Timeが1000msのとき、Eachはコード内の各音の間隔がそれぞれ1000ms、Allは全体で1000msになります。

RELEASE:隣の曲線アイコンで、開放的なストラムを再現するBody Resonanceと、ミュートしたストラムを再現するMute Depthの2つのADSRを切り替えて編集できます。

STOKE VOLUME:ストロークノイズの音量を調整できます。

TIME / SEPARATION / VELOCITY:ヒューマナイズの3ノブです。TIME(ms)はストラム全体の長さをランダム化、SEPARATION(%)は合計のストラムタイムを保ったままノートのタイミングをずらし、VELOCITYはノートごとのベロシティをばらつかせます。

HUMANIZATION / QUANTIZE / SIGNATURE:画面右側にある3ノブで、HUMANIZATION(ticks)がSEQのタイミングのランダム化、QUANTIZEがグリッド(1/16など)、SIGNATUREが拍子の設定です。

コードの設定(Select / Detect)

コードの指定方法にはSelectとDetectの2モードがあり、画面下部のボタン、またはキースイッチD5(ベロシティ1〜63=Select / 64〜127=Detect)で切り替えられます。

Selectモードは24個のコードスロットを用意し、ルート音・コードタイプ・ポジションの組み合わせで540通りのバリエーションから選べます。C1〜B2の鍵盤がスロット1〜24に対応しており、押した鍵盤のコードが鳴る仕組みです。各スロットはRoot Note / Chord Type / Positionの3項目で編集でき、選んだコードの押さえ方は隣のフレットボード図に表示されます。スロットの表示は下部の「1-12 / 13-24」で切り替えられ、コードバンク全体のトランスポーズや保存・読み込みも可能です。

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Detectモードは、C1〜B2の範囲で押さえたコードを自動で検出して対応するプリセットに切り替えるモードです(ルート音はC1〜B1の範囲)。転回形にも対応しており、検出されたコードはRoot Note / Chord Type / Bass Note / Treble Note / Positionの5項目とフレットボード図で表示されます。転回形にも対応しており、C1〜B1またはC2〜B2を単独で押さえるとオンコード(スラッシュコード)を作れます。

シーケンサー(SEQ)

バッキングパターンを作成できるセクションです。グリッドの左端にはダウンストローク・アップストローク・ミュートなどのストローク記号と、1〜6の弦番号が縦に並んでおり、合計14種類のストラムノートになっています。この行にノートを置いてリズムを組み立てる形で、ベロシティと組み合わせて28通りの奏法を使い分けられます。

SEQは8つまで作成でき、画面右の1〜8のボタン、またはC3 / C#3 / D#3 / F#3 / G#3 / A#3 / C#4 / D#4のキースイッチで切り替えられます。右上の情報表示には、選択中のSEQ番号・拍子・グリッド・テンポが表示されます。

画面下部のバーからは、パターンの保存・読み込み、前後のパターン切替、再生、ホストへのドラッグ&ドロップ、Rifferへの変換ができます。Rifferに変換すればさらに細かくフレーズを編集できます。

なお、ストラム中のアーティキュレーションはキースイッチE0でレガートスライド、F0でハンマーオン&プルオフを有効にできます。

Tab Reader 4

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Guitar Proのタブ譜ファイルを読み込んで表示・再生できる機能で、GP3〜Guitar Pro 8のファイル形式に対応しています。Guitar Pro以外のサードパーティ製タブ編集ソフトで作られたファイルは非対応な点には注意が必要です。

読み込んだタブ譜は再生ボタンで再生でき、ループトグルをオンにすると最後まで再生した後に頭から繰り返します。ホスト同期を有効にすればDAWの再生に追従します。ファイルを外部で編集した場合はRefreshを押すだけでよく、読み込み直す必要はありません。複数トラックを含むファイルの場合は、下部バーのトラック選択で読み込むトラックを指定します。下部にはヒューマナイズ用のノブも2つ用意されていて、タイミング(ticks)とベロシティをそれぞれランダム化できます。

また、読み込んだトラックは運指・アーティキュレーション・表情情報を保持したままRifferへインポートできます。

エフェクト(FX画面)

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FX画面では、左端に並ぶ4つのアイコンで

  • コンプレッサー
  • 8バンドEQ
  • ディレイ(テンポ同期対応)
  • コンボリューションリバーブ(Room / Small Hall / Hall / Large HallのIRを選択し、Size / Pre Delay / Bass / Trebleで調整)

を切り替えて使えます。各エフェクトには個別の電源ボタンとプリセットが用意されており、DAW側でエフェクトを別途挿さなくても、プラグイン内だけである程度音作りが可能です。

Settings:押さえておきたい設定

歯車アイコンから開くSettingsは項目が多いですが、押さえておきたいのは以下です。

Auto Mod(自動ビブラート):Modulationセクションのチェックをオンにすると、演奏に自動でビブラートがかかります。Mod Time / Mod Gain / Mod Pitchとカーブで揺れ方を細かく調整でき、MODホイールでの手動ビブラートと使い分けられます。

Bend Range:ピッチベンドの可変幅を設定できます(デフォルトは2半音)。

Velocity Sens:MIDIタブのVelocity Sensでベロシティ感度を調整できます。手持ちのMIDIキーボードのタッチに合わせて反応を変えたい場合に便利です。

その他:マスターチューニング(440Hz)や最大同時発音数のほか、UIの言語設定・スケーリング・ツールチップのオンオフなどもここで設定できます。

まとめ

バージョン4ではRiffer 4によるフレーズ作成や、全く新しいストラミング&コードシステムまで無料で使えるようになり、無料アコースティックギター音源の中では頭ひとつ抜けた存在になりました。ピック弾きやストラムライブラリが必要になったら有料版のAmple Guitar Mへアップグレードする、という流れで長く付き合える音源です。

また、Ample Soundのギター音源を検討している方は、ひとまずAmple Guitar M Lite 4で仕様や使い勝手を試してみるのも良いと思います。まだアコギ音源を持っていない方はぜひ活用してみてください。この記事が参考になれば幸いです。

4 COMMENTS

ヴェッカム

ストラマーモードで、コードを変えて入力することができません。cakewalkを使っています。どうか教えてください。

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DTMer.info編集部

コメントありがとうございます!
それぞれ記事に記載している内容です。ご確認ください。

ストラマーモードでコードを変える↓
「右下の1、2で切り替えてC1〜B2内で最大24のコードを設定できます。」

DAWへの演奏データを貼り付ける↓
「矢印マークからシーケンスをDAWにドラッグ&ドロップすることも可能です。」

返信する
ヴェッカム

お返事ありがとうございます。ですがまだ1曲中でコードを変えることができません。ストラムモードで[C][G]とコードを変えて入力してるのですが、演奏を聴くとずっと[G]の音ばかりなっています。どうしてこうなるのでしょうか?

返信する
DTMer.info編集部

どれが原因なのか特定が難しいですが、コードを切り替えるキーを押した際にストラマー画面のフレットに表示されている押さえ方も変わっていますか?それが変わっていない場合はそもそもコード切り替えのMIDI入力ができていないことになります。

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