Apple MusicやSpotifyなどに自分の楽曲を配信する仲介を担う音楽配信代行サービスは、様々な形で変化しています。
今回ご紹介するのは、ポニーキャニオンが運営する「early Reflection」。
審査がある音楽配信代行サービスになりますが、様々な形でプロモーションを行ってくれるPR型の音楽ディストリビューションサービスです。
この記事では、そんなearly Reflectionについてまとめて紹介します。
音楽配信代行サービス(音楽ディストリビューション・音楽ディストリビューター)一覧や比較は以下を参考にしてください。


1. early Reflectionとは?
early Reflectionは、ポニーキャニオンがプレイリスト&カルチャーメディア「DIGLE MAGAZINE」とタッグを組んで、アーティストの楽曲配信を代行するだけでなくプロモーションまで行ってくれるサービスです。
プロモーションは主に以下の4つが中心となるようです。
- ポニーキャニオン公式によるPR
- DIGLE MAGAZINEによるメディアPR
- ディストリビューションPR(Apple Music、Spotifyなど)
- ラジオ局PR
DIGLE MAGAZINEには、毎月マンスリーピックアップアーティストの記事が掲載されています。
収益還元率 | 不明 |
配信先 | Apple Music iTunes Store レコチョク LINE MUSIC Spotify YouTube Music Amazon Music AWA KKBOX Mora Mora qualitas dヒッツ ひかりTVミュージック Rakuten Music うたパス Deezer Music.jp ドワンゴジェイピー e-onkyo music Tower Records Music TikTok |
2. early Reflectionが行うプロダクト
early Reflectionは単に配信代行を行うだけでなく、多方面でアーティストをバックアップする様々なプロダクトやオーディションなどを行っています。
オーディション
レーベルなどとのコラボレーションによるオーディションを行っています。
- early Discovery:amazarashi、ヨルシカ、Nulbarich、ちゃんみななどが所属するレインボーエンターテインメントと合同で開催するオーディション(2023年3月31日まで)
- early Impulse:Jazztronik、SIRUPなどが所属するStyrismと合同で開催するオーディション(終了)
early Reflection Direct
デジタルコンテンツやNFT(ブロックチェーンのトークンを利用したデジタルコンテンツ)を販売するマーケットです。
NFTに関する詳しい記事は以下を参考にしてください。


early Reflection Radio
early Reflectionのメンバーがお届けするこれからミュージシャンをめざす方向けの情報バラエティ番組です。SpotifyやApple Podcastsなどで再生可能です。
One Night STAND
渋谷ライブハウスを中心に開催してきたライブイベントがearly Reflectionとコラボしてネクストブレイクアーティストによる新たな形のライブを音源・映像で発信しています。
early Depts
early Reflectionが開催したライブイベントです。2月19日に東京・下北沢ろくでもない夜で開催され、early Reflectionがサポートをしているkim taehoon、Suhm、Ariji Joeの3組が出演しました。
3. 配信までの流れ
配信までの流れは以下のようになります。申し込みのあとに担当者ミーティングや社内審査があります。
- 配信希望お問合せ・申し込み(10週間前)
- 担当者ミーティング
- 社内審査
- 音源・メタデータなど素材納品・ご契約書手続き開始
- 6週間(DSP担当の営業活動)
- 配信開始
まとめ
early Reflectionは、音楽配信を仲介する音楽ディストリビューションですが、レーベルのような形になっています。
収益還元率など詳しい情報は記載されていませんでしたので、気になる内容は直接early Reflectionに問い合わせてみても良いかもしれません。
「配信申込」から「サービス詳細説明希望」を選択して問い合わせることが可能です。
この記事が参考になれば幸いです。
質問等ございましたら下部のコメント欄からどうぞ!