無料のオーケストラ音源ProjectSAM「The Free Orchestra」が2.0にアップデート!
同社有料製品からも引用されている新しい音源を無料で利用することができます。
Native Instruments「Kontakt」で起動する音源ですが、無料のKontakt Playerでも使うことができますので誰でも利用可能です。
この記事では、入っている音色など概要から入手する流れまで解説しています。
是非参考にしてください。
無料で手に入るおすすめのフリーストリングス音源・オーケストラ音源一覧はこちらの記事をご覧ください。
1. ProjectSAM「The Free Orchestra 2.0」とは?
The Free Orchestraは、ProjectSAMが開発する無料のオーケストラ音源です。
ProjectSAMの全製品のサウンドを詰め込んだ多彩なインストゥルメントコレクションで、ユニークでシネマティックなProjectSAMの入門となる製品です。
16種類の無料シネマティックインストゥルメントでストリングスからドラムまで、様々な音色が収録されています。バージョン2.0は、無料のNative Instruments「Kontakt Player 6.5.3以降」で起動することができ、完全無料で利用できます。
- Organ Mystique: 教会オルガン
- Bombastic Basses (Symphobiaシリーズ):ダークなチェロとコントラバスに壮大なオーケストラのアクセント
- Ghostly Clusters(Symphobiaシリーズ):不気味で異世界のようなストリングス、ブラス、木管楽器によるエフェクト
- Wild Winds(Symphobiaシリーズ):フルート、オーボエ、クラリネット、バスクラリネット、ファゴット、コントラファゴットの木管楽器エフェクトセット
- Short Strings(Symphobiaシリーズ Symphobia 1):ストリングスアンサンブルスタッカート
- Sordino Violins(Symphobiaシリーズ Symphobia 1):ドラマチックなアンダースコアや穏やかなバラードのアレンジに最適な暖かくみずみずしいミュートヴァイオリン
- Tutti Hits(Symphobiaシリーズ Symphobia 1):Symphobiaの伝説的なレコーディングから取り出したシネマティックでオーケストラなヒット
- Dystopian Drones(Symphobiaシリーズ Symphobia 2) :Symphobiaのオリジナル音源から作られた暗くて不穏なドローン
- Heroic Horns(Symphobiaシリーズ Symphobia 2):壮大で英雄的なテーマを演奏するのに最適な8人編成の壮大なフレンチホーンセクション
- Pandora Bursts(Symphobiaシリーズ Symphobia 4 Pandora):ビッグでボールドなディミヌエンドブラスアンサンブル
- Pandora Panic(Symphobiaシリーズ Symphobia 4 Pandora) :サスペンスブラスクラスターとエフェクト
- Wretched Risers(Symphobiaシリーズ Symphobia 4 Pandora):アダプティブシンクをフィーチャー
- Power Strike(True Strike 1):オーケストラのグランカッサ、スネアアンサンブル、シンバル、エフェクトを収録したシネマティックパーカッションキット
- Luminous Choir(Symphobiaシリーズ Lumina):アルト6名、テナー6名、バス6名によって演奏される暖かく心地よいクワイアのうねり
- Ominous Lows(Symphobiaシリーズ Lumina):ピアノ、ハープ、ファゴットで録音されたムーディーで霧のようなベースアンサンブルとダークトレモロオーケストラ
- Tongue in Cheek(Symphobiaシリーズ Animator):クラリネット、コントラバス、ピアノ、ワウ・トランペットによる軽快なアンサンブル
バージョン2.0の新機能
- 新しいサウンド(Wretched Risers, Organ Mystique)
- 全く新しいエンジンを搭載
- オールインワンの楽器とブラウザ
- ブラウザー内でのオーディオプレビュー
- ProjectSAMによる新しいMultis
- 独自のMultisをアレンジ、デザインできる10スロットミキサー
- 楽器を選択するためのアダプティブシンク
- 個々のアーティキュレーションのシフトとトリムマッピング
- アーティキュレーションの切り替えとダイナミックコントロールのカスタマイズ
- 画面上のツールヒント
- すべての楽器のエンベロープ、フィルター、カーブがより滑らかに
- スローサスティンでのリリーストレイルの応答性向上
2. 無料で手に入れる方法(インストール・アクティベーション方法)
ここからは実際にThe Free Orchestraを入手する方法を解説します。
以下の5ステップで完了します。
STEP 1. ProjectSAMでログイン
ProjectSAMの右上MY ACCOUNTからログインもしくはアカウントを作成します。
- Login:ユーザーネームorメールアドレス、パスワードでログイン
- Register:メールアドレス、パスワードを設定してアカウント作成
STEP 2. The Free Orchestraをもらう
The Free Orchestraページにいき、「Get Now」を選択します。
STEP 3. シリアルナンバーをコピー
右上MY ACCOUNTからThe Free Orchestraのシリアルナンバーをコピーします。
STEP 4. Native Accessを起動してシリアルナンバーを入力
Native Accessを起動またはインストールし、Native IDアカウントでログイン(または作成)します。左上Add a Serialからシリアルナンバーを入力して製品登録します。
STEP 5. The Free Orchestra(およびKontakt Player)をインストール
The Free Orchestra(Native Instruments「Kontakt」を持っていない方はKontakt Player)をインストールして完了です。
まとめ
The Free Orchestraは、仕様や音色など同社有料製品から引き継がれたサウンドを体験することができます。ProjectSAM製品が気になっている方は、これを試して有料製品を検討してみても良いかもしれません。
この記事が参考になれば幸いです。
質問等ございましたら下部のコメント欄からどうぞ!