12月のADSR Sounds購入者無料特典は、Yum Audio「LoFi Pitch Dropout」です。
Yum Audioはローファイ系プラグインエフェクトを数々開発するメーカーで、LoFi Pitch Dropoutもローファイシリーズのうちの一つです。
LoFi Pitch Dropoutは、マニュアル要らずで誰でも簡単にカセットやVHSのようなピッチエラーを起こすことができるローファイプラグインエフェクトです。
この記事では、そんなLoFi Pitch Dropoutをレビュー、インストール・アクティベーション方法や使い方も解説します。
是非参考にしてください。
ADSR Soundsに関する詳しい記事は以下をご覧ください。

1. Yum Audio「LoFi Pitch Dropout」とは?
LoFi Pitch Dropoutは、Yum Audioが開発するピッチシフトプラグインです。
カセットやVHSなどの微妙なピッチエラーをシミュレートしたプラグインエフェクトです。
6つのモードから選ぶだけで細かな設定をせずにランダムにピッチシフトでき、自分の設定したタイミングでピッチエラーを起こすことも可能です。
開発会社 | Yum Audio |
操作画面 | ![]() |
製品名 | LoFi Pitch Dropout |
価格(定価) | 75ドル |
主な仕様 | ピッチシフトエフェクト(6種ピッチエラーシミュレート) |
2. 利用するメリット
LoFi Pitch Dropoutのメリットは以下のような点が考えられます。
- マニュアル要らずの簡単エフェクト
- 実際に起きているようなランダムなピッチエラーが可能
マニュアル要らずの簡単エフェクト
下記にて使い方を解説していますが、初見でマニュアルなしでも簡単に利用できるプラグインエフェクトです。
誰でも簡単にローファイ感を出すことができます。
実際に起きているようなランダムなピッチエラーが可能
もちろん、自分で設定したタイミングによってピッチエラーを起こすこともできますが、Chance(エラーを起こす確率)を調整するだけですぐに実際のエラーのようにランダムにエフェクトをかけることができます。
あとは、Amountを調整して揺れの量・深さを調整するだけです。
3. 導入する前に知っておくべき注意点・デメリット
しかしながら、LoFi Pitch Dropoutを導入する前に知っておくべき注意点もあります。
細かな調整が難しい
ピッチシフトのカーブは6つのモードを選ぶだけで、残り調整できる部分はAmountくらいになります。
カーブ曲線を細かくアレンジしたいと思う方にとっては少し物足りない可能性もあるでしょう。
LoFi Pitch Dropoutは、6つのすでに作られたピッチシフトを適用するプラグインになります。
4. インストール・アクティベーション方法
Yum Audio製品のオーソライズは以下の6STEPで完了します。
- Yum Audioでアカウント作成
- ログインして右上アカウント名→Account→Licenseを選択(https://yum-audio.com/customer/licenses)
- シリアルナンバーを入力してReedomを選択
- 製品をダウンロード・インストール
- DAWで製品を起動してActivate Licenseを選択
- 登録したアカウントのメールアドレス・パスワードを入力してログイン
5. 使い方を解説!
ここからは実際にLoFi Pitch Dropoutの使い方を解説します。
上部からプリセットを選択でき、右側から以下の6つのモードが選択できます。
- CASSETTE FLUX
- HEAVY DROP
- DRIPLETS
- BROKEN VHS
- VINTAGE PLAYER
- PYRAMID
それぞれのモードによって変化の仕方が変わります。
Amount:変化を適用する量を調整できます。
Dropout:ボタンを押すことでピッチシフトします。オートメーションを描くことで自分の好きなタイミングでピッチシフトすることができます。
Chance:ピッチシフトする確率を調整できます。
Channels:LR同じ、もしくは別々にピッチシフトします。
まとめ
この手のクリエイティブエフェクトは、個人的にかなり好みです。
ADSR Soundsで何かしら購入すると無料でもらえますので、購入する予定のある方はもらっておきましょう。
また、安いプラグインを買って10ドル以下で手に入れることも可能です。
この記事が参考になれば幸いです。
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