かなり評価の高いプラグインsoothe2。
しかし、仕様がよくわからなかったり、どのタイミングで使うのか使い所がわからない方も多いのではないでしょうか?
そんなsoothe2をレビュー!使用する場面や使い方も解説していただきました!
是非参考にしてください。
1. oeksound「soothe2」とは?
Soothe 2は、oeksoundsが開発するサウンドの中のレゾナンスを検知して必要な時、必要な場所でリダクションをかけるダイナミックレゾナンスサプレッサーです。
クローズなマイクセッティングで録音された特有の耳障りな音を取り除いたり、ディエッサーとしての機能、また低〜中音域の濁りをクリーンにできます。
ダイナミックEQに近い製品ですが、ダイナミックEQと違い耳障りなポイントにサプレッサーが働くのでより自然に仕上げてくれます。
oeksoundのプラグインは、ライセンス譲渡が可能です。すべての転送は、ライセンス譲渡フォームに記入してoeksoundを通じて手動で行う必要があります。転送には1回につき$15の手数料がかかります。
| 開発会社 | oeksound |
| 操作画面 | ![]() |
| 製品名 | soothe2 |
| 価格(定価) | ¥25,699(アップグレード¥6,499) |
| 主な仕様 | ダイナミックレゾナンスサプレッサー |
| 公式マニュアル | Manual(英語) |
2. 口コミ・評判を紹介!
soothe2に関する口コミ・評判をまとめました。
かなり評価は高く、必須プラグインとして挙げている方もいます。
ホンマ無理やねん、最近は Soothe 2 とかあるから 2mix の音源に歌入れ込むのかなりハードル下がったとおもうけど、数年前はどうやって 2mix の音源に対してボーカルの帯域を上手く棲み分けするんだ???って感じで最低でもステムくれ〜って感じでした。
『Soothe 2』愛好者なのですが、
初めてマスターバスにそれ用のプリセットを挿してみたところ、音がより好みになりました😂✨
Soothe+Gullfossの組み合わせは今後鉄板になりそうです🙌✨
おすすめなのでぜひお試しを~!
DTMやってる人間はマジでSoothe 2を買え
俺が首相だったら国民全員に配布してるレベル
引用:Twitter
3. soothe2に関するセール情報
soothe2は、セールになることは少ないです。
ただし、ブラックフライデーではセール価格¥17,980で販売されていました。
割引率はそこまで高くないですが、稀に安くなる場合があります。
最新のセール情報は以下の記事を参考にしてください。
4. soothe2を使う場面
この記事のレビュアー
高慶航 (Rec / Mix / PA )
Sound AiDE所属のレコーディング・PAエンジニア
音のキャラクターやカラーを大切に、録音、ミキシング、PAオペレートしています。
■制作実績 : Funny Factures, TAMIW, Monomouth, um-hum, colspan, DuckHouse, DinoJr, Kuniyuki Natsu 他
■Spotify Playlist : https://open.spotify.com/playlist/2TskeAQyI0qYwohaAs3f82?si=CEc4Qt-oSyemv1czsQ1d8Q
■instagram : https://www.instagram.com/watarukokei/
ご依頼はmailにてお気軽にお問い合わせください→ kokei.soundaide@gmail.com
■Studio AiDE : https://soundaide.co.jp/rec-studio/

筆者はボーカルに使うことが多いですが、ルームアコースティックのトラブルやEQすると美味しい部分が無くなってしまうけど時々耳障りな鳴りがあってどうにかしたいと言った場合や、マルチマイクによる被りの制御にも役に立ちます。
例えば低音のマイキングの場合、特定周波数にピークが発生することが良く起こります。そういった場合に、EQでエネルギーを損なう前段階でまずsoothe2で整えてからコンプ→EQといった流れで処理すると無理なコンプレッサーをすること無くEQもかけ過ぎず仕上げることができたりします。
ボーカルの場合も同じような感じなのですが、ボーカル処理で求められる歯擦音やピーク成分の制御はより詳細にセッティングし、ポイントを絞ったリダクションを行う事でなるべく元のサウンドのエネルギーを殺さない仕上がりを目指すことができます。
そんなsoothe2の様々な機能を少し踏み込んでご紹介してみようと思います。
5. 使い方を解説!

まず、右側の一番大きな周波数&リダクショングラフはEQのようですが、これは、どの帯域をどれだけリダクションするかを設定する事ができます。これにより、リダクションを行わない部分を決めたり、強く行う部分、あまり行わない部分をノードを上げ下げすることで指定します。

パラメータもEQのようで、band毎にソロで聞くことも可能です。下部のlistenボタンを押すことにより選択bandのリダクションをソロで聞くことができます。全体のリダクションを聞く場合は左メニューのdeltaボタンです。
bandはEQのように操作できます。ステレオソースの場合、balanceから処理のバランスを左右にパンニングすることも可能です。

左側のメニューがメインメニューです。このメニューでレゾナンス検出を調整します。
soft / hard:softは自然に、hardは積極的に処理ができるモードです。ダイナミックEQでの処理をイメージしているとsoftだと上品すぎる印象になると思います。そのぶんsoftは原音を損なわない処理が可能なイメージです。
depth:リダクションのレベルを調整します。
sharpness:リダクションされるサウンドのレンジの細かさになります。値が大きほど深く狭いものになります。

sharpnessが大きくなりすぎるとサウンドが歪む可能性があります。その場合hardモードにしてsharpnessを下げると上手くいく事があります。
selectivity:周波数についてどの程度、選択性を持たせるかを定義します。値が高くなるとより強く目立つ音をカットします。0にするとまんべんなく反応します。様々なポイントにリダクションを行いたい場合は小さな値に設定するほうがうまくいきます。
STEREO:ここではステレオソースの動作の仕方を調整します。

LRモードとMSモードがあり、linkからステレオリンクやblanceでどちらのチャンネルを重点的に処理するかを調整できます。

SPEED:ここではリダクションのスピードを調整します。Attackはリダクションが最大値に達するまでの時間、Releaseはリダクションを解除するまでの時間になります。マニュアルによると値は参考値で、周波数によって実際の動作は変化しているようです。

QUALITY:ここでは更に精度を上げるためのパラメーターが用意されています。

oversampleは大きな値にするとプロセッサーがレゾナンスを識別するため周波数分解能が高くなります。

resolutionは検出とフィルターのアップデートに関するリフレッシュレートを設定します。どちらも高く設定するとCPUを多く使用します。
筆者環境でノーマルで立ち上げた場合のCPU使用率が3%程度だったものがMAXで50%程上昇しました。(96k環境offlineは書き出し時の精度になります。)
SIDECHAIN:外部信号にリダクションを反応させるモードになります。例えばハイハットをバスで送り、スネアのチャンネルにインサートしたsoothe2をSIDECHAINで動作させるとスネアに被っているハイハットを抑える事が出来ます。他にも魅力的な使い方がマニュアルで紹介されています。
OUTOPUT:mixからミックスバランスとtrimアウトプットボリュームが調整できます。
以上が各パラメーターのご紹介になります。より詳しくはマニュアルでしっかり見て頂ければと思います。日本語マニュアルは注意点なども書かれていてより参考になると思います。
まとめ
昨今のミックストレンドとしてより濃くキャラクターを印象づけるようなサウンドの色付けが求められている様に感じます。サウンドのカラーリングに倍音を足していくとドライの時気にならなかった嫌な成分が浮き出てくる事もしばしばです。
soothe2は、素材の必要最低限のクリーニングに重宝するプラグインだと思います。
使いすぎると平べったいサウンドになってしまうので要注意ですが、幅広い対応力があるので心強いプラグインだと思います。
色んな使い方が考えられると思いますので是非お試しください!
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