Spliceといえばサブスクリプションサンプルサービスで有名ですが、他にも様々なサービスを展開しています。
ただし、HPをみただけでは日本語に対応しておらずわかりづらい方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんなSpliceのサービスをあらためて全てまとめました。
各詳細記事では使い方や登録方法など細かく記載しています。
中には完全無料で利用できるものありますので是非参考にしてください。
1. Spliceとは?
Spliceはサブスクリプション型のサンプルサービスSplice Soundsをはじめ、Rent-to-Own月額プラグインサービスSplice Pluginsや無料無制限のクラウドサービスSplice Studioなど様々なサービスを運営する会社です。
教育にも力を入れており、YouTubeチャンネルやブログ、レッスンビデオサービスSplice Skillsなどでは様々なアーティストや講師によるレクチャーを受けることができます。
WebはもちろんデスクトップアプリやiPhoneなどスマホで使えるモバイルアプリを活用してサンプルやプラグイン、クラウドなどを管理することができます。
主に以下のようなサービスがあります。
- Splice Sounds:サンプルサービス
- Beatmaker・Astra Synth:自社プラグイン
- INSTRUMENT:無料でも利用できる総合音源
- Splice Skills:レッスンビデオ
- Splice Plugins:Rent-to-Own月額プラグインサービス
Splice Studio:DAWの無料無制限クラウドサービス※Studioはサービス終了しました。- CoSo by Splice:ループサンプルレイヤーアプリ
- Splice Create:ループサンプルレイヤーサイト
ここからはSpliceのサービスを一つ一つご紹介します。
2. Splice Sounds:サンプルサービス

Splice Soundsは月額料金を払うことによって200万をこえる膨大なサンプルから必要なサンプルを著作権を気にせず商用利用できるサービスです。
オーディオサンプルだけでなくMIDIやソフトシンセ(シンセサイザー音源)のプリセットもあり、2021年6月から自社のプラグインやレッスンビデオなど新しいサービスも追加されました。14日間の無料トライアルもあります。
オーディオサンプルは1サンプルで1クレジットを消費し、MIDIやソフトシンセのプリセットは3クレジット消費される場合もあります。
- Sounds+:月100クレジット / 月払い12.99ドル(約1,818円)・年払い129.99ドル(約18,198円)
- Creator:月200クレジット / 月払い19.99ドル(約2,798円)・年払い199.99ドル(約27,998円)
- Creator+:月500クレジット / 月払い39.99ドル(約5,598円)・年払い399.99ドル(約55,998円)
※1ドル=140円換算
プリセットがあるプラグインは以下です。
- Xfer Records「SERUM」
- Lennar Digital「Sylenth 1」
- Native Instruments「Massive」
- Reveal Sounds「SPIRE」
- Splice「Beatmaker」
- Splice「Astra Synth」
- Splice「Splice INSTRUMENT」
<使い方など詳しい記事>
3. Beatmaker・Astra Synth:自社プラグイン
Splice SoundsでCreatorもしくは、Creator+のプランに登録しているユーザーは作曲ソフトDAWの拡張機能VSTなどのプラグインとして
- ドラムサンプラー音源「Beatmaker」
- ソフトシンセ音源「Astra Synth」
を使うことができます。
それぞれデフォルトでプリセットがありますが、Splice Soundsにてクレジットを消費して追加することが可能です。
プラン付属とは思えない充実した仕様のプラグインですが、Creator以上(月200クレジット以上)の登録が必要ですのでサンプルやMIDI、プリセットをたくさん消費する方でない場合はクレジットがたまる一方になる可能性があるのでご注意ください。
<詳しい記事>
4. Splice Skills:レッスンビデオ

こちらもSplice SoundsでCreatorもしくは、Creator+のプランに登録しているユーザーが利用できるDAWやプラグインを使ったレッスンビデオサービスです。
毎週追加されるチュートリアルには、ダウンロード可能なプロジェクトファイルが付属しているので、ステップバイステップで進めることができます。
英語でのレッスンになりますが、プロジェクトファイルをダウンロードでき動画を見ながら受講することができるので英語ができない場合でも比較的わかりやすいのではないかと思います。
こちらも月200クレジット以上ですのでたくさん消費できる方でないと利用しにくいサービスかもしれません。
<詳しい記事>
5. Splice Plugins:Rent-to-Own月額プラグインサービス

Splice Pluginsは、月額で少額から高額なプラグインやDAWを利用できるRent-to-Ownサービスです。
コツコツと毎月支払いながら、決められた金額を払いきるとそのプラグインが正式に自分のものになる販売サービスです。
これだけ聞くと分割払いと同じでは?と思いますが違います。分割払いは最終的に全額を払う義務がありますが、Splice Pluginsは全額払う義務はありません。
月額料金を払い始めた段階からそのプラグインを利用することができ、いつでも途中で中断することができ、途中からまとめて支払うということも可能です。
また、無料トライアルもあり、プラグインを3日間限定で試すことも可能です。
大変便利ですが、プラグインはセールで安くなる場合がありますのでセールと比較して利用するかどうか考える必要があるでしょう。
主に以下のようなプラグインやDAWが月額で利用でき、取扱製品も徐々に増えています。
- XLN Audio:Addictive Keys Complete Collection, RC-20 Retro Color, XO
- Steinberg:Cubase Pro, Backbone
- Korg:Wavestate, Opsix, KORG Collection
- Xfer Records : Serum
- iZotope : Ozone, RX, Neutron Nectar, Vocal Synth, Stutter Edit, Neoverb
- Arturia : V Collection, Pigments, FX Collection, Analog Lab Pro, Efx FRAGMENTS
- D16 Group : Decimort, Devastar, Toraverb, Punchbox, Tekturon, Antresol, D16 FX Bundle
- Output : Movement, Portal, Thermal
- Softube : Parallels, Model Series Synth
- Future Audio Workshop : Circle
- Audiaire : Zone, Zenith, Nuxx
- Sarato:Sample
- ROLI:Equator
- Minimal Audio:Rift, Effect Bundle
- KSHMR:KSHMR Essentials
- Baby Audio:IHNY-2, Crystalline, Industry Pro Bundle
- Kilohearts:Phase Plant
- Devious Machines:Pitch Monster, Texture, Infiltrator
- IK Multimedia:T-RackS MAX
- Bitwig:Bitwig Studio
- Klevgrand:Tomofon, Splice Drum Bundle
- Laidback Luke:Laidback Limiter
<使い方など詳しい記事>
6. Splice Studio:DAWの無料無制限クラウドサービス

※Studioはサービス終了しました。
Splice StudioはSpliceが展開する無料無制限のクラウドサービスです。
パソコン内に保存したDAWのプロジェクトをバックアップし、プライベートなコラボレーションや開かれたコミュニティへの投稿をすることができます。
対応しているDAWのプロジェクトはAbleton、Logic、Garageband、Studio Oneがあり、オーディオファイルもプロジェクト内や新しいプロジェクトとして入れることができます。
<使い方など詳しい記事>
7. CoSo by Splice:ループサンプルレイヤーアプリ
CoSoは、Spliceの膨大なあらゆるサンプルから組み合わせたループレイヤーを生成できるアプリケーションです。
サンプルを検索、ライブラリに追加できるSplice Soundsのスマホアプリ「Splice – Music Made」とは別アプリ「CoSo bt Splice」としてリリースされています。
最大8つのサンプルをレイヤーし、自由に変更したり付け加えたりすることができます。できたループは固有のURLで共有することも可能です。
無料でも利用できますがSplice Soundsに登録しているユーザーであれば、レイヤー個々のサンプルをDAWなどで自分の楽曲に利用することができ、録画や独自の動画、そしてDAWのAbleton Liveファイルとして書き出すことも可能です。
<使い方など詳しい記事>
8. 【無料】Splice Create:アカウントなしでSpliceを試せるAIサイト
2023年6月に、Spliceから新しく登録なしで利用できるAIを使ったサイト「Splice Create」が公開されました。
これはループサンプルレイヤーを生成するスマホアプリCoSoと同じ仕様のウェブバージョンで、ジャンル、スタイルを選択して生成されたループサンプルレイヤーを自由にカスタマイズすることができます。Spliceに登録している場合は、サンプルおよびレイヤーを追加、保存することも可能です。
<使い方など詳しい記事>
9. 【無料】Splice INSTRUMENT:誰でも利用できる総合音源
Splice INSTRUMENTは、無料で利用できるバーチャル楽器プラグイン(VST、AU、AAX対応)です。プロのスタジオ品質でサンプリングされた多彩な音色を、DAW上で手軽に利用できるのが特徴です。ストリングス、シンセ、パーカッションなど、幅広いジャンルのサウンドをカバーし、アーティストが制作した表現力豊かなプリセットを数百種類搭載しています。
特に「Spitfire LABS」の人気音源が新しいUIとブラウジング機能で統合されており、直感的にサウンドを選びながら制作を進められる点が大きな魅力です。
他のSpliceプラグイン同様に、Creatorもしくは、Creator+のプランに登録しているユーザーは全てのプリセットを利用することができます。また、INSTRUMENTのみの月額プラン(12.99ドル)でも利用可能です。
<詳しい記事>
まとめ
Spliceは、次々に新しいプロダクトを発表して仕様も新しくなっています。
2021年6月には、レッスンビデオやプラグインが追加され、2023年には、Splice Soundsの値段もさらに値上げされました。
無料トライアルもあり気軽に利用できますがトライアル期間中に解約する必要がある点だけご注意ください。
この記事が参考になれば幸いです。
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