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Ilya Efimov Productionベース音源全て使ってレビュー!使い方やセール情報も解説

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MODO BASS、Trilianにあきた!という人の新しい音源候補になるIlya Efimov Productionのベース音源。

有名なベース音源と比べても引けを取らない音源だと思います。

この記事では、そんなIlya Efimov Productionのベース音源を全て使ってレビュー!共通の使い方やインストール・アクティベーション方法も解説します。



1. Ilya Efimov Productionベース音源全種紹介!

Ilya Efimov Production

  • Rock Bass
  • Modern Bass
  • Classic Bass
  • Fretless Bass
  • Retro Bass

合計5つのベース音源をリリースしています。全てNative Instruments「Kontakt」で動作する音源です。

native-instruments-kontakt-7-thumbnails-how-to-use Kontakt 7とは?使い方や違い(無料版Playerとフルバージョン)からフリー音源まとめまで!Native Instrumentsソフト
製品よってはアーティキュレーションが異なる場合があり、それぞれのモデルにあった細かい演奏を作成できます。

スラップはもちろんフィンガーの場合も、ベロシティが高いと明るめな弦の鳴りを感じる音が特徴です。

表は横にスクロールできます▼

製品名 Rock Bass Modern Bass Classic Bass Fretless Bass Retro Bass
操作画面 ilya-rock-bass-ovewview ilya-modern-bass-overview ilya-classic-bass-overview ilya-fretless-bass-overview ilya-retro-bass-overview
モデル Sadowsky NYC 5弦ベース F-Bass 5弦ベース Fender Precision Bass Guitar`72 F-Bass フレットレス5弦ベース Fender Bass Guitar`52
サンプル数 7414_________________________ 3941_________________________ 3348_________________________ 4612_________________________ 3346_________________________
ベロシティレイヤー 最大14 最大12 最大12 最大12 最大12
Kontaktバージョン 5.6以上 4.2.4以上 4.2.4以上 4.2.4以上 4.2.4以上
定価 99ユーロ 99ユーロ 99ユーロ 99ユーロ 99ユーロ

2. 導入するメリット

もちろんモデルによりますが、Ilya Efimov Productionのベース音源を導入するメリットは以下の点が考えられます。

  • それぞれのモデルにあったアーティキュレーションで細かい演奏が作れる
  • 1つ1つのモデルを単体購入できる

それぞれのモデルにあったアーティキュレーションで細かい演奏が作れる

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アーティキュレーションを駆使して細かくエディットすれば、超絶テクニックのベースを作ることができます。

それぞれのモデルにあったアーティキュレーションで、製品によってはアーティキュレーションが異なる場合があります。

1つ1つのモデルを単体購入できる

Ilya Efimov Productionは、バンドルもありますが、1つ1つのモデルを単体購入できます。セールですと50ユーロほどで欲しいモデルのみ手に入れることができます。

サンプル数やベロシティレイヤーで選ぶのではなく、しっかり試聴した上でモデルや自分の作曲に適したものを基準に選ぶことをおすすめします。

一番サンプル数やベロシティレイヤーが少ないRetro Bassであっても、名前通りの味があるサウンドで個人的には使えると思いました。

3. 利用する前に知っておくべき注意点・デメリット

しかしながら、利用する前に知っておくべき注意点・デメリットもあります。

  • 好みに合わない可能性もあるベース
  • Kontaktのバージョン・インストール方法に注意!

好みに合わない可能性もあるベース

トーンなどで音作りできますが、全体的には弦の鳴りが強くカラッとした音が鳴りますので、好みによっては合わない場合があると思います。

Kontaktのバージョン・インストール方法に注意!

Kontaktの対応バージョンは製品によって変わります。Rock Bassのみ5.6以上ですので気をつけましょう。

また、Installerが対応していない場合があります。(Installerなしでもダウンロード、使用は可能です)

詳しくはインストール・アクティベーション方法の項目で解説します。

4. 口コミ・評判を紹介

Ilya Efimov Productionのベース音源に関する口コミ・評判をまとめました。

ベース音源同様に、ギター音源も評価が高いです。

EfimovのModern Bassもオススメ!!!!!!!(唐突)

Ilya Efimovはいいぞ。Modern Bass(F-Bass)とRock Bass(Sadowsky NYC)を主に使ってるけど、Classic Bass(Fender PB)とかもゴリッとしてていい音してます。

EZBass、発売されたら買っちゃうかもなぁ。今メインで使ってるのがIlya EfimovのModern BassとRock Bassで、音はもちろん抜群にいいんだけど、いかんせんめちゃくちゃ容量でかくて読み込みに時間がかかりまくってしまうので、もうちょっと気軽に立ち上げて使えるベース音源が欲しい。

Bassの話題が出たので、今日ご紹介する音源はこちら。
かなり色々なBass音源使ってますが、こいつの表現力は相当すごいです。
キースイッチなどを使いこなせば
ベーシストに「すごく上手いベーシストですね!」と云わしめる
そんなIlya Efimov Modern Bassです!

引用:Twitter

5. Ilya Efimov Productionに関するセール情報

Ilya Efimov Productionはセールを行います。

半額ほどまで安くなるので、セール期間中に購入することをおすすめします。

ブラックフライデーはもちろん、他の時期でもセールになる場合があります。

最新のセール情報は以下の記事を参考にしてください。

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6. Ilya Efimov Production製品のインストール・アクティベーション方法

Ilya Efimov ProductionのオーソライズはInstallerをダウンロードしてできますが、Macの場合はファイルを直接ダウンロードする必要があります。以下の手順で使用可能になります。

  1. Ilya Efimov Production公式でアカウントを作成し、製品を購入
  2. 公式でログイン後に右上マイアカウント(アカウント名)から「ORDER #〇〇〜」をクリック
  3. rarファイルをダウンロード
  4. rarファイルを解凍(https://www.keka.ioなど別途解凍用無料ソフトウェアが必要です)
  5. Native Instruments Kontaktを起動して、解凍したファイルを開く

7. 使い方を解説!

ここからは、実際にIlya Efimov Productionのベース音源の使い方を解説します。公式の英語マニュアルはこちらをご覧ください。

アーティキュレーション以外にも異なるパラメータも多少ありますが、基本的には似たような仕様になっています。

アーティキュレーション

それぞれの製品によってアーティキュレーションは異なります。

Rock Bass

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スラップもありますが基本的にピックを使用したモードが中心で、ダウンアップストロークのアーティキュレーションがあります。

注意

Help画面上では、「FINGERED」になっていますが、トップ画面ではPICK UP、DOWNと表示されます。おそらくトップ画面が正しいです。

Modern Bass

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指弾きとスラップに対応したアーティキュレーションです。

Classic Bass

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Modern Bassと5弦、4弦の違い以外は全く同じアーティキュレーションです。

Fretless Bass

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フレットレスベースは他とは違い指弾きをノーマル、ソフト、ジャコ(Jaco Pastoriusモード)から選ぶことができます。ただし、ヒットはありますがスラップはありません。

Retro Bass

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指、ピック、スラップ全てに対応しています。

弦の選択

  • A-1(B弦)
  • B0(E弦)
  • C0(A弦)
  • D0(D弦)
  • E0(G弦)

のキースイッチを使って弦を変更します。5弦の場合、一番低いB弦は、弦の選択アルゴリズムには関与せず

  • E3より低い音域で演奏された場合
  • キースイッチA-1でB弦を選択した場合

の2つのケースのみ使用されます。

演奏位置

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E5〜A6で演奏位置を調整できます。操作画面のベース上部にオレンジ色のバーが表示されます。なるべく4フレット内におさめるように演奏されます。

パラメータ一覧

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トップ画面には、オンオフ可能なAmpTrebleBassRoomのパラメータとトーンコントロール(Tone)で音作りできます。その他に、トップとOptionページには以下のようなパラメータがあります。

Auto Legato:重なって演奏されたノートを自動でレガート(ハンマーオン、プルオフ)します。

Easy Legato:オンの場合、弦を変更してもハンマーオンプルオフのアーティキュレーションが演奏されます。

Chod Mode:このモードは、4フレットの演奏位置の範囲内にある和音、同時ノートを特定するためのモードです。特定するノート間の遅延時間(Time)を設定して、この時間内にMIDIキーボードをおさえることで和音を演奏することができます。

Open Strings:Open Stringsモードをオンにすると、演奏位置を変えずに開放弦で演奏することができます。A1〜E0までの白鍵を開放弦として使用することができます。

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Guitar Mode:通常のギターモードでは、すべてのアーティキュレーション/FXなどが使用できます。5音以上の音を同時に演奏することはできません。また、同時に1つの弦上で2つ以上の音を弾くこともできません。

Keyboard Mode:このモードでは自動弦選択がオフになっています。最初の4つのフレットが使用されます。

MIDI Mode:MIDIキーボードの代わりにMIDIギターを使う場合、このモードを切り替える必要があります。選択すると、5つのドロップダウンメニューが表示されます。そこで各弦のMIDIチャンネルを設定します。

Attack:アタックを調整するには、CC4もしくは、このパラメータを調整します。このパラメータの値が0の場合、音は変化しません。

Velocity:このパラメータは、ライブラリ全体のベロシティ感度を調整します。

Pitch Bend:ピッチベンドの範囲を調整します。

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Fret-Noise:左手の指が弦に沿って動くときに聞こえる音を調整できます。演奏位置が変更されたときにトリガーされます。このノイズの音量(Volume)と周波数(Frequency)を調整できます。

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Vibrato:モジュレーションホイール(CC1)で作動します。ビブラートの強さ(Intensity)とスピード(Frequency)をコントロールできます。

velo-mute-liya-bass

Velo Mute:より低いベロシティレンジでの演奏が可能になります。この値によってベロシティが低い場合X-Noteになります。

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Articulation Volume:デフォルトでは、各アーティキュレーションに最適な音量レベルが設定されていますが、調整可能です。

Release

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この音は、鍵盤を離すたびに鳴ります。最後に演奏した音がアタックしてからリリースボリュームを下げるまでの時間を設定することができます。

Volume:音量を調整できます。

Frequency:ノイズの周波数を調整します。

Time:最後に演奏されたノートのアタックからノイズのレベルが下がるまでの時間を指定します。

Decrease:Timeパラメータで指定した時間内にノイズレベルが減少するdB数を決定します。このパラメータは、Timeの線形に依存します。

まとめ

Ilya Efimov Productionはテクニック溢れるベースを作成できます。

特にファンクやフュージョンでは使える音源だと思いますが、ジャンルによっては合わない可能性もありますので、しっかり公式ページなどのデモを聴いた上で購入を検討することをおすすめします。

この記事が参考になれば幸いです。

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