かなり評価の高いArturiaの3種コンプレッサー。
その中でVCA方式の「COMP VCA-65」をレビュー!メリットや注意点、デメリットから使い方まで解説します。
他のArturiaコンプレッサーやそれらを含むFX Collectionに関する記事ははこちらを参考にしてください。
1. Arturia「COMP VCA-65」とは?
Arturia(アートリア)が開発する3種コンプレッサーのプラグインエフェクト
- 真空管(TUBE)方式の「COMP TUBE-STA」
- VCA方式の「COMP VCA-65」
- FET方式の「COMP FET-76」
のうちの一つです。
ソフトなニーで自然にコンプレッサーがかけられますが、がっつりかけて汚すことも可能です。
「COMP VCA-65」は単体でも3種セットでも購入可能です。また、Arturiaが開発するプラグインエフェクトを網羅したバンドルFX Collectionにも含まれます。
コンプレッサー3種セットはなくなり、単体もしくはバンドルFX Collectionで手に入れることができます。
| 開発会社 | Arturia |
| 操作画面 | ![]() |
| 価格(定価) | 単体 99ドル FX Collection 2 22種エフェクト 399ドル |
| 主な仕様 | VCA方式のコンプレッサー |
VCA方式のコンプレッサーとは?
コンプレッサーには電子パーツの違いでいくつか種類があり、主要なものとして
- 真空管(TUBE)方式
- VCA方式
- FET方式
- Opto(光学式)
があります。
その中でVCA方式はVCAとある通り、シンセサイザーなどでみられるVCA(Variable-Gain Amplifier)と同じ仕組みを用いたコンプレッサーです。
モデルとなっているVCA方式のコンプレッサーは名機DBX 165Aです。
VCA方式のコンプレッサーは他の方式に比べて、新しいタイプです。スレッショルド、レシオ、アタック、リリースなど一般的なコンプレッサーと変わらないパラメータがあります。
Arturia FX Collection 4(単体製品あり)
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FX CollectionはSplice Pluginsにて月額払い(Rento-to-Own 借りる→自分のものに)でも利用可能です。Splice Pluginsは通常の月額払いと違い、支払いの義務はなくいつでも停止そして再開することが可能で一定期間払い切ると自分のものになります。Splice Pluginsに関する詳しい記事はこちらをご覧ください。
2. 導入するメリット
実際に使ってみて、次のようメリットがあると考えます。
- 初心者にオススメ!
- プロやエンジニアさんの評価が高い
- 負荷が軽い
初心者にオススメ!

決してわかりやすいコンプとしてオススメしているわけではありませんが、DAW付属のコンプレッサーなどでだいたい慣れてきた方はコンプレッサーを勉強する上でArturiaの3種コンプレッサーはとてもオススメです。
初心者から脱却したい方は手に入れるべきでしょう。
プロやエンジニアさんの評価が高い
他のArturiaコンプレッサー同様にCOMP VCA-65もプロやエンジニアさんの評価はかなり高いです。
実際に実機を持っている方も認めるほど、オリジナルハードウェアの音を再現できています。
負荷が軽い
CPU負荷も軽いので、まだハイスペックのPCを持っていない方にもオススメできます。
3. 利用する前に知っておきたい注意点・デメリット
ここからは利用する前に知っておきたい注意点・デメリットをあげますが、オリジナルハードウェアの仕様を知らない方向けの注意点もあります。初心者の方は利用する前に必ずチェックしておきましょう。
検出方法は「Peak」ではなく「RMS」
検出方法は、スレッショルドをこえたピークにコンプレッサーがかかる「Peak」ではなく、瞬間的な大音量と同じ大音量が長く続いた場合を同じにしない人間の耳に近い反応をする「RMS(実効値)」です。
アドバンスドモードがある

右上の下矢印をクリックすることで、下段にパラメータがあらわれます。忘れないようにしましょう。
一般的なパラメータは上段にありますが、下段にも使い勝手の良いパラメータがありますので、これらも利用しましょう。
このモードはArturia3種コンプレッサー全てに共通であり、機能もほぼ同じです。
詳しくは使い方の項目で解説します。
4. 口コミ・評判を紹介!
COMP VCA-65の口コミ・評判をご紹介します。
他の2種コンプレッサー同様にかなり評価が高いです。
Arturia – Comp VCA-65
DBX165Aエミュ
文句なし!!
凄く良い〜DBX愛溢れる
潰した時の音の感じがそのまんま笑
僕はDBXは綺麗に使わないのでWaves, UADとあまり選択肢がない中、これで決定版(綺麗なのはVertigoあるしね)
これまたTimewarpが良いなぁ
SHMODとは違うけど別のCompが加わる感じ
折角実機持ってるのでArturia Comp VCA-65 と dbx 165Aを比較してみました。dbxらしい汚れが再現されてます。クリーンに使いたいならプラグインの方がいい場面もありそう。
引用:Twitter
5. COMP VCA-65に関するセール情報
Arturia製品は、頻繁にセールをおこないます。
割引率もそこそこ高く、半額ほどになる場合が多いです。COMP VCA-65単体やパッケージ品もセールの対象になることがあります。
最新のセール情報はこちらの記事をご覧ください。
6. Arturia製品のインストール・アクティベーション方法

Arturia製品のインストール・オーソライズ方法は、以下の4STEPで完了します。
- Arturiaでアカウント作成・ログインします。
- 右上人型アイコンの「MY ACCOUNT」→「Register New Product」からSN(シリアルナンバー)、UC(アンロックコード)を入力して登録します。
- ASC(Arturia Software Center)をダウンロード・インストールします。
- ASCを起動してログインし、製品をアクティベート・インストールします。
7. 使い方を解説!
公式から日本語マニュアルが出ていますので、そちらを参考にしてください。
ただ、少しパラメータの表記が間違っています、、
ここでは簡単に使い方を解説します。
COMP VCA-65はほとんどが一般的なコンプレッサーと同じパラメータです。
Threshold

-40dB〜+20dBまで設定できます。Comp VCA-65の検出方法は、スレッショルドをこえた場合にコンプレッサーがかかる「Peak」ではなく、瞬間的な大音量と同じ大音量が長く続いた場合を同じにしない人間の耳に近い反応をする「RMS(実効値)」です。
Compression

Compressionは一般的なコンプレッサーにあるRatioです。
ノブは1:1(コンプレッションなし)から∞(アタックを速くすると事実上リミッター)まで設定可能です。
Attack / Release

Attack:COMP VCA-65はオリジナルハードウェア同様にアタックタイムがレート(スピード)で表記されています。400dB/ms〜1dB/msまで設定可能です。
Release:Attack同様にレート(スピード)で表記されています。4000dB/ms〜10dB/msまで設定可能です。
Auto:オリジナルハードウェア同様のAuto(オートアタック/リリース)があります。入力に応じて、アタックリリースが同時調節されます。検出方法がRMSであることもあって、ものによってはAutoの方がスムーズにコンプレッションされます。
Output Gain

アウトプットのゲインを調整できます。-24dB〜+24dBまで調整できます。
Limiter

オリジナルのハードウェアでは後期モデルで実装されたリミッター機能です。
+12dB〜-36dBまで調整可能です。
Mix

ArturiaのプラグインではMixノブが追加されています。原音とコンプレッションされた音をミックスできます。これによりさらに細かなコンプレッションをかけることが可能です。これはかなり便利です。
VUメーター

- GAIN CHANGE:ゲインリダクション
- INPUT:インプットレベル
- OUTPUT:アウトプットレベル
以外にも画面右下から、-18dB、-14dB、-8dBの感度調整が可能です。
また、メーター左下の「L」をクリックすることで、LもしはR(MidもしくはSide)に表示を変更できます。
System Bypass

画面右下のBypassボタンはプラグイン全体をオフしますが、System Bypassはコンプレッション回路だけオフにします。
アドバンスドモード

右上の下矢印をクリックすることで、下段に新しいパラメータがあらわれます。
このモードはArturia3種コンプレッサー全てに共通にあり、機能もほぼ同じです。
Sorce

コンプレッション回路をトリガーするソースを選択します。デフォルトはINT.(Internal)で、これをオフにしてEXT.(External)にすることでサイドチェインコンプとして利用できます。
もう一つあるMAN.はManualモードです。これはCOMP VCA-65のみの機能で、他の2つのArturiaコンプレッサーにはありません。四角のボタンをクリックすると、サイン波を検出回路に送り、それがトリガーになります。これを利用してMIDIをトリガーにできます。
Detection Mode

検出ソースを選択できます。モノラルトラックではこちらのノブはありません。デフォルトではLINKEDになっています。
- LINKED:L/Rリンクモード
- DUAL:2つのモノラルとなるL/R別々のモード
- Reversed:2つのモノラルとなるL/R別々のモードですが、それぞれ反対側の検出信号を利用します
- MID ONLY:Midのみ
- SIDE ONLY:Sideのみ
- MID > SIDE:Midの検出を使いSideに利用します
- SIDE > MID:Sideの検出を使いMidに利用します
Time Warp

コンプレッションの検出を速く(SNAP)、遅く(LOOSE)することができます。
Snapは最大5ms(-5.00)、Looseタイムは最大10ms(10.00)です。
SideChain Equalizer

ハイパス、ローパス、バンド3つからなるイコライザーです。検出回路に入るソースに対して調整できるEQです。つまり、コンプレッサーがかかる帯域を設定するEQです。
Compression Range

ゲインリダクションに制限をかけます。
デフォルトはFull(フルコンプレッション)ですが0dBまで回すとレシオ1:1(コンプレッションなし)になります。
Listen
押すことで、サイドチェイン信号をモニターできます。
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まとめ
COMP VCA-65は単体でも購入できますが、初心者の方であれば他の種類のコンプもセットになった3 Compressors You’ll Actually Useを購入すべきでしょう。
これら3種を使いこなせれば、初心者から脱却どころかかなりステップアップできると思います。
この記事が参考になれば幸いです。
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