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Transgressor 2使い方やレビュー!Boz Digital Labsの使い勝手抜群トランジェントシェイパー

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※PRが含まれる場合があります。

評価の高いBoz Digital Labsのトランジェントシェイパー「Transgressor 2」。

安い・軽い・使い勝手良いプラグインですのではじめてのトランジェント系エフェクトとしてもおすすめできるプラグインです。

この記事ではそんなBoz Digital Labs「Transgressor 2」をレビュー、導入するメリットやデメリット・注意点からインストール・アクティベーション方法、使い方まで解説します。

是非参考にしてください。

1. Boz Digital Labs「Transgressor 2」とは?

Transgressor 2はBoz Digital Labsが開発するトランジェントシェイパーです。

サウンドのパーカッシブなアタック部分トランジェントと、サスティンを入力に応じてコントロールすることが可能なプラグインで、簡単にガツンとくるサウンドに仕上げることができます。

開発会社Boz Digital Labs
操作画面transgressor-2-boz-digital-labs-product
価格(定価)149ドル
主な仕様トランジェントシェイパー

2. 導入するメリット

Transgressor 2を導入するメリットは主に以下の4点が考えられます。

  • 調整しやすいトランジェント・サスティン
  • 入力信号を調整して幅広い使い道ができる
  • 安い
  • 軽い

調整しやすいトランジェント・サスティン

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トランジェントとサスティンはそれぞれ電源ボタンが付いているので、トランジェントを調整する時はサスティンをオフに、サステインを調整するときはトランジェントをオフにすることでソロモードとなり、初心者の方でも音がわかりやすくいじれます。

また、ディスプレイはEQの他に、トリガーされた出力の波形を示すWaveformや時間経過に基づく入力を表すGraphとかなり充実しています。

入力信号を調整して幅広い使い道ができる

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単純にトランジェントをコントロールできるだけでなく検出元となる入力を細かく調整できます。

スレッショルドはもちろん、フィルターで制御したり、MIDIや外部入力を元に設定することも可能ですので、かなり幅広い使い方が考えられるでしょう。

安い

セール価格になると29ドルほどまで値段が落ち、かなり安く手に入ります。

これだけの機能性があるにも関わらず29ドルで手に入れることができるのは驚きです。

軽い

Boz Digital Labsのエフェクトは全体をとおしてですが、かなり軽い傾向にあります。

3. 利用する前に知っておくべき注意点・デメリット

Transgressor 2を利用する前に知っておくべき注意点、デメリットは特に見当たりませんが、あえて言うなら「使い方をしっかり確認すべき」という点でしょう。

一応、初見でもなんとなしに良い感じにできるプラグインですが、DETECTORの設定など重要なパラメータがひそかに潜んでいますので確認しておいた方が良いと思います。詳しくは使い方の項目で解説します。

4. 口コミ・評判を紹介!

Transgressor 2に関する口コミ・評判をまとめました。

かなり評価が高いです。

最近の気付き。Boz Digital Labs Transgressor 2 が便利すぎ。Transient Shaper 系はこれと Sonnox Envolution と Flux Bittersweet pro があれば困らないのでは?

Transgressor2
アタック/サスティンをソロ再生できるのが快適
サスティンをオフにしてゲートとして使うのもいいな
EQは左右で線対称のカーブ描いときゃいいっしょって思ってる
今の所ドラム専用機

ぬををを…BozのTransgressor 2はめちゃ使えるなww 大当たりだった。

引用:Twitter

5. Transgressor 2に関するセール情報

Boz Digital Labsは頻繁にセールを行います。

ただし販売店ごとにセール期間が違っている場合も多々あります。

最新のセール情報は以下をご覧ください。

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6. Boz Digital Labs製品のインストール・アクティベーション方法

Boz Digital Labsのインストール・オーソライズ方法は販売店からコードをもらって公式サイトで無料購入する形になります。Plugin Boutiqueの場合以下の4STEPで完了します。

  1. https://www.bozdigitallabs.com/plugin-boutique-retrieve/でPlugin Boutiqueでもらったコードを入力
  2. Boz Digital Labsのアカウントを作成し、チェックアウト
  3. My Account→Downloadsからダウンロード・インストール
  4. DAWで起動し、Boz Digital Labsのユーザー名と、ご注文完了時にユーザーアカウントで受け取ったシリアルコードを入力

7. 使い方を解説!

ここからは実際に使い方を解説します。公式の英語マニュアルはこちらからダウンロードできます。

一枚絵のざっくりとした使い方は以下画像を参考にしてください。

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transgressor-2-boz-digital-labs

左上からプリセットを選び、右上にはMix量そしてLookahead(前倒しにかける)があります。右上端には電源ボタンでバイパスにできます。

トランジェントセクション

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このセクションでは、サウンドのパーカッシブなアタック部分トランジェントをコントロールすることができます。

TRANSIENT GAIN:トランジェントの音量をコントロールします。

TRANSIENT電源ボタン:トランジェントをオンオフすることができます。サスティンのみを確認する場合もこの電源ボタンが使えます。

HOLD:トランジェントがトリガーされた後、フルボリュームで保持される時間を設定することができます。

RELEASE:HOLDが終了した後、トランジェントがどれだけ早くフェードアウトするか調整します。

EQ:4バンドのイコライザーで、トランジェント部分のみをイコライズします。バンドは、ドットをドラッグして調整する他に、下出てくる値を調整することでコントロールすることができます。値は、それぞれのバンドにカーソルを置くか、右下にある色付きの四角をクリックすることで選択できます。

それぞれのバンドは

  • High Pass
  • Low Pass
  • High Shelf
  • Low Shelf
  • Bell
  • Bandpass
  • Notch

から選択でき、左端の電源ボタンでオンオフできます。

EQも左上からプリセットを選択、保存でき電源ボタンでオンオフできます。

MEMO

Transgressor 2にはたくさんの電源ボタンがあります。

全体のオンオフ(バイパス)

→トランジェントのオンオフ

→EQのオンオフ

→バンドのオンオフ

サスティンセクション

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このセクションではサスティンサウンドのEQ、レベルを設定します。

SUSTAIN GAIN:サスティンの音量をコントロールします。

SUSTAIN電源ボタン:トランジェント同様にサスティンのみオンオフ可能です。トランジェントを調整する場合に一時的にオフにすると便利です。

EQ:トランジェントのEQと同様にサスティンにも4バンドのイコライザーがあります。

DETECTOR

detector-transgressor-2

このエリアは、トランジェントディテクター(検出器)がトランジェントにどのように反応し、 トリガーするかを調整します。

ヘッドホンマーク:検出に基づく信号をモニターします。

INT/EXT/MIDI

ディテクターをInternal、External、またはMIDIに設定することができます。

INT:Internalに設定すると、入力音に基づいてトリガーします。

EXT:別のサウンドでトランジェントをトリガーしたい場合は、Externalに設定することができます。

MIDI:MIDIに設定すると、プラグインに入ってくるMIDIノートが演奏されるとトランジェントディテクターがトリガーされます。 MIDIモードの場合、フィルターは無効になります。

サイドチェインの仕方

transgressor-sidechain

DAWによって変わりますが、Abletonの場合はOutputをさしたトラック・Transgressor 2に設定します。

Threshold:トランジェントディテクターがトリガーするスレッショルドを制御します。

ビックリマーク(Hard/Soft):このスイッチで、スレッショルド以下をトリガーするかどうかを決定します。ハードに設定すると、スレッショルドに達しないトランジェントは無視され、何もトリガされません。ソフトに設定すると、スレッショルドを下回るトランジェントはトリガーされますが、極端にはトリガーされません。

RETRIGGER:これは、トリガーされる間隔を制御します。低く設定すると、すべてのトランジェントを検出します。

FILTER:シンプルなフィルターで、トランジェントディテクターをトリガーする周波数を設定することができます。

FILTER MODE:これにより、サイドチェインフィルターをローパスとハイパスフィルターにするか、バンド幅をコントロールするシングルバンドパスフィルターにするか、完全に無効にするかを選択できます。

MEMO

ヘッドホンマークを選択して検出に基づく信号を確認しながら、FILTERを設定しましょう。

ディプレイ

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中央画面に表示されるものをコントロールすることができます。3つのオプションがあります。

Waveform:このグラフは、トランジェントによってトリガーされた出力の波形を示しています。

Graph:これは、時間の経過とともにディテクターへの入力を表示します。

EQ:トランジェントとサスティンEQのコントロールを表示しています。

Out Gain:真ん中下にあるこのノブは、プラグインの出力ゲインを設定します。

まとめ

Transgressor 2はわかりやすく便利なプラグインなので、個人的には初心者の方にもおすすめできるものだと思います。

価格もセールでかなり安くなるので、手に入れやすいでしょう。

この記事が参考になれば幸いです。

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