- 自分が作りたいジャンルに適したおすすめピアノ音源は?
- ピアノ音源は種類が多すぎて何を選べばいいかわからない…
- できるだけ生に近い高品質な音源を選ぶべき?
このように悩んでいる方は非常に多いです。
ピアノ音源は同じ「ピアノ」という楽器でも、音の方向性・用途・容量・価格などが大きく異なり、数えきれないほどの製品が存在します。
そのため、初心者の方が目的に合った1本を選ぶのは非常に難しく、数あるソフト音源の中でも特に選択に迷いやすいジャンルといえるでしょう。
そこで本記事では、用途やジャンルに合わせたピアノ音源の選び方と、無料版を含むおすすめ製品を厳選して紹介します。
まずは主要なピアノ音源の音の違いを、比較動画で確認してみてください。
本記事で紹介している多くのピアノ音源については、実際に使用した個別レビュー記事も掲載しています。気になる製品があれば、詳細レビューもあわせて確認することで、購入後のミスマッチを防ぐことができます。
※この記事は最新の製品情報を反映するため、内容を随時更新しています。
1. ピアノ音源の選び方!選ぶ際に注意すべき点
まず、初めにピアノ音源を選ぶ上で主に4つの注意点があります。
ここを抑えておけば、後々後悔することは減ると思いますので、しっかり確認してください。
注意点1. 作るジャンルに合った音源を選ぼう

あなたの作る音源によっては繊細でリアルなピアノが必要な場合とそうではない場合があります。
プロの方でも、実際のピアノにマイクをたてて録音した結果がしっくりこず結局安価なピアノ音源を使用するという事例もあります。
つまり、作る音源にあったピアノ音源を選ぶことが重要ということです。ジャンルや楽曲によってはピアノ音源がリアルである必要性が薄くなる場合があるでしょう。
基本的にはあなたの音源がどこまでピアノのリアルさに注力するかどうかで判断して良いと思います。あとは単純に音の好みもあります。
こうしたリアルさに関わる要素として、ベロシティレイヤーやラウンドロビンといった仕様も挙げられます。これらは打鍵の強さや繰り返し演奏による音の変化を再現する仕組みで、数値が大きいほどダイナミクスや演奏の自然さ、細かなニュアンスが多層的に表現されやすくなります。ただし、近年ではフィジカルモデリングや高度な補間技術により、少ないサンプル数でも非常に滑らかな表現が可能な音源や、理論上127段階すべてをカバーする設計のものも存在します。そのため、単純に数値の多さだけで品質を判断するのはあまり得策ではありません。また、レイヤー数やサンプル量が増えるほどストレージ容量やメモリ使用量、CPU負荷も大きくなる傾向があります。
また、高品質なピアノ音源を使うことで負荷が高くなり他のトラックの使用を制限される場合もあります。もちろん高品質に越したことはないですが、必ずしも高品質のものにすべきとは言い難いです。例えば、数多くのマイクポジションが設定できる高価なピアノ音源の場合、音像が遠くなることもあるためポップスなどではピアノに近いマイク以外をあまり利用しないこともあります。
注意点2. ピアノの種類に注目しよう!
- グランドピアノ:広がりがあり華やかで最も本格的なピアノサウンド
- アップライトピアノ:温かく親密なサウンド
- デジタルピアノ:均一で扱いやすい現代的なピアノサウンド
- トイピアノ:可愛らしく素朴で独特の金属感のあるチープなサウンド
- プリペアドピアノ:弦に細工を施した打楽器のような特殊サウンド
などピアノの種類も判断基準になります。
1種の高クオリティグランドピアノ音源にするのか、もしくはたくさん種類が入った豊富な音色のものを選ぶのか選択する必要が出てくる可能性もあります。
また、最近ではかなり音作りの幅が広いピアノ音源もあります。クリエイティブな音源がほしい方はその辺りも候補になるでしょう。
※プリペアドピアノとは・・・ピアノの弦に様々なものを挟んだり、乗せたりすることで打楽器よりな音色を加えたようなピアノのこと。
注意点3. ピアノ自体のモデルに注目しよう!
※Steinway D-274 1:00〜・Yamaha CFX 2:00〜・Bösendorfer Imperial 290 3:05〜
モデルとなるピアノ自体の種類もたくさんあります。
一つのプラグインメーカーからもたくさんのピアノが音源化されています。これが一番初心者の選択を難しくしている要因でもあると思います。
同じメーカーからいくつものピアノ音源が別売りされている場合、初心者では音色等の区別をすることが難しいです。
基本的にピアノの音源は以下の6つのピアノがモデルとなるものが多いです。ソフトなどによって特徴は異なりますが、それぞれのピアノがどのような特徴を持っているのかを事前に軽く抑えておけば、音源とのミスマッチを防げるかもしれません。
モデル1:Steinway & Sons(スタインウェイ&サンズ)
言わずと知れた大人気のピアノ。ほとんどのピアニストが選択するピアノで、一番ピアノ音源になっているピアノでしょう。きらびやかで抜けの良い印象があります。
モデル2:Yamaha(ヤマハ)
こちらはみなさんご存知Yamahaのピアノ。明るめの音色でソフト音源においてはアップライトピアノで音源化されることも多いですが、グランドピアノYamaha C7もよく音源化されています。
モデル3:Bösendorfer(ベーゼンドルファー)
通常の88鍵より低音部が拡張された92鍵、97鍵のピアノを製造していることで知られます。響きも豊な音が特徴です。
モデル4:Bechstein(ベヒシュタイン)
「ピアノのストラディバリウス」と呼ばれ、クラシックだけでなくセシル・テイラーやチック・コリアなどジャズピアニストにも愛されるピアノです。ジャズの複雑なコードでも濁らないサウンドが特徴です。
モデル5:Fazioli(ファツィオリ)
FazioliはイタリアのピアノメーカーでItalian Pianoと名付けられているものはFazioliでしょう。Fazioliのピアノは1年に70台しか製造されず「幻のピアノ」と呼ばれています。透明感がありながらも軽くなく芳醇な音が特徴です。
モデル6:Blüthner(ブリュートナー)
ビートルズのLet It Beでも使用されているピアノで、独特のぬくもりときらめく高音を合わせ持ちます。
注意点4. 動作環境・起動方法を必ず確認しよう
ピアノ音源はすべて同じように使えるわけではなく、起動方法や必要なソフトが製品ごとに大きく異なります。
例えば、
- スタンドアロンで単体起動できるもの:DAW不要
- DAW上でのみ動作するプラグイン形式のもの:プラグイン対応DAW必要
- Native Instruments「Kontakt Player」やUVI Workstationなど別ソフトが必要なもの:無料の別途ソフト必要
- Native Instruments「Kontakt」フルバージョンが必要で無料のPlayerバージョンでは動作しないもの:有料の別途ソフト必要
などがあります。
特に初心者の方は、必要なソフトを持っていない状態で購入してしまい、起動できないというトラブルが起こりやすいので注意が必要です。購入前には必ず「スタンドアロン対応か」「必要なホストソフトは何か」を確認しておきましょう。
2. おすすめのピアノ音源9選
ここからは、実際におすすめのピアノ音源をご紹介します。
Vienna Symphonic Library「SYNCHRON & STUDIO PIANOS」
オーケストラ制作にも対応できる多数マイクポジションピアノ音源
主な特徴
- アップライトからコンサートグランドまで幅広いモデルを収録
- 多数のマイクポジションを選択可能
- Essentials・Standard・Fullなどマイクポジション数の違うバージョンあり
- 広いステージ収録と狭いスタジオ収録の両シリーズあり
VSLが開発するSYNCHRON & STUDIO PIANOSシリーズは、数多くのマイクポジションと細かな調整機能により、非常にリアルなピアノ表現が可能な高品質音源です。
Essentials・Standard・Fullの各エディションによって利用できるマイク数が異なります。Full版では7〜11種類のマイクポジションを同時に扱うことが可能です。リリースサンプルや各ノートの細かな設定も行えるため、近距離のポップス向けサウンドから広がりのあるクラシック・映画音楽向けサウンドまで幅広く対応できます。
マイクポジション数(Standard→Full)
- Synchron Fazioli F308:5→11(Essentials 2)
- Synchron Yamaha CFX:5→10(Essentials 2)
- Synchron Concert D-274:5→11(Essentials 2)
- Synchron Boesendorfer Imperial:5→11(Essentials 2)
- Studio Concert D 1887:4→8
- Studio Bluethner 1895:4→8
- Studio Fazioli F212:4→8
- Studio Boesendorfer 280VC:4→7
- Studio Boesendorfer Upright:4→8
- Studio German Upright 1904:4→8
- Studio FX Piano:4→8
SYNCHRON PIANOSは、ステージAとステージBで収録された音源があり、ステージAの方がより広く多くのマイクポジションを利用できます。ただし、ステージAのピアノ音源もステージBのピアノ音源も音の響きは変わるものの、マイクのセッティングやリリースサンプルなどをちゃんと調整すればどちらも幅広いジャンルで利用でき、近いサウンドから遠いサウンドまで調整可能です。
ステージAで収録されたSynchron Pianos
- Synchron Fazioli F308
- Synchron Yamaha CFX
- Synchron Concert D-274
- Synchron Boesendorfer Imperial
ステージBで収録されたSynchron Pianos
狭いステージBで収録された音源は、SynchronからStudioに名前が変更されています。
- Studio Concert D 1887
- Studio Bluethner 1895
- Studio Fazioli F212
- Studio Boesendorfer 280VC
- Studio Boesendorfer Upright
- Studio German Upright 1904
- Studio FX Piano
VSLでは、無料版の「Soft Imperial」も利用できます。
<使い方・レビューなど>
Synthogy「Ivory 3」
長年プロにも支持されてきた王道のコンサートピアノ音源
主な特徴
- 昔からの定番ピアノ音源最新バージョン
- 高品質だがとても重い
昔から高品質のピアノ音源といえば、Synthogyが開発するIvory Ⅱが人気でしたが、最新バージョンIvory 3がリリースされました!
音はもちろん、機能性も格段にアップしていますがとても重いです。
Ivory 3では、ベロシティによる音色の連続的な変化が可能です。MIDI 1.0 Velocityの127値、MIDI (CC88) Velocity Extensionの16,384値、MIDI 2.0 16 bit Hi-Resolution Velocityの65,536値のいずれをコントローラーが送信しても、Ivory 3の連続ベロシティ機能により、送信する各値の音色の変化が限りなくスムーズに行われます。
Ivoryエンジンの心臓部は、独自のRGBテクノロジーに置き換えられています。RGBエンジン(Real-time Gradient Blending)は、Ivory 3の新しいリアルタイム再生とDSPテクノロジーで、リアルなサウンドを提供します。SynthogyのDSPの第一人者であるGeorge Taylorによってカスタムデザインされました。ピアノの一打一打をリアルタイムでベロシティに対応させることができます。
Ivory 3は現在、コンサートグランドとアップライトを含む4種類のモデルが用意されています。
▼表は横にスクロールできます▼
| モデル | American Concert D | German D | LE Vintage Upright | LE Modern Upright |
| ベース楽器 | 1951年製 ニューヨーク・スタインウェイD(CD 121) | ハンブルク・スタインウェイD-274 | 1914年製 Hume Upright(アメリカ製) | Yamaha U5 Upright(日本製) |
| サウンドの特徴 | 明瞭で透明感のある音色、成熟した響き | 力強い低音と歌うような高音、バランスの取れた響き | 温もりと深みのあるビンテージトーン、情感豊かな響き | 明るくクリアで芯のあるトーン、現代的で抜けの良い響き |
| 録音場所 | Françoys-Bernier Concert Hall(カナダ) | Le Domaine Forget de Charlevoix Concert Hall(カナダ) | 米国で収録(オリジナルパーツを維持した修復個体) | 米国で収録(新品同様のYamaha U5を使用) |
| 価格(通常時) | $249 | $279 | $59 | $59 |
| ストレージ要件 | 38GB | 42GB | 約5GB | 約7GB |
American Concert Dは、クリアで洗練された響きを持ち、German Dは、パワフルでダイナミックな音色を持ちます。どちらもIvory 3 RGBエンジンを搭載し、リアルタイムの音色変化や、マルチマイクの細やかなコントロールが可能です。好みの音のキャラクターに応じて選ぶのがベストでしょう。
<使い方・レビューなど>
MODARTT「Pianoteq 9」
フィジカルモデリングによる超軽量・高自由度ピアノ音源
主な特徴
- フィジカルモデリング方式による超軽量ピアノ音源
- ピアノ以外にも多彩な楽器モデルを選択可能
- 楽器同士を融合させるなど独自の音作りが可能
- マイク配置や物理パラメータを自由にカスタマイズ可能
MODARTTが開発するPianoteq 9は、通常のサンプルピアノ音源とは異なりフィジカルモデリング方式を採用した人気のピアノ音源です。
フィジカルモデリング音源は、録音されたサンプルを再生するのではなく楽器の構造や振動を仮想的にシミュレートして音を生成します。そのため他の音源では難しいレベルの細かな調整が可能で、例えばマイク位置を自由に配置したり、弦やハンマーの特性まで変更することができます。
Pianoteq 9では新しいサウンドボード(響板)モデルが導入され、ステレオ感や空間表現がさらに向上しました。演奏すると音が空間に広がりながら有機的に変化していく、自然で生きたサウンドが特徴です。また、マイクパネルが刷新され、楽器の周囲に最大8本のマイクを3D空間上に自由配置できるようになりました。これはフィジカルモデリング方式ならではの柔軟性です。
Pianoteq 9はStage・Standard・Pro・Studioの4つのエディションがあり、主に使用できるインストゥルメント数や編集機能の違いで区別されています。
インストゥルメントパックにはグランドピアノやアップライトだけでなく、ハープ、エレクトリックピアノ、歴史的鍵盤楽器なども含まれます。Pianoteq 9では新たにトリプルハープが追加され、既存のハープやエレクトリックピアノも改良されています。さらに、グランドピアノには感情的な演奏に適した「Sombre」プリセットが追加され、フェルト系サウンドやバイノーラル(立体音響)プリセットも強化されました。
フィジカルモデリングならではの機能として、楽器同士をモーフィングして独自の音色を作ることも可能です。動画ではハープシコードが最終的にSteinwayのピアノへと変化する様子が確認できます。
容量は非常に小さく約50MBで、他の大容量ピアノ音源とは対照的に軽快に動作するのも大きな魅力です。
▼表は横にスクロールできます▼
| エディション | Pianoteq 9 Stage | Pianoteq 9 Standard | Pianoteq 9 PRO | Studio Bundle |
| 価格(定価) | €139 | €269 | €399 | €929 |
| 選択できる音源数 | 2パック | 3パック | 4パック | 全パック |
| 基本機能 | EQ/ベロシティカーブ/エフェクト/リバーブ/スタンドアロン+各種プラグイン形式対応 | |||
| モデリング編集 | ー | ピアノモデル調整・高度なチューニング | 物理パラメータを音ごとに編集可能 | PROと同等 |
| マイク操作 | ー | マイク配置・ミックス可能 | 同左 | 同左 |
| 高度機能 | ー | モーフィング・レイヤー・IR読み込み | 倍音編集・最大192kHz対応 | PROと同等 |
| 付属音源 | 歴史的鍵盤楽器・ベル系などは無料で付属 | |||
<使い方・レビューなど>
Spectrasonics「Keyscape」
多彩な鍵盤楽器を収録した総合鍵盤音源
主な特徴
- 36種類以上の鍵盤楽器を収録した大規模コレクション音源
- グランド・アップライト・エレピ・ビンテージ鍵盤まで幅広く網羅
鍵盤楽器の総合音源として非常に高い知名度を誇るのが、Spectrasonicsが開発するKeyscapeです。
Trilianがベース音源の定番であるのと同様に、Keyscapeは鍵盤楽器に特化した大規模コレクション音源として位置付けられています。
収録されているのはグランドピアノだけでなく、アップライトピアノ、エレクトリックピアノ、ビンテージ鍵盤、トイピアノ、デジタルピアノなど多岐にわたり、1製品でさまざまな鍵盤サウンドに対応できるのが最大の特徴です。グランドピアノはLA Custom C7 Grand Piano(Yamaha C7をカスタムしたモデル)が収録されており、現代的で扱いやすいサウンドが特徴です。
特定のピアノだけを徹底的に再現する音源というよりも、幅広い鍵盤楽器を1つにまとめた万能型の音源といえるでしょう。
インストール時にはフルライブラリとライトライブラリを選択可能で、必要なストレージ容量はフル版で約80GB、ライト版で約30GBです。ダウンロード時にはそれ以上の空き容量が必要になるため注意してください。
<使い方・レビューなど>
IK Multimedia「Pianoverse」
ピアノ演奏とサウンドデザインを両立する新世代音源
主な特徴
- 9種類のピアノモデルを収録
- 革新的な空間ジェネレーターを搭載
- 演奏向けからシネマティック用途まで対応
PianoverseはIK Multimediaが開発した、ピアノ演奏とサウンドデザインの両方に対応したピアノ音源です。
収録されているのは、Yamaha、Steinway、Bösendorfer、Fazioliなど一流メーカーのピアノを含む全9種類のモデルで、コンサートグランドからアップライトまで幅広い音色をカバーします。MAXバージョンではすべてのモデルを使用可能で、追加されたGrand Piano Y7を含む最新ラインナップを一度に入手できます。
Pianoverseの特徴のひとつが、独自の空間ジェネレーターです。コンサートホールやスタジオだけでなく、倉庫、氷山、砂漠、さらには火星といったユニークな仮想空間にピアノを配置でき、30種類以上の空間から選択可能です。SPACEノブを操作することで響きの量を簡単に調整でき、別途リバーブを細かく設定しなくても空間的なサウンドを作ることができます。さらに、12種類のクリエイティブエフェクトやモジュレーション機能も搭載されており、映画音楽やアンビエントなどのサウンドデザイン用途にも対応します。
▶︎SONICWIRE ▶︎Plugin Boutique ▶︎Best Service ▶︎beatcloud ▶︎PluginFox ▶︎サウンドハウス ▶︎楽天 ▶︎Amazon ▶︎Rock oN ▶︎公式XLN Audio「Addictive Keys」
初心者でも扱いやすい定番ピアノ音源
主な特徴
- 価格が安く導入しやすい
- ポップスなどで扱いやすい音作り
- ピアノ2種+エレピ2種の計4モデル
XLN Audioが開発するAddictive Keysは、人気・認知度ともに非常に高い定番の鍵盤音源です。価格も他のピアノ音源と比べると安く、初めてのピアノ音源として非常に選びやすい製品と言えるでしょう。
収録モデルは、グランドピアノ・アップライトピアノ・エレクトリックピアノ・エレクトリックグランドピアノの4種類。種類が多すぎずシンプルな構成のため、初心者でも迷いにくいのが特徴です。
サウンドはスタジオ収録の近い音像で、ポップスやバンド系の楽曲にそのまま使いやすい扱いやすい音源です。読み込みも軽く、制作環境を選びにくい点も魅力でしょう。
▼表は横にスクロールできます▼
| 開発会社 | XLN Audio | |||||
| 製品名 | Addictive Keys Modern Upright | Addictive Keys Studio Grand | Addictive Keys Electric Grand | Addictive Keys Mark One | Duo Bundle | Trio Bundle |
| モデル | Yamaha Upright | Steinway Grand | Yamaha CP-80 | Rhodes Mk.I | 4種から2種選択 | 4種から3種選択 |
| 容量 | 公式非公開(比較的軽量) | |||||
| 価格(定価) | $89.95 | $89.95 | $89.95 | $89.95 | $149.95 | $179.95 |
<使い方・レビューなど>
XLN Audio Addictive Keys 一覧
▶︎Plugin Boutique ▶︎ADSR Sounds ▶︎Splice Plugins(月額払い) ▶︎PluginFox ▶︎Best Service ▶︎サウンドハウス ▶︎High Resolution ▶︎楽天 ▶︎Amazon ▶︎Rock oN ▶︎公式![]()
Toontrack「EZkeys 2」
作曲を加速させるMIDI機能付きピアノ音源
主な特徴
- ピアノが弾けなくても扱いやすい作曲支援機能を搭載
- 鍵盤楽器を中心とした豊富な拡張音源・MIDIパックあり
- EZkeys 2本体にFazioli F212グランドピアノ音源を収録
EZkeysは、Toontrackが開発する鍵盤楽器音源シリーズです。
ピアノだけでなく、エレクトリックピアノ、クラビネット、オルガン、メロトロン、シンセ系など幅広い鍵盤音源が用意されており、拡張パックによってさまざまなサウンドを追加できます。
最大の特徴は、MIDIフレーズや作曲支援ツールが充実している点です。コード入力やフレーズ生成、提案機能などを利用することで、ピアノが弾けない方でも簡単に伴奏や楽曲制作が行えます。作曲支援プラグインとピアノ音源が一体化したような感覚で使用できます。
EZkeys 2には以下の内容が含まれます。
- EZkeys 2ソフトウェア:音源の再生や編集を行うメインアプリケーション
- Core Sound Library:Fazioli F212グランドピアノを収録したSession Grand音源
- Core MIDI Library:Groovesブラウザから利用できる多数のMIDIフレーズ
- Factory Presets:収録音源用のプリセット
従来のEZkeys 1用のサウンドライブラリもEKX拡張として使用可能で、既存のKEYS MIDIパックもそのまま活用できます。今後も追加音源がリリースされる可能性があります。収録されているFazioli F212は、派手すぎないナチュラルな響きと中低域の豊かさが特徴で、ポップスから劇伴まで幅広い用途に対応できます。ピアノ音源としての扱いやすさと、作曲ツールとしての利便性を兼ね備えた製品です。
アコースティックピアノ系音源一覧
▼表は横にスクロールできます▼
| 開発会社 | Toontrack | ||||||
| 製品名 | EZkeys 2 | GRAND PIANO | STUDIO GRAND | UPRIGHT PIANO | VINTAGE UPRIGHT | SMALL UPRIGHT | CINEMATIC GRAND |
| モデル | Fazioli | Steinway | Steinway | Ostlind & Almquist | Ostlind & Almquist | August Hoffman | Bösendorfer |
| ベロシティレイヤー | 不明 | ||||||
| 容量 | 約5GB | 約500MB | 約650MB | 約500MB | 約530MB | 約400MB | 約760MB |
| 価格(定価) | 179ユーロ(アップグレード99ユーロ) | 89ユーロ(EKX拡張パック) | |||||
<使い方・レビューなど>
Soniccouture「THE HAMMERSMITH」(無料版あり)
Steinway Dを丁寧に収録した自然派ピアノ音源
主な特徴
- Steinway Model Dを英国の高級スタジオで収録
- 6マイクポジション・21ベロシティレイヤー
- 無料版とPro版を用意
- Kontakt Player(無料版)対応
Soniccoutureが開発するThe Hammersmithは、Steinway Model Dを収録した高品位なコンサートグランド音源です。
録音は西ロンドンの高級スタジオ「British Grove」で行われており、広い空間と高い天井による非常にクリアで純粋な響きが特徴です。6種類のマイクポジションを使用した収録により、演奏者視点の近い音からホール感のある広がりまで細かく調整できます。
音の傾向としては派手さよりも自然さや透明感が強く、クラシックや映画音楽、ソロ演奏などに向いた落ち着いたサウンドです。粒立ちが良く、一音一音がはっきりと前に出るため、他の音源と比較しても存在感があります。
The Hammersmithには有料のPro版と無料で使用できるFree版が用意されており、まずは無料版で音を確認できるのも大きな利点です。
どちらのバージョンもNative Instruments「Kontakt」および無料のKontakt Player(6.2以降)で動作します。
▼表は横にスクロールできます▼
| 開発会社 | Soniccouture | |
| 製品名 | THE HAMMERSMITH FREE | THE HAMMERSMITH PROFESSIONAL |
| モデル | Steinway Model D | Steinway Model D |
| ベロシティレイヤー | 21 | 21 |
| 容量 | 約4.8GB | 約52GB |
| 価格(定価) | 無料 | $199 |
<使い方・レビューなど>
MeldaProduction「Meldway Grand」
40GB級ながら低価格で入手可能な本格音源
主な特徴
- Steinway Model Dをサンプリングしたグランドピアノ音源
- 7ステレオマイクによる柔軟な音作りが可能
- 豊富なエフェクトとクリエイティブ機能を搭載
- MSoundFactory(Player含む)上で動作
Meldway Grandは、MeldaProductionが開発したSteinway Model Dを収録したグランドピアノ音源です。動作にはMSoundFactory、MSoundFactory LE、または無料のMSoundFactory Playerが必要になります。
MSoundFactoryまたはMSoundFactory LEを所有している場合は追加費用なしで利用できるほか、単体でも購入可能です。セール時には千円台まで価格が下がることもあり、約40GBの大容量ライブラリを備えた本格的なピアノ音源としては非常に高いコストパフォーマンスを誇ります。
7つのステレオマイクを使用した多彩なマイクポジションを備えており、演奏者に近いタイトなサウンドから広がりのある空間的な響きまで柔軟に調整できます。
3. ピアノ音源最新セール情報まとめ
ピアノ音源は、ブラックフライデーのみならずセールを行うものがあります。
※セール価格は為替などの影響もあり常に変化します。最安値が更新される場合もありますのでご注意ください。
ピアノ音源最新セール情報まとめ
ピアノ音源の最新のセール情報は、以下の記事を毎日更新してまとめています。是非参考にしてください。
VSL「SYNCHRON & STUDIO PIANOS」セール情報
VSL製品は、ブラックフライデーのみならずセールで安くなる場合があります。
SYNCHRON PIANOSも対象になる場合がありますが、そこまで多くない印象があります。
Synthogy「Ivory 3」セール情報
Ivory3は、割引率はそこまで高くありませんがたまにセールを行います。
前回バージョンIvory Ⅱは、古い音源ということもあり価格がどんどん落ちています。
MODARTT「Pianoteq 9」セール情報
MODARTT製品も、割引率はそこまで高くないですがセールで安くなる場合があります。
ブラックフライデーはもちろん、他のタイミングでもセールになります。アップグレードなども対象になることがあります。
XLN Audio「Addictive Keys」セール情報
XLN Audio製品は、ブラックフライデーのみならずセールで安くなる場合があります。
Addictive Keysシリーズは、最大で50%〜60%OFFほどで購入できます。
Toontrack「EZkeys」セール情報
Toontrack製品は、ブラックフライデーのみならずセールで安くなる場合があります。
バージョン1では激安セールになることもありました。バージョン2も同様にセールが開催されています。
Soniccouture「THE HAMMERSMITH」セール情報
Soniccouture製品は、ブラックフライデーのみならずセールで安くなる場合があります。
THE HAMMERSMITHもセールの対象になる場合があります。ブラックフライデーなどでは50%OFFの半額セールになっていました。
MeldaProduction「Meldway Grand」セール情報
MeldaProductionは、毎週4製品セールやその他セールなど頻繁に割引されます。
Meldway Grandは最安値で千円台程度で購入できるタイミングがあります。
IK Multimedia「Pianoverse」
IK Multimediaは、頻繁にセールを行います。Pianoverse各製品やバンドルのMAXバージョンもセールの対象となり、それら以外のIK Multimedia製品を含むバンドルが激安で手に入る場合もあります。
Spectrasonics「Keyscape」セール情報
Keyscapeは、販売店によっては在庫限り特価でかなり安く手に入れることができる場合がありますが、定期的なセールは開催していません。
4. おすすめの無料で使えるフリーピアノ音源まとめ
上記で紹介した
- Soniccouture「THE HAMMERSMITH」
- VSL「Soft Imperial」
が無料でも利用できますが、他にもおすすめの無料で利用可能なピアノ音源があります。
フリーピアノ音源一覧やおすすめ
無料で使えるフリーピアノソフト音源のおすすめやまとめは以下の記事を参考にしてください。
まとめ
ピアノ音源は、製品ごとに音のキャラクターや用途、操作性、必要な動作環境などが大きく異なります。
リアルな演奏表現を重視した高品質な音源から、軽量で扱いやすいもの、サウンドデザインにも対応したものまで幅広く存在するため、自分の制作スタイルや楽曲に合った音源を選ぶことが何より重要です。
また、必ずしも高価な音源が最適とは限らず、ジャンルによっては軽量な音源や無料音源の方が扱いやすく結果的に良い仕上がりになることもあります。
今回紹介した音源はいずれもDTMで広く使用されている定番または高評価の製品ばかりです。用途や予算、求めるサウンドを基準に比較しながら、自分に最適なピアノ音源を見つけてみてください。
もし迷った場合は、まず無料版や体験版があるものから試してみるのもおすすめです。実際に触れてみることで、スペック表やレビューだけでは分からない「弾き心地」や「音の好み」が見えてきます。
あなたの楽曲制作に最適なピアノ音源選びの参考になれば幸いです。
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